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技術 表示装置の駆動回路

出願人 シャープ株式会社
発明者 井上正巳小坂伸也
出願日 1993年2月22日 (27年10ヶ月経過) 出願番号 1993-032037
公開日 1994年9月9日 (26年3ヶ月経過) 公開番号 1994-250601
状態 特許登録済
技術分野 液晶6(駆動) 液晶6(駆動) 液晶表示装置の制御 陰極線管以外の表示装置の制御
主要キーワード ライン制御信号 占有期間 偶数列目 奇数列目 ブロック回路 水平ライン期間 スイッチングパルス 表示画
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図面 (8)

目的

1台の駆動回路で複数の駆動方式を制御できる表示装置の駆動回路を提供する。

構成

選択回路5で駆動方式に応じた制御信号PCを生成し切換回路6に供給し、端子ア−エ、イ−ウ間の一方と端子イ−オ、ウ−オ間のいずれか一方を導通させる。これにより映像信号V1,V2を構成する各絵素信号極性を自由に選択し切り換えて映像信号Sa,Sbを生成する。端子エ或はオからサンプリング回路Samを通してホールド回路Hに映像信号Sa或はSbの絵素信号が与えられ保持される。スイッチ部Swはホールド回路HとソースラインSLを導通させる。1ライン期間中前半は奇数行目の、後半は偶数行目ゲートラインオンされ、絵素GA1〜GAn,GB1〜GBnは絵素信号a1〜an,b1〜bnをとりこむ。

概要

背景

従来の液晶表示装置駆動回路の構成を示すブロック回路図を図2に示し説明する。図2において制御部1は、クロック信号同期信号などの各種信号SALLを取り込む。制御部1は各種信号SALL に基づいてサンプリングパルスPSA、ホールドパルスPHO、スイッチングパルスPT 及びライン制御信号PH を生成しこれらをそれぞれ、ソースドライバ2のサンプリング部Sam、ホールド部H、スイッチ部Sw及びゲートドライバ4に供給する。

正負極性反転している映像信号V1(以下「+極性」とする)、V2(以下「−極性」とする)が、外部から端子T3、T4に与えられる。 この映像信号V1、V2は、一般にテレビオーディオビデオ等によって動画像再生するためのものである。端子T3からサンプリング部Samのサンプリング回路Sa1、…、Sai、…、Sanに映像信号V1が与えられる。端子T4からサンプリング部Samのサンプリング回路Sb1、…、Sbi、…、Sbnに映像信号V2が与えられる。

サンプリング回路Sa1、Sb1、…、Sai、Sbi、…、San、Sbnは、サンプリングパルスPSAに従って順次、1水平ライン期間内において時系列的に並ぶ映像信号V1、V2の絵素信号A1 、B1 、…、Ai 、Bi 、…、An 、Bn をそれぞれ保持しサンプリングする。

1水平ライン期間が終了し上記サンプリング動作が完了したあとホールドパルスPHOが立ち上がったとき、ホールド部Hのホールド回路Ha1、Hb1、…、Hai、Hbi、…、Han、Hbnは、サンプリング回路Sa1、Sb1、…、Sai、Sbi、…、San、Sbnから絵素信号A1 、B1 、…、Ai 、Bi 、…、An 、Bn を取り込み保持する。

スイッチ部Swは、スイッチングパルスPT に従って、端子カ−ク間すべてが同時に導通するか又は端子キ−ク間すべてが同時に導通する状態を切り換えることにより、ホールド回路Ha1、…、Hai、…、Hanあるいはホールド回路Hb1、…、Hbi、…、Hbnのいずれか一方を出力部Eの出力バッファE1 、…、Ei 、…、En とそれぞれ導通させる。具体的には、1ライン期間のうちその前半の期間に奇数行目ゲートラインA、C、…がオン状態になるとき端子カ−ク間すべてが同時に導通し、1ライン期間のうちその後半の期間に偶数行目のゲートラインB、D、…がオン状態になるとき端子キ−ク間すべてが同時に導通する。

出力部Eの出力バッファE1 、…、Ei 、…、En は、絵素信号A1 、B1 、…、Ai 、Bi 、…、An 、Bn のうちスイッチ部Swによって選択されてホールド部Hから与えられたものを増幅して、ソースラインSL1、…、SLi、…、SLnにそれぞれ供給する。

表示パネル3において、視認方向7から見て上から順にゲートラインA、B、C、D、…が配されている。n個の絵素GA1、…、GAi、…、GAnが、ゲートラインA上で視認方向7から見て左から順に配され、ソースラインSL1、…、SLi、…、SLnから絵素信号の供給をそれぞれ受ける。同様にn個の絵素GB1、…、GBi、…、GBnが、ゲートラインB上で視認方向7から見て左から順に配され、ソースラインSL1、…、SLi、…、SLnから絵素信号の供給をそれぞれ受ける。n個の絵素GC1、…、GCi、…、GCnが、ゲートラインC上で視認方向7から見て左から順に配され、ソースラインSL1、…、SLi、…、SLnから絵素信号の供給をそれぞれ受ける。n個の絵素GD1、…、GDi、…、GDnが、ゲートラインD上で視認方向7から見て左から順に配され、ソースラインSL1、…、SLi、…、SLnから絵素信号の供給をそれぞれ受ける。その他のゲートラインにおいても同様に絵素が配されている。

1ライン期間においてその前半の期間中にゲートラインAがオンされるのでn個の絵素GA1、…、GAi、…、GAnは絵素信号A1 、…、Ai 、…、An を取り込み、1ライン期間においてその後半の期間中にゲートラインBがオンされるのでn個の絵素GB1、…、GBi、…、GBnは絵素信号B1 、…、Bi 、…、Bnを取り込む。以後、この動作を繰り返して、全絵素は絵素信号を取り込む。従って、奇数行目のゲートラインA、C、…上では映像信号V1による画像が再生され、偶数行目のゲートラインB、D、…上では映像信号V2による画像が再生される。

このようにして再生されたライン反転駆動による画像を図4に示す。同図において、奇数行目のゲートラインA、CとソースラインSLi、SLi+1、SLi+2、SLi+3の交差する箇所に配されている絵素GAi、GAi+1、GAi+2、GAi+3、GCi、GCi+1、GCi+2、GCi+3は「−」極性の映像信号V1の絵素信号を取り込んでいるので、その図中に「−」と記している。一方、偶数行目のゲートラインB、DとソースラインSLi、SLi+1、SLi+2、SLi+3の交差する箇所に配されている絵素GBi、GBi+1、GBi+2、GBi+3、GDi、GDi+1、GDi+2、GDi+3は「+」極性の映像信号V2の絵素信号を取り込んでいるので、その図中に「+」と記している。

概要

1台の駆動回路で複数の駆動方式を制御できる表示装置の駆動回路を提供する。

選択回路5で駆動方式に応じた制御信号PCを生成し切換回路6に供給し、端子ア−エ、イ−ウ間の一方と端子イ−オ、ウ−オ間のいずれか一方を導通させる。これにより映像信号V1,V2を構成する各絵素信号の極性を自由に選択し切り換えて映像信号Sa,Sbを生成する。端子エ或はオからサンプリング回路Samを通してホールド回路Hに映像信号Sa或はSbの絵素信号が与えられ保持される。スイッチ部Swはホールド回路HとソースラインSLを導通させる。1ライン期間中前半は奇数行目の、後半は偶数行目のゲートラインがオンされ、絵素GA1〜GAn,GB1〜GBnは絵素信号a1〜an,b1〜bnをとりこむ。

目的

本発明は、このような問題点を解決し、1台の駆動回路で複数の駆動方式いずれによっても制御することのできる表示装置の駆動回路を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

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請求項1

第1、第2映像信号絵素信号ごとにそれぞれ保持する第1、第2保持手段を備え、ゲートラインソースラインとが交差する箇所に複数の絵素マトリクス状に配した表示パネル映像再生するため、オン状態となる前記ゲートラインが奇数番目偶数番目のときそれぞれ、第1保持手段、第2保持手段の各絵素信号を各ソースラインを介してオンしているゲートライン上の各絵素に与える表示装置駆動回路において、極性反転する2つの映像信号を所定時間ごとに選択して前記第1、第2映像信号を形成する切換回路と、前記表示パネルの駆動方式を選択する駆動方式選択手段と、前記駆動方式選択手段によって選択された駆動方式に基づいて前記切換回路の時間単位を決める手段と、を具備することを特徴とする表示装置の駆動回路。

技術分野

0001

本発明は、液晶表示装置エレクトロルミネッセンス表示装置プラズマディスプレイ等のマトリクス型表示装置駆動回路に関するもので、特に映像信号の制御を行う制御装置により駆動方式切り換える駆動回路に関するものである。

背景技術

0002

従来の液晶表示装置の駆動回路の構成を示すブロック回路図を図2に示し説明する。図2において制御部1は、クロック信号同期信号などの各種信号SALLを取り込む。制御部1は各種信号SALL に基づいてサンプリングパルスPSA、ホールドパルスPHO、スイッチングパルスPT 及びライン制御信号PH を生成しこれらをそれぞれ、ソースドライバ2のサンプリング部Sam、ホールド部H、スイッチ部Sw及びゲートドライバ4に供給する。

0003

正負極性反転している映像信号V1(以下「+極性」とする)、V2(以下「−極性」とする)が、外部から端子T3、T4に与えられる。 この映像信号V1、V2は、一般にテレビオーディオビデオ等によって動画像再生するためのものである。端子T3からサンプリング部Samのサンプリング回路Sa1、…、Sai、…、Sanに映像信号V1が与えられる。端子T4からサンプリング部Samのサンプリング回路Sb1、…、Sbi、…、Sbnに映像信号V2が与えられる。

0004

サンプリング回路Sa1、Sb1、…、Sai、Sbi、…、San、Sbnは、サンプリングパルスPSAに従って順次、1水平ライン期間内において時系列的に並ぶ映像信号V1、V2の絵素信号A1 、B1 、…、Ai 、Bi 、…、An 、Bn をそれぞれ保持しサンプリングする。

0005

1水平ライン期間が終了し上記サンプリング動作が完了したあとホールドパルスPHOが立ち上がったとき、ホールド部Hのホールド回路Ha1、Hb1、…、Hai、Hbi、…、Han、Hbnは、サンプリング回路Sa1、Sb1、…、Sai、Sbi、…、San、Sbnから絵素信号A1 、B1 、…、Ai 、Bi 、…、An 、Bn を取り込み保持する。

0006

スイッチ部Swは、スイッチングパルスPT に従って、端子カ−ク間すべてが同時に導通するか又は端子キ−ク間すべてが同時に導通する状態を切り換えることにより、ホールド回路Ha1、…、Hai、…、Hanあるいはホールド回路Hb1、…、Hbi、…、Hbnのいずれか一方を出力部Eの出力バッファE1 、…、Ei 、…、En とそれぞれ導通させる。具体的には、1ライン期間のうちその前半の期間に奇数行目ゲートラインA、C、…がオン状態になるとき端子カ−ク間すべてが同時に導通し、1ライン期間のうちその後半の期間に偶数行目のゲートラインB、D、…がオン状態になるとき端子キ−ク間すべてが同時に導通する。

0007

出力部Eの出力バッファE1 、…、Ei 、…、En は、絵素信号A1 、B1 、…、Ai 、Bi 、…、An 、Bn のうちスイッチ部Swによって選択されてホールド部Hから与えられたものを増幅して、ソースラインSL1、…、SLi、…、SLnにそれぞれ供給する。

0008

表示パネル3において、視認方向7から見て上から順にゲートラインA、B、C、D、…が配されている。n個の絵素GA1、…、GAi、…、GAnが、ゲートラインA上で視認方向7から見て左から順に配され、ソースラインSL1、…、SLi、…、SLnから絵素信号の供給をそれぞれ受ける。同様にn個の絵素GB1、…、GBi、…、GBnが、ゲートラインB上で視認方向7から見て左から順に配され、ソースラインSL1、…、SLi、…、SLnから絵素信号の供給をそれぞれ受ける。n個の絵素GC1、…、GCi、…、GCnが、ゲートラインC上で視認方向7から見て左から順に配され、ソースラインSL1、…、SLi、…、SLnから絵素信号の供給をそれぞれ受ける。n個の絵素GD1、…、GDi、…、GDnが、ゲートラインD上で視認方向7から見て左から順に配され、ソースラインSL1、…、SLi、…、SLnから絵素信号の供給をそれぞれ受ける。その他のゲートラインにおいても同様に絵素が配されている。

0009

1ライン期間においてその前半の期間中にゲートラインAがオンされるのでn個の絵素GA1、…、GAi、…、GAnは絵素信号A1 、…、Ai 、…、An を取り込み、1ライン期間においてその後半の期間中にゲートラインBがオンされるのでn個の絵素GB1、…、GBi、…、GBnは絵素信号B1 、…、Bi 、…、Bnを取り込む。以後、この動作を繰り返して、全絵素は絵素信号を取り込む。従って、奇数行目のゲートラインA、C、…上では映像信号V1による画像が再生され、偶数行目のゲートラインB、D、…上では映像信号V2による画像が再生される。

0010

このようにして再生されたライン反転駆動による画像を図4に示す。同図において、奇数行目のゲートラインA、CとソースラインSLi、SLi+1、SLi+2、SLi+3の交差する箇所に配されている絵素GAi、GAi+1、GAi+2、GAi+3、GCi、GCi+1、GCi+2、GCi+3は「−」極性の映像信号V1の絵素信号を取り込んでいるので、その図中に「−」と記している。一方、偶数行目のゲートラインB、DとソースラインSLi、SLi+1、SLi+2、SLi+3の交差する箇所に配されている絵素GBi、GBi+1、GBi+2、GBi+3、GDi、GDi+1、GDi+2、GDi+3は「+」極性の映像信号V2の絵素信号を取り込んでいるので、その図中に「+」と記している。

発明が解決しようとする課題

0011

上述のように、従来の駆動回路は例えばライン反転駆動だけしか対応できないので、他の駆動方式で駆動する場合、駆動方式ごとに専用の制御装置を持つ駆動回路を設計しなければならず、その製造原価が大きくなるという問題点が生じる。更に、駆動方式を変更する際にその専用の駆動回路に取り換える手間もかかる。

0012

本発明は、このような問題点を解決し、1台の駆動回路で複数の駆動方式いずれによっても制御することのできる表示装置の駆動回路を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

上記目的を達成するため、本発明の表示装置の駆動回路は、第1、第2映像信号を絵素信号ごとにそれぞれ保持する第1、第2保持手段を備え、ゲートライン、ソースラインとが交差する箇所に複数の絵素をマトリクス状に配した表示パネルに映像を再生するため、オン状態となる前記ゲートラインが奇数番目偶数番目のときそれぞれ、第1保持手段、第2保持手段の各絵素信号を各ソースラインを介してオンしているゲートライン上の各絵素に与えるものであって、極性が反転する2つの映像信号を所定時間ごとに選択して前記第1、第2映像信号を形成する切換回路と、前記表示パネルの駆動方式を選択する駆動方式選択手段と、前記駆動方式選択手段によって選択された駆動方式に基づいて前記切換回路の時間単位を決める手段と、を具備することを特徴とする。

0014

このようにすると、第1、第2映像信号の各々を構成する各絵素信号の極性を自由に選択し切り換えることができる。液晶表示装置においてはその駆動方式に応じてモードを切換え、第1、第2映像信号の各々を構成する各絵素信号の極性を駆動方式に一致させて選択し切り換えることができる。

0015

本発明を実施した液晶表示装置の駆動回路について図示に基づいて説明する。本発明を実施した液晶表示装置の駆動回路の構成を示すブロック回路図を図1に示す。図1において、図2に示し従来例として説明した箇所には同じ符号を付し説明を省略する。また、信号PA 、PB の組合せにより選択回路5が選択する駆動方式の表を図3に示す。

0016

図3に示すように選択回路5は、信号PA 、PB がいずれも”Low”レベルLであるときライン反転駆動のモードを選択し、信号PA が”Low”レベルLで信号PB が”High”レベルHであるときドット・ライン反転駆動のモードを選択し、信号PA が”High”レベルHで信号PB が”Low”レベルLであるときドット反転駆動のモードを選択し、或いは信号PA 、PB がいずれも”High”レベルHであるとき1フィールド反転駆動のモードを選択する。

0017

図1において、選択回路5は端子T1、T2を介して外部から信号PA 、PBを取り込む。信号PA 、PB の組合せにより前述の通り選択した駆動方式のモードにおいて、制御部1から与えられる制御信号PD に従って制御信号PC を生成し切換回路6に供給する。尚、制御信号PD はサンプリングパルスPSAに同期して生成され、ソースドライバ2の動作状態を伝達する。

0018

切換回路6の各端子T3、T4には、極性が反転している映像信号V1、V2がそれぞれ供給される。つまり、映像信号V1は絵素信号A1 、…、Ai 、…、An を時系列的に並べたものであり、映像信号V2も絵素信号B1 、…、Bi 、…、Bn を時系列的に並べたものであるが、絵素信号A1とB1、…、Ai とBi 、…、An とBn はそれぞれ電圧レベルの正負が反転しているものの絶対値をとれば全く同じ信号となっている。各絵素信号A1 、…、Ai 、…、An 、B1、…、Bi 、…、Bn の時間軸占有期間は等しいのでこれを本実施例では以下1ドット期間とすると、1ゲートライン上にn個の絵素が配されているので、1ドット期間のn倍が1ライン期間に等しくなる。

0019

切換回路6は、制御信号PC に基づいてドット期間単位で、端子ア−エ間または端子イ−エ間のいずれか一方と、端子イ−オ間または端子ウ−オ間のいずれか一方を導通させるようにスイッチングを行い、映像信号V1、V2の絵素信号(A1 、B1 )の一方を端子エに他方を端子オに与え、…、映像信号V1、V2の絵素信号(Ai 、Bi )の一方を端子エに他方を端子オに与え、…、映像信号V1、V2の絵素信号(An 、Bn )の一方を端子エに他方を端子オに与えることにより、端子エ、オに映像信号Sa、Sbを生成する。

0020

便宜上、映像信号Saの絵素信号をa1 、…、ai 、…、an とし、映像信号Sbの絵素信号をb1 、…、bi 、…、bn として以下説明する。従って、絵素信号(a1、b1)の組合せは、絵素信号(A1、B1)又は(B1、A1)の2通りの組合せのうちいずれかとなり、他においても同様となる。

0021

端子エからサンプリング部Samのサンプリング回路Sa1、…、Sai、…、Sanに映像信号Saが与えられる。端子オからサンプリング部Samのサンプリング回路Sb1、…、Sbi、…、Sbnに映像信号Sbが与えられる。サンプリング回路Sa1、Sb1、…、Sai、Sbi、…、San、Sbnは、サンプリングパルスPSAに従って順次、1水平ライン期間内において映像信号Sa、Sbの絵素信号a1 、b1 、…、ai 、bi 、…、an 、bn をそれぞれ保持しサンプリングする。

0022

1水平ライン期間が終了し上記サンプリング動作がすべて完了したあとホールドパルスPHOが立ち上がったとき、ホールド部Hのホールド回路Ha1、Hb1、…、Hai、Hbi、…、Han、Hbnは、サンプリング回路Sa1、Sb1、…、Sai、Sbi、…、San、Sbnから絵素信号a1 、b1 、…、ai 、bi 、…、an 、bnを一斉に取り込み保持する。

0023

スイッチ部Swにおいて、1ライン期間のうちその前半の期間に奇数行目のゲートラインAがオン状態になるとき端子カ−ク間すべてが同時に導通し、絵素信号a1 、…、ai 、…、an はそれぞれ、ホールド回路Ha1、…、Hai、…、Hanから出力部Eの出力バッファE1 、…、Ei 、…、En を介してソースラインSL1、…、SLi、…、SLnにそれぞれ供給され、n個の絵素GA1、…、GAi、…、GAnに取り込まれる。

0024

1ライン期間のうちその後半の期間に偶数行目のゲートラインBがオン状態になるとき端子キ−ク間すべてが同時に導通し、絵素信号b1 、…、bi 、…、bnはそれぞれ、ホールド回路Hb1、…、Hbi、…、Hbnを介してソースラインSL1、…、SLi、…、SLnにそれぞれ供給され、n個の絵素GB1、…、GBi、…、GBnに取り込まれる。以後、この動作を繰り返して、全絵素は絵素信号を取り込む。従って、奇数行目のゲートラインA、C、…上では映像信号Saによる画像が再生され、偶数行目のゲートラインB、D、…上では映像信号Sbによる画像が再生される。

0025

このようにして再生されたライン反転駆動、ドット・ライン反転ドット反転、1フィールド反転による画像を図4図5図6図7にそれぞれ示す。図4図5図6図7において、奇数行目のゲートラインA、CとソースラインSLi、SLi+1、SLi+2、SLi+3の交差する箇所に配されている絵素GAi、GAi+1、GAi+2、GAi+3、GCi、GCi+1、GCi+2、GCi+3には、映像信号Saの絵素信号が与えられている。偶数行目のゲートラインB、DとソースラインSLi、SLi+1、SLi+2、SLi+3の交差する箇所に配されている絵素GBi、GBi+1、GBi+2、GBi+3、GDi、GDi+1、GDi+2、GDi+3映像信号Sbの絵素信号が与えられている。もともと「−」極性の映像信号V1の絵素信号であったものが与えられた絵素には「−」を記し、もともと「+」極性の映像信号V2の絵素信号であったものが与えられた絵素には「+」を記している。

0026

ライン反転駆動のモードが選択されているときは、常時端子ア−エ間と端子イ−オ間を導通させる。これにより、次の(1)式のように映像信号Sa、Sbはそれぞれ映像信号V1、V2となり、図4に示すように奇数行目のゲートラインA、C、…上では「−」極性の映像信号V1の絵素信号により画像が再生され、偶数行目のゲートラインB、D、…上では「+」極性の映像信号V2の絵素信号により画像が再生される。
Sa=(a1 、…、ai 、…、an )=(A1 、…、Ai 、…、An )=V1
Sb=(b1 、…、bi 、…、bn )=(B1 、…、Bi 、…、Bn )=V2
…(1)

0027

ドット・ライン反転駆動のモードが選択されているときは、端子ア−エ間及び端子イ−オ間を導通させる状態と、端子イ−エ間及び端子ウ−オ間を導通させる状態とをドット期間ごとに切り換える。これにより、映像信号Sa、Sbは次の(2)式のようになり、図5に示すように奇数行かつ奇数列の絵素GAi、GAi+2、GCi、GCi+2及び偶数行かつ偶数列の絵素GBi+1、GBi+3、GDi+1、GDi+3では「−」極性の映像信号V1の絵素信号により画像が再生され、奇数行かつ偶数列の絵素GAi+1、GAi+3、GCi+1、GCi+3及び偶数行かつ奇数列の絵素GBi、GBi+2、GDi、GDi+2では「+」極性の映像信号V2の絵素信号により画像が再生される。
Sa=(a1 、a2 、…、ai-1 、ai 、…、an-1 、an )
=(A1 、B2 、…、Ai-1 、Bi 、…、An-1 、Bn )
Sb=(b1 、b2 、…、bi-1 、bi 、…、bn-1 、bn )
=(B1 、A2 、…、Bi-1 、Ai 、…、Bn-1 、An )
…(2)

0028

ドット反転駆動のモードが選択されているときは、端子ア−エ間及び端子ウ−オ間を導通させる状態と、端子イ−エ間及び端子イ−オ間を導通させる状態とをドット期間ごとに切り換える。これにより、映像信号Sa、Sbは次の(3)式のようになり、図6に示すように奇数列目のソースラインSLi、SLi+2、…上では「−」極性の映像信号V1の絵素信号により画像が再生され、偶数列目のソースラインSLi+1、SLi+3、…上では「+」極性の映像信号V2の絵素信号により画像が再生される。
Sa=(a1 、a2 、…、ai-1 、ai 、…、an-1 、an )
=(A1 、B2 、…、Ai-1 、Bi 、…、An-1 、Bn )
Sb=(b1 、b2 、…、bi-1 、bi 、…、bn-1 、bn )
=(A1 、B2 、…、Ai-1 、Bi 、…、An-1 、Bn )
…(3)

0029

1フィールド反転駆動のモードが選択されているときは、1フィールド期間中、端子ア−エ間と端子ウ−オ間を導通させる。これにより、次の(4)式のように映像信号Sa、Sbはいずれも映像信号V1となり、図7に示すように全画面上では「−」極性の映像信号V1の絵素信号により画像が再生される。さらに次の1フィールド期間中には、端子イ−エ間と端子イ−オ間を導通させる。これにより、次の(5)式のように映像信号Sa、Sbはいずれも映像信号V2となり、図示はしないが全画面上では「+」極性の映像信号V2の絵素信号により画像が再生される。
Sa=(a1 、…、ai 、…、an )=(A1 、…、Ai 、…、An )=V1
Sb=(b1 、…、bi 、…、bn )=(A1 、…、Ai 、…、An )=V1
…(4)
Sa=(a1 、…、ai 、…、an )=(B1 、…、Bi 、…、Bn )=V2
Sb=(b1 、…、bi 、…、bn )=(B1 、…、Bi 、…、Bn )=V2
…(5)

0030

尚、上述の本実施例では選択回路5により選択する駆動方式を簡単のため4つとしたが、例えばライン・フィールド反転駆動、ドット・フィールド反転駆動等他の駆動方式をも制御できるように制御できる駆動方式の数を増やしてもよい。

0031

また、2つの映像信号(上記映像信号Sa、Sb)を絵素信号ごとにそれぞれ保持する2つの第1保持手段(上記ホールド回路Ha1、…、Hai、…、Han側のソースドライバ2)、及び第2保持手段(上記ホールド回路Hb1、…、Hbi、…、Hbn側のソースドライバ2)を備え、ゲートライン(上記ゲートラインA、B、C、D、…)、ソースライン(上記ソースラインSL1、…、SLi、…、SLn)とが交差する箇所に複数の絵素をマトリクス状に配した表示パネルに画像を再生するため、オン状態となる前記ゲートラインが奇数番目、偶数番目のときそれぞれ、第1保持手段、第2保持手段の各絵素信号を各ソースラインを介してオンしているゲートライン上の各絵素に与える表示装置であれば、液晶による表示装置とは限らず他の手段による表示装置でもよい。

発明の効果

0032

以上説明したように、本発明によれば、第1、第2保持手段に保持される第1、第2映像信号の各々を構成する各絵素信号の極性を自由に選択し切り換えることができるので、表示画面の各絵素の極性を自由に選択し切り換えることが可能となる。これにより、表示画面の各絵素の極性の組合せごとに専用の駆動回路を設計並びに製造するような、工程の複雑化と原価増を防止できる。

0033

液晶表示装置の場合、その駆動方式に応じてモードを切換え、そのモードに応じて表示画面の各絵素の極性を選択し切り換えることが可能となる。これにより、駆動方式ごとに専用の駆動回路を設計並びに製造して組み合わせるような、工程の複雑化と原価の増加を防ぐことができる。さらに、表示パネルのパターン形成時に生じる表示不具合対処できる最適の駆動方式のモードに容易に切換えることができる。

図面の簡単な説明

0034

図1本発明を実施した液晶表示装置の駆動回路の構成を示すブロック回路図。
図2従来の液晶表示装置の駆動回路の構成を示すブロック回路図。
図3選択回路が選択する駆動方式の表を示す図。
図4ライン反転駆動による画像を示す図。
図5ドット・ライン反転駆動による画像を示す図。
図6ドット反転駆動による画像を示す図。
図71フィールド反転駆動による画像を示す図。

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0035

1 制御部
2ソースドライバ
Samサンプリング部
Sa1、…、Sai、…、Sanサンプリング回路
Sb1、…、Sbi、…、Sbn サンプリング回路
Hホールド部
Ha1、…、Hai、…、Hanホールド回路
Hb1、…、Hbi、…、Hbn ホールド回路
Sw スイッチ部
E 出力部
E1 、…、Ei 、…、En出力バッファ
SL1、…、SLi、…、SLnソースライン
SLi+1、SLi+2、SLi+3 ソースライン
A、B、C、D、…ゲートライン
3表示パネル
GA1、…、GAi、…、GAn絵素
GAi+1、GAi+2、GAi+3 絵素
GB1、…、GBi、…、GBn 絵素
GBi+1、GBi+2、GBi+3 絵素
GC1、…、GCi、…、GCn 絵素
GCi+1、GCi+2、GCi+3 絵素
GD1、…、GDi、…、GDn 絵素
GDi+1、GDi+2、GDi+3 絵素
+、−極性
ライン反転駆動
ドット・ライン反転駆動
ドット反転駆動
1フィールド反転駆動
L ”Low”レベル
H ”High”レベル
4ゲートドライバ
5選択回路
6 切換回路
7視認方向
T1端子
T2 端子
T3 端子
T4 端子
ア〜ク 端子
SALL各種信号
PA 信号
PB 信号
PC制御信号
PD 制御信号
PSAサンプリングパルス
PHOホールドパルス
PTスイッチングパルス
PHライン制御信号
V1映像信号
V2 映像信号
Sa 映像信号
Sb 映像信号
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b1 、…、bi 、…、bn 絵素信号

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