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目的

転写メモリによる濃度段差のない画像を得ることができ、又、像担持体として表面保護層を有するOPC感光体を使用した場合であっても、簡単な構成で使用することができるために感光体摩耗を防止することができ、感光体の交換間隔延ばすことのできる画像形成装置を提供する。

構成

感光ドラム1の周長記録材担持シート5fの周長の比を1対1とする。

概要

背景

従来、例えば電子写真法を用いてカラー画像を得るには多くの画像形成装置が提案されている。一つの方式として、像担持体である、OPC(有機光導電体)、Se、a−Siなどの感光層を有する電子写真感光ドラム上に、原画像色分解信号に応じた潜像形成を行い着色トナーにより現像可視化し、現像の都度、記録材担持体担持された記録材転写して多色トナー像を形成した後、記録材上のトナー像を定着してカラーコピーを得る画像形成装置がある。図3に、このようなカラー画像形成装置の一例を示す。

本例において、カラー画像形成装置は、像担持体である感光ドラム1が矢印方向に回転自在に担持され、該感光ドラム1の周りにはコロナ帯電器2、光学系3、現像装置4、転写装置5、クリーニング器6が配置される。

光学系3は、原稿走査部と色分解フィルタからなり、色分解された光像、又はこれに相当する光像Eを感光ドラム1に照射する、例えばレーザビーム露光装置である。

帯電器2により一様に帯電された感光ドラム1に、各分解色ごとに光像Eをイメージスキャン照射し、潜像を形成する。現像装置4は回転現像器とされ、中心軸4bの周りに4個の現像器、つまりブラック現像器4K、シアン現像器4C、マゼンタ現像器4M、イエロー現像器4Yを配置し、所定の現像器を感光ドラム1に対向した現像位置へと回転させて感光ドラム1上の潜像を反転現像し、感光ドラム1上に樹脂基体としたトナーにより画像を形成する。

更に、感光ドラム1上のトナー画像は、記録材カセット7より搬送系及び転写装置5を介して感光ドラム1と対向した転写位置に供給された記録材に転写される。転写装置5は、本例では最大記録材長に対応する周長を有する転写ドラム5a、転写コロナ帯電器5b、記録材を静電吸着させるための吸着コロナ帯電器5cと対向する吸着ローラ5g、内側コロナ帯電器5d、外側コロナ帯電器5eとを有し、回転駆動される。又、転写ドラム5aの周面開口域には誘電体シートからなる記録材担持体、即ち記録材担持シート5fが円筒状に一体的に張設されている。

転写ドラム5aが回転するに従って感光ドラム1上のトナー像は、転写帯電器5bにより記録材担持シート5fに担持された記録材上に前記感光ドラム1の一様帯電の極性とは逆の極性で静電転写される。

記録材担持シート5fに吸着搬送される記録材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画像が形成される。

このようにして所望数のトナー像の転写が終了すると記録材は転写ドラム5aから分離手段8によって分離され、熱ローラ定着器9を介してトレイ10に排紙される。

他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留トナーをクリーニング器6で清掃された後再度画像形成工程に供せられる。

概要

転写メモリによる濃度段差のない画像を得ることができ、又、像担持体として表面保護層を有するOPC感光体を使用した場合であっても、簡単な構成で使用することができるために感光体摩耗を防止することができ、感光体の交換間隔延ばすことのできる画像形成装置を提供する。

感光ドラム1の周長と記録材担持シート5fの周長の比を1対1とする。

目的

従って、本発明の目的は、転写メモリによる濃度段差のない画像を得ることができ、又、像担持体として表面保護層を有するOPC感光体を使用した場合であっても、簡単な構成で使用することができるために感光体の摩耗を防止することができ、感光体の交換間隔を延ばすことのできる画像形成装置を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
5件

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請求項1

像担持体上に形成された静電潜像反転現像により可視像とし、そしてこの可視像を記録材担持体担持された記録材静電転写して画像を形成する画像形成装置において、前記像担持体の周長と前記記録材担持体の周長の比が1対1であることを特徴とする画像形成装置。

請求項2

前記像担持体は有機光導電体である請求項1の画像形成装置。

請求項3

前記像担持体は、導電性支持体上の感光層表面層一次粒径0.3μm以下の導電性金属粒体又はフッ素系樹脂を含有している感光体である請求項1の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、一般に電子写真方式或は静電記録方式画像形成装置に関し、特に、例えば、誘電体シートの如き記録材担持体上に記録材静電的に吸着して保持し、この記録材に電界を付与することにより、像担持体上に形成された可視像トナー像)をこの記録材上に重ね転写してカラー画像を得る多色電子写真複写機カラープリンタのようなカラー画像形成装置に好適に具現化される。

背景技術

0002

従来、例えば電子写真法を用いてカラー画像を得るには多くの画像形成装置が提案されている。一つの方式として、像担持体である、OPC(有機光導電体)、Se、a−Siなどの感光層を有する電子写真感光ドラム上に、原画像色分解信号に応じた潜像形成を行い着色トナーにより現像可視化し、現像の都度、記録材担持体に担持された記録材に転写して多色のトナー像を形成した後、記録材上のトナー像を定着してカラーコピーを得る画像形成装置がある。図3に、このようなカラー画像形成装置の一例を示す。

0003

本例において、カラー画像形成装置は、像担持体である感光ドラム1が矢印方向に回転自在に担持され、該感光ドラム1の周りにはコロナ帯電器2、光学系3、現像装置4、転写装置5、クリーニング器6が配置される。

0004

光学系3は、原稿走査部と色分解フィルタからなり、色分解された光像、又はこれに相当する光像Eを感光ドラム1に照射する、例えばレーザビーム露光装置である。

0005

帯電器2により一様に帯電された感光ドラム1に、各分解色ごとに光像Eをイメージスキャン照射し、潜像を形成する。現像装置4は回転現像器とされ、中心軸4bの周りに4個の現像器、つまりブラック現像器4K、シアン現像器4C、マゼンタ現像器4M、イエロー現像器4Yを配置し、所定の現像器を感光ドラム1に対向した現像位置へと回転させて感光ドラム1上の潜像を反転現像し、感光ドラム1上に樹脂基体としたトナーにより画像を形成する。

0006

更に、感光ドラム1上のトナー画像は、記録材カセット7より搬送系及び転写装置5を介して感光ドラム1と対向した転写位置に供給された記録材に転写される。転写装置5は、本例では最大記録材長に対応する周長を有する転写ドラム5a、転写コロナ帯電器5b、記録材を静電吸着させるための吸着コロナ帯電器5cと対向する吸着ローラ5g、内側コロナ帯電器5d、外側コロナ帯電器5eとを有し、回転駆動される。又、転写ドラム5aの周面開口域には誘電体シートからなる記録材担持体、即ち記録材担持シート5fが円筒状に一体的に張設されている。

0007

転写ドラム5aが回転するに従って感光ドラム1上のトナー像は、転写帯電器5bにより記録材担持シート5fに担持された記録材上に前記感光ドラム1の一様帯電の極性とは逆の極性で静電転写される。

0008

記録材担持シート5fに吸着搬送される記録材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画像が形成される。

0009

このようにして所望数のトナー像の転写が終了すると記録材は転写ドラム5aから分離手段8によって分離され、熱ローラ定着器9を介してトレイ10に排紙される。

0010

他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留トナーをクリーニング器6で清掃された後再度画像形成工程に供せられる。

発明が解決しようとする課題

0011

しかしながら、上記従来装置は、転写帯電の極性が感光ドラム1の一様帯電の極性と逆であるために、転写帯電電荷が記録材担持シート5f及び記録材を介して感光ドラム1へと影響を及ぼし、それによって、次の潜像形成時における感光ドラム1の一様帯電が不均一となり、特に、反転現像の場合は、画像濃度が異なり画像上不均一性が現れてしまうという問題、所謂「転写メモリ」が発生することがあった。

0012

特に、図3に示すように、最大記録材長よりも感光ドラム1の周長が短い場合は、一周目の一様帯電は転写の影響を受けないのに対して二周目以降の一様帯電は転写の影響を受け、画像上二周目以降の濃度が濃くなると言った濃度段差が起こった。

0013

以上のような逆極性転写の影響は、安全で安価という利点を有する有機光導電体を感光ドラム1に用いた場合に顕著であった。

0014

これに対し、転写後、一様帯電前に転写の影響を除去するような帯電器を配して帯電を行なう装置があるが、記録材の吸湿特性感光性の静電容量変化などに追随して転写の影響を除去することは難しく、転写の影響が画像上出てしまう場合があった。

0015

従って、本発明の目的は、転写メモリによる濃度段差のない画像を得ることができ、又、像担持体として表面保護層を有するOPC感光体を使用した場合であっても、簡単な構成で使用することができるために感光体摩耗を防止することができ、感光体の交換間隔延ばすことのできる画像形成装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0016

上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、像担持体上に形成された静電潜像を反転現像により可視像とし、そしてこの可視像を記録材担持体に担持された記録材に静電転写して画像を形成する画像形成装置において、前記像担持体の周長と前記記録材担持体の周長の比が1対1であることを特徴とする画像形成装置である。前記像担持体は、有機光導電体とすることができ、又、前記像担持体は、導電性支持体上の感光層の表面層一次粒径0.3μm以下の導電性金属粒体又はフッ素系樹脂を含有している感光体とすることもできる。

0017

以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。以下に説明する実施例で、本発明は、電子写真式のカラー画像形成装置に具現化されるものとして説明する。

0018

実施例1
本実施例にて、カラー画像形成装置は、上部にデジタルカラー画像リーダ部、下部にデジタルカラー画像プリンタ部を有する。

0019

リーダ部において、原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査することにより、原稿30からの反射光像を、レンズ33によりフルカラーセンサ34に集光し、カラー色分解画像信号を得る。カラー色分解画像信号は、増幅回路(図示せず)を経てビデオ処理ユニット(図示せず)にて処理を施され、プリンタ部に送出される。

0020

プリンタ部において、像担持体である感光ドラム1は、後述するような有機光導電体による感光体であり、矢印方向に回転自在に担持され、感光ドラム1の周りには前露光ランプ11、コロナ帯電器2、レーザー露光光学系3、電位センサ12、色の異なる4個の現像器4Y、4M、4C、4K、ドラム上光量検知手段13、転写装置5、クリーニング器6が配置される。

0021

レーザ露光光学系3において、リーダ部からの画像信号は、レーザ出力部(図示せず)にてイメージスキャン露光光信号に変換され、変換されたレーザ光ポリゴンミラー3aで反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って、感光ドラム1の面に投影される。

0022

プリンタ部画像形成時には、感光ドラム1を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除電した後の感光ドラム1を帯電器2により一様にマイナスに帯電させて、各分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成する。

0023

次に、所定の現像器を動作させて、感光ドラム1上の潜像を反転現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体としたネガトナーによるトナー画像を形成する。現像器は、偏心カム24Y、24M、24C、24Kの動作により、各分解色に応じて択一的に感光ドラム1に接近して現像を行なう。

0024

更に、感光体ドラム1上のトナー画像を、記録材カセット7(7a、7b、7c)より搬送系及び転写装置5を介して感光ドラム1と対向した転写位置に供給された記録材に転写する。転写装置5は、本実施例では、最大記録材長に対応する周長を有する転写ドラム5a、転写帯電器5b、記録材を静電吸着させるための吸着帯電器5cと対向する吸着ローラ5g、内側帯電器5d、外側帯電器5eを有する。又、回転駆動されるように軸支された転写ドラム5aは、その周面開口域に記録材担持体5fが円筒状に一体的に張設されている。記録材担持体5fは、ポリカーボネートフィルム等の誘電体シートが使用される。

0025

転写装置5、つまり転写ドラム5aを回転させるに従って感光ドラム上のトナー像は、転写帯電器5bにより記録材担持体、即ち、記録材担持シート5fに担持された記録材上に転写される。このようにして、記録材担持シート5fに吸着搬送される記録材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画像が形成される。

0026

フルカラー画像形成の場合、このようにして4色のトナー像の転写を終了すると、記録材を転写ドラム5aから分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び分離帯電器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を介してトレイ10に排紙する。

0027

他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留トナーをクリーニング器6で清掃した後再度画像形成工程に供する。

0028

記録材の両面に画像を形成する場合には、定着器9を排出後、すぐに搬送パス切替ガイド19を駆動し、搬送縦パス20を経て、反転パス21aにいったん導いた後、反転ローラ21bの逆転により、送り込まれた際の後端先頭にして送り込まれた方向と反対向きに退出させ、中間トレイ22に収納する。その後再び上述した画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成する。

0029

また、転写ドラム5aの記録材担持シート5fの粉体飛散付着、記録材上のオイルの付着等を防止するために、ファーブラシ14と記録材担持シート5fを介して該ブラシ14に対向するバックアップブラシ15や、オイル除去ローラ16と記録材担持シート5fを介して該ローラ16に対向するバックアップブラシ17の作用により清掃を行なう。このような清掃は画像形成前もしくは後に行ない、また、ジャム紙づまり)発生時には随時行なう。

0030

また、本例においては、所望のタイミングで偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体化しているカムフォロワ5iを作動させることにより、記録材担持シート5fと感光ドラム1とのギャップを任意に設定可能な構成としている。例えば、スタンバイ中、又は電源オフ時には、転写ドラムと感光ドラムの間隔を離す。

0031

上記構成にて、本発明に従えば、感光ドラム1の周長と記録材担持体5fの周長の比が1対1とされる。斯かる構成にて、上述した転写メモリによりもたらされる弊害を除去するという本発明の作用効果が達成される。この点については更に後述する。

0032

又、このような本発明により達成される作用効果は、感光ドラム1として次に述べるような有機光導電体による感光体(以後「有機感光体」と言う。)を使用した場合に顕著である。

0033

即ち、有機感光体は、安価、安全という利点を有するものの、膜強度が弱く転写ドラム5aの突起部と接触によって損傷を受け易く、更には、装置停止時にコロナ帯電器により発生するNOxにてダメージを受けることがあるといった弱点を有している。このような問題も、感光ドラム1の周長と記録材担持体5fの周長の比が1対1とする構成にて大幅に改善される。

0034

本発明にて有効に使用し得る有機感光体については、実施例3〜9について詳しく説明する。

0035

実施例2
図2には、本発明に係る画像形成装置の他の実施例を示す。本実施例の画像形成装置は、図1に示した実施例1の画像形成装置における像担持体である感光ドラム1の代わりに、像担持体として感光体ベルト1’を採用した点において異なるものであり、その他の構成及び作動は同様である。従って、同じ構成及び作動をなす部材には同じ参照番号を付して、詳しい説明は省略する。

0036

感光体ベルト1’を採用した本実施例によれば、感光体ベルト1’の周りの構成部材が少なく、且つ小さければ、感光体ベルト1’の周長と、記録材担持体5fの周長の比を1対1に保持した状態で、感光体ベルト1’の配置構成の工夫によって感光体ベルト1’の占める面積を小さく設定することができる。

0037

つまり、本実施例においては、感光体ベルト1’の周長と、記録材担持体5fの周長の比を1対1に設定して転写の影響を除去することができ、それによって、従来転写メモリを除去するために必要とされた転写後帯電器などの付加的補助手段の必要性が無くなり、この点でも、装置全体の構成を小型化することができ有益である。

0038

実施例3
次に、本発明にて好適に使用し得る有機光導電体である感光体(以後「有機感光体」と言う。)の作製方法について説明する。

0039

有機感光体を製造する場合、導電性支持体は、アルミニウムステンレス等の金属、又は、紙、プラスチック等の支持体上に導電性粒子を適当なバインダー樹脂に分散した導電層を設けた円筒状シリンダー或はフィルムが用いられる。ただし、支持体自身が導電性の場合には、支持体に導電層を設けなくても良い。

0040

これらの導電性支持体の上には、バリアー機能下引機能を持つ下引層(接着層)を設けることができる。

0041

下引層は、感光層の接着性改良、塗工性改良、導電性支持体の保護、導電性支持体上の欠陥被覆、導電性支持体からの電荷注入性改良、感光層の電気的破壊に対する保護等のために形成される。

0042

下引層の材料としては、ポリビニルアルコールポリ−N−ビニルイミダゾールポリエチレンオキシドエチルセルロースメチルセルロースエチレンアクリル酸コポリマーカゼインポリアミド共重合ナイロンにかわゼラチンなどが知られている。これらはそれぞれに適した溶剤に溶解されて支持体上に塗布される。その膜厚は、0.2μm〜2μm程度である。

0043

電荷発生物質としては、シアニン系染料アズレン系染料、スクエアリリウム系染料、ピリリウム系染料、チシピリリウム系染料、フタロシアニン系顔料アンアントロン系顔料ジベンズピレンキノン系顔料、ピラントロン系顔料、モノアゾ顔料ジスアゾ顔料トリスアゾ顔料などのアゾ系顔料インジゴ系顔料、キナクリドン系顔料、非対称キノシアニン、キノシアニンなどを用いることができる。

0044

電荷輸送物質としては、ピレン、N−エチルカルバゾール、N−イソプロピルカルバゾール、N−メチル−N−フェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾール、N,N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾール、N,N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−10−エチルフェノチアジン、N,N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−10−エチルフェノキサジン、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾン、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N−α−ナフチル−N−フェニルヒドラゾン、p−ピロリジノベンズアルデヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾン、1,3,3−トリメチルインドレニン−ω−アルデヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾン、p−ジエチルベンズアルデヒド−3−メチルベンズチアゾリノン−2−ヒドラゾンなどのヒドラゾン類、2,5−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、1−フェニル−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔キノリル(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔6−メトキシピリジル(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニルピラゾリン、1−〔ピリジル(3)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔レピジル(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−4−メチル−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕−3−(α−メチル−p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−フェニル−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−4−メチル−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−フェニル−3−(α−ベンジル−p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、スピロピラゾリンなどのピラゾリン類、2−(p−ジエチルアミノスチリル)−6−ジエチルアミノベンズオキサゾール、2−(p−ジエチルアミノフェニル)−4−(p−ジメチルアミノフェニル)−5−(2−クロロフェニルオキサゾールなどのオキサゾール系化合物、2−(p−ジエチルアミノスチリル)−6−ジエチルアミノベンズチアゾールなどのチアゾール系化合物、ビス(4−ジエチルアミノ−2−メチルフェニルフェニルメタンなどのトリアリールメタン化合物、1,1−ビス(4−N,N−ジエチルアミノ−2−メチルフェニル)ヘプタン、1,1,2,2−テトラキス(4−N、N−ジメチルアミノ−2−メチルフェニル)エタンなどのポリアリルアカン類、5−(4−ジフェニルアミノベンジリデン)−5Hジベンゾ〔a,d〕シクロヘプテン、1,2−ベンゾ−3−(d−フェニルスチリル)−9−n−プチルカルバゾール等のスチルベン化合物などを用いることができる。

0045

有機感光体の調製方法を、電荷発生層上に電荷輸送層を積層する機能分離型感光体の場合を例として説明する。

0046

前記の電荷発生物質を0.3〜10倍量の結着剤樹脂および溶剤と共にホモジナイザー、超音波ボールミル振動ボールミルサンドミルアトライター、ロールミルなどの方法でよく分散する。この分散液を前記下引層を塗布した支持体上に塗布、乾燥し、0.1〜1μm程度の塗膜を形成させる。

0047

この例においては、表面層が電荷輸送層となるので,ここにフッ素樹脂粉体を分散する。

0048

即ち、バインダー樹脂とフッ素系樹脂粉体を溶剤と共にホモジナイザー、超音波、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミルなどで分散し、これに電荷輸送物質と結着剤樹脂の溶液を添加し所望の電荷輸送層液を調合する。電荷輸送物質とバインダー樹脂との混合割合は2:1〜1:4程度である。

0049

溶剤としては、トルエンキシレンなどの芳香族炭化水素類ジクロルメタンクロルベンゼンクロロホルム四塩化炭素などの塩素系炭化水素類などが用いられる。この溶液を塗布する際には、例えば浸漬コーティング法スプレーコーティング法スピンナーコーティング法ビードコーティング法、ブレードコーティング法、カーテンコーティング法などのコーティング法を用いることができ、乾燥は10〜200℃、好ましくは20〜150℃の範囲の温度で5分〜5時間、好ましくは10分〜2時間の時間で送風乾燥または静止乾燥下で行なうことができる。形成した電荷輸送層の膜厚は10〜30μ程度である。

0050

又、電荷発生層を電荷輸送層上に塗設する感光体の場合には、電荷発生層が表面層になるので、ここに分散安定化されたフッ素系樹脂粉体が含有される。この電荷発生層分散液は、電荷発生層に用いる結着樹脂中にフッ素系樹脂粉体を分散させた分散液を前述の様に調製した電荷発生物質の分散液に添加・混合する方法によって調製することができ、この分散液を電荷輸送層上に塗布して感光体を得ることができる。

0051

感光層が保護層を有する場合には、保護層が感光層の表面層となり、この保護層中に分散安定化されたフッ素系樹脂粉体が含有される。この保護層は前述の様に保護層を形成する樹脂中に分散安定化されたフッ素系樹脂粉体の分散液を感光層上に塗布することによって得ることができる。

0052

有機感光体は、表面保護層を有することは必須ではないが、次に、表面保護層について説明する。

0053

表面保護層は、導電性金属粉体を有し、この導電性金属粉体としては、アルミニウム、銅、ニッケル、銀などの金属、酸化亜鉛酸化チタン酸化スズ酸化アンチモン酸化インジウム酸化ビスマス、スズをドープした酸化インジウム、アンチモンをドープした酸化スズ、酸化ジルコニウムなどの金属酸化物及びそれらの中から一種あるいはそれ以上が適宜選択され、一次粒子が0.3μm以下が好ましい。

0054

又、表面保護層を構成するフッ素系樹脂粉体としては、四フッ化エチレン樹脂、三フッ化塩化エチレン樹脂、四フッ化エチレン六フッ化プロピレン樹脂フッ化ビニル樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、二フッ化塩化エチレン樹脂及びそれらの共重合体の中から一種あるいはそれ以上が適宜選択されるが、特に低分子グレードで、且つ、一次粒子が0.3μm以下が好ましい。この値は半導体レーザビーム波長より短ければ良いため、短過ぎるようにみえるが、実施系ではどうしても若干、二次粒子三次粒子が生じてしまい、これを考慮し実験を行なった結果、一次粒径の値として0.3μm以下が適当な値となった。

0055

表面層に分散される導電性金属粉体の含有量は、表面層固形分重量に基いて5〜90重量%が適当であり、特に10〜90重量%が好ましい。含有率が5重量%未満では抵抗値が高すぎ残量が高くなり、一方90重量%を越えると表面層として低抵抗となり、帯電能の低下、ピンホールの原因となる。

0056

また表面層に分散されるフッ素系樹脂粉体の含有量は、表面層固形分重量に基いて1〜50重量%が適当であり、特に2〜30重量%が好ましい。含有率が1重量%未満ではフッ素系樹脂による表面層改質効果が十分でなく、一方50重量%を越えると光透過性が低下し、かつキャリア移動性も低下する。

0057

表面層を形成するためのバインダー樹脂は、成膜性のある高分子物質であればよいが、単独でもある程度の硬さを有すること、キャリア輸送を妨害しないことなどの点から、ポリメタクリル酸エステルポリスチレンメタクリル酸エステルスチレン共重合体ポリカーボネートポリエステルポリスルホン等が好ましい。

0058

また表面層を形成するための硬化性樹脂は先記したような、ポリウレタン樹脂エポキシ樹脂メラミン樹脂、もしくはグアナミン樹脂などの熱硬化性樹脂類及びポリアクリレート類に代表される光硬化性樹脂類が用いられる。

0059

次に、更に具体的に、有機感光体の作製方法について説明する。

0060

実施例4
10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した導電性酸化チタン粉体50重量部、フェノール樹脂25重量部、メチルセロソルブ20重量部、メタノール5重量部及びシリコーンオイルポリジメチルシロキサンポリオキシアルキレン共重合体総平均分子量3000)0.002重量部を、直径1mmのガラスビーズを用いたサンドミル装置で、2時間分散して導電用塗料を調製した。アルミシリンダー(直径80mm×長さ360mm)上に、上記塗料ディッピング塗工し、140℃で30分間乾燥させ、膜厚20μmの導電層を形成した。

0061

次に、メトキシメチル化ナイロン樹脂(数平均分子量32000)30重量部とアルコール可溶性共重合ナイロン樹脂(数平均分子量29000)10重量部を、メタノール260重量部、ブタノール40重量部の混合溶媒中に溶解した液を上記導電層上にディッピング塗工機で塗布し、乾燥後の膜厚が1μmの下引層を設けた。

0062

次に、下記構造式〔I〕のジスアゾ顔料

0063

ID=000003HE=040 WI=116 LX=0470 LY=1500
を4重量部、ベンザール樹脂2重量部、及びテトラヒドロフラン40重量部を直径1mmのガラスビーズを用いたサンドミル装置で60時間分散した後、シクロヘキサノン/テトラヒドロフラン混合溶媒で希釈して電荷発生層用塗料を調製した。

0064

この塗工液を上記下引き層上にディッピング塗工機で塗布し、乾燥後の膜厚が0.1μmの電荷発生層を設けた。

0065

次に、下記構造式〔II〕のの電荷輸送材

0066

ID=000004HE=030 WI=108 LX=0510 LY=2200
を0重量部とポリカーボネート樹脂(数平均分子量25000)10重量部を、ジクロルメタン20重量部、モノクロルベンゼン40重量部の混合溶媒中に溶解し、この液を前記電荷発生層上にディッピング塗工して120℃で60分間乾燥させ、膜厚20μmの電荷輸送層を形成した。

0067

次に、アクリルモノマー樹脂4重量部、酸化スズ(平均一次粒径0.3μm)5重量部、光重合開始剤1重量部をエタノール30重量部の溶媒中に分散、溶解し、この液を前記電荷輸送層上にディッピング塗工してメタルハライドランプ(560mW/cm2 :360nmに中心感度を持つセンサにおける照度)で30秒照射した。これにより、膜厚3μmの表面保護層を形成した。

0068

実施例5
この実施例の有機感光体は、有機感光体の表面保護層中の酸化スズ粒子(平均一次粒径0.3μm)が1重量部含まれていること以外は、先の実施例4の有機感光体と同様の条件で作製した。

0069

実施例6
この実施例の有機感光体は、有機感光体の表面保護層中のアクリルモノマー樹脂がエポキシ樹脂であり、これが10重量部含まれていること以外は、先の実施例4の有機感光体と同様の条件で作製した。

0070

実施例7
実施例4と同様にして、アルミシリンダー上に、導電層、下引層、電荷発生層及び電荷輸送層を形成した。

0071

次に、ポリカーボネート樹脂(数平均分子量25000)6重量部、上記電荷輸送材3重量部、ポリテトラフルオロエチレン(平均一次粒径0.3μm)1重量部を、ジクロルメタン200重量部、モノクロルベンゼン300重量部の混合溶媒中に溶解し、この液を前記電荷輸送層上にスプレー塗工して120℃で60分間乾燥させ、膜厚5μmの表面保護層を形成した以外は、先の実施例4の有機感光体と同様の条件で感光体を作製した。

0072

実施例8
この実施例の有機感光体は、有機感光体の表面保護層がなく、電荷輸送層中にポリテトラフルオロエチレン粒子(平均一次粒径0.3μm)が10%含まれていること以外は、先の実施例7の有機感光体と同様の条件で作製した。

0073

実施例9
この実施例の有機感光体は、実施例4における感光体の表面保護層中のポリテトラフルオロエチレン粒子の平均一次粒径が0.1μmであること以外は、実施例7と同様の条件で作製した。

0074

以上の各実施例に示す有機感光体は、安全で安価であるという有機高分子感光体のメリットを有する。更に、これら感光体は、初期暗減衰量が小さく、又、表面保護層の耐摩耗性が高く、耐久後の削れによる膜厚変化、即ち、容量変化が少ないため、暗減衰量の変化が少ないという特徴を有する。

0075

本発明の画像形成装置にて、このような有機感光体を使用することによって、感光ドラム1を転写ドラム5aと同じ周長まで大きくした際の暗減衰の影響によるカラー画像のカラーバランス変化を防止することができ、感光ドラム1と転写ドラム5aの周長を1対1に設定することができた。

0076

逆に、表面保護層を有する感光体は、上述したように、転写の影響を強く受ける場合があり、表面保護層を有する感光体を使いこなす上でも本発明の構成は有効である。

発明の効果

0077

以上説明したように、本発明に係る画像形成装置は、像担持体の周長と記録材担持体の周長の比を1対1とする構成とされるので、例え反転現像方式の現像手段を採用したとしても、転写メモリによる濃度段差のない画像を得ることができ、又、像担持体として表面保護層を有する有機感光体を使用した場合であっても、簡単な構成にて使用することができるため感光体の摩耗を防止することができ、感光体の交換間隔を延ばすことができる。

図面の簡単な説明

0078

図1本発明に係る画像形成装置の一実施例の断面構成図である。
図2本発明に係る画像形成装置の他の実施例の断面構成図である。
図3従来の画像形成装置の断面構成図である。

--

0079

1像担持体
5転写装置
4現像装置
5f 記録材担持体

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