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技術 位置決め治具

出願人 スズキ株式会社
発明者 市川敦士
出願日 1993年2月12日 (27年4ヶ月経過) 出願番号 1993-024199
公開日 1994年8月30日 (25年10ヶ月経過) 公開番号 1994-238529
状態 特許登録済
技術分野 自動組立
主要キーワード レンチ穴 拡開角度 取付対象部材 プラグボルト 指定角度 肉抜き穴 側面後方 潤滑油出口
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年8月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

目的

取付部材を、取付対象部材に予め設定された角度や位置に容易に取付けられる位置決め用治具を提供するにある。

構成

本発明に係る位置決め治具13は、取付対象部材3に治具本体14をセットし、この治具本体14は、取付部材9a,9bを予め設定された角度や位置で保持可能に設けられた凹部16a,16bと、上記取付部材9a,9bを固定する工具挿入可能な穴15a,15bとを備えたものである。

概要

背景

自動二輪車に搭載される4ストロークエンジンの、例えばシリンダヘッド内部に潤滑油を供給するオイルホースは、銅等の金属パイプで予め決められた形状に形成されている。オイルホースは、例えばホース端部がユニオンボルト等でシリンダヘッド潤滑油供給口取付けられるが、オイルホースの取付けに際し、このオイルホースに外力が加わって損傷を受けたり、オイルホースがエンジンの他に部分に接触しないようにと、ホース端部の取付角度が予め設定されている。

概要

取付部材を、取付対象部材に予め設定された角度や位置に容易に取付けられる位置決め用治具を提供するにある。

本発明に係る位置決め治具13は、取付対象部材3に治具本体14をセットし、この治具本体14は、取付部材9a,9bを予め設定された角度や位置で保持可能に設けられた凹部16a,16bと、上記取付部材9a,9bを固定する工具挿入可能な穴15a,15bとを備えたものである。

目的

本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、オイルホース等の取付部材を、取付対象部材に予め設定された角度や位置に容易に取付けられる位置決め用の治具を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

取付対象部材治具本体をセットし、この治具本体は、取付部材を予め設定された角度や位置で保持可能に設けられた凹部と、上記取付部材を固定する工具挿入可能な穴とを備えたことを特徴とする位置決め治具

技術分野

0001

本発明は位置決め治具係り、特に取付対象部材取付部材を予め設定された角度や位置に容易に取付けられる位置決め治具に関する。

背景技術

0002

自動二輪車に搭載される4ストロークエンジンの、例えばシリンダヘッド内部に潤滑油を供給するオイルホースは、銅等の金属パイプで予め決められた形状に形成されている。オイルホースは、例えばホース端部がユニオンボルト等でシリンダヘッド潤滑油供給口に取付けられるが、オイルホースの取付けに際し、このオイルホースに外力が加わって損傷を受けたり、オイルホースがエンジンの他に部分に接触しないようにと、ホース端部の取付角度が予め設定されている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、シリンダヘッドのオイルホース取付位置にはオイルホースの取付角度を確認する手段が備えられていないにもかかわらず、上記オイルホースの取付けに際しては、これまで特別な治具使用されず目視または簡単なゲージ等を用いて安易に位置決めされ取り付けられていた。

0004

また、上記ユニオンボルトを締付ける際に、ホース端部がボルトにつられて回転し、ホース端部の取付位置が不安定になったり、オイルホースを損傷する恐れもある。しかし、ホース端部がボルトにつられて回転するのを防止するには大きな力でオイルホースを押さえる必要がある。

0005

本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、オイルホース等の取付部材を、取付対象部材に予め設定された角度や位置に容易に取付けられる位置決め用の治具を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る位置決め治具は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、取付対象部材に治具本体をセットし、この治具本体は、取付部材を予め設定された角度や位置で保持可能に設けられた凹部と、上記取付部材を固定する工具挿入可能な穴とを備えたものである。

0007

上記の構成を有する本発明においては、取付対象部材に治具本体をセットし、この治具本体は、取付部材を予め設定された角度や位置で保持可能に設けられた凹部と、上記取付部材を固定する工具が挿入可能な穴とを備えたため、取付部材を、取付対象部材に予め設定された角度や位置に容易に取付けられる。

0008

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

0009

図1は、この発明が適用される自動二輪車用DOHC4サイクル気筒エンジンの一例を示す左側面図である。そして図2は、上記エンジンの平面図である。

0010

図1および図2に示すように、このエンジン1は、主にシリンダヘッドカバー2,シリンダヘッド3,シリンダブロック4,そして上下に分割可能なクランクケース5から構成される。

0011

シリンダヘッド3内には、図示しない吸排気バルブ機構が設けられる。シリンダヘッド3上部には、図示しない吸排気バルブ開閉機構であるカムシャフトが前後の位置に平行に設けられ、シリンダヘッドカバー2で塞がれる。

0012

シリンダブロック4内には、図示しないピストンが上下方向に摺動可能に保持され、このピストンは図示しないコンロッドを介してクランクケース5内に設けられた図示しないクランクシャフトに連結されている。

0013

一方、エンジン1の内部には、数多くの摺動部や回転部を有するため、各部の摩擦抵抗摩擦熱を減らし、エンジン1の機能を充分に発揮させるようエンジン1内部に潤滑油を供給し循環させている。

0014

このため、エンジン1は、クランクケース5内に図示しないオイルポンプを有し、このオイルポンプでエンジン1内各部に潤滑油を圧送している。

0015

例えば、シリンダヘッド3内のカムシャフト周辺には、クランクケース5中央上部に設けられた潤滑油出口6からオイルホース7a,7bを介してシリンダヘッド3の左右に設けられた潤滑油供給口8a,8bに潤滑油が供給される。オイルホース7a,7bは、例えば銅等の金属パイプで予め決められた形状に形成される。また、このオイルホース7a,7bは一端にホース端部9a,9bを有し、このホース端部9a,9bを例えばユニオンボルト10a,10b等でシリンダヘッド3の潤滑油供給口8a,8bにガスケット11を介して取付ける。

0016

図3(a)および(b)は、シリンダヘッド3の左側面および右側面を示した図である。

0017

図3(a)および(b)において、オイルホース7a,7bのホース端部9a,9bはシリンダヘッド3の側面後方に設けられた潤滑油供給口8a,8bに取付けられるが、オイルホース7a,7bが予め決められた形状に形成されているため、本実施例においては、ホース端部9a,9bは垂直軸に対し20度前傾して取付けられる。なお、符号12a,12bは、シリンダヘッド3内のオイル通路加工後の穴を塞ぐプラグボルトである。

0018

図4は、本発明を適用した位置決め治具13の平面図である。また、図5は、図4のA−A線に沿う断面図であり、図6は、図4のX矢視図である。

0019

図4図5および図6において、この位置決め治具13の治具本体14は、粘りのある素材、例えばS45C等の機械構造用炭素鋼機械加工して成型される。

0020

治具本体14の両端部にはユニオンボルト10a,10bを締着する工具、例えばインパクトレンチの端部が挿入可能なレンチ穴15a,15bを設ける。

0021

さらに、それぞれのレンチ穴15a,15bの中心から外側へ一定の拡開角度、例えば本実施例においては垂直軸に対して例えば20度で上記ホース端部9a,9bが嵌合され保持可能な形状の凹部16a,16bが設けられる。また、治具本体14の中央部には軽量化のための肉抜き穴17が設けられる。なお、治具本体14の側方には金属パイプ等で形成された把手18が取付けられる。

0022

次に、本実施例の作用について説明する。

0023

治具本体14に設けられるレンチ穴15a,15bは、取付対象部材であるシリンダヘッド3側部の潤滑油供給口8a,8bとプラグボルト12a,12bとの間隔に対応させて設ける。

0024

また、治具本体14の形状は、シリンダヘッド3側部の突起部19に係合するように、かつ左右対象に、例えば冂の字状に成型する。

0025

図7(a)および図7(b)は、本発明の位置決め治具13を取付対象部材であるシリンダヘッド3の左右にそれぞれセットした例を示す。

0026

オイルホース7a,7bの取付けは、図7(a)および(b)に示すように、まずオイルホース7a,7bの取付部材であるホース端部9a,9bを潤滑油供給口8a,8bにユニオンボルト10a,10bで仮止めする。

0027

次に、位置決め治具13の治具本体14を取付対象部材であるシリンダヘッド3の側部にセットするが、この時、治具本体14のレンチ穴15a,15bを潤滑油供給口8a,8bとプラグボルト12a,12bに挿入し、また治具本体14をシリンダヘッド3側部の突起部19に係合させる。そして、治具本体14の凹部16a,16bに取付部材であるホース端部9a,9bを嵌合させることにより、オイルホース7a,7bの取り付け角度が決定され維持される。

0028

オイルホース7a,7bの取り付け角度が決定され維持されたら、位置決め治具13の把手18を握り、図示しないレンチ等の工具をレンチ穴15a,15bに挿入しユニオンボルト10a,10bに嵌合させ時計方向に回転させて締め付ける。この時、図7(a)に示すように、シリンダヘッド3左側ではホース端部9aに掛る回転方向の力は、治具本体14のα部分に掛り、そして治具本体14に掛る力はシリンダヘッド3側部の突起部19のβ部分で受け止められる。一方、シリンダヘッド3右側では図7(b)に示すように、ホース端部9bに掛る回転方向の力は治具本体14のγ部分に掛り、そして治具本体14に掛る力はシリンダヘッド3側部の突起部19のδ部分で受け止められる。

0029

以上、上述した手順により、オイルホース7a,7bを無理な力を使うことなく、指定位置に指定角度で容易に取付けられる。

0030

また、左右両側の取付け作業が一つの治具で行えるため、左右で別の治具に持替ることがなく、治具の操作方法を間違えることがない。

0031

さらにオイルホース7a,7bが外力が加わって損傷を受けたり、オイルホース7a,7bがエンジン1の他に部分に接触することがないように予め設定された角度に確実に取付けられるので常に安定した製品を供給可能である。

0032

なお、本実施例では位置決め治具13を自動二輪車のエンジン1にオイルホース7a,7bを取付ける例を示して説明したが、予め設定された角度や位置に部材を取付ける必要のあるあらゆる機器に適用できる。

発明の効果

0033

以上説明したように、本発明に係る位置決め治具によれば、取付対象部材に治具本体をセットし、この治具本体は、取付部材を予め設定された角度や位置で保持可能に設けられた凹部と、上記取付部材を固定する工具が挿入可能な穴とを備えたため、取付部材の迅速で正確な取付作業保証でき、取付部材を予め設定された角度や位置に容易に取付けられる。

図面の簡単な説明

0034

図1この発明が適用される自動二輪車用の4サイクルエンジンの一例を示す左側面図。
図2この発明が適用される自動二輪車用の4サイクルエンジンの一例を示す平面図。
図3(a)および(b)は、シリンダヘッドの左側面および右側面を示した図。
図4本発明に係る位置決め治具の一実施例を示す平面図。
図5図4のA−A線に沿う断面図。
図6図4のX矢視図。
図7(a)および(b)は、本発明をシリンダヘッドの左右にそれぞれセットした例を示す図。

--

0035

1エンジン
3シリンダヘッド(取付対象部材)
7a,7bオイルホース
8a,8b潤滑油供給口
9a,9bホース端部(取付部材)
10a,10bユニオンボルト
13位置決め治具
14治具本体
15a,15bレンチ穴
16a,16b 凹部

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