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技術 レンズの塗布方法

出願人 オリンパス株式会社
発明者 向山修二
出願日 1993年2月10日 (28年0ヶ月経過) 出願番号 1993-045781
公開日 1994年8月23日 (26年6ヶ月経過) 公開番号 1994-233961
状態 特許登録済
技術分野 流動性材料の適用方法、塗布方法
主要キーワード 微動量 塗料面 塗料溜り 塗料溜 塗りムラ レンズ側面 定量塗布 フレアー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年8月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

目的

液性または2液性塗料の別なく、被レンズ1の塗料面2に発生する塗料溜り塗りムラを防止し、精度良く安定した塗布面を得る。

構成

回転している被レンズ1の塗布面2に塗布具3を当接した後に微動させて塗料4を塗布する。その後、被レンズ1の回転中心軸と平行な方向に塗布具3を移動させて被レンズ1の塗布面2近傍より離脱させる。

概要

背景

従来、レンズの側面(外周面)に黒色系塗料を自動塗布する方法として、例えば特開平3−296459号公報記載の発明がある。上記発明の自動レンズ黒塗り機は、レンズの塗布面に対してほぼ垂直な方向に塗布具を移動して塗布具を塗布面に接触させ、一定量塗布した後、レンズの塗布面に対してほぼ垂直な方向に塗布具を移動して塗布具を塗布面より離脱させるものである。

ここで、塗布具は、レンズの塗布面に対してある圧力が掛けられた状態で塗布面と接している。レンズの塗布面に対する塗布具の圧力は、コイルばねによって適正圧力に保たれている。

この適正圧力とは、塗布具による塗布の際、レンズに塗布具が当接することによって塗布した塗料が再び掻き取られてしまわないように、レンズの側面に適当な厚さで塗料を塗布することができる程度の圧力をいう。そして、この圧力を増減することにより、塗布する塗料の厚さが決まる。

つまり、塗料は、塗布面に対する塗布具の圧力が大きいほど薄く、圧力が小さいほど厚く塗布される。従って、コイルばねの強さは、塗布する塗料の厚さが所定の厚さとなるように設定される。

概要

液性または2液性塗料の別なく、被レンズ1の塗料面2に発生する塗料溜り塗りムラを防止し、精度良く安定した塗布面を得る。

回転している被レンズ1の塗布面2に塗布具3を当接した後に微動させて塗料4を塗布する。その後、被レンズ1の回転中心軸と平行な方向に塗布具3を移動させて被レンズ1の塗布面2近傍より離脱させる。

目的

因って、本発明は前記従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、塗布具が塗布した塗料をかきとることなく、また、塗布具をレンズより離脱させるときに塗布溜や塗布ムラを生じないレンズの塗布方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

レンズ側面塗布具近接させてレンズを回転させることにより塗料を塗布するレンズの塗布方法において、前記塗布具をレンズ側面へ当接した後に所望の塗膜厚分だけ微動して塗布を行い、その後、レンズの回転中心軸と平行な方向に塗布具を移動させてレンズ側面近傍より離脱させることを特徴とするレンズの塗布方法。

技術分野

0001

本発明は、レンズ系におけるフレアーゴースト等の発生を防止する目的で、レンズの側面に黒色系塗料を塗布するレンズの塗布方法に関する。

背景技術

0002

従来、レンズの側面(外周面)に黒色系の塗料を自動塗布する方法として、例えば特開平3−296459号公報記載の発明がある。上記発明の自動レンズ黒塗り機は、レンズの塗布面に対してほぼ垂直な方向に塗布具を移動して塗布具を塗布面に接触させ、一定量塗布した後、レンズの塗布面に対してほぼ垂直な方向に塗布具を移動して塗布具を塗布面より離脱させるものである。

0003

ここで、塗布具は、レンズの塗布面に対してある圧力が掛けられた状態で塗布面と接している。レンズの塗布面に対する塗布具の圧力は、コイルばねによって適正圧力に保たれている。

0004

この適正圧力とは、塗布具による塗布の際、レンズに塗布具が当接することによって塗布した塗料が再び掻き取られてしまわないように、レンズの側面に適当な厚さで塗料を塗布することができる程度の圧力をいう。そして、この圧力を増減することにより、塗布する塗料の厚さが決まる。

0005

つまり、塗料は、塗布面に対する塗布具の圧力が大きいほど薄く、圧力が小さいほど厚く塗布される。従って、コイルばねの強さは、塗布する塗料の厚さが所定の厚さとなるように設定される。

発明が解決しようとする課題

0006

しかるに、前記従来技術においては、塗布具はコイルばねによってレンズへ当接し続けるように押圧されているので、塗布した塗料を塗布具が掻き取ってしまうことがある。また、塗布する塗料の厚さがある所定の厚さとなるようにコイルばねの強さを設定しても、レンズの大きさ,塗布する幅および塗布する厚さより求められる塗料の量よりも多くの塗料が塗布具に保持された場合、レンズに対する塗布が完了しても塗布具に塗料が残留してしまう。

0007

従って、このような場合、塗料が塗布具に残留したまま塗布具を塗布面より離脱させることになるのであるが、上記装置によると、塗布具の離脱する方向はレンズの回転中心に対してほぼ垂直な方向(塗布面に対してほぼ垂直な方向)であるため、レンズの塗布面上の塗布具が離脱した位置に、塗布溜り塗布ムラを生じてしまう欠点があった。

0008

因って、本発明は前記従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、塗布具が塗布した塗料をかきとることなく、また、塗布具をレンズより離脱させるときに塗布溜や塗布ムラを生じないレンズの塗布方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明は、レンズ側面に塗布具を近接させてレンズを回転させることにより塗料を塗布するレンズの塗布方法において、前記塗布具をレンズ側面へ当接した後に所望の塗膜厚分だけ微動して塗布を行い、その後、レンズの回転中心軸と平行な方向に塗布具を移動させてレンズ側面近傍より離脱させる塗布方法である。

0010

本発明では、塗布具をレンズ側面へ当接した後に所望の塗膜厚分だけ微動して塗布することにより、塗布終了後の塗布面の塗料を掻き取ることがなく、塗布ムラの発生を阻止できる。また、レンズへの塗布後、レンズの回転中心軸と平行な方向に塗布具を移動させてレンズ側面近傍より離脱させることにより、塗布具が塗布面から垂直離脱することにより発生する塗り溜りを防止できる。

0011

図1図5は本実施例の塗布工程を示し、図1図3は正面図、図4および図5横断面図である。1は回転自在に保持された被レンズで、この被レンズ1の回転中心軸は水平に保持されている。3は移動自在に保持された塗布具で、この塗布具3の先端上部3aには塗料4が保持されている。

0012

本実施例では、心出しが終了した後、回転している被レンズ1側面の塗布面2に対し、塗料4を保持した塗布具3が当接する(図1参照)。塗料4は、被レンズ1の回転方向および、塗布具3と被レンズ1との当接(近接)関係により、塗布具3と被レンズ1の塗布面2との間に挟まれて巻き込まれるかたちで被レンズ1の塗布面2に塗布される。

0013

この時、塗膜厚は前述塗布面2と塗布具3との当接(近接)間隔により決定される。塗布の終了した塗料4が被レンズ1の回転により再度塗布面2と塗布具3との間を通過する際、塗布面2と塗布具3との間隔よりも厚い塗膜4aは塗布具3に掻き取られて塗布具3の先端上部3aに塗料溜4bが発生する(図2参照)。

0014

次に、塗布具3を被レンズ1の塗布面2に対してほぼ垂直方向(鉛直方向)へ微動させる(図3中、矢印にて示す水平方向)。その微動量は、塗布する塗料の粘度によって異なるものであるが、通常の塗料であれば0.05〜0.5mm程度である。これにより、被レンズ1の塗布面2と塗布具3との間に任意の間隔を設ける。塗料4は被レンズ1の回転に従い、被レンズ1の塗布面2と塗布具3との間隔から任意の塗膜厚が設定される(図3および図4参照)。

0015

次いで、塗布具3を被レンズ1の回転中心軸と平行な方向、すなわち被レンズ1の塗布面2に対して平行に移動させて被レンズ1の塗布面2近傍より離脱させる(図5参照)。

0016

本実施例によれば、被レンズの塗布面に発生する塗料溜り塗りムラを防止できる。

0017

図6は本実施例を示す正面図である。本実施例は、前記実施例1が被レンズ1の塗布面2に塗布具3を当接した後、塗布面2に対して塗布具3をほぼ垂直方向(水平方向)へ微動したのに対し、塗布具3を塗布面2に対してほぼ水平方向(図6中、矢印にて示す鉛直方向)に微動させる。これにより、被レンズ1の塗布面2と塗布具3との間隔を調整し、塗りムラの防止および塗膜厚の設定を行う。以下、前記実施例1と同様であり、その説明を省略する。

0018

本実施例によれば、前記実施例1と同様な効果が得られる。

発明の効果

0019

以上説明した様に、本発明に係るレンズの塗布方法によれば、1液性塗料または2液性塗料の別なく、被レンズの塗布面に塗料溜や塗りムラが発生することを防止でき、精度良く安定した塗布面を得ることができる。

図面の簡単な説明

0020

図1実施例1を示す正面図である。
図2実施例1を示す正面図である。
図3実施例1を示す正面図である。
図4実施例1を示す横断面図である。
図5実施例1を示す横断面図である。
図6実施例2を示す正面図である。

--

0021

1 被レンズ
2 塗布面
3塗布具
4 塗料

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