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技術 織機の配台計画装置およびその機上がり台数平準化方法

出願人 旭化成株式会社
発明者 清水修佐藤三郎大友健司
出願日 1993年1月11日 (27年5ヶ月経過) 出願番号 1993-002293
公開日 1994年7月26日 (25年10ヶ月経過) 公開番号 1994-207342
状態 拒絶査定
技術分野 織機 織機の開口装置
主要キーワード 標準長さ 測定回転数 規定台数 標準回転数 波形数 抽出個数 プログラム制御装置 許容台数
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年7月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

目的

配台計画から定まる織機の機上り台数平準化を容易にする。

構成

マイクロコンピュータ1cにより特定期間(一日、指定時間帯)の機上り台数を計数し、計数結果が規定範囲を超える場合には超過分の織機についてその捲き糸の長さを標準値から増減することにより機上りの日時を特定期間からずらす

概要

背景

従来、織物生産計画に関しては、人間の手作業で配台計画を作成しており、このための作業者の煩雑さは大変なものであった。たとえば、生産計画の立案に際しては織物納期とその製造予定量初期条件として与えられ、、織物の種類に応じた製織可能な織機を選択する。さらに、使用原糸の入荷予定日とその入荷予定量を決定し、これらの決定用件全てを考慮して、さらに、生産効率が最も良くなるように織機の配台計画を作業者は作成しなければならない。

そこで、近年、製織分野でもコンピュータを用いて生産計画を自動的に作成できる装置が提案されている。これらの装置はスケジューリング装置スケジューラとも呼ばれている。このような自動化装置の多くは配台計画自体を自動作成することを主眼としており、生産効率の良い配台計画の作成や、ユーザに好適な配台計画を作成するという点においてはいまだ改良の余地があった。たとえば、織機の機上がり(捲き機の捲き糸の終了)が起こると次の巻き機ルームビームを織機にしかける機掛け作業が発生する。この作業は長い場合には6時間程度を要する。このため、複数台の織機の機上がりが同一の時間帯に集中すると、特に、深夜の時間帯などは、作業者の人数が不足し、機掛け作業待ちの織機が多発する。このような状態は生産効率の見地からは決して良い状態とは言えない。このような織機の機上りの集中を阻止することを目的としたスケジューリング装置は発明者の知るかぎりでは特公平3−47340号に開示されている装置だけである。

この装置では以下に述べる平準化方法を採用している。すなわち、仮決定された配台計画から定まる織機の1日あたりの平均機上り台数が予め定められた許容台数(具体的には機上がり台数上限値)を越えるか否かを自動判定し、許容値を越えた場合には仮決定された配台計画を修正する。修正の対象は柄の登記順序や製織開始日である。このようにして配台計画を修正すると再び上述の平均機上り台数と許容台数の比較判定処理を実行する。このような処理を複数回実行することにより平均機上がり台数が許容台数以下となる配台計画を検出する。

概要

配台計画から定まる織機の機上り台数の平準化を容易にする。

マイクロコンピュータ1cにより特定期間(一日、指定時間帯)の機上り台数を計数し、計数結果が規定範囲を超える場合には超過分の織機についてその捲き糸の長さを標準値から増減することにより機上りの日時を特定期間からずらす

目的

そこで、上述の点に鑑みて本発明の目的は、織機の機上りが集中しないような配台計画を作成できる織機の配台計画作成装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

初期的に作成された織機の配台計画に基づき織機に設置される捲き機ルームビームの捲き糸の機上り日時を予想し、特定期間内の機上がり台数計数し、その計数結果が予め定めた台数範囲内となるように前記織機の配台計画を配台計画装置により修正する織機の機上がり台数平準化方法において、前記配台計画装置は前記特定期間内の機上り台数の計数結果が前記予め定めた台数の範囲を越えるか否かの判定を実行し、前記特定期間内の機上り台数の計数結果が前記予め定めた台数の範囲を越える場合は、超過の織機の前記捲き糸の長さについて機上り日時が前記特定期間内から外れるように可変設定し、当該可変設定された捲き糸長さを用いた配台計画に修正することを特徴とする織機の機上がり台数平準化方法。

請求項2

初期的に作成された織機の配台計画に基づき織機に設置される捲き機ルームビームの捲き糸の機上り日時を予想し、特定期間内の機上がり台数を計数し、その計数結果が予め定めた台数の範囲内となるように前記織機の配台計画を修正する織機の配台計画装置において、前記配台計画装置は前記特定期間内の機上り台数の計数結果が前記予め定めた台数の範囲を越えるか否かを判定する判定手段と、該判定手段の判定結果が前記特定期間内の機上り台数の計数結果が前記予め定めた台数の範囲を越えるとなった場合は、超過分の織機の前記捲き糸の長さを機上り日時が前記特定期間内から外れるように可変設定する第1情報処理手段と、当該可変設定された捲き糸長さを用いた配台計画に修正する第2情報処理手段とを具えたことを特徴とする織機の配台計画装置。

技術分野

0001

本発明は、生産計画を自動的に作成する装置に用いられ、織機の機上り平準化することの可能な織機の配台計画装置およびその機上がり台数平準化方法に関する。

背景技術

0002

従来、織物の生産計画に関しては、人間の手作業で配台計画を作成しており、このための作業者の煩雑さは大変なものであった。たとえば、生産計画の立案に際しては織物納期とその製造予定量初期条件として与えられ、、織物の種類に応じた製織可能な織機を選択する。さらに、使用原糸の入荷予定日とその入荷予定量を決定し、これらの決定用件全てを考慮して、さらに、生産効率が最も良くなるように織機の配台計画を作業者は作成しなければならない。

0003

そこで、近年、製織分野でもコンピュータを用いて生産計画を自動的に作成できる装置が提案されている。これらの装置はスケジューリング装置スケジューラとも呼ばれている。このような自動化装置の多くは配台計画自体を自動作成することを主眼としており、生産効率の良い配台計画の作成や、ユーザに好適な配台計画を作成するという点においてはいまだ改良の余地があった。たとえば、織機の機上がり(捲き機の捲き糸の終了)が起こると次の巻き機ルームビームを織機にしかける機掛け作業が発生する。この作業は長い場合には6時間程度を要する。このため、複数台の織機の機上がりが同一の時間帯に集中すると、特に、深夜の時間帯などは、作業者の人数が不足し、機掛け作業待ちの織機が多発する。このような状態は生産効率の見地からは決して良い状態とは言えない。このような織機の機上りの集中を阻止することを目的としたスケジューリング装置は発明者の知るかぎりでは特公平3−47340号に開示されている装置だけである。

0004

この装置では以下に述べる平準化方法を採用している。すなわち、仮決定された配台計画から定まる織機の1日あたりの平均機上り台数が予め定められた許容台数(具体的には機上がり台数上限値)を越えるか否かを自動判定し、許容値を越えた場合には仮決定された配台計画を修正する。修正の対象は柄の登記順序や製織開始日である。このようにして配台計画を修正すると再び上述の平均機上り台数と許容台数の比較判定処理を実行する。このような処理を複数回実行することにより平均機上がり台数が許容台数以下となる配台計画を検出する。

発明が解決しようとする課題

0005

このような機上りの平準化方法は次のような不具合が依然として残っている。
1)柄の登記順序を変えると製品外観に影響を与える場合がある。

0006

2)製織の開始日を変えると製品の納期に間に合わない場合がある。

0007

したがって、平均機上がり台数が許容台数以下となるような確率は100%とは言えず織機の機上りが集中する状態が発生する。加えて、許容値と比較する対象が平均機上り台数なので、最大機上り台数が発生する日はやはり織機の機上りが集中する状態が発生する。更に、管理精度が日単位であり、特定の時間帯、たとえば、深夜の作業を停止させるような配台計画を作成できない。

0008

そこで、上述の点に鑑みて本発明の目的は、織機の機上りが集中しないような配台計画を作成できる織機の配台計画作成装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

このような目的を達成するために、請求項1の発明は、初期的に作成された織機の配台計画に基づき織機に設置される捲き機ルームビームの捲き糸の機上り日時を予想し、特定期間内の機上がり台数を計数し、その計数結果が予め定めた台数範囲内となるように前記織機の配台計画を配台計画装置により修正する織機の機上がり台数平準化方法において、前記配台計画装置は前記特定期間内の機上り台数の計数結果が前記予め定めた台数範囲を越えるか否かの判定を実行し、前記特定期間内の機上り台数の計数結果が前記予め定めた台数範囲を越える場合は、超過の織機の前記捲き糸の長さについて機上り日時が前記特定期間内から外れるように可変設定し、当該可変設定された捲き糸長さを用いた配台計画に修正することを特徴とする。

0010

請求項2の発明は、初期的に作成された織機の配台計画に基づき織機に設置される捲き機ルームビームの捲き糸の機上り日時を予想し、特定期間内の機上がり台数を計数し、その計数結果が予め定めた台数範囲内となるように前記織機の配台計画を修正する織機の配台計画装置において、前記配台計画装置は前記特定期間内の機上り台数の計数結果が前記予め定めた台数範囲を越えるか否かを判定する判定手段と、該判定手段の判定結果が前記特定期間内の機上り台数の計数結果が前記予め定めた台数範囲を越えるとなった場合は、超過分の織機の前記捲き糸の長さを機上り日時が前記特定期間内から外れるように可変設定する第1情報処理手段と、当該可変設定された捲き糸長さを用いた配台計画に修正する第2情報処理手段とを具えたことを特徴とする。

0011

本発明は、製織を行う際に捲き機ルームビームの捲き糸について複数回の設置/交換が行われることに着目し、いずれかの回の捲き糸の長さを可変設定することで機上がり時期を変更する。この結果、機上がり時期が集中する配台計画が初期的に作成されても、集中する織機の機上り時期を平準化することで、たとえば特定時間帯の機上り台数をゼロにしたり一日あたりの機上り台数を規定値以内とする配台計画に修正することができる。

0012

以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。

0013

図1は本実施例の基本的な回路構成を示す。図1の配台計画装置は初期的に作成された織機の配台計画に基づき織機に設置される捲き機ルームビームの捲き糸の機上り日時を予想し、特定期間内の機上がり台数を計数し、その計数結果が予め定めた台数範囲内となるように前記織機の配台計画を修正する織機の配台計画装置である。

0014

1000は前記配台計画装置は前記特定期間内の機上り台数の計数結果が前記予め定めた台数範囲を越えるか否かを判定する判定手段である。

0015

1100は該判定手段の判定結果が前記特定期間内の機上り台数の計数結果が前記予め定めた台数範囲を越えるとなった場合は、超過分の織機の前記捲き糸の長さを機上り日時が前記特定期間内から外れるように可変設定する第1情報処理手段である。

0016

1200は当該可変設定された捲き糸長さを用いた配台計画に修正する第2情報処理手段である。

0017

図2は本実施例の具体的な回路構成を示す。図2において1は織物・織機の基本条件を入力し、整経計画を確定する第1のシステム(配台計画装置を構成)である。2は織機の稼働状態監視し機上り時刻を予想する第2のシステム(配台計画装置を構成)である。3は織機であり、4は織機3に搭載されている回転計である。回転計4にはエンコーダ近接スイッチ等を用いたパルス信号発信器を用いる。

0018

第1のシステムは入力装置1a,表示装置1b,マイクロコンピュータ1cで構成される。第2のシステムも入力装置2a,表示装置2b,マイクロコンピュータ2cで構成される。入力装置1a,2aにはキーボードが用いられる。入力装置1aからはマイクロコンピュータ1cに対する動作指示や配台計画に関わる情報を入力する。より具体的には、入力装置1aからは生産すべき織物に関する織物設計条件、織機3の基本情報である。織物設計条件としては、使用原糸、密度規格長さ、幅、織り縮み率、巻き機ルームビームの標準巻き糸長さ、標準稼働率が入力される。織機関連情報としてはたとえば、年式、機種標準回転数開口装置の種類および機上り規定台数等が入力され、マイクロコンピュータ1c内のRAMに格納される。入力装置2aからはマイクロコンピュータ2cに対する動作指示、織機3の仕掛け日が入力され、マイクロコンピュータ2c内のRAMに格納される。

0019

表示装置1b,2bはマイクロコンピュータ1c,2cの演算結果の表示を行う。本実施例では、配台計画、整経計画、時刻、台数を含む機上り予想、織機3の稼働率等が表示される。

0020

上記マイクロコンピュータ1c,2cはそれぞれ、CPU,ROM,RAM,I/Oポート磁気ディスクから構成される。CPUはROMに格納されたシステムプログラム読み出し演算実行する。RAMにはCPUに対する入出力データが格納される。I/Oポートは外部機器との間で情報転送を行う。マイクロコンピュータ1c,2cはI/Oポートを介して接続され、情報交換が可能である。

0021

このようなシステム構成において実行される整経計画の作成処理図2図4を用いて説明する。図3はマイクロコンピュータ1cが実行する処理手順を示す。図4はマイクロコンピュータ2cが実行する処理手順を示す。図2において各々の織機3の回転計4において測定される回転数が一定周期でマイクロコンピュータ2cで集計される(図4のS300)。マイクロコンピュータ2cは測定回転数、具体的には織機3の1回転につき1波形、発生されるパルス信号を集計し、下記式を用いて各織機3の実績製織糸長さLおよび実績稼働率を算出する(図4のS310)。

0022

L=n/o
n:集計波形数
o:織物緯密度(初期データとして入力装置2aから与えられる。)
マイクロコンピュータ2cは次に、測定回転数および算出の実績稼働率を用いて予想回転数および予想稼働率を算出する。予想回転数および予想稼働率は予想機上がり日および時刻を算出する際に用いられるパラメータである。測定回転数および算出の実績稼働率があらかじめ初期設定した標準値に対して変化していない場合にはこの標準値が予想値として用いられる。一方、予想値に対して変化が見られる場合には測定回転数の変化、実績稼働率の変化を考慮して現時点以後の予想値を算出する(図4のS320)。ここで用いられる標準値は同一織物品種についての測定値を平均したものである。また、予想値は現時点から一定時間前までの測定値の平均を用いることができる。算出された予想回転数および予想稼働率はマイクロコンピュータ2cからマイクロコンピュータ1cに転送され、マイクロコンピュータ1cのRAMに保存記憶される(S330)。

0023

整経計画作成時に、ユーザは入力装置1aからの指示で図3の手順をマイクロコンピュータ1cに実行させる。ユーザは入力装置1aから初期条件、すなわち、上述の織り物、織機3に関する基本情報を入力する(図3のS10)。本実施例では機上り台数を規定値以下に設定し、かつ、指定時間帯の機上り台数をゼロ(0)に設定する第1モードと、機上り台数のみを規定値以下に設定する第2モードが用意されており、このモード指定も入力装置1aから行われる。

0024

マイクロコンピュータ1cは入力情報をRAMに格納した後、指定されたモードの判別を行って、第1モードが指示された場合は手順をS30に進め、第2モードが指示された場合は手順をS100に進める。

0025

a)第1モード処理
マイクロコンピュータ1cは、入力装置1aから設定すべき1日あたりの機上り台数および、機上り台数を0とする時間帯情報を受けつける(S30)。マイクロコンピュータ1cは、S10で入力された基本情報に基づき、従来と同様の処理を行って織機3の配台計画を作成する(S40)。マイクロコンピュータ1cは、配台計画に記載された各日の機上り台数および指定時間帯内での機上り台数を計数する(S50)。この計算手順は以下の通りである。各織機3の機上りに要する時間Tは下記式により決定される。

0026

T=K(LLxO/MxN)
LL:残糸長(捲き機ルームビームが織機3に仕掛った時点での捲き糸長さ−配台計画作成時点での実績製織長さ)
O :織物緯密度
M :織機3の予想回転数
N :織機3の予想稼働率
K :補正係数
将来、行われる製織について機上がり所要時間、たとえば次回以降の機上がりの所要時間の計算には残糸長LLとして標準捲き糸長を用いる。予想回転数および予想稼働率についてはそれぞれ標準回転数、標準稼働率を用いる。このようにして配台計画に記載されている製織開始日時に機上り所要時間を加算することにより機上り日時が算出される。次にマイクロコンピュータ1cは配台計画の先頭の日を指定し機上がりが予定される織機3を抽出し、その抽出個数、すなわち、一日の機上がり台数を計数する。また、その日の指定時間帯に機上がりが予定される織機3を抽出し、その抽出個数(指定時間帯の機上がり台数)を計数する(S50)。

0027

マイクロコンピュータ1cにおいて一日の機上がり台数が規定された台数と比較され、指定時間帯の機上がり台数が数値0とそれぞれ比較される(S60)。このときのマイクロコンピュータ1cが図1の判定手段1000として動作する。一日の機上り台数が規定台数より小さく、かつ、指定時間帯の機上り台数が0となった場合は、指定日を現在の日から次の日に変えて、その日についての機上がり台数を計数し、上述の比較処理を行う。一方、一日の機上り台数が規定台数より大きいかまたは指定時間帯の機上り台数が0とならない場合は、以下の処理を行って、上記比較条件合致させる。

0028

指定時間帯の機上り台数が0とならない場合は機上がり時刻と指定時間帯のずれを算出し、指定時間帯をずらす時間に相当する捲き糸長さを標準捲き糸長さに対して増減する。この時のマイクロコンピュータ1cが図1の第1情報処理手段1100として動作する。このようにして指定時間帯の機上りを避けた後、手順をS40に戻し再び配台計画をやり直す。より具体的には捲き糸長に関連する計画データを、変更の捲き糸長から演算式(予め定義)等により決定し、前の古いデータを新しいデータに更新する。この時のマイクロコンピュータ1cが図1の第2情報処理手段1200として動作する。また、一日の機上り台数が規定台数よりも大きい場合は、その日に機上りが予定される織機3の中の超過分の織機の機上りの日にちを一日ずらすように捲き糸の長さを標準長さに対して増減する。このようにして指定時間帯の機上がりをなくすと共に、一日の機上がり台数を規定台数内に収める。このようにして、現在、指定されている日の機上がり台数の平準化を行うと、マイクロコンピュータ1cは指定日を次の日にずらして上述の平準化処理を繰り返し実行し、配台計画の最終日までの平準化を実行する(S40〜S70のループ処理)。最終日までの平準化処理が終了すると、マイクロコンピュータ1cは決定された配台計画を用いて、従来手法により整経計画を決定する(S200)。以上が第1モードでの平準化処理の説明である。

0029

b)第2モード処理
一方、一日あたりの機上がり台数のみを平準化する第2モードが選択された場合は、手順はS20からS10に移行し、配台計画の示す日にちに沿って機上がり台数の平準化が行われる(S100〜S140のループ処理)。この処理は第1モードの一日の機上がり台数の平準化処理と同様であり、指定時間帯の指定が無くその時間帯の機上がり台数の平準化処理が行われない点が第1モードと異なる点である。平準化処理が終了すると、手順はS200へと進み、整経計画が決定されて図3実行手順が終了する。

0030

以上説明したように本実施例では捲き機ルームビームの捲き糸長さを可変設定することにより織機3の機上がり日時を自動変更し、指定時間帯および一日の機上がり台数をそれぞれ規定値内に収めることができる。

0031

本実施例の他に次の例を実施できる。

0032

1)本実施例では毎日の機上がり台数が規定値以内に収まるように機上がり台数を平準化したが特定の日、および特定の時間帯の規定台数を規定範囲以内に収めることもできる、この場合、特定の日または特定の時間帯を図2の入力装置1aから指示し、指示された日の機上がり台数の計算および規定値との比較をマイクロコンピュータ1cにより実施し、その判定結果に応じて超過分の織機の捲き糸の長さを調整する。指定日の指定時間帯の機上がり台数の調整も同様である。

0033

2)加えて、週単位、月単位で機上がり台数を制限しても良いこと勿論である。さらに、規定台数を月や日によって変えても良い。

発明の効果

0034

以上説明したように、本発明によれば、捲き糸の長さを変えることによって機上がり時期をずらすので、配台計画の変更が容易であり、製品の品質に影響を与えることはない。

図面の簡単な説明

0035

図1本実施例の基本構成を示すブロック図である。
図2本実施例のシステム構成を示すブロック図である。
図3図2のマイクロコンピュータ1cの実行する処理手順を示すフローチャートである。
図4図2のマイクロコンピュータ2cの実行する処理手順を示すフローチャートである。

--

0036

1 第1システム
1a,2a入力装置
1b,2b表示装置
1c,2cマイクロコンピュータ
2 第2プログラム制御装置
3織機
4 回転計

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