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技術 ウインカ装置

出願人 本田技研工業株式会社新電元工業株式会社
発明者 土屋良彦宮丸幸夫若山浩史小野雄司片瀬繁
出願日 1993年1月8日 (27年10ヶ月経過) 出願番号 1993-002066
公開日 1994年7月26日 (26年4ヶ月経過) 公開番号 1994-206492
状態 特許登録済
技術分野 車両の信号 車両の外部照明装置、信号 車両の照明または信号装置のための監視装置
主要キーワード 中立接点 左接点 右接点 左右切替スイッチ 高電位出力 点滅ランプ ウインカ装置 フリッカ状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年7月26日)のものです。
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図面 (4)

目的

フィラメントによってウインカランプポジションランプとして作用させ、ウインカランプ点灯指示スイッチの構成が簡単なウインカ装置を提供する。

構成

ウインカランプ点灯指示スイッチ15によって右側もしくは左側ウインカランプ点灯指示をしたとき、指示された方向側の前部および後部のウインカランプを発振器142の発振周波数に基づいて点滅させ、ウインカランプ点灯指示スイッチ15によって指示されていない方向側の前部ウインカランプを高い発振周波数の発振器141の発振周波数に基づいて実質的に点灯させ、かつウインカランプ点灯指示スイッチ15が中立接点位置に維持されているとき前部左右側ウインカランプを発振器141の発振周波数に基づいて実質的に点灯させることにより、ウインカランプとポジションランプとを共用とした。

概要

背景

走行状態点灯し、かつ自動二輪車車幅方向に設けられたポジションランプを備えた自動二輪車がある(例えば、特公平4−15138号公報参照)。従来このポジションランプは図3に示すように前部左右側ウインカランプ1および2を2フィラメント構造として、前部左右側ウインカランプ1および2中における夫々の1つのフィラメントをポジションランプ用フィラメント1Aおよび2Aとし、ウインカランプ点灯指示スイッチ6を介しウインカリレー5を通して供給された電源8からの電力を前部左右側ウインカランプ1および2中のウインカフィラメント1W、2Wに選択的に供給して点滅させると共に、後部左右側ウインカランプ3、4のフィラメントに選択的に供給して点滅させている。

一方、ウインカランプ点灯指示スイッチ6と連動するポジションランプスイッチ7によって前部左右側ウインカランプ1および2中のポジションランプ用フィラメント1Aおよび2Aを選択的に点灯していた。

上記の従来例におけるウインカランプ1、2、3、4およびウインカランプ点灯指示スイッチ6、ポジションランプスイッチ7の切り替え位置と点灯、点滅ランプとの関係は

概要

1フィラメントによってウインカランプとポジションランプとして作用させ、ウインカランプ点灯指示スイッチの構成が簡単なウインカ装置を提供する。

ウインカランプ点灯指示スイッチ15によって右側もしくは左側ウインカランプ点灯指示をしたとき、指示された方向側の前部および後部のウインカランプを発振器142の発振周波数に基づいて点滅させ、ウインカランプ点灯指示スイッチ15によって指示されていない方向側の前部ウインカランプを高い発振周波数の発振器141の発振周波数に基づいて実質的に点灯させ、かつウインカランプ点灯指示スイッチ15が中立接点位置に維持されているとき前部左右側ウインカランプを発振器141の発振周波数に基づいて実質的に点灯させることにより、ウインカランプとポジションランプとを共用とした。

目的

本発明は、1フィラメントのランプによってウインカランプとポジションランプとして作用させ、かつウインカランプ点灯指示スイッチの構成が簡単なウインカ装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
4件

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請求項1

左右側接点位置および中立接点位置を有するウインカランプ点灯指示スイッチと、夫々1フィラメントで構成された前部および後部の左右側ウインカランプと、発振出力によってウインカランプを駆動したときフリッカ状態であることが判る発振周波数の第1発振器と、発振出力によってウインカランプを駆動したとき実質上点灯と見做せる発振周波数の第2発振器と、第1および第2発振器の発振出力を入力とし、ウインカランプ点灯指示スイッチによって右側もしくは左側ウインカランプ点灯指示をしたとき、指示された方向側の前部および後部のウインカランプを第1発振器の発振周波数に基づいて点滅させ、ウインカランプ点灯指示スイッチによって指示されていない方向側の前部ウインカランプを第2発振器の発振周波数に基づいて実質的に点灯させ、かつウインカランプ点灯指示スイッチが中立接点位置に維持されているとき前部左右側ウインカランプを第2発振器の発振周波数に基づいて実質的に点灯させる第1切替手段と、を備えたことを特徴とするウインカ装置

請求項2

請求項1記載のウインカ装置において、発振出力によってウインカランプを駆動したとき第1発振器の発振出力に基づくフリッカと区別できる発振周波数の第3発振器と、ウインカランプの断線を検出する1灯段線検出手段と、第3発振器の発振出力および1灯断線検出手段の検出出力を入力とし、1灯断線検出手段によって断線を検出したとき、断線が前部左右側のウインカランプのいずれかのときは後部左右側の一方のウインカランプを、断線が後部左右側のウインカランプのいずれかのときは前部左右側の一方のウインカランプを第3発振器の発振周波数に基づいて点滅させる第2切替手段と、を備えたことを特徴とするウインカ装置。

技術分野

0001

本発明はウインカランプポジション表示にも使用することによリポジションランプ専用フィラメントを不要としたウインカ装置に関する。

背景技術

0002

走行状態点灯し、かつ自動二輪車車幅方向に設けられたポジションランプを備えた自動二輪車がある(例えば、特公平4−15138号公報参照)。従来このポジションランプは図3に示すように前部左右側ウインカランプ1および2を2フィラメント構造として、前部左右側ウインカランプ1および2中における夫々の1つのフィラメントをポジションランプ用フィラメント1Aおよび2Aとし、ウインカランプ点灯指示スイッチ6を介しウインカリレー5を通して供給された電源8からの電力を前部左右側ウインカランプ1および2中のウインカフィラメント1W、2Wに選択的に供給して点滅させると共に、後部左右側ウインカランプ3、4のフィラメントに選択的に供給して点滅させている。

0003

一方、ウインカランプ点灯指示スイッチ6と連動するポジションランプスイッチ7によって前部左右側ウインカランプ1および2中のポジションランプ用フィラメント1Aおよび2Aを選択的に点灯していた。

0004

上記の従来例におけるウインカランプ1、2、3、4およびウインカランプ点灯指示スイッチ6、ポジションランプスイッチ7の切り替え位置と点灯、点滅ランプとの関係は

0005

0006

に示す如くである。

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、上記した従来例によれば、左右切替スイッチはウインカランプの切り替えのためのウインカランプ点灯指示スイッチと、ウインカランプ点灯指示スイッチと連動するポジションランプスイッチとの2連切替スイッチを必要とし、さらに前部左右側のウインカランプはそれぞれダブルフィラメントのものを必要とするという問題点があった。さらに、ダブルフィラメントのランプは灯体も大きくなり、専用品となる場合もあって高価につくという問題点があった。

0008

本発明は、1フィラメントのランプによってウインカランプとポジションランプとして作用させ、かつウインカランプ点灯指示スイッチの構成が簡単なウインカ装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明のウインカ装置は、左右側接点位置および中立接点位置を有するウインカランプ点灯指示スイッチと、夫々1フィラメントで構成された前部および後部の左右側ウインカランプと、発振出力によってウインカランプを駆動したときフリッカ状態であることが判る発振周波数の第1発振器と、発振出力によってウインカランプを駆動したとき実質上点灯と見做せる発振周波数の第2発振器と、第1および第2発振器の発振出力を入力とし、ウインカランプ点灯指示スイッチによって右側もしくは左側ウインカランプ点灯指示をしたとき、指示された方向側の前部および後部のウインカランプを第1発振器の発振周波数に基づいて点滅させ、ウインカランプ点灯指示スイッチによって指示されていない方向側の前部ウインカランプを第2発振器の発振周波数に基づいて実質的に点灯させ、かつウインカランプ点灯指示スイッチが中立接点位置に維持されているとき前部左右側ウインカランプを第2発振器の発振周波数に基づいて実質的に点灯させる第1切替手段と、を備えたことを特徴とする。

0010

本発明のウインカ装置は、発振出力によってウインカランプを駆動したとき第1発振器の発振出力に基づくフリッカと区別できる発振周波数の第3発振器と、ウインカランプの断線を検出する1灯段線検出手段と、第3発振器の発振出力および1灯断線検出手段の検出出力を入力とし、1灯断線検出手段によって断線を検出したとき、断線が前部左右側のウインカランプのいずれかのときは後部左右側の一方のウインカランプを、断線が後部左右側のウインカランプのいずれかのときは前部左右側の一方のウインカランプを第3発振器の発振周波数に基づいて点滅させる第2切替手段と、を備えたことを特徴とする。

0011

本発明のウインカ装置によれば、ウインカランプ点灯指示スイッチによって右側もしくは左側ウインカランプ点灯指示がされたときは、第1切替手段の制御のもとに、指示された方側の前部および後部のウインカランプが第1発振器の発振周波数に基づいて点滅させられて、指示方向への進行方向変更がウインカランプの点滅によって表示される。さらに、ウインカランプ点灯指示スイッチによって点灯が指示されていない方側の前部ウインカランプが第2発振器の発振周波数に基づいて実質的に点灯される。

0012

したがってポジション表示がウインカランプ点灯指示スイッチによって点灯が指示されていない方側の前部ウインカランプによってなされる。また、ウインカランプ点灯指示スイッチが中立位置に維持されているときは前部左右側ウインカランプが第2発振器の発振周波数に基づいて実質的に点灯される。したがってポジション表示が前部左右側ウインカランプによってなされる。この場合に発振周波数を異にする発振器による点滅と、実質的な点灯とによって区別されることになってウインカランプは1フィラメントのものですむ。また、ポジション表示のためにスイッチを別途必要としないため、ウインカランプ点灯指示スイッチに連動するスイッチを必要としなくなる。

0013

またウインカランプが断線したときは、断線が検出されて、断線が前部左右側のウインカランプのいずれかのときは後部左右側の一方側のウインカランプが、進行方向変更時における点滅よりも早い周期で点滅されることになって、断線が後部左右側のウインカランプのいずれかのときは前部左右側の一方側のウインカランプが、進行方向変更時における点滅よりも早い周期で点滅されることになって、断線したことが表示される。

0014

以下、本発明を実施例によって説明する。

0015

図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。

0016

本一実施例のウインカ装置は、電池11の電圧ヒューズ12および電源スイッチ13を介してコントロールユニット14に供給してある。コントロールユニット14はポジション発光をさせるための周波数の発振をする発振器(POOSC)141と、フリッカのための周波数の発振をする発振器(WiOSC)142と、フリッカ時のほぼ2倍の周波数で発振する発振器(倍速WiOSC)143と、ドレインに電源スイッチ13を介した電圧が印加される電界効果トランジスタ146、147および148とを備えている。

0017

コントロールユニット14にはさらに、発振器142の発振出力を電界効果トランジスタ146のゲートに供給し、電界効果トランジスタ146のソース電圧をウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151に印加し、ウインカランプ点灯指示スイッチ15の切り替え位置に基づいて電界効果トランジスタ147、148のゲートに発振器141、142からの発振出力を選択して印加し、かつ後記の1灯断線検出回路149の出力に基づいて電界効果トランジスタ146、147、148のゲートに発振器143からの発振出力を選択して印加する切替回路144と、電界効果トランジスタ146、147および148のソース電圧が印加され、ソース電圧に基づいて1灯断線を検出する1灯断線検出回路149とを備えている。

0018

電界効果トランジスタ147にソース負荷として前部左側ウインカランプ16を接続し、前部左側ウインカランプ16を電界効果トランジスタ147によって駆動し、電界効果トランジスタ148にソース負荷として前部右側ウインカランプ17を接続し、電界効果トランジスタ148によって前部右側ウインカランプ17を駆動し、ウインカランプ点灯指示スイッチ15の左接点Lおよび右接点Rの出力電圧は切替回路144に供給すると共に、左接点Lの出力電圧によって後部左側ウインカランプ18を駆動し、右接点Rの出力電圧によって後部右側ウインカランプ19を駆動するように構成してある。

0019

ここで、発振器141の発振周波数は点滅が人間の視覚にて判別できず実質的にウインカランプを点灯と見做せるために例えば150Hzに設定してあり、発振器142の発振周波数はウインカランプの点滅が人間の視覚にて判別できるように例えば85サイクル/分に設定してあり、発振器143の発振周波数はウインカランプの点滅が人間の視覚にて判別でき、かつ前記点滅の2倍の速さで点滅して前記ウインカランプの点滅と区別できる、例えば200サイクル/分に設定してある。

0020

切替回路144はウインカランプ点灯指示スイッチ15の切り替え位置に基づいて電界効果トランジスタ146〜148のゲートに供給する発振出力を切り替える第1切替回路1441と、1灯断線検出回路149の断線検出に基づいて第1切替回路1441と協働して電界効果トランジスタ146〜148のゲートに供給する発振出力を切り替える第2切替回路1442とを備えている。

0021

第1切替回路1441は一致検出回路aおよびb、アンドゲートc、ダイオードd4〜d9、ダイオードd4〜d9を介した一致検出回路a、bの出力およびアンドゲートcの出力によってオンオフが制御されるスイッチ回路S1〜S4から構成してあって、自動二輪車の進行方向を左方向へ変更するときは前部および後部左側ウンカランプ16および18を発振器142の発振周波数によって点滅させ、かつ前部右側ウインカランプ17を発振器141の発振周波数によって点灯させ、進行方向を右方向へ変更するときは前部および後部右側ウンカランプ17および19を発振器142の発振周波数によって点滅させ、かつ前部左側ウインカランプ16を発振器141の発振周波数によって点灯させ、進行方向を変えないときは前部左右側ウインカランプ16および17を発振器141の発振周波数によって点灯させるように構成してある。

0022

第2切替回路1442はダイオードd10〜d26、ダイオードd10〜d26を介した1灯断線検出回路149からの出力によってオン・オフが制御されるスイッチ回路S6〜S15から構成してあって、断線が前部左右側ウインカランプ16、17のいずれかのときは後部左右側の一方のウインカランプ18または19を、断線が後部左右側ウインカランプ18、19のいずれかのときは前部左右側の一方のウインカランプ16または17を発振器143の発振周波数に基づいて点滅させるように構成してある。

0023

上記のように構成した一実施例のウインカ装置において、ウインカランプのいずれもが断線していないときは、発振器142の発振出力が電界効果トランジスタ146のゲートに印加されて、発振器142の発振周波数で電界効果トランジスタ146はオン・オフが繰り返されて、ウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151には電源電圧断続的に印加される。

0024

自動二輪車の進行方向を左方向に変更するとき、すなわちウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151を左接点Lに接触させたときは、ウインカランプ点灯指示スイッチ15の左接点Lを介して一致検出回路bに発振器142の発振出力に基づく断続された電源電圧が印加され、スイッチ回路S14を介して供給された発振器142の発振出力との一致が検出され、一致検出出力が一致検出回路bから出力される。

0025

一致検出回路bからの一致検出出力を受けて電界効果トランジスタ148のゲートには発振器141の発振出力が印加され、前部右側ウインカランプ17は発振器141の発振周波数によって点滅する。この点滅の繰り返し速度は早くて実質的に点灯と見做せるポジション点灯がなされる。また電界効果トランジスタ147のゲートには発振器142の発振出力が印加され、前部左側ウインカランプ16は発振器142の発振周波数によって点滅してウインカ表示がなされる。同時にウインカランプ点灯指示スイッチ15の左接点Lを介して後部左側ウインカランプ18は発振器142の発振周波数によって点滅してウインカ表示がなされる。

0026

上記のように、前部左側ウインカランプ16および後部左側ウインカランプ18は1分間に85回の点滅を繰り返す点滅状態に駆動され、前部右側ウインカランプ17は150Hzによる点灯状態に駆動され、後部右側ウインカランプ19は消灯状態に維持されて、前後の左側ウインカランプ16および18は点滅してウインカ表示を、前部右側ウインカランプ17は点灯によりポジション表示を行うことになる。この場合において、前部右側ウインカランプ17の点灯によるポジション表示は150Hzによって行われるため、電源11からの全電力によって点灯される場合よりも小電力で点灯された状態と等価となる。

0027

自動二輪車の進行方向を右方向に変更するとき、すなわちウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151を右接点Rに接触させたときは、ウインカランプ点灯指示スイッチ15の右接点Rを介して一致検出回路aに発振器142の発振出力に基づく断続された電源電圧が印加され、スイッチ回路S14を介して供給された発振器142の発振出力との一致が検出され、一致検出出力が一致検出回路aから出力される。

0028

一致検出回路aからの一致検出出力を受けて電界効果トランジスタ148のゲートには発振器142の発振出力が印加され、前部右側ウインカランプ17は発振器142の発振周波数によって点滅する。同時にウインカランプ点灯指示スイッチ15の右接点Rを介して後部右側ウインカランプ19は発振器142の発振周波数によって点滅する。これらの点滅はフリッカと判る周波数での点滅であって、ウインカ表示がなされる。また電界効果トランジスタ147のゲートには発振器141の発振出力が印加され、前部左側ウインカランプ16は発振器141の発振周波数によって点滅する。この点滅は早くて実質的に点灯と見做せるポジション点灯がなされる。後部左側ウインカランプ18は消灯状態に維持される。

0029

上記のように、前部右側ウインカランプ17および後部右側ウインカランプ19は1分間に85回の点滅を繰り返す点滅状態に駆動され、前部左側ウインカランプ16は150Hzによる点灯状態に駆動され、後部左側ウインカランプ18は消灯状態に維持されて、前後の右側ウインカランプ17および19は点滅してウインカ表示を、前部左側ウインカランプ16は点灯によりポジション表示を行うことになる。この場合において、前部左側ウインカランプ16の点灯によるポジション表示は150Hzによって行われるため、電源11からの全電力によって点灯される場合よりも小電力で点灯された状態と等価となる。

0030

自動二輪車の進行方向を変更しないとき、すなわちウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151を中立接点Nに接触させているときは、一致検出回路aおよびbから共に一致検出出力が発生せず、アンドゲートcは高電位出力を発生して、電界効果トランジスタ147および148のゲートには発振器141の発振出力が印加される。

0031

この結果、前部左右側ウインカランプ16および17は150Hzによる点灯状態に駆動され、後部左右側ウインカランプ18および19は消灯状態に維持されて、前部左右側ウインカランプ16および17は点灯によりポジション表示が行われることになる。この場合において、前部左右側ウインカランプ16および17の点灯によるポジション表示は150Hzによって行われるため、電源11からの全電力によって点灯される場合よりも小電力で点灯された状態と等価となる。

0032

なお、発振器141の発振周波数は150Hzに限る必要はないが、発振周波数を低くしすぎると人間の目が追従して点灯時にチラツキが生じる。逆に高くしすぎるとフィラメントの加熱に時間がかかり、点灯が遅れてウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151が中立接点Nに接続されたときに点灯の追従が遅れることになる。この点を考慮して発振器141の発振周波数を設定する必要がある。

0033

上記を纏めれば、

0034

0035

のようになり、前部左右側ウインカランプ16および17によってポジションランプが兼用され、2フィラメントのランプを必要としなくなる。

0036

次に一部のウインカランプが断線した場合について説明する。

0037

ウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151が右接点Rと接触している状態において、前部右側ウインカランプ17が断線したときは、電界効果トランジスタ148のソース電位が上昇し、1灯断線検出回路149においてその旨検出される。この検出出力によって、スイッチ回路S12はオフ状態に、スイッチ回路S13はオン状態に制御されて電界効果トランジスタ146のゲートに発振器143の発振出力が印加される。スイッチ回路S14はオフ状態に、スイッチ回路S15はオン状態に、スイッチ回路S6はオフ状態に制御されて、電界効果トランジスタ147のゲートには発振器141の発振出力が印加され、電界効果トランジスタ148のゲートは電圧が印加されない。

0038

したがって前部右側ウインカランプ17は消灯し、後部右側ウインカランプ19が倍速(200サイクル/分)にて駆動され、その他のウインカランプは表2の状態であって、後部右側ウインカランプ19のみが通常点滅時のほぼ2倍の速さで点滅を繰り返す。

0039

ウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151が右接点Rと接触している状態において、後部右側ウインカランプ19が断線したときは、電界効果トランジスタ146のソース電位が上昇し、1灯断線検出回路149においてその旨検出される。この検出出力によって、スイッチ回路S8はオン状態に、スイッチ回路S7はオフ状態に制御されて電界効果トランジスタ148のゲートに発振器143の発振出力が印加される。したがって後部右側ウインカランプ19は消灯し、前部右側ウインカランプ17が倍速(200サイクル/分)にて駆動され、その他のウインカランプは表2の状態であって、前部右側ウインカランプ17のみが通常点滅時のほぼ2倍の速さで点滅を繰り返す。

0040

また、ウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151が右接点Rと接触している状態において、前部左側ウインカランプ16が断線したときは、電界効果トランジスタ147のソース電位が上昇し、1灯断線検出回路149においてその旨検出される。この検出出力によって、スイッチ回路S9がオフ状態に制御されて電界効果トランジスタ147のゲートには電圧が印加されることはなく、電界効果トランジスタ146のゲートには発振器142の発振出力が印加され、電界効果トランジスタ148のゲートにも発振器142の発振出力が印加されて、前部左側ウインカランプ16は消灯し、その他のウインカランプは表2の状態に維持される。

0041

またウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151が右接点Rと接触している状態において、後部左側ウインカランプ18が断線したときは、後部左側ウインカランプ18はもともと消灯状態であり、その他のウインカランプは表2の状態に維持される。

0042

ウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151が左接点Lと接触している状態において、前部右側ウインカランプ17が断線したときは、電界効果トランジスタ148のソース電位が上昇し、1灯断線検出回路149においてその旨検出される。この検出出力によって、スイッチ回路S6はオフ状態に、スイッチ回路S4はオン状態に制御されて、電界効果トランジスタ148のゲートには電圧が印加されることはなく、電界効果トランジスタ146および147のゲートには発振器142の発振出力が印加される。したがって前部右側ウインカランプ17は消灯し、その他のウインカランプは表2の状態に維持される。

0043

ウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151が左接点Lと接触している状態において、前部左側ウインカランプ16が断線したときは、電界効果トランジスタ147のソース電位が上昇し、1灯断線検出回路149においてその旨検出される。この検出出力によってスイッチ回路S10、S12、S14はオフ状態に、スイッチ回路S13、S15はオン状態に制御されて、電界効果トランジスタ148のゲートに発振器141の発振出力が印加され、電界効果トランジスタ147のゲートに電圧が印加されることはなく、電界効果トランジスタ146のゲートには発振器143の発振出力が印加される。したがって後部左側ウインカランプ18は倍速(200サイクル/分)にて駆動されて通常点滅時のほぼ2倍の速さで点滅を繰り返し、前部左側ウインカランプ16は消灯し、その他のウインカランプは表2の状態に維持される。

0044

ウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151が左接点Lと接触している状態において、後部右側ウインカランプ19が断線したときは、後部右側ウインカランプ19はもともと消灯状態であり、その他のウインカランプは表2の状態に維持される。

0045

また、ウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151が左接点Lと接触している状態において、後部左側ウインカランプ18が断線したときは、電界効果トランジスタ146のソース電位が上昇し、1灯断線検出回路149においてその旨検出される。この検出出力によって、スイッチ回路S10はオフ状態に、スイッチ回路S11はオン状態に制御される。したがって、電界効果トランジスタ148のゲートには発振器141の発振出力が印加され、前部右側ウインカランプ17はポジション表示状態にされ、電界効果トランジスタ147のゲートには発振器143の発振出力が印加されて、前部左側ウインカランプ16は倍速(200サイクル/分)にて駆動されて通常点滅時のほぼ2倍の速さで点滅を繰り返し、後部左側ウインカランプ18は消灯し、その他のウインカランプは表2の状態に維持される。

0046

ウインカランプ点灯指示スイッチ15の切替接片151を中立接点に接触させているときは、一致検出回路aおよびbから共に一致検出出力が発生せず、アンドゲートcは高電位出力を発生し、断線したウインカランプは消灯するが、その他のウインカランプは表2の状態に維持される。

0047

ウインカランプ断線時における表示の状態を纏めれば

0048

0049

に示す如くである。

0050

なお、上記において切替回路144のスイッチ回路の表示を接点スイッチで表示して説明したが、スイッチ回路をトタンスタ等の電子スイッチにて構成することもできる。電子スイッチにすることによって切替速度が早くなり、寿命も長期間となることはいうまでもない。

発明の効果

0051

以上説明した如く本発明のウインカ装置によれば、右側もしくは左側ウインカランプ点灯指示をしたとき、指示された方向側の前部および後部のウインカランプを第1発振器の発振周波数に基づいて点滅させ、ウインカランプ点灯指示スイッチによって指示されていない方向側の前部ウインカランプを第2発振器の発振周波数に基づいて実質的に点灯させ、かつウインカランプ点灯指示スイッチが中立接点位置に維持されているとき前部左右側ウインカランプを第2発振器の発振周波数に基づいて実質的に点灯させるようにしたため、ウインカランプとポジションランプとが共用できて、ウインカランプは1フィラメントのものですむことになる効果があるほか、ポジション表示のためのスイッチを別途必要としないため、ウインカランプ点灯指示スイッチに連動するスイッチを必要としなくなる効果がある。

0052

また本発明のウインカ装置によれば、ウインカランプの断線を検出し、断線が前部左右側のウインカランプのいずれかのときは後部左右側の一方のウインカランプを、断線が後部左右側のウインカランプのいずれかのときは前部左右側の一方のウインカランプを第3発振器の発振周波数に基づいて点滅させるようにしたため、ウインカランプの断線も表示することができる効果がある。

図面の簡単な説明

0053

図1本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。
図2本発明の一実施例における切替回路の構成例を示すブロック図である。
図3従来のウインカ装置の構成を示すブロック図である。

--

0054

14…コントロールユニット
15…ウインカランプ点灯指示スイッチ
16…前部左側ウインカランプ
17…前部右側ウインカランプ
18…後部左側ウインカランプ
19…後部右側ウインカランプ
141、142、143…発振器
144…切替回路
146、147、148…電界効果トランジスタ
149…1灯断線検出回路
a、b…一致検出回路

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