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技術 パチンコ機

出願人 株式会社平和
発明者 中島健吉
出願日 1992年12月28日 (27年11ヶ月経過) 出願番号 1992-361141
公開日 1994年7月19日 (26年5ヶ月経過) 公開番号 1994-198047
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 主枠体 組合せ判定 継続モード LED表示素子 検出パルス信号 LCD表示素子 中央列 複数行複数列
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年7月19日)のものです。
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図面 (15)

目的

遊技者に有利な権利発生有無を明確にする。

構成

識別情報制御装置13は識別情報を左列3,7、右列5,9 および中列4,6,8の順序停止表示し、同一停止識別情報上行下行および対角線の合計4種類に表示された場合を特別組合せの成立に定め、リーチ表示中に停止表示される左列3,7 および右列5,9 には、その列内で同一な識別情報を他の列とは独立に表示し、リーチ表示中に停止表示されない中列4,6,8 にはその列内で互いに異なる識別情報を表示することにより、リーチ表示の終了時期および特別組合せの成立有無を容易に予測させる。

概要

背景

パチンコ機には所定条件満足されたときに発射球入賞確率が一定時間だけ拡大させ、上記条件をパチンコ機の動作に依存させる機種がある。このような機種は、いわゆる第1種および第3種と呼ばれ、パチンコ機の遊技盤可変表示装置を設けたものがある。

この種のパチンコ機は可変表示装置に複数種識別情報を表示し、遊技盤面に発射されたパチンコ球(以下、発射球という)が遊技盤面の始動入賞口に入賞すると、可変表示装置が起動されてゲームを開始させる。

このゲームは、一般に複数種の識別情報が複数行で可変表示装置によって所定の変動表示時間だけ変動表示されたのち、この変動表示の終了に基いていずれかの識別情報が所定の停止表示時間だけ停止表示されるのである。

そして可変表示装置に停止表示された停止識別情報が予め定められた特別組合せである場合、遊技盤面の可変入賞球装置は起動されて遊技者に有利な権利は発生されるのである。

この可変入賞球装置は発射球を受け入れ易い第1状態と受け入れない第2状態とを取り、通常時においては第2状態を、特別組合せが可変表示装置に表示されたときに可変入賞球装置は第2状態から第1状態に移行するのである。

これにより発射球は可変入賞球装置に受け入れられ易くなり、この入賞球に対しては所定数賞品球が払い出されるので、遊技者にとって有利な権利を発生させることになる。

上述した可変表示装置には識別情報を複数列・複数行で表示する機種があり、遊技盤面に設けられた始動入賞口への入賞に基いて識別情報を所定の変動表示時間だけ複数行複数列で変動表示させる。

以下、始動入賞口に入賞したパチンコ球は始動入賞球といい、一般の入賞口に入賞したパチンコ球は単に、入賞球ということにし、いずれの入賞球に対しても所定数の賞品球が払出される。

この変動表示は始動入賞口への入賞に基いて複数種の識別情報をたとえば上方から下方にスクロールを繰り返すことによって変動表示させる。このスクロールは、識別情報を3行3列で表示する場合、左列、中列および右列の各列単位で制御され、変動表示の開始から上記変動表示時間が経過すると、可変表示装置は識別情報の変動表示を終了させて各列単位で停止表示に移行させる。

一般に識別情報の変動表示から停止表示への移行の際し、左列、中列および右列の各列が同時に停止表示されることはまれで、各列が所定順序にしたがって1列づつ停止表示に移行する機種が主流を占めている。

上述した特別組合せは、各列の停止識別情報が行方向にすべて同じ種類のものが並んだ場合、あるいは特定の識別情報が特別の法則にしたがって並んだ場合、を定めていることが多く、上記3行3列の識別情報を表示する場合、各行方向に3種類、対角線の方向に2種類の合計5種類の組合せが成立することになる。

また可変表示装置の変動表示から停止表示への移行中、複数列の停止表示済の識別情報が特別組合せの一部を形成いいかえれば特別組合せが成立する可能性を備えている場合、通常表示の態様から態様とは異なる態様のリーチ表示に移行する可変表示装置を設けた機種がある。

このリーチ表示には、リーチ表示時における識別情報の変動表示速度がリーチ表示時ではない場合の変動表示速度よりも遅い機種がある。このように構成することによって特別組合せの成立可能性があることを表示すると同時に上記有利な権利の発生に対する期待感を遊技者に起こさせるのである。

このリーチ表示のためのリーチ時間は予め1種類または複数種類に定められ、複数種類に定められている場合であっても、リーチ時間の種別はそれほど多く定められてはおらず、リーチ表示の終了時に現ゲームによって上記有利な権利が発生するか否かを容易に予測できる程度に定められている。

概要

遊技者に有利な権利の発生有無を明確にする。

識別情報制御装置13は識別情報を左列3,7、右列5,9 および中列4,6,8の順序で停止表示し、同一停止識別情報が上行下行および対角線の合計4種類に表示された場合を特別組合せの成立に定め、リーチ表示中に停止表示される左列3,7 および右列5,9 には、その列内で同一な識別情報を他の列とは独立に表示し、リーチ表示中に停止表示されない中列4,6,8 にはその列内で互いに異なる識別情報を表示することにより、リーチ表示の終了時期および特別組合せの成立有無を容易に予測させる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

遊技盤面に設けられた始動入賞口と、該始動入賞口への入賞に基いて複数種識別情報複数行複数列に所定の変動表示時間だけ変動表示させ該変動表示の終了に基いていずれかの識別情報を列単位所定順序で所定の停止表示時間だけ順次停止表示する可変表示装置と、該可変表示装置に停止表示された停止識別情報行方向の複数種の組合せのいずれかが予め定められた特別組合せである場合に遊技者に有利な権利を発生させる可変入賞球装置とを備えており、前記可変表示装置の変動表示から停止表示への移行中複数列の停止表示済の識別情報が前記特別組合せの一部を形成している場合に通常表示の態様から該態様とは異なる態様のリーチ表示移行するパチンコ機において、前記リーチ表示中に停止表示される前記可変表示装置の列には該列内で同一な識別情報を他の列とは独立に表示し前記リーチ表示中に停止表示されない列には該列内で互いに異なる識別情報を表示する識別情報制御装置を設けたことを特徴とするパチンコ機。

請求項2

可変表示装置は変動表示中およびリーチ表示中に識別情報を列方向にスクロールさせることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。

請求項3

リーチ表示時における識別情報の変動表示速度がリーチ表示時ではない場合の変動表示速度よりも遅いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパチンコ機。

請求項4

可変表示装置は識別情報を3行3列で表示するとともに中央行には中央列のみに識別情報を表示することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のパチンコ機。

技術分野

0001

本発明は始動入賞口への入賞に応じて所定の識別情報を表示するパチンコ機の改良に関する。

背景技術

0002

パチンコ機には所定条件満足されたときに発射球の入賞確率が一定時間だけ拡大させ、上記条件をパチンコ機の動作に依存させる機種がある。このような機種は、いわゆる第1種および第3種と呼ばれ、パチンコ機の遊技盤可変表示装置を設けたものがある。

0003

この種のパチンコ機は可変表示装置に複数種の識別情報を表示し、遊技盤面に発射されたパチンコ球(以下、発射球という)が遊技盤面の始動入賞口に入賞すると、可変表示装置が起動されてゲームを開始させる。

0004

このゲームは、一般に複数種の識別情報が複数行で可変表示装置によって所定の変動表示時間だけ変動表示されたのち、この変動表示の終了に基いていずれかの識別情報が所定の停止表示時間だけ停止表示されるのである。

0005

そして可変表示装置に停止表示された停止識別情報が予め定められた特別組合せである場合、遊技盤面の可変入賞球装置は起動されて遊技者に有利な権利は発生されるのである。

0006

この可変入賞球装置は発射球を受け入れ易い第1状態と受け入れない第2状態とを取り、通常時においては第2状態を、特別組合せが可変表示装置に表示されたときに可変入賞球装置は第2状態から第1状態に移行するのである。

0007

これにより発射球は可変入賞球装置に受け入れられ易くなり、この入賞球に対しては所定数賞品球が払い出されるので、遊技者にとって有利な権利を発生させることになる。

0008

上述した可変表示装置には識別情報を複数列・複数行で表示する機種があり、遊技盤面に設けられた始動入賞口への入賞に基いて識別情報を所定の変動表示時間だけ複数行複数列で変動表示させる。

0009

以下、始動入賞口に入賞したパチンコ球は始動入賞球といい、一般の入賞口に入賞したパチンコ球は単に、入賞球ということにし、いずれの入賞球に対しても所定数の賞品球が払出される。

0010

この変動表示は始動入賞口への入賞に基いて複数種の識別情報をたとえば上方から下方にスクロールを繰り返すことによって変動表示させる。このスクロールは、識別情報を3行3列で表示する場合、左列、中列および右列の各列単位で制御され、変動表示の開始から上記変動表示時間が経過すると、可変表示装置は識別情報の変動表示を終了させて各列単位で停止表示に移行させる。

0011

一般に識別情報の変動表示から停止表示への移行の際し、左列、中列および右列の各列が同時に停止表示されることはまれで、各列が所定順序にしたがって1列づつ停止表示に移行する機種が主流を占めている。

0012

上述した特別組合せは、各列の停止識別情報が行方向にすべて同じ種類のものが並んだ場合、あるいは特定の識別情報が特別の法則にしたがって並んだ場合、を定めていることが多く、上記3行3列の識別情報を表示する場合、各行方向に3種類、対角線の方向に2種類の合計5種類の組合せが成立することになる。

0013

また可変表示装置の変動表示から停止表示への移行中、複数列の停止表示済の識別情報が特別組合せの一部を形成いいかえれば特別組合せが成立する可能性を備えている場合、通常表示の態様から態様とは異なる態様のリーチ表示に移行する可変表示装置を設けた機種がある。

0014

このリーチ表示には、リーチ表示時における識別情報の変動表示速度がリーチ表示時ではない場合の変動表示速度よりも遅い機種がある。このように構成することによって特別組合せの成立可能性があることを表示すると同時に上記有利な権利の発生に対する期待感を遊技者に起こさせるのである。

0015

このリーチ表示のためのリーチ時間は予め1種類または複数種類に定められ、複数種類に定められている場合であっても、リーチ時間の種別はそれほど多く定められてはおらず、リーチ表示の終了時に現ゲームによって上記有利な権利が発生するか否かを容易に予測できる程度に定められている。

発明が解決しようとする課題

0016

このため変動表示がリーチ表示に移行された場合、遊技者は、リーチ表示の終了時期および特別組合せの成立有無を容易に予測できるのである。

0017

このためリーチ表示の終了時期が近づいたときに特別組合せが成立しないことを認識した場合、上記スクロールの繰り返しによる特別組合せの再度の成立可能性は皆無である。とくに1コマないし3コマの違いで特別組合せが成立しない場合には遊技意欲減退し易い。

0018

そこで本発明は、特別組合せが成立するか否かをリーチ表示の終了時期において明確にしたパチンコ機の提供を目的としている。

課題を解決するための手段

0019

本発明は上記目的を達成するための手段として、リーチ表示中に停止表示される可変表示装置の列にはその列内で同一な識別情報を他の列とは独立に表示しリーチ表示中に停止表示されない列にはその列内で互いに異なる識別情報を表示する識別情報制御装置を設けた構成としている。

0020

可変表示装置は変動表示中およびリーチ表示中に識別情報を列方向にスクロールさせる構成としている。

0021

リーチ表示時における識別情報の変動表示速度がリーチ表示時ではない場合の変動表示速度よりも遅い構成としている。

0022

可変表示装置は識別情報を3行3列で表示するとともに中央行には中央列のみに識別情報を表示する構成としている。

0023

このような構成としたことにより、識別情報制御装置はリーチ表示の終了時期に特別組合せの一部を構成する識別情報が可変表示装置にリーチ表示されている場合には有利な権利を発生させ、そうでない場合には有利な権利を発生させることがない。

0024

可変表示装置が変動表示中およびリーチ表示中に識別情報を列方向にスクロールさせる構成では、識別情報は行方向に特別組合せの成立を順次移行させる。

0025

リーチ表示時における識別情報の変動表示速度がリーチ表示時ではない場合の変動表示速度よりも遅い構成では速度の変動によってリーチ表示を表示する。

0026

可変表示装置が識別情報を3行3列で表示するとともに中央行には中央列のみに識別情報を表示する構成では、特別組合せが上行下行および対角線の合計4種類成立する。

0027

以下に、本発明の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。図1は本発明に係るパチンコ機の要部構成を表わしており、1は可変表示装置を示し、可変表示装置1はパチンコ機10の遊技盤11面のほぼ中央に配置されている。

0028

本実施例において可変表示装置1は図2および図3に示すように、7つの7セグメントLCD表示素子3〜9からなる特別図柄表示素子2で構成されている。すなわち可変表示装置1は識別情報を3行(横方向)3列(縦方向)で表示するとともに中央行には中央列のみに識別情報を表示する構成になっている。

0029

また可変表示装置1の特別図柄表示素子2が7セグメントLCD表示素子3〜9からなる構成なので、外形ブラウン管およびLED表示素子で構成した場合と比較して小さく、しかも消費電力もブラウン管およびLED表示素子と比較して小さく、可変表示装置1の外形および消費電力の省力化は容易に図られる(図4および図5参照)。

0030

特別図柄表示素子2に変動表示、停止表示およびリーチ表示される識別情報は、本実施例にあっては0〜9の数字およびP,H,F,のアルファベットから構成されている(図6ないし図8参照)。

0031

そして遊技盤(図2参照)11面に設けられた始動入賞口12にパチンコ球が入賞すると、ゲームが開始される。

0032

このゲームの詳細は後述するが、可変表示装置1が起動されて本実施例にあっては、所定の変動表示時間だけ複数種の識別情報を上方から下方すなわち列方向にスクロールを繰り返すことによって変動表示およびリーチ表示させる。

0033

この変動表示およびリーチ表示の終了に基いて、いずれかの識別情報を所定の停止表示時間だけ停止表示する。なお本実施例ではリーチ表示時における識別情報の変動表示速度がリーチ表示時ではない場合の変動表示速度よりも遅く定められている。

0034

図1戻り、可変表示装置1は特別図柄表示素子2のほかに、識別情報制御装置13を備え、識別情報制御装置13は図示を省略したROMに予め格納された制御プログラムに基いて特別図柄表示素子2を表示制御する。また特別図柄表示素子2に表示される各種識別情報のデータは上記ROMに格納されている。

0035

識別情報制御装置13は第2識別情報選択回路14、第2識別情報発生回路15、第1識別情報選択回路16、第1識別情報発生回路17および第2識別情報判定回路18から構成されている。

0036

また識別情報制御装置13は識別情報を左列、右列および中列の順序で停止表示し、同一停止識別情報が上行、下行および対角線の合計4種類に表示された場合を特別組合せの成立に定める。

0037

そしてリーチ表示中に停止表示される左列および右列には、その列内で同一な識別情報を他の列とは独立に表示し、リーチ表示中に停止表示されない中列にはその列内で互いに異なる識別情報を表示する。

0038

すなわち変動表示から停止表示への移行時にリーチ表示が形成された場合には上行、下行および対角線の特別組合せのうち、いずれの左列および右列にも同一の識別情報が停止表示されることになる。

0039

第2識別情報発生回路15および第1識別情報発生回路17は無限カウンタ(または乱数表)からなり、始動入賞口12の入賞タイミングに応じて任意の停止識別情報を選択する。そして第2識別情報選択回路14は第2識別情報発生回路15から、第1識別情報選択回路16は第1識別情報発生回路17から停止識別情報に相当する停止数値データを左中右の各列毎に選択する。

0040

また上記制御プログラムは、スタートからエンドまでの1サイクル実行に要する処理時間TPが、4msecを越えないように構成され(TP <4msec)いいかえれば識別情報制御装置13はおよそ4msec毎にリセットされることになる。

0041

そして第2識別情報発生回路15および第1識別情報発生回路17は上記制御プログラムの一連の処理終了後、4msec毎のリセット信号が入力されるまでの時間を利用して、停止数値データをカウントアップ更新)させる。

0042

詳しくいえば第2識別情報発生回路15は4msec毎に停止数値データを「0」ないし「9」までカウントアップさせる一方、第1識別情報発生回路17は、第2識別情報発生回路15が一巡する毎に停止数値データを「0」ないし「21」までカウントアップさせる。

0043

そして第2識別情報判定回路18は、始動入賞口12への入賞時点で第2識別情報選択回路14が第2識別情報発生回路15からたとえば「7」を選択した場合、さらに第1識別情報選択回路16は第1識別情報発生回路17から、その時点の停止数値データを選択する(図14のc参照)。

0044

この停止数値データは特別組合せ判定回路19に入力され、第1識別情報選択回路16が第1識別情報発生回路17から「7」を選択したことを特別組合せ判定回路19によって判定した場合、有利な権利を発生するための大役信号を大役制御回路20に入力する。これにより大役制御回路20は大役処理として、可変入賞球装置21を駆動制御することによって遊技者に有利な権利を発生させる(後述)。

0045

このように大役信号が特別組合せ判定回路19から大役制御回路20に入力される確率は、第1識別情報発生回路17から22種類の停止数値データが発生され、第2識別情報発生回路15からは10種類の停止数値データが発生されるので、220分の1になる。

0046

なお本実施例では第2識別情報選択回路14が第2識別情報発生回路15から「7」以外を選択した場合、第1識別情報選択回路16は第1識別情報発生回路17から停止数値データを選択しない。

0047

始動入賞口12には始動入賞球を検出するために始動スイッチ22が設けられ、始動スイッチ22は第2識別情報選択回路14に接続されている。始動スイッチ22は近接スイッチからなり、始動入賞球の検出時に検出信号を第2識別情報選択回路14に入力するので、第2識別情報選択回路14は始動入賞球の有無を検出できる。

0048

また特別組合せ判定回路19には無限カウンタが内蔵され、特別図柄表示素子2に表示される識別情報の組合せに相当する数を常時カウントしており、は、特別組合せと非特別組合せ(リーチ表示を含む)とを別個にカウントしている。

0049

特別組合せ判定回路19は第2識別情報選択回路14が第2識別情報発生回路15から「7」を選択した場合、特別組合せのいずれかの数値を選択する一方、そうでない場合には非特別組合せのいずれかの数値を選択する。

0050

そして選択された数値に応じてメモリ23に予め格納された特別組合せまたは非特別組合せに相当する停止識別情報の組合せを特別図柄表示素子2に表示するのである。

0051

なお第2識別情報選択回路14が第2識別情報発生回路15から「7」を選択し、かつ、第1識別情報選択回路16が第1識別情報発生回路17から「7」を選択しない場合、特別組合せ判定回路19は変動表示からリーチ表示するための非特別組合せ用の数を上記無限カウンタから選択する。

0052

すなわち特別組合せ判定回路19は識別情報制御装置13から入力される信号および種別に応じて特別図柄表示素子2を表示制御する。

0053

特別組合せ判定回路19は始動記憶装置24にも接続されており、始動記憶装置24には4個の始動表示素子25が備えられている。始動記憶装置24は識別情報制御装置13を介して始動スイッチ22によりカウントされた始動入賞球数を始動表示素子25によって点灯表示する。

0054

始動表示素子25によって点灯表示される始動入賞球数データは、最大値が4球に定められ、始動記憶装置24は5球目以降の始動入賞球に対する表示を行わない。

0055

ここでゲーム中に始動入賞球が5球以上あった場合、識別情報制御装置13は4球目までの各始動入賞球についてはゲーム開始に係る権利を保持し、この権利が保持されている各始動入賞球に対応した停止数値データを識別情報制御装置13によって決定し、5球目以降の始動入賞球に対応する停止数値データの決定は行わない。

0056

すなわち識別情報制御装置13は5球目以降の始動入賞球をゲームの始動について無視することになり、この始動入賞球に対しては通常の入賞処理のみが施されることになる。

0057

また始動記憶装置24は可変表示装置1を起動いいかえれば停止表示状態から変動表示状態に移行させゲームを最初に開始させた始動入賞球数を始動表示素子25によって表示しない。

0058

さらに詳しくいえば始動記憶装置24はゲーム中すなわち特別図柄表示素子2が識別情報を始動表示素子25によって変動表示させてから、停止表示するまでの始動入賞球数データを1ゲーム毎に点灯表示するもので、この点灯表示時点の停止数値データを識別情報制御装置13によって決定し、決定した停止数値データをメモリ23に格納する。

0059

そして特別図柄表示素子2が変動表示中の識別情報を停止表示させた時点で、始動記憶装置24によって始動入賞球数データを始動表示素子25に点灯表示している場合、始動記憶装置24は始動入賞球数データを始動表示素子25から1球分減じるのである。

0060

可変表示装置1の特別図柄表示素子2は図4および図5に示すように主枠体26および飾枠体27内に収容されており、制御基板28と特別図柄表示素子2とはリボンケーブル29によって接続されている。

0061

大役制御回路20は図2および図9に示した可変入賞球装置30を制御するためのもので、大役処理として大入賞口31を開放させることによって遊技者にとって有利な権利を発生させる。

0062

大入賞口31内に配置された継続入賞口32に発射球が入賞したときに、継続入賞球の検出信号を大役制御回路20に入力する。この継続入賞口32には継続入賞球検出スイッチ33が設けられている。継続入賞球検出スイッチ33は大入賞口31への入賞球を検出したときに、すでに実行されている大役処理を継続させるためのものである。また大入賞口31には入賞球数検出スイッチ34が設けられ、この入賞球数検出スイッチ34は大役制御回路20に接続されている。これにより大役制御回路20は大入賞口31内への入賞球をすべて検出することができる。

0063

なお継続入賞球検出スイッチ33および入賞球数検出スイッチ34は近接センサから構成され、図1では継続入賞球検出スイッチ33および入賞球数検出スイッチ34の図示が省略されている。

0064

可変入賞球装置21は大入賞口31を開閉する開閉板(図10および図11参照)35を開閉制御するための大入賞口ソレノイド36と、大役を効果音報知する大役音発生装置37と、大役を光で報知する大役表示装置38とを主構成する。

0065

開閉板35は図示を省略したピンによって前後方向に回動自在に連結され、図示を省略したリンク機構を介して大入賞口ソレノイド36に連結されている。大入賞口ソレノイド36は大役制御回路20によって制御される。

0066

そして大役制御回路20が大入賞口ソレノイド36を励磁すると、大入賞口31が開放され、発射球は大入賞口31に入賞し易くなる。

0067

大入賞口31への入賞球は入賞球数検出スイッチ34によって検出され、その入賞球数は大役制御回路20からの入力信号に基いてカウントされると同時に大役制御回路20は特別組合せ判定回路19を介して特別図柄表示素子2に入賞球数を表示する(図13のa参照)。

0068

そして入賞球数検出スイッチ34によって検出された入賞球数データが所定数(本実施例においては10球〜図13のb参照)に達したとき、大役制御回路20は大入賞口ソレノイド36に開閉板35を閉鎖させるための信号を発生させる。これにより励磁状態にある大入賞口ソレノイド36は解磁され、開放されている大入賞口31は閉止されて発射球を入賞させない(図13のc参照)。

0069

また大役制御回路20は、入賞球数検出スイッチ34が10球の入賞球をカウントしない場合には、大入賞口31を開放してからおよそ29.491sec 経過するまで、大入賞口31の開放を継続させる。

0070

このような大役処理中、大役制御回路20が継続入賞球検出スイッチ33入賞球を検出した場合、継続モードがセットされる。そして大役制御回路20は大役処理開始から大役時間経過後または10球入賞後、大入賞口ソレノイド36を駆動して開閉板35を一旦閉鎖させてから、入賞球数データにかかわらず大役処理はふたたび1回のみ継続(再開)されると同時に(図13のd参照)、すでにセット済の上記継続モードが解除される。

0071

この継続モードは、継続入賞球検出スイッチ33が入賞球を検出しないときにはセットされず、大役処理が予め定められた回数まで継続したときにおいてもふたたびセットされることはない。本実施例において、上記継続モードがセットされる回数の最高値は15回に定められている。

0072

なおパチンコ球は図2に示した上皿39から投入されると、図示を省略した投入球供給装置から上記打球装置(図示省略)に供給される。そして40で示したハンドル装置を操作することによって、パチンコ球は遊技盤11に向かって打ち出される。また図2に示した41は下皿である。

0073

つぎに上記構成に係るパチンコ機の使用手順を図について以下に説明する。まず図示を省略した電源回路から電力が供給されると、パチンコ機10全体が初期化される。識別情報制御装置13はゲームの開始までウエイト状態にあり、いいかえれば始動入賞球の検出待ち状態になっている。

0074

ついで上記初期状態から始動入賞球が入賞球数検出スイッチ22によって検出されると、識別情報制御装置13は図14のaに示す検出パルス信号立ち上がりの時点で、停止識別情報に相当する停止数値データを取り込む。

0075

これにより右中左各列の停止識別情報が決定され、この時点では複数種の識別情報が特別図柄表示素子2において上方から下方にスクロールを繰り返され、識別情報の変動表示がすでに開始されている(図14のb参照)。

0076

この変動表示は図14のaに示す検出パルス信号の立ち下がりの時点から5.693secが経過するまで継続され(図14のc参照)、図14のcの時点から897.024msecが経過するまで、識別情報制御装置13によって比較的低速度で変動表示されたのちに左列の識別情報は停止表示される(図14のd参照)。

0077

この図14のdの時点においては右列の識別情報が比較的低速度で変動表示され、図14のdの時点から897.024msec が経過するまで、識別情報制御装置13によって比較的低速度で変動表示されたのちに右列の識別情報は停止表示される(図14のe参照)。

0078

この図14のeの時点で左列および右列の停止識別情報が同一でない場合、リーチ表示はされず、その場合、この図14のeの時点で中列の識別情報が比較的低速度で変動表示され、図14のeの時点から897.024msec が経過するまで、識別情報制御装置13によって比較的低速度で変動表示されたのちに中列の識別情報は停止表示される(図14のf参照)。

0079

図14のfの時点では図示を省略したランダム時間カウンタの数値が読み出され、その数値に応じたランダム時間rtが決定される。そして図14のfの時点から0.098secとランダム時間rtとの和が経過した時点で(図14のg参照)、特別組合せ判定回路19は、第1識別情報選択回路16が第1識別情報発生回路17から「7」を選択したか否かを判定する(図14のg参照)。

0080

他方、図14のeの時点で左列および右列の停止識別情報が同一である場合にはリーチ表示が形成される。この場合、図14のe(破線)の時点で中列の識別情報が比較的低速度で9998.336msecが経過するまで、識別情報制御装置13によってきわめて低速度で上方から下方に向かってスクロールされる(図14のh参照)。

0081

これにより遊技者はリーチ表示を容易に認識することができる。そしてリーチ表示は、上述した図14のaにおいて取り込んだ停止数値データに相当する中列の識別情報が表示されるまで継続される。なお図14のhの時点から中列の識別情報が停止表示されるのに要する時間は0〜4952.064msecに定められている(図14のi参照)。

0082

また上述した図14のc時点で、第1識別情報選択回路16が第1識別情報発生回路17から「7」を選択している場合、識別情報制御装置13は図14のhおよび図14のi間または図14のh直前であるところのリーチ表示の終了時期に特別組合せが形成される。

0083

図6ないし図8は図14のc時点で、第1識別情報選択回路16が第1識別情報発生回路17から「7」を選択し、特別組合せの識別情報が「7」である場合を示している。

0084

また図8が図14のiすなわちリーチ表示の終了時期であり、図6および図7が図14のhおよび図14のi間または図14のhの直前の場合である。

0085

このような状況において遊技者は図6ないし図8のいずれの状況においても特別組合せが成立することを確信できるので、上記権利の発生に対してきわめて大きな期待感を抱かせることができる。

0086

これに対してリーチ表示の終了時期が近づいているにもかかわらず、特別組合せの一部を構成する識別情報が可変表示装置にリーチ表示されていない場合には有利な権利を発生させることがないので、大きな失望感を感じることもない。

発明の効果

0087

本発明は以上説明したように、リーチ表示の終了時期が近づいた時点で特別組合せが成立するか否かをリーチ表示の終了時期において明確に予測できる。これにより1コマないし3コマの違いで特別組合せが成立しない場合にあってもその旨を容易に予測できるので、特別組合せすなわち遊技者に有利な権利の不成立に起因した遊技意欲の減退を抑止できる。

0088

可変表示装置が変動表示中およびリーチ表示中に識別情報を列方向にスクロールさせる構成では、識別情報は行方向に特別組合せの成立を順次移行させるので、遊技者に有利な権利の成立有無を列方向のスクロールによって認識できる。

0089

リーチ表示時における識別情報の変動表示速度がリーチ表示時でない場合の変動表示速度よりも遅い構成では速度の変動によってリーチ表示を認識できる。

0090

可変表示装置が識別情報を3行3列で表示するとともに中央行には中央列のみに識別情報を表示する構成では、特別組合せが上行、下行および対角線の合計4種類成立するので、特別組合せの組合せによって遊技変化を遊技者に付与することができる。

図面の簡単な説明

0091

図1本発明の一実施例を示す要部ブロック図である。
図2図1の装置を設けたパチンコ機の正面図である。
図3図2の可変表示装置を示す正面図である。
図4図3の可変表示装置の一部を示す正面図である。
図5図4の可変表示装置の一部を示す側面図である。
図6図5の可変表示装置の動作を示す要部正面図である。
図7図6と異なる状態を示す可変表示装置の要部正面図である。
図8図7と異なる状態を示す可変表示装置の要部正面図である。
図9図3の可変入賞球装置を示す正面図である。
図10図9の可変入賞球装置の動作を示す斜視図である。
図11 図10の可変入賞球装置の動作を示す側面図である。
図12図2の遊技盤の裏面を示す要部背面図である。
図13図1の装置の制御タイミングを示す図である。
図14図2と異なる状態を示す図である。

--

0092

1可変表示装置
10パチンコ機
11遊技盤
12始動入賞口
30 可変入賞球装置

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