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技術 吸水率測定装置

出願人 株式会社竹中工務店
発明者 平野竜行中井唯喜末次章子村上信直
出願日 1992年12月17日 (27年2ヶ月経過) 出願番号 1992-355985
公開日 1994年7月8日 (25年7ヶ月経過) 公開番号 1994-186153
状態 特許登録済
技術分野 重量、体積、圧力、比重等による材料の調査
主要キーワード モータ支持台 両ロープ 吸水状態 巻き取りドラム 漬状態 所定時間おき 重量計 変化度合い
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年7月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

目的

試験体液槽内に浸漬した状態で、吸水率の測定を精度良く測定できる装置を提供する。

構成

水を入れた第1の液槽1内に、水を吸収可能な状態で試験体Pを収容した第1の保持かご12を液面下まで収容し、一方、第2の液槽2内に、試験体Pを入れない第2の保持かご13を液面下まで収容し、かつ、第1および第2の保持かご12,13を第1および第2の液槽1,2それぞれと接触させない状態に保持し、それらの第1および第2の液槽1,2それぞれの重量を第1および第2の重量計3,4で測定し、両者の重量差を重量差算出手段で算出するとともに、算出した重量差を読み込み手段で所定時間おきに読み込み、重量差の変化度合いと試験体Pの乾燥時の重量との比較に基づいて吸水率を測定する。

概要

背景

吸水率を測定する方法としては、従来においてJISで種々の方法が定められているが、いずれの測定方法でも、水を入れた液槽内試験体を浸漬させ、一定期間後に浸漬状態から取り出し、その取り出した試験体の表面に付着した水を拭き取ってから重量を測定し、その含水状態の試験体の重量と、予め測定しておいた乾燥状態での重量との差を求め、それらの重量差に基づいて吸水率を求めていた。

概要

試験体を液槽内に浸漬した状態で、吸水率の測定を精度良く測定できる装置を提供する。

水を入れた第1の液槽1内に、水を吸収可能な状態で試験体Pを収容した第1の保持かご12を液面下まで収容し、一方、第2の液槽2内に、試験体Pを入れない第2の保持かご13を液面下まで収容し、かつ、第1および第2の保持かご12,13を第1および第2の液槽1,2それぞれと接触させない状態に保持し、それらの第1および第2の液槽1,2それぞれの重量を第1および第2の重量計3,4で測定し、両者の重量差を重量差算出手段で算出するとともに、算出した重量差を読み込み手段で所定時間おきに読み込み、重量差の変化度合いと試験体Pの乾燥時の重量との比較に基づいて吸水率を測定する。

目的

本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであって、試験体を液槽内に浸漬した状態で、吸水率の測定を精度良く測定できる装置を提供できるようにすることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

液体を入れた第1および第2の液槽と、前記第1および第2の液槽それぞれの重量を測定する第1および第2の重量計と、前記第1および第2の液槽それぞれ内の液面下まで収容されて試験体に液体を吸収可能な状態で保持する互いに同質の保持かごと、前記保持かごを前記第1および第2の液槽それぞれ内の液面下に位置させるように保持可能に保持する保持手段と、前記第1および第2の重量計で計測される重量を入力してその重量差を算出する重量差算出手段と、前記重量差算出手段で算出される重量差を所定時間ごとに読み込む読み込み手段と、を備えたことを特徴とする吸水率測定装置

技術分野

0001

本発明は、例えば、粘土瓦などの各種材料の吸水率を測定する吸水率測定装置に関する。

背景技術

0002

吸水率を測定する方法としては、従来においてJISで種々の方法が定められているが、いずれの測定方法でも、水を入れた液槽内試験体を浸漬させ、一定期間後に浸漬状態から取り出し、その取り出した試験体の表面に付着した水を拭き取ってから重量を測定し、その含水状態の試験体の重量と、予め測定しておいた乾燥状態での重量との差を求め、それらの重量差に基づいて吸水率を求めていた。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上述のような従来例の場合、測定者によって、試験体の表面の水の拭き取り方に違いが生じやすく、その違いに起因して測定される吸水率に誤差を生じやすい欠点があった。

0004

また、吸水率の変化の度合いから飽和吸水率を求めようとするためには、同質の試験体を少なくとも2個用意して重量を測定する時間に差をもたせるか、あるいは、同一の試験体の場合には、一旦含浸させた後に取り出した試験体を再度液槽内に浸漬するなど、少なくとも2回は、試験体の浸漬と取り出しとを行って測定する必要があり、浸漬状態で継続して測定することができないために手間がかかる欠点があった。

0005

また、試験体の表面に付着した水を拭き取るために、吸水を開始したごく初期においては吸水された水の一部までもが拭き取られるなど、その拭き取られた量にバラツキを生じやすく、初期における吸水状態を知ることが困難となる欠点があった。

0006

また、撥水性を有する試験体の吸水率を測定するために、水の代わりにベンジンなどのように表面張力が小さい液を用いた場合に、蒸発速度の違いのために、試験体の表面に付着した液を拭き取るときの重量変化にバラツキを生じやすく、測定精度が低下する欠点があった。

0007

本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであって、試験体を液槽内に浸漬した状態で、吸水率の測定を精度良く測定できる装置を提供できるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の吸水率測定装置は、上述のような目的を達成するために、液体を入れた第1および第2の液槽と、それらの第1および第2の液槽それぞれの重量を測定する第1および第2の重量計と、第1および第2の液槽それぞれ内の液面下まで収容されて試験体に液体を吸収可能な状態で保持する互いに同質の保持かごと、その保持かごを第1および第2の液槽それぞれ内の液面下に位置させるように保持可能に保持する保持手段と、第1および第2の重量計で計測される重量を入力してその重量差を算出する重量差算出手段と、その重量差算出手段で算出される重量差を所定時間ごとに読み込む読み込み手段とを備えて構成する。

0009

本発明の吸水率測定装置の構成によれば、第1および第2の液槽それぞれ内に等量の液を収容し、一方の液槽内には、試験体を入れた保持かごを収容し、他方には、試験体を入れない状態の保持かごを収容し、試験体中に液体が吸い込まれるに伴って、それに対応する液槽の重量が減少することを利用し、他方の液槽の重量との差を求めて、試験体中に吸い込まれた液体の重量を測定し、それらの重量変化を求めることにより吸水率を測定することができる。

0010

次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。

0011

図1は、本発明に係る吸水率測定装置の実施例を示す全体概略縦断面図であり、液体としての水を入れた第1および第2の液槽1,2それぞれが、第1および第2の重量計3,4それぞれ上に載置されている。

0012

一対の支柱5,5の先端に軸受6を介して回転可能に支軸7が設けられるとともに、その支軸7に一体回転可能に、所定間隔を隔てて巻き取りドラム8,8が取り付けられ、かつ、モータ支持台9上に正逆転可能な電動モータ10が設けられるとともにその電動モータ10と支軸7とが連動連結されている。巻き取りドラム8,8それぞれにロープ11の一端側が連結されるとともに、両ロープ11,11の一方に第1の保持かご12が、そして、他方に第2の保持かご13がそれぞれの開閉蓋12a,13aを介して連結され、電動モータ10の正逆転により、第1および第2の保持かご12,13を昇降し、第1および第2の液槽1,2それぞれ内の液面下の、第1および第2の液槽1,2と接触せずに浸漬する位置と、それから浮上する位置とにわたって、第1および第2の保持かご12,13を変位保持できるように保持手段が構成されている。第1および第2の保持かご12,13それぞれには、開閉蓋12a,13aそれぞれの開閉により試験体Pを液体を吸収可能な状態で収容可能になっている。

0013

図中14は、ディスプレー表示装置15を備えたコンピュータを示し、そのコンピュータ14と第1および第2の重量計3,4それぞれとが接続されている。コンピュータ14内には、図2ブロック図に示すように、重量差算出手段16と、読み込み手段17と、記憶手段18とが設けられている。

0014

重量差算出手段16では、第1および第2の重量計3,4で計測される重量を入力してその重量差、即ち、試験体Pが吸収した水の重量を算出するようになっている。

0015

読み込み手段17では、カウンタ19からの所定数パルス信号応答して重量差算出手段16で算出される重量差を所定時間ごとに読み込むとともに、その読み込んだ重量差を記憶手段18に記憶させるとともに、ディスプレー表示装置15に出力表示するようになっている。

0016

以上の構成により、例えば、図示のように、第1の保持かご12内に試験体Pを入れ、一方、第2の保持かご13内には試験体Pを入れずに、両者を同時に第1および第2の液槽1,2内に収容して浸漬することにより、その浸漬後からの重量差を所定時間ごとに読み込み、その重量差の変化度合いと試験体Pの乾燥時の重量との比較により、吸水率カーブを求め、それを一次微分するなどにより所定の吸水率および飽和吸水率などを測定することができる。また、ごく初期の試験体Pの吸水状態も把握でき、例えば、粘土瓦において、焼成温度が低かったり焼結不足したりすることに起因する品質不良を検査することが可能となり、凍害を防止するうえで有用である。

0017

上記実施例では、保持手段を構成するのに、ロープ11で第1および第2の保持かご12,13を保持しているが、例えば、第1および第2の液槽1,2それぞれの上方に、上下方向に伸縮可能なエアーシリンダとか、電動モータと内ネジ部材とにより上下方向に出退するネジ軸を設け、液体よりも比重の小さい試験体Pに対しても良好に適用できるようにしても良い。

発明の効果

0018

以上説明したように 本発明の吸水率測定装置によれば、第1および第2の液槽それぞれ内に保持かごを収容するとともに、一方の保持かご内に試験体を入れ、第1および第2の液槽の重量差を求めて吸水率を測定するから、液槽内から試験体を取り出してその表面に付着した液を拭き取らずに済み、また、飽和吸水率を求める場合でも、試験体の取り出しと拭き取りと浸漬とを繰り返すといったことをせずに、浸漬状態のまま継続的に測定することができ、手間少なくかつ精度良く吸水率を測定できるようになった。

0019

また、試験体の表面に付着した液の拭き取りが不要であるから、ごく初期における吸水率の測定とか、表面張力が小さい液などに対する吸水率の測定をも精度良く行うことができるようになった。

図面の簡単な説明

0020

図1本発明に係る吸水率測定装置の実施例を示す全体概略縦断面図である。
図2ブロック図である。

--

0021

1…第1の液槽
2…第1の液槽
3…第1の重量計
4…第2の重量計
16…重量差算出手段
17…読み込み手段

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