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図面 (7)

目的

型枠押さえ込み作業の自動化を可能にする型枠押さえ込み装置を提供すること。

構成

パネル70の表面側に配置される装置フレーム10と、該装置フレーム10に軸方向に移動可能で且回転可能に装備され、ピッグテールアンカー90の頭部に連結,されるボルト部材20と、該ボルト部材20と平行な状態で装置フレーム10に装備され、ボルト部材20にピッグテールアンカー90を引き抜く方向の力を付与する引抜力付与手段30と、装置フレーム10の後面側に装備された駆動フレーム40と、該駆動フレーム40に装備されてボルト部材20を駆動する第1駆動手段50と、駆動フレーム40に装備されて引抜力付与手段30を駆動する第2駆動手段60とを具備してなる。

概要

背景

ダムビルディング等の大型のコンクリート建造物建造に際しては、通常、コンクリート型枠成型構造体であるコンクリート側に押さえ付ける、いわゆる型枠押さえ込み作業を行いつつコンクリートの打設作業を行っている。

図6は従来の型枠押さえ込み作業を示しており、コンクリート型枠を構成するパネル100にはダミーホルダー110を介して予めピッグテールアンカー120、130が取り付けられ、下側に位置するピッグテールアンカー120は先に打ち込んだコンクリート140中に埋設されている。この状態において、下側のピッグテールアンカー120の頭部からダミーホルダー110を外してナット150を螺合し、締め付けると(図6は既にピッグテールアンカー120の頭部からダミーホルダー110を外してナット150を螺合した状態を示している)、ピッグテールアンカー120はコンクリート140から引き抜き方向に引っ張られる一方、パネル100はコンクリート140側に押し付けられ、これにより型枠押さえ込みが行われる。次いで、パネル100の内側上方にコンクリート140を打ち込み、上側のピッグテーブルアンカー130をコンクリート140中に埋設する。この後、パネル100の上端側に新たなパネル100を連結して同様の作業を繰り返す。

概要

型枠押さえ込み作業の自動化を可能にする型枠押さえ込み装置を提供すること。

パネル70の表面側に配置される装置フレーム10と、該装置フレーム10に軸方向に移動可能で且回転可能に装備され、ピッグテールアンカー90の頭部に連結,されるボルト部材20と、該ボルト部材20と平行な状態で装置フレーム10に装備され、ボルト部材20にピッグテールアンカー90を引き抜く方向の力を付与する引抜力付与手段30と、装置フレーム10の後面側に装備された駆動フレーム40と、該駆動フレーム40に装備されてボルト部材20を駆動する第1駆動手段50と、駆動フレーム40に装備されて引抜力付与手段30を駆動する第2駆動手段60とを具備してなる。

目的

従って、本発明の目的は、型枠押さえ込み作業の自動化を可能にする型枠押さえ込装置を提供することにある。

効果

実績

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牽制数
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請求項1

頭部を成型用型枠から突出させた状態で成型構造体内に埋め込んだアンカーを引き抜く方向に引っ張ることによって該成型用型枠を該成型構造体側に押し付けるようにする型枠押さえ込み装置にして、前記成型用型枠に取り付けられる装置フレームに軸方向に移動可能に装備されて前記アンカーの頭部と着脱可能に連結されるボルト部材と、前記ボルト部材に前記アンカーの引き抜き方向の力を付与する引抜力付与手段と、前記ボルト部材を駆動する第1駆動手段と、前記引抜力付与手段を駆動する第2駆動手段と、を具備してなることを特徴とする型枠押さえ込み装置。

請求項2

請求項1記載の型枠押さえ込み装置にして、前記第1駆動手段と前記第2駆動手段が、前記装置フレームと別体で、該装置フレームに対して着脱自在の駆動フレームに装備されたことを特徴とする型枠押さえ込み装置。

請求項3

請求項1または2記載の型枠押さえ込み装置にして、前記ボルト部材が、先端部に前記アンカーの頭部と螺合するネジ部を有し、前記第1駆動手段によって回転且つ軸方向に移動するように前記装置フレームに装備されたシーボルトと、前記シーボルトに装備されてシーボルトと共に軸方向に移動するブラケットとを具備して構成され、前記引抜力付与手段が、前記シーボルトと平行で且つ前記第2駆動手段によって回転するように前記装置フレームに装備されたスクリューシャフトと、前記スクリューシャフトに螺合してスクリューシャフトの回転により軸方向に移動する移動台と、前記ブラケットに揺動可能に装備され、該移動台によって揺動操作されて前記ブラケットを介して前記シーボルトに前記アンカーの引き抜き方向の力を付与する偏心カム部材とを具備して構成されたことを特徴とする型枠押さえ込み装置。

請求項4

請求項1乃至3記載の型枠押さえ込み装置にして、前記第1駆動手段が、軸方向移動モータと、該軸方向移動用モータの回転運動直線運動に変換して軸方向に移動する運動変換機構体と、該運動変換機構体によって軸方向に移動しつつ前記シーボルトを回転駆動するシーボルト用モータと、該シーボルト用モータの駆動軸と前記シーボルトとを着脱可能に連結するシーボルト連結部材と、該駆動軸と該シーボルト連結部材との間に装備され、シーボルト用モータの回転トルクが所定以上になったとき駆動軸から前記シーボルトへの回転駆動力の伝達を遮断するトルクリミッタとを具備して構成され、前記第2駆動手段が、前記第1駆動手段によって前記シーボルトが前記アンカーの頭部に連結された後、前記スクリューシャフトを回転駆動するスクリューシャフト用モータと、該スクリューシャフト用モータの駆動軸と前記スクリューシャフトとを着脱可能に連結するスクリューシャフト連結部材と、該駆動軸と該スクリューシャフト連結部材との間に装備され、スクリューシャフト用モータの回転トルクが所定以上になったとき駆動軸から前記スクリューシャフトへの回転駆動力の伝達を遮断するトルクリミッタとを具備して構成されたことを特徴とする型枠押さえ込み装置。

技術分野

0001

本発明は、コンクリート建造物等の建造時に、型枠コンクリート構造体側に押さえ付ける作業を自動化できるようにした型枠押さえ込み装置に関するものである。

背景技術

0002

ダムビルディング等の大型のコンクリート建造物の建造に際しては、通常、コンクリート型枠成型構造体であるコンクリート側に押さえ付ける、いわゆる型枠押さえ込み作業を行いつつコンクリートの打設作業を行っている。

0003

図6は従来の型枠押さえ込み作業を示しており、コンクリート型枠を構成するパネル100にはダミーホルダー110を介して予めピッグテールアンカー120、130が取り付けられ、下側に位置するピッグテールアンカー120は先に打ち込んだコンクリート140中に埋設されている。この状態において、下側のピッグテールアンカー120の頭部からダミーホルダー110を外してナット150を螺合し、締め付けると(図6は既にピッグテールアンカー120の頭部からダミーホルダー110を外してナット150を螺合した状態を示している)、ピッグテールアンカー120はコンクリート140から引き抜き方向に引っ張られる一方、パネル100はコンクリート140側に押し付けられ、これにより型枠押さえ込みが行われる。次いで、パネル100の内側上方にコンクリート140を打ち込み、上側のピッグテーブルアンカー130をコンクリート140中に埋設する。この後、パネル100の上端側に新たなパネル100を連結して同様の作業を繰り返す。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記型枠押さえ込み作業は、人手によって行っており、特にナット150の螺合締め付け作業作業員がパネル100に登って行うことから、パネル100が高くなるにしたがって危険となり、作業効率も悪かった。このために、安全性を確保して工期短縮を図る観点から、型枠押さえ込み作業の自動化が要望されていた。

0005

従って、本発明の目的は、型枠押さえ込み作業の自動化を可能にする型枠押さえ込装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

前記目的を達成するため、本発明は、頭部を成型用型枠から突出させた状態で成型構造体内に埋め込んだアンカーを引き抜く方向に引っ張ることによって該成型用型枠を該成型構造体側に押し付けるようにする型枠押さえ込み装置にして、前記成型用型枠に取り付けられる装置フレームに軸方向に移動可能に装備されて前記アンカーの頭部と着脱可能に連結されるボルト部材と、前記ボルト部材に前記アンカーの引き抜き方向の力を付与する引抜力付与手段と、前記ボルト部材を駆動する第1駆動手段と、前記引抜力付与手段を駆動する第2駆動手段とを具備してなることを特徴とする型枠押さえ込み装置を提供するものである。

0007

型枠を構成するパネルに取り付けられ、成型構造体に既に埋設された例えばピッグテールアンカーの位置に装置フレームを配置する。そして、まず第1駆動手段を駆動してボルト部材を前記アンカーの頭部に連結し、次いで第2駆動手段により引抜力付与手段を駆動してボルト部材にアンカーを引き抜く方向の力を付与する。これにより、アンカーはボルト部材によって引き抜く方向に引っ張られる一方、パネルはこの反作用として成型構造体側に押し付けられる。

0008

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

0009

図1乃至図5は本発明の型枠押さえ込み装置の一実施例を示すもので、図1装置全体の略解平面図、図2はボルト部材と引抜力付与手段部分の一部切欠して示した平面図、図3はボルト部材の一部省略して示した縦断面図、図4偏心カム部材の作用を説明する説明図、図5は本発明の型枠押さえ込み装置を使用した施工例を説明する説明図である。

0010

本実施例の型枠押さえ込み装置は、頭部をコンクリート成型用型枠のパネル70から突出させた状態でコンクリート80内に埋設されたピッグテールアンカー90を引き抜く方向に引っ張ることにより、その反作用としてパネル70をコンクリート80側に押し付けるものである(図5参照)。

0011

すなわち、本実施例の型枠押さえ込み装置は、図1に示すように、パネル70の表面側に配置される装置フレーム10と、該装置フレーム10に軸方向に移動可能で且つ回転可能に装備され、ピッグテールアンカー90の頭部に連結されるボルト部材20と、該ボルト部材20と平行な状態で装置フレーム10に装備され、ボルト20にピッグテールアンカー90を引き抜く方向の力を付与する引抜力付与手段30と、装置フレーム10の後面側に装備された駆動フレーム40と、該駆動フレーム40に装備されてボルト部材20を駆動する第1駆動手段50と、駆動フレーム40に装備されて引抜力付与手段30を駆動する第2駆動手段60とを具備して構成されている。

0012

装置フレーム10の前面板11及び後面板12には、図2に示すように、ボルト部材20及び引抜力付与手段30のための貫通孔11a、11b、12a、12bがそれぞれ設けられ、前面板11及び後面板12の内面側の貫通孔11b、12a、12bの位置には、それぞれ軸受13が取り付けられている。また、前面板11の内面側の貫通孔11aの位置には、貫通孔14aを有し、表面を略球面状に抉った球面ブラケット14が取り付けられている。

0013

ボルト部材20は、図2及び図3に示すように、先端部にピッグテールアンカー90の頭部と螺合するネジ孔21aを有したシーボルト21と、該シーボルト21に軸方向に共に移動するように装備されたカムブラケット22と、該カムブラケット22と装置フレーム10の球面ブラケット14との間に介在されてシーボルト21及びカムブラケット22を後退方向に付勢するコイルスプリング23とを具備して構成されている。

0014

シーボルト21は、図2及び図3に示すように、軸受13によって装置フレーム10に片持状態で支持され、その先端部側は貫通孔14a、11aを貫通して前面板11より前方に突出し、その後端部側は貫通孔12aを貫通して後面板12から後方に突出して駆動フレーム40内に臨んでいる。また、カムブラケット22は、略ボックス状であり、シーボルト21に対して回転可能且つ軸方向に移動しないように装備され、その先端側に球面ブラケット14に滑動可能に当接する略球面状の凸部22aが取り付けられ、また該先端側の上面及び下面にカム受部22bがそれぞれ取り付けられている。

0015

シーボルト21及びブラケット22は、コイルスプリング23の弾発力に抗して前進し、凸部22aが球面ブラケット14に当接したときに、球面ブラケット14を支点として揺動可能な状態になる。したがって、ピッグテールアンカー90の軸線延長線上にシーボルト21が位置せず、若干ずれがある場合であってもシーボルト21をピッグテールアンカー80に連結することができる。このときには、シーボルト21は装置フレーム10に対して若干傾くので、シーボルト21が貫通する貫通孔11a、12a、14aの内径はこの傾きを許容する大きさに設定されている。

0016

引抜力付与手段30は、図2に示すように、装置フレーム10に軸受13を介してシーボルト21と平行な状態で回転可能に装備されたスクリューシャフト31と、該スクリューシャフト31の外周面に設けたネジ部31に螺合し、スクリューシャフト31の回転により装置フレーム10の前後方向(スクリューシャフト31の軸方向)に移動する移動台32と、ブラケット22の上下面にそれぞれ揺動可能に装備され且つ移動台32により揺動操作されてブラケット22を介してシーボルト21にアンカー80を引き抜く方向の力を付与する偏心カム部材33、33と具備して構成されている。

0017

スクリューシャフト31の後端部は装置フレーム10の後面板12から後方に突出して駆動フレーム40内に臨んでいる。移動台32はスクリューシャフト31の真下に配置された図示しないガイドシャフトに案内されて移動するもので、その上下面にそれぞれ適宜間隔をおいて一対のローラ32a、32aが回転可能に装備されている。

0018

偏心カム部材33は、図2乃至図4に示すように、カムブラケット22に大径ピン33cを介して揺動可能に装備された略扇形状カム板33aにレバー33bを固定して構成されている。レバー33bの先端部分は移動台32の一対のローラ32a、32a間に挟まれて支持されている。これにより、カム板33aは装置フレーム10の底面に対して略平行に維持され、移動台32の移動に伴って大径ピン33cを中心として回転することになる。カム板33aの回転中心となる大径ピン33cは、図3に示すように、カムブラケット22に設けた凹部22cに係合している。カム板33aには、図4に示すように、その外周に沿って略円弧状のカム孔33dが形成されており、該カム孔33dにはカム受部22bに取り付けた小径ピン33eが係合している。これにより、カム板33aは、カム孔33dと小径ピン33eとの係合に規制されて回転することになる。カム孔33dの一端部と大径ピン33cとの間の距離aは、カム孔33dの他端部と大径ピン33cとの間の距離bよりも若干長く設定されている(a>b)。したがって、小径ピン33eがカム孔33dの他端部に位置する図4二点鎖線に示す状態(距離b)から小径ピン33eがカム孔33dの一端部に位置する同図の実線に示す状態(距離a)に変わったとき、距離aとbとの差に相当する分だけカム板33aによってブラケット22及びシーボルト21は後退させられることになる。しかし、コンクリート80中に埋設されたピッグテールアンカー90にシーボルト21を一旦連結すると、該シーボルト21はピッグテールアンカー90によって固定されて実際には後退できないので、カム板33aによってブラケット22及びシーボルト21に後退方向(ピッグテールアンカー80をコンクリート70から引き抜く方向)の引っ張り力が作用するようになる。

0019

第1駆動手段50は、図1に示すように、軸方向移動モータ51と、該軸方向移動用モータ51の回転運動直線運動に変換して軸方向に移動する運動変換機構体としてのロータリーライナ52、該ロータリーライナ52に取付けブラケット53を介して装備されてシーボルト21を回転駆動するシーボルト用モータ54と、該シーボルト用モータ54の駆動軸54aの端部に設けられてシーボルト21の断面六角形状の後端部と嵌合する六角孔を有し、駆動軸54aとシーボルト21とを着脱可能に連結するシーボルト連結部材55と、駆動軸54aと該シーボルト連結部材55との間に装備されて、シーボルト用モータ54の回転トルクが所定以上になったときスリップして駆動軸54aからシーボルト21への回転駆動力の伝達を遮断するトルクリミッタ56とを具備して構成されている。ロータリーライナ52は、軸方向移動用モータ51に連結された軸52aが回転することにより内部の軸受箱に組み込まれた特殊構造の玉軸受(図示せず)がねじと同じ原理で移動し、回転運動を直線運動に変換するものである。

0020

第2駆動手段60は、図1に示すように、第1駆動手段50によってシーボルト21をアンカー90の頭部に連結した後に作動開始するようにシーケンス制御されて、スクリューシャフト31を回転駆動するスクリューシャフト用モータ61と、該スクリューシャフト用モータ61の駆動軸61aの端部に設けられた断面六角形状の後端部と嵌合する六角孔を有し、駆動軸61aをスクリューシャフト用モータ61とを着脱可能に連結するスクリューシャフト連結部材62と、駆動軸61aと該スクリューシャフト連結部材32との間に装備され、スクリューシャフト用モータ31の回転トルクが所定以上になったときスリップして駆動軸61aからスクリューシャフト31への回転駆動力の伝達を遮断するトルクリミッタ63とを具備して構成されている。

0021

なお、図1では駆動フレーム40を装置フレーム10に固定装備した場合を示したが、着脱可能に装備してもよい。この場合、駆動フレーム40の前面と装置フレーム10の後面に例えば凸部と凹部とからなる位置決め部材を設けて、凸部と凹部とを嵌合するだけで、シーボルト用モータ54の駆動軸54aの軸線とシーボルト21の軸線とを一致させ、またスクリューシャフト用モータ61の駆動軸61aの軸線とスクリューシャフト31の軸線とを一致させるように構成することが好ましい。

0022

次に、図5等を参照して前記装置を使用して行う型枠押さえ込み作業の一例を説明する。

0023

この施工例では、駆動フレーム40を装置フレーム10に着脱可能に装備した装置を使用する。そして、パネル90には予めピッグテールアンカー80を配置しておき、このパネル90の各ピッグテールアンカー80の頭部の位置にはそれぞれボルト部材20及び引抜力付与手段30を装備した装置フレーム10をセットする。また、第1駆動手段50及び第2駆動手段60を装備した駆動フレーム40をパネル90上に配置した移送装置Aに装備し、該移送装置Aによって駆動フレーム40を各装置フレーム10上に移動させるようにする。

0024

まず、駆動フレーム40を、既にコンクリート80中に埋設されたシーボルト90の位置に配置した装置フレーム10上に移動させ、該装置フレーム10の後面板12上に載せ、スクリューシャフト連結部材62にスクリューシャフト31の後端部を嵌合する。この状態で、まず軸方向移動用モータ51を回転駆動し、ロータリーライナ52によってこの回転運動を直線運動に変換してシーボルト連結部材55をシーボルト用モータ54等とともにシーボルト21の後端部に接近させて連結させる。次いで、軸方向移動用モータ51とシーボルト用モータ54を共に回転駆動し、シーボルト21を回転させつつコイルスプリング23の弾発力に抗して前進させてシーボルト21の先端部のネジ孔21a内にピッグテールアンカー90の頭部を螺合し、締め付けてシーボルト21をピッグテールアンカー90の頭部に連結させる。このとき、カムブラケット22もシーボルト21と共に前進する。シーボルト21をピッグテールアンカー80に締め付ける締め付けトルクオーバーすると、トルクリミッター56によりシーボルト用モータ54からシーボルト21への回転の伝達が遮断され、この後、シーボルト用モータ54は停止し、また軸方向移動用モータ51も停止する。また、カム板33aは図4点線に示す状態から同図の二点鎖線に示すように大径ピン33cを支点として矢印B方向に回転する。

0025

このようにしてシーボルト21がピッグテールアンカー90に連結されると、スクリューシャフト用モータ61が回転駆動してスクリューシャフト31を回転させ、移動台32を前進させる。移動台32が装置フレーム10の前面板11側の前進限界位置まで移動すると、同位置で移動台32は停止し、トルクリミッター63によってスクリューシャフト用モータ61からスクリューシャフト31への回転の伝達が遮断され、スクリューシャフト用モータ61は停止する。

0026

この移動台32の前進の過程で、該移動台32のローラ32aからカム板33aのレバー33bに力が作用し、図4の二点鎖線に示す状態から同図に実線に示すようにカム板33aが大径ピン33cを支点として矢印C方向に回転する。この回転によってローラ32aからレバー33bに作用した力が倍力されて大径ピン33cからブラケット22を介してシーボルト21にピッグテールアンカー80を引き抜く方向、すなわちシーボルト21を後退させる方向の力が作用する。パネル70はこの反作用としてコンクリート80側に押し付けられる。

0027

この後、パネル70の内側上方に新たにコンクリートを打ち込み、上側のピッグテールアンカー80をコンクリート中に埋設し、パネル70の上端部に新たなパネル70を増設する。そして、軸方向移動用モータ51及びシーボルト用モータ54を前回とは反対方向に回転駆動して、シーボルト連結部材55とシーボルト21との連結を解除し、また、スクリューシャフト用モータ61を前回とは反対方向に回転駆動して移動台32を後面板12側のホームポジションに戻し、また駆動フレーム40を装置フレーム10から引き上げることにより、スクリューシャフト連結部材62とスクリューシャフト31との連結を解除する。この後、移送装置Aにより駆動フレーム40を上側に配置された別の装置フレーム10上に移送し、再び駆動フレーム40を装置フレーム10に載置して同様の作業を繰り返す。

0028

このように本実施例の装置では、型枠押さえ込み作業を自動化することが容易で、作業の安全を図ることができる上に、作業能率を向上させて工期の短縮を図ることが可能となる。

0029

なお、装置フレーム10と駆動フレーム40を一体化させてこれらを共に移送装置Aによりパネル70上で移動させるようにしてもよい。

0030

本発明の型枠押さえ込み装置は前記実施例に限定されるものではなく、引抜力付与手段として例えば油圧シリンダ等を利用してもよい。

発明の効果

0031

以上説明したように本発明によれば、成型用型枠に取り付けられる装置フレームに軸方向に移動可能に装備されて前記アンカーの頭部と着脱可能に連結するボルト部材と、前記ボルト部材に前記アンカーの引き抜き方向の力を付与する引抜力付与手段と、これらを駆動する駆動手段とを具備してなるので、型枠押さえ込み作業の自動化を図ることが可能で、作業の安全性を確保でき、また作業能率を向上させて工期の短縮を図ることが可能となる。

図面の簡単な説明

0032

図1本発明の型枠押さえ込み装置の一実施例を示す装置全体の略解平面図である。
図2ボルト部材と引抜力付与手段部分の一部切欠して示した平面図である。
図3ボルト部材の一部省略して示した縦断面図である。
図4偏心カム部材の作用を説明する説明図である。
図5本発明の型枠押さえ込み装置を使用した施工例を説明する説明図である。
図6従来の型枠押さえ込み作業を説明する説明図である。

--

0033

10装置フレーム
20ボルト部材
21シーボルト
22カム受けブラケット
30引抜力付与手段
31スクリューシャフト
32移動台
33偏心カム部材
40駆動フレーム
50 第1駆動手段
51軸方向移動用モータ
52ロータリーライナ
54 シーボルト用モータ
55 シーボルト連結部材
56トルクリミッタ
60 第2駆動手段
61 スクリューシャフト用モータ
62 スクリューシャフト連結部分
63 トルクリミッタ
70パネル
80コンクリート
90 アンカー

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