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目的

微生物感染症に対して優れた治療効果を有する化学療法組成物を提供することにある。

構成

一般式

化1

(式中、R1 は2位もしくは4位のヒドロキシ基または2位のアミノ基を表し、R2 は水素原子またはメチル基もしくはエチル基を表し、かつR3 はシクロヘキシル基またはヒドロキシ−シクロヘキシル基を表す)のベンジルアミン誘導体、またはその生理学上許される酸付加塩と、有効量の抗菌活性物質またはこのような物質の組み合わせを含むことを特徴とする魚の微生物感染症に対する増強された化学療法用組成物。

概要

背景

概要

微生物感染症に対して優れた治療効果を有する化学療法組成物を提供することにある。

一般式

(式中、R1 は2位もしくは4位のヒドロキシ基または2位のアミノ基を表し、R2 は水素原子またはメチル基もしくはエチル基を表し、かつR3 はシクロヘキシル基またはヒドロキシ−シクロヘキシル基を表す)のベンジルアミン誘導体、またはその生理学上許される酸付加塩と、有効量の抗菌活性物質またはこのような物質の組み合わせを含むことを特徴とする魚の微生物感染症に対する増強された化学療法用組成物。

目的

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請求項1

一般式

請求項

ID=000003HE=030 WI=072 LX=0240 LY=0450(式中、R1 は2位もしくは4位のヒドロキシ基または2位のアミノ基を表し、R2 は水素原子またはメチル基もしくはエチル基を表し、かつR3 はシクロヘキシル基またはヒドロキシ−シクロヘキシル基を表す)のベンジルアミン誘導体、またはその生理学上許される酸付加塩と、有効量の抗菌活性物質またはこのような物質の組み合わせを含むことを特徴とする微生物感染症に対する増強された化学療法組成物

請求項2

請求項1に記載の一般式Iのベンジルアミン誘導体(式中、R2 及びR3 はそれらが結合されている窒素原子一緒になってN−メチルシクロヘキシルアミノ基、N−エチル−シクロヘキシルアミノ基、トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミノ基またはシス−3−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミノ基を表す)、またはその生理学上許される酸付加塩と組み合わせて、テトラサイクリンマクロリド、クロラムフェニコールもしくはβ−ラクタムの群の抗生物質、またはスルホンアミドニトロフランもしくはキノロンの群の合成の抗菌活性の物質、または作用物質と組み合わせたスルホンアミドから選ばれた一種以上の抗菌活性の物質を含む請求項1に記載の増強された化学療法用組成物。

請求項3

N−メチルN−(2−アミノ−3,5−ジブロモベンジル)−シクロヘキシルアミン、N−(2−アミノ−3,5−ジブロモ−ベンジル)−トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミン、N−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシ−ベンジル)−シス−3−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミン及びN−(3,5−ジブロモ−2−ヒドロキシ−ベンジル)−トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミンから選ばれた一般式(I) のベンジルアミン化合物、またはその生理学上許される酸付加塩を含む請求項1または2に記載の増強された化学療法用組成物。

請求項4

N−メチル−N−(2−アミノ−3,5−ジブロモ−ベンジル)−シクロヘキシルアミン、またはその生理学上許される酸付加塩を含む請求項1〜3のいずれかに記載の増強された化学療法用組成物。

請求項5

抗菌活性の物質としてβ−ラクタム群の抗生物質を含む請求項1〜4のいずれかに記載の増強された化学療法用組成物。

請求項6

β−ラクタム群の抗生物質としてアンピシリンを含む請求項5に記載の増強された化学療法用組成物。

請求項7

飼料中混入された請求項1〜6のいずれかに記載の一般式Iの化合物と、有効量の抗菌活性の物質またはその組み合わせ(両方とも、飼料中に混入されている)を含む請求項1〜6のいずれかに記載の魚の微生物感染症に対する増強された化学療法用組成物。

請求項8

魚の微生物感染症に対して抗菌活性の物質またはその組み合わせの活性を増強するための請求項1〜6のいずれかに記載の一般式Iのベンジルアミンの使用。

請求項9

請求項1〜6のいずれかに記載の一般式Iのベンジルアミン誘導体と、有効量の請求項1〜6のいずれかに記載の抗菌活性の物質またはこのような物質の組み合わせ(これは魚の消化管に吸収される)を含む魚用の飼料

技術分野

0001

本発明は、微生物感染症に対する増強された化学療法組成物、その調製及び使用に関する。

0002

米国特許第3,336,308 号、同第3,536,713 号及び同第4,113,777 号明細書は、分泌緩和(secretolytic)特性だけでなく鎮咳効果を有するベンジルアミン誘導体及び無機または有機の酸とその生理学上許される酸付加塩を記載している。特に、化合物ブロムヘキシン塩酸塩(化合物A=N−メチル−N−(2−アミノ−3,5−ジブロモベンジル)−シクロヘキシルアミン塩酸塩)、及びアンブロキソール塩酸塩(化合物B=N−(2−アミノ−3,5−ジブロモ−ベンジル)−トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミン塩酸塩)が治療目的の分泌緩和薬(secretolitics) として記載されており、またブロムヘキシン塩酸塩だけでなくデムブレシン塩酸塩(化合物C=N−(3,5−ジブロモ−2−ヒドロキシ−ベンジル)−トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミン塩酸塩)が獣医学上の目的で記載されている。オーストラリア特許第570,070 号明細書は、特に、口腔及び咽頭腔、尿生殖管乳腺、皮膚及び結膜中の微生物による表面の集落化患者につき抑制または防止する化合物として、一般式

0003

課題を解決するための手段

0004

(式中、R1 は2位もしくは4位のヒドロキシ基または2位のアミノ基を表し、R2 は水素原子またはメチル基もしくはエチル基を表し、かつR3 はシクロヘキシル基またはヒドロキシ−シクロヘキシル基を表す)のベンジルアミン及び無機または有機の酸とその生理学上許される酸付加塩を記載している。更に、オーストラリア特許第562,014 号明細書は、ヒトまたは動物、好ましくは哺乳類生体組織非経口投与された抗菌活性物質またはその組み合わせの再吸収増進する方法を記載しており、その方法は、好ましくは前記の抗菌活性の物質またはその組み合わせと一緒に、体重1kg当たり少なくとも0.1mg の前記の一般式Iの化合物の非経口投与を含む。この特許は哺乳類の治療のみを記載しており、魚の治療に関する報告公開されていなかった。

0005

驚くことに、上記の一般式Iのベンジルアミン誘導体が抗菌活性の物質またはその組み合わせと一緒に魚に投与される場合にその抗菌活性の物質またはその組み合わせの化学療法上の活性が増強されることが今見出された。本発明の一つの局面によれば、魚に投与される抗菌活性の物質またはその組み合わせの化学療法上の活性を増強する方法が提供され、その方法は、好ましくは前記の抗菌活性の物質またはこのような物質の組み合わせと一緒に、体重1kg当たり少なくとも0.1mg の一般式

0006

0007

(式中、R1 、R2 及びR3 は先に定義されたとおりである)の化合物またはその生理学上許される酸付加塩の経口投与を特徴とする。本発明の別の局面によれば、下記の物質:魚の消化管中に吸収される抗菌剤、例えば、テトラサイクリンマクロリド、クロラムフェニコールもしくはβ−ラクタムの群の抗生物質、またはスルホンアミドニトロフランもしくはキノロンの群の合成の抗菌活性の物質、または作用物質と組み合わせたスルホンアミド、及びこれらの生理学上許される酸付加塩から選ばれた抗菌活性の物質またはこのような物質の組み合わせと一緒に、上記の式Iの化合物またはその生理学上許される酸付加塩を含む魚用の好適な飼料が提供される。本発明の更に別の局面によれば、魚に経口投与される抗菌活性の物質またはこのような物質の組み合わせの活性を増強するための上記の式Iの化合物またはその生理学上許される酸付加塩の使用が提供される。

0008

こうして、本発明は、細菌、例えば、アエロモナスヒドロフィラ(Aeromonashydrophila)、アエロモナス・サルモニシダ(Aeromonas salmonicida) 、アエロモナスspp.、エドワードシェラ(Edwardsiella)spp.、エドワードシェラ・タルダ(Edwardsiella tarda)、エンテロコッカスセリオリシダ(Enterococcus seriolicida)、エンテロコッカスsp. 、フラボバクテリウムブランチオフィルム(Flavobacterium branchiophilum) 、フレキシバクターコルムナリス(Flexibactercolumnaris)、フレキシバクター・マリチムス(Flexibacter maritimus) 、リストネラ・アンギラルム(Listonella anguillarum)、マイコバクテリウム・マリナム(Mycobacterium marinum) 、マイコバクテリウムsp. 、ノカルジア・セリオラエ(Nocardia seriolae) 、パスツレラピスシシダ(Pasteurella piscicida) 、パスツレラsp. 、シュードモナス・アンギリセプチカ(Pseudomonas anguilliseptica) 、シュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluorescens) 、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)、シュードモナスspp.、レニバクテリウム・サルモニナルム(Renibacterium salmoninarum)、サルモネラ(Salmonella)spp.、スタフィロコッカスエピデルミジス(Staphylococcus epidermidis)、スタフィロコッカス・イニアエ(Staphylococcus iniae)、スタフィロコッカスspp.及びビブリオ(Vibrio)spp.により引き起こされる感染症を患っている魚の治療に関して用途がある。また、本発明は、魚の感染症、特に一次または二次の細菌感染または素因ストレスにより引き起こされる魚の感染症の防止または予防に用途がある。

0009

こうして、抗菌性化合物の活性の増強の結果として、更に良好かつ安全な治療結果を得ることができ、しかも投与される抗菌性化合物の量が、当該物質またはその組み合わせがそれ自体で投与される場合に必要とされる量に較べて減少でき、その結果、かなりのコストの節減を得ることができる。更に、残留物の問題が少なくされる。何となれば、抗菌剤の必要量が本発明により減少し得るからである。本発明により治療し得る好適な魚の種の例は、下記のとおりである。魚類、例えば、イエローテイル(yellow-tail、ブリ属の魚) 、サケマスウナギコイタイ科の魚、チラピア(tilapia) 、貝類甲殻類テンチまたはカワカマス;ホビー用の魚、例えば、観賞魚またはアクアリウム魚、例えば、金魚、及びコイ。

0010

式Iの好ましい化合物として、R2 及びR3 が、それらが結合されている窒素原子と一緒になって、N−メチル−シクロヘキシルアミノ基、N−エチル−シクロヘキシルアミノ基、トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミノ基またはシス−3−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミノ基を表す化合物が挙げられる。式Iの特に好ましいベンジルアミン誘導体は、化合物:N−メチル−N−(2−アミノ−3,5−ジブロモ−ベンジル)−シクロヘキシルアミン、N−(2−アミノ−3,5−ジブロモ−ベンジル)−トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミン、N−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシ−ベンジル)−シス−3−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミン及びN−(3,5−ジブロモ−2−ヒドロキシ−ベンジル)−トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシルアミン、並びに無機または有機の酸とこれらの生理学上許される酸付加塩である。

0011

本発明の種々の局面に使用するのに適した抗菌活性の物質またはその組み合わせ(おそらく、そのエステルまたは生理学上許される塩の一種の形態で使用される)は例えば下記の物質から選択されてもよい。
テトラサイクリン群の抗生物質(例えば、オキシテトラサイクリンオキシテトラサイクリン塩酸塩ロリテトラサイクリン及びドキシサイクリン);マクロリド(例えば、エリスロマイシン及びノボビオシン);β−ラクタム群の抗生物質(例えば、プロカインペニシリン、ベネサミンペニシリン、ベンザチンペニシリン、オキサシリンクロキサシリンまたはアンピシリンのベンザチン塩及びセファロスポリン類);キノロン(例えば、ナリジクス酸オキソリン酸及びフルメキン);スルホンアミドまたはそのナトリウム塩(例えば、スルファジアジンスルファドキシンスルファメトキサゾールスルファジメトキシンスルファジミジン及びスルファチアゾール)、または作用物質(例えば、トリメトプリム)と組み合わせたスルホンアミド、例えば、スルファジミジン−スルファチアゾール−トリメトプリムの組み合わせ、またはこれらの塩の組み合わせ。好ましい飼料組成物として、ブロムヘキシン塩酸塩(化合物A)、アンブロキソール塩酸塩(化合物B)、またデムブレキシン塩酸塩(化合物C)、またはこれらの生理学上許される酸付加塩と、上記の抗菌性の物質またはその組み合わせを含む組成物が挙げられる。特に好ましい飼料組成物として、ブロムヘキシン塩酸塩とβ−ラクタム群の抗生物質(例えば、アンピシリン)を含む組成物が挙げられる。

0012

例えば、本発明の種々の局面で得られる抗菌性増強効果を実証するために、ブロムヘキシン塩酸塩(化合物A)を含む飼料の効果を、下記の方法でイエロー・テイルで誘発される偽性結核に対して試験した。
方法I:
実験魚:若齢のイエロー・テイル(平均体重29.4g)
魚の育成治療群を、連続の水流式の容量800リットルプラスチック容器中で育成し、体重の12%までの量の凍結魚切断片を1日2回与えた。水温は試験中26.8〜27.6℃の範囲であった。
治療群:試験の前に、魚を1週間にわたって環境順化させ、最大飼料摂取量を治療群への割当の前に測定した。夫々35匹のイエロー・テイルからなる群を、体重1kg当たり0mgの化合物A+10mg/kg のアンピシリン(群番号1)、体重1kg当たり1mgの化合物A+10mg/kg のアンピシリン(群番号2)、体重1kg当たり5mgの化合物A+10mg/kg のアンピシリン(群番号3)、または体重1kg当たり0mgの化合物A+0mg/kg のアンピシリン(群番号4及び5)のいずれかで治療した。

0013

試験物質の投与:試験物質、バインダースタッシュ(Stash) 、大日本製薬)及び新鮮な魚ミンチを規定量で混合し、毎日午前10時に実験魚に随意に与えた。飼料を体重の6%に制限した。
実験上の感染:水懸濁液(103.4cfu/ml) をBHI寒天プレートでパスツレラ・ピスシシダ(Pasteurella piscicida)OT-8447の24時間の培養により調製した。通気して魚を水懸濁液に5分間浸漬して感染を確実にした。感染後10日間にわたって魚を観察し、死亡した魚を犠牲にし、相当する腎臓試料病原微生物の単離のために培養した。
試験結果を下記の表に要約する。

0014

治療感染後の日数死亡数生存率
群 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 %
番号1 0 0 0 0 4 3 3 0 0 0 64.3
番号2 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 93.9
番号3 0 0 0 0 5 4 7 1 0 0 48.6
番号4 0 0 0 5 7 7 2 1 0 0 26.7
番号5 0 0 0 4 10 9 3 3 1 0 10.9

0015

方法II:
実験魚:若齢のイエロー・テイル(平均体重45.7g)
収容及び飼育:魚を連続の水流式のプラスチック容器中で群に分け、1日2回の餌付けに分けた体重の12%の割合の刻んだサンドランチで飼育した。
化合物Aの投与:化合物Aとアンピシリンの工業銘柄粉末の所定のアリコートシックナー(スタッシュ、大日本製薬、飼料に対し1.5 %)中で混合し、次いで混合物メカニカルミキサーの助けにより刻んだサンド・ランチ中で充分に混合した。飼料摂取量を前もって測定し、実験飼料満腹になるまで随時与えた。
感染の人工的な誘発:アンピシリン感受性のパスツレラ・ピスシダ(Pasteurella piscida) 、株OT-8447 の培養物を103 CFU/mlの割合で海水中に懸濁させた。実験魚をその水中に5分間浸漬した。
治療群:化合物Aを感染の前に5日間にわたって投与し、一方、アンピシリンを感染の直後に開始する3日間にわたって飼料中で経口投与した。治療を以下に示した。

0016

治療コード化合物Aアンピシリン
体重1kg当たりのmg数 体重1kg当たりのmg数
/日 /日
1 1 0
2 2 0
3 1 10
4 0 10
5 0 0

0017

生体防御因子の測定:生体表面粘液及び血清中リゾチーム活性、血液凝集力価(HA)及び抗体の量を、サラチ(Salati)らの方法(F.サラチ、M.ハマグチ及びリイチ・クスダ著、Fish Pathol.22, 93-98(1987) を参照のこと) に従って測定した。腎臓細胞食作用(PI)、走化因子(CFT) 及びスーパーオキサイド活性(SO)並びにミエロペルオキシダーゼ活性(MPO) を、夫々、クスダらの方法(R.クスダ、M.ニノミヤ、M.ハマグチ、A.ムラオカ著、Fish Pathol.23, 191-196(1988) を参照のこと) 、ボイデン(Boiden)の方法(S.V.ボイデン著、J.Exp.Med.115, 453-462(1962)を参照のこと) 及びヤマグチ/カキヌマの方法(T. ヤマグチ及びK.カキヌマ著、Experimental Methodsof White Blood Cells 、エンショ・プロジェクトにより編集トリンショケン(Torinshoken) 、79-82(1979) を参照のこと)の後に測定した。結果を下記の表に要約した。

0018

表2.化合物Aを使用した場合及び使用しない場合のイエロー・テイルの生体防御活性パラメーター
治療リゾチームHA抗体 SO MPO PI CTF
コード (u/ ml) (1:x) (μg/ml) (%) (%) (%)
1 5.38 4 496 105 98 4.82 95
2 5.42 4 465 110 105 4.25 89
3 5.38 4 488 99 98 4.28 98
4 4.99 4 478 101 99 4.58 111
5 5.18 4 517 100 100 4.78 100

0019

検討:偽性結核に対するイエロー・テイルの抗感染活性は化合物Aの単独の投与により増大されなかったが、増加が化合物Aとアンピシリンの投与により示唆された。生体防御活性のパラメーターは化合物Aにより影響されなかった。化合物Aは哺乳類の粘液の排泄を増大できることが知られている。また、魚の体の表面の粘液は偽性結核の予防に重要な役割を果たすことが知られていた。しかしながら、上記の結果から、化合物Aは単独では魚の生体防御活性を増大しないが、アンピシリンと組み合わせてその化合物の有効性を増大することができることがわかる。

0020

本発明により使用される式Iのベンジルアミン誘導体及び無機または有機の酸とその生理学上許される酸付加塩は良く寛容される。何となれば、2.000mg/kgの投薬量では毒性の副作用が観察されなかったからである。上記の生物学的特性に鑑みて、式Iのベンジルアミン誘導体及びその生理学上許される酸付加塩は、既に述べたように、魚に経口投与される抗菌性の物質またはその組み合わせの活性を改善するのに適している。投薬量は毎日体重1kg当たり0.1mg/kg以上、好ましくは1.0 〜2.0mg/kgであることが適当である。しかしながら、ベンジルアミン誘導体は、別々の治療投薬量で投与され、続いて別々の治療投薬量の抗菌性の物質またはその組み合わせが投与されてもよい。活性物質は1日に規則的または不規則的な間隔で1回以上、好ましくは1日1回または2回で浴への添加剤として単一投薬量で投与されてもよいが、飼料に添加されることが特に好ましい。こうして、例えば、好適な飼料組成物は0.1 〜2重量部の式Iの化合物またはその生理学上許される酸付加塩と有効量の抗菌性の物質またはその組み合わせを含むことが都合がよい。使用される一種以上の抗菌性の物質の量はそれらの同一性に依存し、当業者により容易に決定し得る。

0021

こうして、細菌感染症を患っている魚の治療のために浴への単一添加剤の形態で投与される場合の好適な飼料組成物中に含まれる活性化合物の一投薬単位または物質の濃度は、0.5 〜1.5mg/kgの化合物Aと、20〜40mg/kg のアモキシシリン、5〜20mg/kg のアンピシリン、3〜4ppm のコリスチンスルフェート浴中)、20〜50mg/kg のドキシサイクリン塩酸塩、25〜50mg/kg のエリスロマイシン、5〜10mg/kg のフロルフェニコール、10〜20mg/kg のフルメキン、40〜50mg/kg のジョサマイシン、50〜80mg/kg のキタサマイシン、20〜40mg/kg のリンコマイシン塩酸塩、40〜60mg/mg のミロキサシン、20〜30mg/kg のナリジクス酸、

0022

40〜50mg/kg のニフルスチレネートナトリウム塩、40〜50mg/kg のノボビオシンナトリウム塩、1〜30mg/kg のオキソリン酸、5〜10ppm のオキソリン酸(浴中)、40〜50mg/kg のオキシテトラサイクリン、アルキルトリメチルアンモニウムカルシウム、40〜50mg/kg のオキシテトラサイクリン塩酸塩、10〜20mg/kg のピロミド酸、25〜40mg/kg のスピラマイシンエンボネート、50〜200mg/kgのスルファモノメトキシンまたはスルファモノメトキシンナトリウム塩、2.5 〜5mg/kg のオルメトプリムと組み合わせた7.5 〜15mg/kg のスルファモノメトキシン、100 〜200mg/kgのスルフィソゾールまたはスルフィソゾールナトリウム塩、50〜200mg/kgのスルファジメトキシンまたはスルファジメトキシンナトリウム塩、10〜60mg/kg のチアムフェニコール、30〜40mg/kg のテトラサイクリン塩酸塩;または

0023

0.5 〜1.5mg/kgの化合物Bと、20〜40mg/kg のアモキシシリン、5〜20mg/kg のアンピシリン、3〜4ppm のコリスチンスルフェート(浴中)、20〜50mg/kg のドキシサイクリン塩酸塩、25〜50mg/kg のエリスロマイシン、5〜10mg/kg のフロルフェニコール、10〜20mg/kg のフルメキン、40〜50mg/kg のジョサマイシン、50〜80mg/kg のキタサマイシン、20〜40mg/kg のリンコマイシン塩酸塩、40〜60mg/mg のミロキサシン、20〜30mg/kg のナリジクス酸、

0024

40〜50mg/kg のニフルスチレネートナトリウム塩、40〜50mg/kg のノボビオシンナトリウム塩、1〜30mg/kg のオキソリン酸、5〜10ppm のオキソリン酸(浴中)、40〜50mg/kg のオキシテトラサイクリン、アルキルトリメチルアンモニウム−カルシウム、40〜50mg/kg のオキシテトラサイクリン塩酸塩、10〜20mg/kg のピロミド酸、25〜40mg/kg のスピラマイシンエンボネート、50〜200mg/kgのスルファモノメトキシンまたはスルファモノメトキシンナトリウム塩、2.5 〜5mg/kg のオルメトプリムと組み合わせた7.5 〜15mg/kg のスルファモノメトキシン、100 〜200mg/kgのスルフィソゾールまたはスルフィソゾールナトリウム塩、50〜200mg/kgのスルファジメトキシンまたはスルファジメトキシンナトリウム塩、10〜60mg/kg のチアムフェニコール、30〜40mg/kg のテトラサイクリン塩酸塩;または

0025

0.5 〜1.5mg/kgの化合物Cと、20〜40mg/kg のアモキシシリン、5〜20mg/kg のアンピシリン、3〜4ppm のコリスチンスルフェート(浴中)、20〜50mg/kg のドキシサイクリン塩酸塩、25〜50mg/kg のエリスロマイシン、5〜10mg/kg のフロルフェニコール、10〜20mg/kg のフルメキン、40〜50mg/kg のジョサマイシン、50〜80mg/kg のキタサマイシン、20〜40mg/kg のリンコマイシン塩酸塩、40〜60mg/mg のミロキサシン、20〜30mg/kg のナリジクス酸、

0026

40〜50mg/kg のニフルスチレネートナトリウム塩、40〜50mg/kg のノボビオシンナトリウム塩、1〜30mg/kg のオキソリン酸、5〜10ppm のオキソリン酸(浴中)、40〜50mg/kg のオキシテトラサイクリン、アルキルトリメチルアンモニウム−カルシウム、40〜50mg/kg のオキシテトラサイクリン塩酸塩、10〜20mg/kg のピロミド酸、25〜40mg/kg のスピラマイシンエンボネート、50〜200mg/kgのスルファモノメトキシンまたはスルファモノメトキシンナトリウム塩、2.5 〜5mg/kg のオルメトプリムと組み合わせた7.5 〜15mg/kg のスルファモノメトキシン、100 〜200mg/kgのスルフィソゾールまたはスルフィソゾールナトリウム塩、50〜200mg/kgのスルファジメトキシンまたはスルファジメトキシンナトリウム塩、10〜60mg/kg のチアムフェニコール、30〜40mg/kg のテトラサイクリン塩酸塩の範囲を含んでもよい。

0027

好ましい飼料組成物は、0.5 〜1.5mg/kgの化合物Aと、5〜20mg/kg のアンピシリン、または25〜50mg/kg のエリスロマイシン、または1〜30mg/kg のオキソリン酸、または40〜50mg/kg のオキシテトラサイクリン塩酸塩、または50〜200mg/kgのスルファジメトキシンまたはスルファジメトキシンナトリウム塩;または0.5 〜1.5mg/kgの化合物Bと、5〜20mg/kg のアンピシリン、または25〜50mg/kg のエリスロマイシン、または1〜30mg/kg のオキソリン酸、または40〜50mg/kg のオキシテトラサイクリン塩酸塩、または50〜200mg/kgのスルファジメトキシンまたはスルファジメトキシンナトリウム塩;または0.5 〜1.5mg/kgの化合物Cと、5〜20mg/kg のアンピシリン、または25〜50mg/kg のエリスロマイシン、または1〜30mg/kg のオキソリン酸、または40〜50mg/kg のオキシテトラサイクリン塩酸塩、または50〜200mg/kgのスルファジメトキシンまたはスルファジメトキシンナトリウム塩を含み得る。

0028

特に好ましい飼料組成物は、0.5 〜1.5mg/kgの化合物Aと、5〜20mg/kg のアンピシリンを含み得る。活性物質が、必要により助剤物質、例えば、エキステンダー、例えば、大豆タンパク質、ラクトース、醸造酵母及び石灰石;水の如き希釈剤ベンジルアルコール及びn−ブタノールの如き溶解助剤ヒドロキシプロピルメチルセルロースの如き増粘剤;及びpH調節剤、例えば、水酸化カリウム水酸化ナトリウム乳酸塩酸酢酸及びプロピオン酸並びに更に別の添加剤、例えば、ビタミン及び防腐剤と一緒に、普通の既知の適当な混合技術により規定量で混入し得る動物飼料の型は、魚の種だけでなく年齢に依存し、また生産ユニットの型及びサイズの両方に依存する。工業的に製造される飼料配合物は、すり潰され、ペレットにされ、押出された形態であってもよく、40〜54%の範囲のタンパク質、4〜11%の脂肪、1〜3%の繊維及び8〜18%の灰分を含んでもよい。

0029

例えば、活性物質が混入し得るマス用の完全飼料は、以下に特定されるような3mmのペレットからなってもよい。
成分:
粗タンパク質44%
リシン2.8%
粗脂肪8%
粗繊維2%
粗灰分9.5%
完全飼料1kg当たりの添加剤
20000i.U. のビタミンA
2000i.U. のビタミンD3
100mg のビタミンE
プロピオン酸、酸化防止剤BHT

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