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技術 低アルコール香料組成物

出願人 株式会社資生堂
発明者 寺嶋有史平塚展子植原計一徳田勝彦
出願日 1992年11月27日 (28年5ヶ月経過) 出願番号 1992-341308
公開日 1994年6月7日 (26年11ヶ月経過) 公開番号 1994-158087
状態 特許登録済
技術分野 化粧料 脂肪類、香料
主要キーワード 低揮発性有機溶媒 アルコール香料 低アルコール 希釈用 サイトレート 直接皮膚 グリセロールトリアセテート 使用性
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年6月7日)のものです。
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構成

ジエチレングリコールモノエチルエーテル3重量%以上であって、該ジエチレングリコールモノエチルエーテルとグリセロールトリアセテートの合計が10重量%以上、エチルアルコール75重量%以下、他の溶媒成分合計10重量%以下、香料成分が15重量%以下であることを特徴とする低アルコール香料組成物

効果

使用性を低下させることなく、エチルアルコールの使用量を低減させることができる。

概要

背景

一般に香料はそれ単独で用いられることは稀で、エチルアルコールを主成分とする香料用溶媒希釈して用いられる場合が多い。一方、近年環境問題に対する関心が高まり、米国では揮発性有機化合物に関する規制予定されている。この揮発性有機化合物の一種として香料用溶媒であるエチルアルコールも指摘されており、近く香料20重量%以下のアルコール香料組成物については、エチルアルコールなどの揮発性有機化合物の配合量を75重量%以下まで段階的に低減させることが要求される。

概要

ジエチレングリコールモノエチルエーテル3重量%以上であって、該ジエチレングリコールモノエチルエーテルとグリセロールトリアセテートの合計が10重量%以上、エチルアルコール75重量%以下、他の溶媒成分合計10重量%以下、香料成分が15重量%以下であることを特徴とする低アルコール香料組成物

使用性を低下させることなく、エチルアルコールの使用量を低減させることができる。

目的

しかしながら、例えば香料15重量%以下の製品の場合、エチルアルコールを75重量%以下とすれば、残量10重量%程度を他の溶媒により補わなければならない。ところが、該溶媒はエチルアルコール或いは香料などを良好に溶解すると共に、皮膚に塗布する等して用いられるため、無毒性、べたつきが少ないこと、さらには乾きやすいことなどが要求され、前記揮発性有機化合物に関する規制に適合する低揮発性有機溶媒を採用することは極めて困難であった。本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的は前記揮発性有機化合物に関する規制に適合すると共に、使用感に影響を与えることのない低アルコール香料組成物を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

ジエチレングリコールモノエチルエーテル3重量%以上であって、該ジエチレングリコールモノエチルエーテルとグリセロールトリアセテートの合計が10重量%以上、エチルアルコール75重量%以下、他の溶媒成分合計10重量%以下、香料成分が15重量%以下であることを特徴とする低アルコール香料組成物

技術分野

0001

本発明は低アルコール香料組成物、特にその溶媒組成の改良に関する。

背景技術

0002

一般に香料はそれ単独で用いられることは稀で、エチルアルコールを主成分とする香料用溶媒希釈して用いられる場合が多い。一方、近年環境問題に対する関心が高まり、米国では揮発性有機化合物に関する規制予定されている。この揮発性有機化合物の一種として香料用溶媒であるエチルアルコールも指摘されており、近く香料20重量%以下のアルコール香料組成物については、エチルアルコールなどの揮発性有機化合物の配合量を75重量%以下まで段階的に低減させることが要求される。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、例えば香料15重量%以下の製品の場合、エチルアルコールを75重量%以下とすれば、残量10重量%程度を他の溶媒により補わなければならない。ところが、該溶媒はエチルアルコール或いは香料などを良好に溶解すると共に、皮膚に塗布する等して用いられるため、無毒性、べたつきが少ないこと、さらには乾きやすいことなどが要求され、前記揮発性有機化合物に関する規制に適合する低揮発性有機溶媒を採用することは極めて困難であった。本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的は前記揮発性有機化合物に関する規制に適合すると共に、使用感に影響を与えることのない低アルコール香料組成物を提供することにある。

課題を解決するための手段

0004

前記目的を達成するために本発明者らが鋭意検討した結果、香料成分が20重量%以下で且つエチルアルコール75重量%以下という低アルコール香料組成物において、他の香料用溶媒成分の主成分をジエチレングリコールモノエチルエーテルないしグリセロールトリアセテートとすることにより、優れた使用性を維持し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本出願の請求項1記載の低アルコール香料組成物は、ジエチレングリコールモノエチルエーテル3重量%以上であって、該ジエチレングリコールモノエチルエーテルとグリセロールトリアセテートの合計が10重量%以上、エチルアルコール75重量%以下、他の溶媒成分合計10重量%以下、香料成分が15重量%以下であることを特徴とする。

0005

前記揮発性有機化合物規制によると、香料成分が15重量%以下の場合には溶媒量が85重量%以上となる。一方、エチルアルコール使用可能量は75重量%以下であるため、香料組成物の10重量%以上を他の溶媒により置換しなければならない。一方、香料組成物は直接皮膚に塗布する可能性もあるため、安全性が極めて重要な要件となる。そこで、本発明者らは、従来より香料組成物に用いられてきた香料用調整剤、香料用保留剤に着目し、香料が15重量%以下、エチルアルコール使用量が75重量%以下で、しかも使用性が良好な低アルコール香料組成物を完成したのである。従来、これらの香料用調整剤、或いは香料用保留剤は、香料に対して5〜30重量%程度配合されるのが常であり、従って、本発明のような低アルコール香料組成物にあっては香料15重量%に対して5〜30重量%、すなわち低アルコール香料組成物総量に対しては5%未満しか配合されないものであった。

0006

これは、例えば特開昭59−76011或いは特開昭59−76012に記載されているように、香料に対する保留ないし調整作用を期待した場合には、香料に対してあまりに多く配合しすぎると、これらの作用が強くなりすぎる傾向にあることに基づく。これに対して本発明者らは、特定の香料用調整剤、或いは香料用保留剤が希釈用エチルアルコールと共に用いられた場合には、前記香料用調整剤或いは香料用保留剤としての機能を適切に発揮し得ると共に、前記香料に対する配合量をはるかに超える量を配合しても、低アルコール香料組成物としての機能を損わないことを見出したのである。

0007

以下、実施例に基づき本発明をさらに詳細に説明する。なお、配合量は特に指定のない限り重量%で示す。まず、本発明者らは香料の希釈溶媒として、各種保留剤、調整剤を検討した。

0008

以上の結果から、香料以外をエチルアルコールとした場合には、優れた溶解性速乾性を有し、べたつきも極めて少ない。一方、エチルアルコールを75%とし、他の部分をジエチレングリコールモノエチルエーテルに変更した場合、速乾性及びべたつきに関する評価がやや低下するものの、溶解性は良好で、充分に実用可能である。しかも従来、保留剤は香料に対して30%以上配合すると、むしろ塗布初期香りバランス崩れる傾向があったが、ジエチレングリコールモノエチルエーテルを多量のエチルアルコールと共存させることにより、塗布初期より香りのバランスを崩すことはなく、しかも保留剤としての機能も充分に発揮された。

0009

一方、グリセロールトリアセテート、トリエチルサイトレート等に関しては、いずれも溶解性は問題ないものの、べたつき、速乾性などに問題を生じ、各単独で主成分とすることはできない。次に、ジエチレングリコールモノエチルエーテルと他の希釈溶媒の配合について検討した。

0010

以上の結果、ジエチレングリコールモノエチルエーテルが3重量%以上で該ジエチレングリコールモノエチルエーテルとグリセロールトリアセテートの合計量が10%以上であり、且つ他の溶剤量が10%以下である範囲で、香料組成物を生成することで、使用性を維持しつつ、エチルアルコールの使用量を低下させることができる。なお、同様の傾向は香料が3〜15%程度までの範囲で認められ、20%以上では他の溶媒組成を用いることが好適であることが明かとされている。

発明の効果

0011

以上説明したように、本発明にかかる低アルコール香料組成物によれば、ジエチレングリコールモノエチルエーテルを3重量%以上、且つグリセロールトリアセテートの合計を10重量%以上配合とすることにより、使用性を低下させることなく、エチルアルコールの使用量を低減させることができる。

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