図面 (/)

技術 大容量三脚デリツク装置

出願人 株式会社宇徳
発明者 山根信弘岡田久仁彦
出願日 1992年5月25日 (27年9ヶ月経過) 出願番号 1992-192655
公開日 1994年6月3日 (25年9ヶ月経過) 公開番号 1994-156981
状態 拒絶査定
技術分野 ジブクレーン(門形、ケーブルクレーン)
主要キーワード 上端支持部材 動力回転 内周歯車 ワイヤ掛け 電動機付き スプロケツト 重量物運搬車 重量物用
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年6月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

目的

150トンを超す重量物をデリツクで吊り上げ、そのままポスト周り回動でき、加えて低速重負荷起動時の安全作動を確保する粉体継手を有する装置を提供するものである。

構成

ブーム6をポスト2の下端に近傍で回転架台起伏回動できるように接続し、ポスト2は内筒外筒とから形成して回転架台3に接続し、粉体継手16を有する駆動装置14で駆動され、下部固定架台8に対し回動可能となる。ポスト2は上端を回動自由に脚支柱で保持される。上部シーブ組10と下部シーブ組11は、夫々3枚のシーブよりなり、夫々の組の中央のシーブの外周はポスト2の軸心切線とし、中央シーブには起伏ワイヤが、両側のシーブには吊り上げワイヤが接触する。

概要

背景

従来ブームを使用する装置としては数トン級ではジブクレーンと呼ばれる装置が知られている。一例としては、図7(A)のような装置である。ジブ(腕)1cの基部は支柱3cの基部に起伏可能に接続され、巻上ウインチ2cからの起伏ロープ4cで起伏する。部材の巻上げ巻上ドラムからの巻上ロープ5cによりされる。吊り上げてからの支柱3c周り回動は通常人力によりされる。図7(B)は図7(A)より大型にしたものでジブ7bと吊り上げた部材の重量は、図示左側の架台上の起伏ウインチ5b、巻上ウインチ4b等の重量と平衡する重量とし、その合計重量旋回ベアリング2bとベースフレーム1bの軸心にほぼ垂直に掛かるようにし、動力旋回するとしている。しかしこれとても吊り上げ重量は重量平衡の観点よりして数トン止まりに過ぎない。図7(C)はそのロープ配置の模式斜視図である。従来数十トンないし100トンを越す部材の船積は、図8(A)(B)(C)(特公平3ー69757号)に示すように重量物運搬車9a上にストツパスキドフレーム8aを設けその上に重量物を載置し、岸壁門型デリツクの下まで運び船内に積み込みしている。岸壁端縁に平行する方向への移動は前記重量物運搬車による以外はできない。従ってこの装置では吊り上げたままの旋回移動はできないという問題がある。しかし近時大型に組み立てした装置の輸出等のため150トンを超える重量物を岸壁で積み込み、積み下ろしする必要があり、大重量物吊り下げたままブームを振り回しできるデリツクの出現要望されている。

概要

150トンを超す重量物をデリツクで吊り上げ、そのままポスト周りに回動でき、加えて低速重負荷起動時の安全作動を確保する粉体継手を有する装置を提供するものである。

ブーム6をポスト2の下端に近傍で回転架台起伏回動できるように接続し、ポスト2は内筒外筒とから形成して回転架台3に接続し、粉体継手16を有する駆動装置14で駆動され、下部固定架台8に対し回動可能となる。ポスト2は上端を回動自由に脚支柱で保持される。上部シーブ組10と下部シーブ組11は、夫々3枚のシーブよりなり、夫々の組の中央のシーブの外周はポスト2の軸心を切線とし、中央シーブには起伏用ワイヤが、両側のシーブには吊り上げワイヤが接触する。

目的

この発明の課題は、150トンを超えるる重量物を起伏するブームで吊り上げ吊り下ろしでき、しかもこの重量物を吊り下げたまま、円滑に旋回起動と停止ができるデリツク装置を提供することにある。そのためには、この重量物を吊り上げて旋回できるポストと起伏するブームを設け、ポスト上端を回動可能に支持する2本の支柱を設け、その下端は地盤に固定したものとし、ブームの起伏と重量物吊り上げをするワイヤを旋回によるもつれなしにする構造と、ポスト旋回起動時の大きなトルクを伝達し、しかもゆつくりと円滑に旋回を始めまた停止する動力の伝達をする駆動装置と、これに必要とする継手とブレーキの検討が必要である。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

回転架台に立設するポストとそのポスト上部を回動自由に保持する脚支柱ブームとを有するデリツク装置において、粉体継手を有する駆動装置を載置した回転架台と、該回転架台に立設接続する内筒外筒構成部材の一部とするポストと、該回転架台を載置する下部固定架台と、該下部固定架台と前記脚支柱下端固定部とを接続する接続部材と、前記回転架台に接続し起伏回動自由に接続するブームと、回転ドラム巻上げ巻き戻しするブーム用起伏ワイヤ重量物用吊り上げワイヤとを前記内筒軸心とその近傍を通過させる複数のシーブ組を設けたことを特徴とする大容量三脚デリツク装置。

請求項2

前記シーブ組は、下部シーブ組と上部シーブ組とよりなり、夫々のシーブ組はシーブ面近接位置する3枚のシーブとよりなり夫々の中央シーブは起伏ワイヤ用シーブとし周端縁を前記ポストの軸心切線となるようにして位置し、前記下部シーブ組はそのシーブ軸を前記下部固定架台の部材に接続し、前記上部シーブ組はその軸を前記ポストに接続する請求項1の大容量三脚デリツク装置。

請求項3

前記駆動装置は、電動機、粉体継手、電磁ブレーキデスクブレーキチエンカツプリングサイクロ減速機が、一連に接続し台板上に位置し、かつ該サイクロ減速機軸端には、回転架台を駆動する複数列スプロケツト用の駆動軸端に接続する傘歯車と、係合する歯車を接続してなることを特徴とする請求項1の大容量三脚ッデリツク装置。

技術分野

0001

この発明は、150トンを超える大重量の部材をブームで吊り上げ、このブームを、部材を吊り上げたまま旋回の中心となるポスト周り回動移動させる大容量三脚デリツクの構造に関するものである。

背景技術

0002

従来ブームを使用する装置としては数トン級ではジブクレーンと呼ばれる装置が知られている。一例としては、図7(A)のような装置である。ジブ(腕)1cの基部は支柱3cの基部に起伏可能に接続され、巻上ウインチ2cからの起伏ロープ4cで起伏する。部材の巻上げ巻上ドラムからの巻上ロープ5cによりされる。吊り上げてからの支柱3c周り回動は通常人力によりされる。図7(B)は図7(A)より大型にしたものでジブ7bと吊り上げた部材の重量は、図示左側の架台上の起伏ウインチ5b、巻上ウインチ4b等の重量と平衡する重量とし、その合計重量旋回ベアリング2bとベースフレーム1bの軸心にほぼ垂直に掛かるようにし、動力で旋回するとしている。しかしこれとても吊り上げ重量は重量平衡の観点よりして数トン止まりに過ぎない。図7(C)はそのロープ配置の模式斜視図である。従来数十トンないし100トンを越す部材の船積は、図8(A)(B)(C)(特公平3ー69757号)に示すように重量物運搬車9a上にストツパスキドフレーム8aを設けその上に重量物を載置し、岸壁門型デリツクの下まで運び船内に積み込みしている。岸壁端縁に平行する方向への移動は前記重量物運搬車による以外はできない。従ってこの装置では吊り上げたままの旋回移動はできないという問題がある。しかし近時大型に組み立てした装置の輸出等のため150トンを超える重量物を岸壁で積み込み、積み下ろしする必要があり、大重量物吊り下げたままブームを振り回しできるデリツクの出現要望されている。

発明が解決しようとする課題

0003

この発明の課題は、150トンを超えるる重量物を起伏するブームで吊り上げ吊り下ろしでき、しかもこの重量物を吊り下げたまま、円滑に旋回起動と停止ができるデリツク装置を提供することにある。そのためには、この重量物を吊り上げて旋回できるポストと起伏するブームを設け、ポスト上端を回動可能に支持する2本の支柱を設け、その下端地盤に固定したものとし、ブームの起伏と重量物吊り上げをするワイヤを旋回によるもつれなしにする構造と、ポスト旋回起動時の大きなトルクを伝達し、しかもゆつくりと円滑に旋回を始めまた停止する動力の伝達をする駆動装置と、これに必要とする継手ブレーキの検討が必要である。

課題を解決するための手段

0004

この発明は、回転架台に立設するポストとそのポスト上部を回動自由に保持する脚支柱とブームとを有するデリツク装置において、粉体継手を有する駆動装置を載置した回転架台と、該回転架台に立設接続する内筒外筒構成部材の一部とするポストと、該回転架台を載置する下部固定架台と、該下部固定架台と前記脚支柱下端固定部とを接続する接続部材と、前記回転架台に接続し起伏回動自由に接続するブームと、回転ドラムで巻上げ巻き戻しするブーム用起伏ワイヤ重量物用吊り上げワイヤを前記内筒軸心とその近傍を通過させる複数のシーブ組を設け、起伏ワイヤはほぼポスト軸心を、また吊り上げワイヤはもつれることなしに軸心近傍を通りうるようにした大容量三脚デリツク装置である。

0005

図1本願発明の一実施例を示す大容量三脚デリツク装置1の側面図である。図2はその平面図である。

0006

図5に示す内筒24と外筒25をその構成部材の一部とするポスト2は、回転架台3に接続され回転架台とともに回転することができる。この回転架台の上面には図4に示す粉体継手16とブレーキ類を一連に有する駆動装置14を載置接続して設けてある。この駆動装置のサイクロ減速機の軸に接続する傘歯車20aは軸21に接続する傘歯車20bと係合複数列スプロケツト23(重荷重を受けるため駆動する歯の列を複数並列にする。)を回転させ、これと噛み合う内周歯車23付きの回転架台3を円滑かつ緩徐起動と停止の回転を可能とする構造としている。

0007

図5に示すごとく内筒24と外筒25は接続され、下部固定架台8のスラスト軸受け26でポスト及び吊り上げした重量物の荷重を受ける。下部固定架台8内には起伏ワイヤ用のワイヤを受けるシーブ11bが取り付けられ起伏ワイヤがポスト軸心を通るよう、即ちシーブ11bの周縁にポスト軸心が切線となるように設け、起伏ワイヤはポスト2の回動の影響を受けぬようにする。同様にして吊り上げワイヤ用シーブ11aはワイヤがポストのほぼ軸心を通り、かつワイヤがシーブ周縁の切線となるように位置決め取り付けされる。2枚のシーブ11aはシーブ11bを中央にしその面の左右に位置し、かつポストの回動でワイヤが接触しない程度に近接させて設ける。シーブ11a、11bの2つの軸の位置は図示のように上下に離れても良く、また同一軸心位置であつても良い。いずれにしてもこれら軸は下部固定架台のフレーム固定接続される。前記下部シーブ組はシーブ11aとシーブ11bで形成される。

0008

ポスト2の上端部には、図1にに示すように上端支持部材5が設けられ、ポスト2を回動可能にして支持する2本の脚支柱4がこれと接続する。脚支柱4の下端は地盤に接続し、下部固定架台8とこの脚支柱4の下部とを接続する接続部材9と共に三脚デリツクの本体を強固安定したものとする。

0009

図1に示すごとくポスト2の下端近傍において、回転架台3にブーム6の下端をブームを起伏可能に接続をする。またこのブームの先端には重量部材を吊り上げするフツク7と接続する吊り上げワイヤ用シーブが設けられる。吊り上げ用ワイヤは、ポスト高さの中間にその軸を取り付けした同軸並列の3枚のシーブよりなる上部シーブ組10を経由しブーム先端のシーブより垂下してフツク7部のシーブを半周し、エコライザーシーブ27を経由しシーブ組10のシーブに戻りさらに電動機付き巻き取り用回転ドラム13に戻る。前記上部シーブ組10の並列する3枚のシーブの中央のシーブは図6に示すようにその周縁をポスト軸心を切線とした吊り上げワイヤ用のシーブとなる。図3はワイヤの配置を模式に斜視図で示したものである。図6からも判るように、下部シーブ組の軸心と上部シーブ組の軸心とは、一例ではそのポスト取り付け位置間隔は約10mもあるのに対し、シーブ直径は30cm程度であることから、図6に示すようにポストの回動でワイヤが接触したり、もつれたりすることはない。一例ではブームの回動範囲(角度)を210度にもすることができる。これはシーブ面間寸法、シーブ径によるもので作図により確認しておくのがよい。

0010

図4に駆動装置の構成を示す。駆動装置14を構成する複数の機器台板28上で工場軸心合わせをして取り付け、その後回転架台に載置固定取り付けされる。台板に取り付けする機器としては、駆動動力源となる電動機15、粉体継手16、電磁ブレーキ17、デスクブレーキ18、チエンカツプリング29、サイクロ減速機19が同軸心に一連に接続されている。サイクロ減速器駆動軸の端部(図面左端部)には、複数列型スプロケツト22の駆動軸21に接続する傘歯車20bと噛み合う傘歯車20aが接続される。電磁ブレーキ、デスクブレーキ、チエンカツプリングは運転に際しての操作と装置の安全のために設けられている。粉体継手16はこのような重過重の装置の円滑微速起動停止変位を含む回動駆動に際しての装置の安全と、電動機の焼損防止を図るために設けるものである。粉体継手の構造は、その本体たるハウジング内にはスチールボールと油の混合体が収容され、ハウジングは原動機側軸と接続し、このハウジング内にはデスク状のロータがあり被駆動側の軸と接続して設けられる。従って駆動力はこのロータに接続するデスクと前記スチールボールと油の混合体との摩擦接触により伝達されるので、重量がありかつ重量物を吊り下げしており駆動抵抗の微速滑らかな駆動をすることができ、電動機に過大な負荷のかかることなく、その焼損防止をする上で重要な役割をしているものである。

発明の効果

0011

この発明を実施することにより、150トンを超える重量物を吊り上げたまま、旋回を210度の範囲等の広い範囲で円滑に回動することができ、かつ起動に際して電動機に無理のかからぬ粉体継手の採用によりデリツク装置の安全確実な運転をすることを可能とした。

図面の簡単な説明

0012

図1この発明の一実施例を示す大容量三脚デリツクの側面図である。
図2図1の装置の平面図である。
図3(A)ワイヤの配置を示す模式斜視図で、ブーム先端部の模式斜視図である。
図3(B) 下部シーブ組と上部シーブ組とワイヤとの関連を示す模式斜視図である。
図4粉体継手を含む駆動装置を構成する機器の配置を一部切欠きして示す側面図である。
図5回転架台と下部固定架台とポスト下部を一部切り欠きした断面図である。
図6上部シーブ組の回動した状態の平面図とワイヤとの関連を示す平面図である。
図7(A) 小型ジブクレーンの模式側面図である。
図7(B)固定式動力回転手段をもつ重量数トンまでの吊り上げ装置である。
図7(C)図7(B)のワイヤ掛け模式斜視図である。
図8(A) 100トン級重量物を吊り上げする固定門型デリツクの側面図である。
図8(B)図8(A)の平面図である。
図8(C) 100トン級重量物と重量物運搬車の一例を示す側面図である。

--

0013

1 大容量三脚デリツク装置
2ポスト
3回転架台
4脚支柱
5上端支持部材
6ブーム
7フツク
8 下部固定架台
9接続部材
10 上部シーブ組
11 下部シーブ組
12回転ドラム
13 回転ドラム
14駆動装置
15電動機
16粉体継手
27エコライザーシーブ
24内筒
25外筒
28 台板

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ