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この項目の情報は公開日時点(1994年4月26日)のものです。
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図面 (5)

目的

送風機圧力損失を減少することで効率向上を図ることができ、工期の短縮ができるとともに、万一の場合にも送風機の所に近づくことができる地下タンク屋根エアレイジング方法を提供すること。

構成

槽体11の底部17で組み立てる屋根18の下側に送風機25を設置し、この屋根18を貫通して底部17から屋根据付位置の上方までの間に作業用機材を搬送する昇降機15のための筒状体16を設置しておき、この筒状体16を送風機25の吸込管26に兼用する。そして、送風機25の吐出管を極く短くすることで圧力損失を減少し、効率向上による工期短縮を図る。また、吸込管26を作業用機材搬送用の昇降機15のための筒状体16と兼用するようにして浮上中でも昇降機15を利用して屋根18の下側の送風機25のところに行くことができ、さらに筒状体16を屋根18の浮上のガイドにもできる。

概要

背景

原油石油製品などの貯蔵LPG液化石油ガス)やLNG液化天然ガス)などを貯蔵するタンクには、タンク全体を地上に設置する地上タンクと、槽体を地下に埋設して屋根のみを地上に位置させる地下タンクとが使用されている。

中でも地下タンクは、地震などの影響を受けにくく、また、貯蔵されている液の表面が地面より低いため、万一の場合でも液体が外に漏れにくい等の特長がある。

このような地下タンクの構築方法の一つにエアレイジングがあり、図4にその工程を示すように、有底筒状コンクリート製の槽体1を上端開口2が地上3に位置するように地面に埋設して構築したのち、槽体1の底部4で屋根5を組み立てるようにする。

この後、地上3に複数台送風機6を設置し、これら送風機6の吐出側を槽体1の底部4の屋根5を貫通して垂直に設置した送風管7に連結した後、屋根5の下側に送風管7を介してエアを導入して屋根5を浮上させ、槽体1の上端の開口2を塞ぐように据え付けるようにしている。

そして、槽体1内にメンブレンなどの内槽材8等の必要部材を取付けて地下タンクを完成する。

概要

送風機の圧力損失を減少することで効率向上を図ることができ、工期の短縮ができるとともに、万一の場合にも送風機の所に近づくことができる地下タンクの屋根のエアレイジング方法を提供すること。

槽体11の底部17で組み立てる屋根18の下側に送風機25を設置し、この屋根18を貫通して底部17から屋根据付位置の上方までの間に作業用機材を搬送する昇降機15のための筒状体16を設置しておき、この筒状体16を送風機25の吸込管26に兼用する。そして、送風機25の吐出管を極く短くすることで圧力損失を減少し、効率向上による工期短縮を図る。また、吸込管26を作業用機材搬送用の昇降機15のための筒状体16と兼用するようにして浮上中でも昇降機15を利用して屋根18の下側の送風機25のところに行くことができ、さらに筒状体16を屋根18の浮上のガイドにもできる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

上部が地上に開口した有底筒状槽体を地下に構築した後、この槽体内の底部にて上部開口を塞ぐ屋根を組み立て、この屋根を送風機で送給されるエアによって浮上させて据え付け地下タンクの屋根のエアレイジング方法において、前記槽体内の底部から屋根据付位置より上方までの間に作業用機材などを搬送する昇降機昇降する筒状体を設ける一方、前記屋根をこの筒状体を貫通させて底部で組み立てた後、前記槽体底部の屋根の下側に送風機を設置するとともに、前記筒状体を送風機の吸込側に連結し吸い込み管とした後、この送風機でエアレイジング用エアを吸入してエアレイジングするようにしたことを特徴とする地下タンクの屋根のエアレイジング方法。

技術分野

0001

この発明は、地下タンク屋根エアレイジングする方法に関し、送風機圧力損失を減少させ効率的に屋根を浮上できるとともに、複数台の送風機同志の干渉も防止できるようにしたのもである。

背景技術

0002

原油石油製品などの貯蔵LPG液化石油ガス)やLNG液化天然ガス)などを貯蔵するタンクには、タンク全体を地上に設置する地上タンクと、槽体を地下に埋設して屋根のみを地上に位置させる地下タンクとが使用されている。

0003

中でも地下タンクは、地震などの影響を受けにくく、また、貯蔵されている液の表面が地面より低いため、万一の場合でも液体が外に漏れにくい等の特長がある。

0004

このような地下タンクの構築方法の一つにエアレイジングがあり、図4にその工程を示すように、有底筒状コンクリート製の槽体1を上端開口2が地上3に位置するように地面に埋設して構築したのち、槽体1の底部4で屋根5を組み立てるようにする。

0005

この後、地上3に複数台の送風機6を設置し、これら送風機6の吐出側を槽体1の底部4の屋根5を貫通して垂直に設置した送風管7に連結した後、屋根5の下側に送風管7を介してエアを導入して屋根5を浮上させ、槽体1の上端の開口2を塞ぐように据え付けるようにしている。

0006

そして、槽体1内にメンブレンなどの内槽材8等の必要部材を取付けて地下タンクを完成する。

発明が解決しようとする課題

0007

ところが、エアレイジングに際して複数の送風機6を地上3に設置して送風管7を介してエアを屋根5の下側に導入するようにしているため、送風機6の吐出側の圧力損失が大きくなって送風効率が低下し、屋根5の浮上に時間が掛かるという問題があるとともに、1本の送風管7に複数の送風機6の吐出側が接続されることによる送風機6同志の干渉の問題もある。

0008

そこで、屋根の上に送風機を設置して送風管を短くするとともに、それぞれの送風機に送風管を設けることで圧力損失を減少し、干渉を防止することも考えられるが、エアレイジング中に送風機に故障などが生じた場合、槽体内側に足場などがないため、送風機のところに作業者が近づくことが出来ないという問題がある。

0009

この発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、送風機の圧力損失を減少することで効率向上を図ることができ、工期を短縮することができるとともに、万一の場合にも送風機の所に近づくことができる地下タンクの屋根のエアレイジング方法を提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を解決するためこの発明は、上部が地上に開口した有底筒状の槽体を地下に構築した後、この槽体内の底部にて上部開口を塞ぐ屋根を組み立て、この屋根を送風機で送給されるエアによって浮上させて据え付ける地下タンクの屋根のエアレイジング方法において、前記槽体内の底部から屋根据付位置より上方までの間に作業用機材などを搬送する昇降機昇降する筒状体を設ける一方、前記屋根をこの筒状体を貫通させて底部で組み立てた後、前記槽体底部の屋根の下側に送風機を設置するとともに、前記筒状体を送風機の吸込側に連結し吸い込み管とした後、この送風機でエアレイジング用エアを吸入してエアレイジングするようにしたことを特徴とするものである。

0011

この地下タンクの屋根のエアレイジング方法によれば、槽体底部で組み立てる屋根の下側に送風機を設置し、この屋根を貫通して底部から屋根据付位置の上方までの間に作業用機材を搬送する昇降機のための筒状体を設置しておき、この筒状体を送風機の吸込管に兼用するようにしており、送風機の送風管を極く短くすることで圧力損失を減少し、効率向上による工期短縮を図るようにしている。

0012

また、吸込管を作業用機材搬送用の昇降機のための筒状体と兼用するようにして浮上中でも昇降機を利用して屋根の下側の送風機のところに行くことができるようになり、筒状体を屋根浮上のガイドにもできるようにしている。

0013

以下、この発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1図3はこの発明の地下タンクの屋根のエアレイジング方法の一実施例ににかかり、図1は工程図、図2はエアレイジング開始前の詳細図、図3図2中のA−A断面図である。

0014

この地下タンクの屋根のエアレイジング方法が採用される地下タンク10では、まず、地面を掘削した後、コンクリート製の有底筒状の槽体11を上端開口12が地上13に位置するように構築する。

0015

この後、槽体11内に作業用機材を搬送するための搬送装置14が設けられ、昇降機15と、この昇降機15の昇降路となる筒状体16とで構成されている。

0016

この搬送装置14では、昇降路となる筒状体16が槽体11の底部17から地上13より上方の屋根18が据え付けられる位置よりさらに上方までの間に垂直に設置され、上端部が地上13に設置した踊り場19に支持されるとともに、中間部が槽体11の側壁との間に設けられた着脱可能なアーム20で支持されている。そして、この筒状体16には、その上端側部に踊り場19に開口した出入口が形成されるとともに、下端側部にも開口が形成されて出入口となっており、さらに貯槽体11の底部17で組み立てられる屋根18の上側に対応した位置にも開口が形成されて中間出入口となっている。

0017

この昇降路となる筒状体16の内部には、上下方向に昇降レール21が固定され、箱形の昇降機15がローラを介して昇降可能に装着されており、昇降レール21の表面に形成されたラック22に昇降機15のモータ23に連結されたピニオン24を噛み合わせて昇降するようになっている。

0018

こうして搬送装置14を槽体11の底部17と地上13との間に設置した後、この搬送装置14などで必要な作業機材等を搬送して槽体11の底部17で屋根18を組み立てる。この屋根18の組み立ての際、搬送装置14の筒状体16を貫通させた状態にする。

0019

こうして槽体11の底部17での屋根18の組み立てが完了した後、エアレイジングの準備のため、槽体11の底部17上の屋根18の下側に送風機25を複数台設置し、搬送装置14の筒状体16の昇降機15との隙間を利用して電源用制御用などのケーブルを地上13との間に配線する。そして、送風機25の吸い込み管26を筒状体16の下端部の出入口またはその近傍に形成した開口に接続し、筒状体16自体も吸い込み管26の一部として兼用するようにし、筒状体16の中間部などの開口を塞いでおく。

0020

なお、エアレジングの準備が終了した後は、筒状体16内の昇降機15は筒状体16の上端開口より上方などに退避した状態とするとともに、筒状体16を支持するアーム20を取外して屋根18の浮上時に干渉しないようにしておく。

0021

この後、屋根18の下に設置した送風機25を地上13からの遠隔操作運転して屋根18の下側に搬送装置14の昇降路となる筒状体16および吸い込み管26を介して吸い込んだエアを導入して屋根18を浮上させる。

0022

こうして所定の据付位置まで屋根18を浮上させた後、槽体11の上端部に屋根18を固定してエアレイジングが終了する。

0023

この後、槽体11のコンクリート壁の内側にメンブレン等の内槽材27を取付けたりするとともに、搬送装置15などを撤去し、屋根18の開口を塞いで地下タンク10が完成する。

0024

このようなエアレイジング方法によれば、送風機25を槽体11の底部17に設置し、昇降機15の昇降路となる筒状体16を吸い込み管と兼用して屋根18の下側にエアを導入するようにしているので、送風機25の吐出側に配管が必要でなく、圧力損失が極小さく、効率良くエアを導入することができ、短時間に屋根18を浮上して工期の短縮を図ることができる。

0025

また、送風機25の吸い込み管26を昇降機15の昇降路となる筒状体16と兼用するようにしているので、送風機25が故障した場合などにあっても屋根18の浮上状態を保持するようにして安全性を確保した後、昇降機15で槽体11の底部に降りて保守点検などを行うことができる。

0026

さらに、搬送装置14の筒状体16を貫通させた状態で屋根18を浮上するようにしているので、屋根18からガイドロッドに支持されたガイドローラ等を突き出すようにして筒状体16の外側面に沿ってガイドローラを転動させるようにすることで、屋根18のガイドとして利用でき、屋根18の回転や傾きを防止することができる。

0027

また、複数の送風機25を設置しても吐出側が連通していないので、互いが干渉することなく、効率良くエアの導入ができる。

0028

なお、この発明は、上記実施例に限定するものでなく、この発明の要旨を変更しない範囲で各構成要素に変更を加えるようにしても良い。

発明の効果

0029

以上、一実施例とともに具体的に説明したようにこの発明の地下タンクの屋根のエアレイジング方法によれば、槽体底部で組み立てる屋根の下側に送風機を設置し、この屋根を貫通して底部から屋根据付位置の上方までの間に作業用機材を搬送する昇降機のための筒状体を設置しておき、この筒状体を送風機の吸込管に兼用するようにしたので、送風機の送風管を極く短くすることで圧力損失を減少し、効率向上による工期短縮を図ることができる。

0030

また、吸込管を作業用機材搬送用の昇降機のための筒状体と兼用するようにしたので、送風機に故障が生じた場合には、浮上中でも昇降機を利用して屋根の下側の送風機のところに行くことができるとともに、筒状体を屋根浮上のガイドにもでき、安定した浮上ができる。

図面の簡単な説明

0031

図1この発明の地下タンクの屋根のエアレイジング方法の一実施例にかかる工程図である。
図2この発明の地下タンクの屋根のエアレイジング方法の一実施例にかかるエアレイジング開始前の詳細図である。
図3この発明の地下タンクの屋根のエアレイジング方法の一実施例にかかる図2中のA−A断面図である。
図4従来の地下タンクの屋根のエアレイジング方法の工程図である。

--

0032

10地下タンク
11槽体
12上端開口
13 地上
14搬送装置
15昇降機
16筒状体
17 底部
18屋根
19踊り場
20アーム
21昇降レール
22 ラック
23モータ
24ピニオン
25送風機
26 吸い込み管
27内槽材

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