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構成
概要
背景
概要
パック製造装置(W.1、W.2)から転送または中間保管ステーションへと平らな製品を含む管状のパックを運ぶ方法および装置を提供する。
パックはパック製造装置から軸が縦の運搬方向(FPl )に配向された状態で運搬される。パックを異なる発送ユニットへと分配するためのおよび/またはパックを同一の発送ユニットへと組合わせるための分配ステーション(VU)または転向ステーション(U)で、パックの少なくとも一部の運搬方向が一定の軸方向位置に対して横の運搬方向(FPq )へと実質的に90°だけ修正される。組合わされたパックは組合せステーション(ZU)で圧縮され、包装手段を用いてともに縛られ、2つまたは多数のパック(PP)を形成し得る。パックが、それらの1つの端面を下にして静止するように転送または中間保管ステーション(A)で傾斜される。
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請求項1
平らな製品、特に印刷物を含むパックを、1以上のパック製造装置(W)から1以上の転送または中間保管ステーション(A)に運搬し、かつそれを1以上のパックを含む発送ユニットへ分類するための方法であって、1以上のパック製造装置(W)から、平らな製品、特に印刷物の巻かれたスケールフォーメーションを含み、かつ標準的な最大直径と等しいかまたはそれより小さい直径を有する管状のパック(P)が放出されることと、パック(P)がパック製造装置(W)から縦の運搬方向(FPl )で軸がその運搬方向に配向された状態で運搬されることと、さらにパック製造装置(W)および転送または中間保管ステーション(A)の間でパックが、2以上のパック(P)が2つまたは多数のパック(PP)に組合され得る組合せステーション(Z/ZU)を通ることとを特徴とする、方法。
請求項2
請求項3
組合せステーション(Z/ZU)において並列されたパック(P)が、包装手段(51)で少なくとも1つの包装によって2つまたは多数のパック(PP)を形成するように組合されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
請求項4
組合せステーション(Z/ZU)において並列されたパック(P)が包装に先立って圧縮され、そのため2つまたは多数のパック(PP)におけるそれらの共通の接触表面が平らにされることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
請求項5
パック(P/PP)の縦の運搬方向(FPl )が、軸の位置は一定で、転向ステーション(U)において横の運搬方向(FPq )に実質的に90°だけ変化されることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の方法。
請求項6
パック(P/PP)が、異なる組合せステーション(Z/ZU)または転送もしくは中間保管ステーション(A)に分配ステーション(VU)において分配され、その際パックの少なくとも一部が縦の運搬方向(FPl )から横の運搬方向(FPq )へと転向されることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の方法。
請求項7
転送または中間保管のためのパック(P/PP)が、それらの端面の1つを下にして静止するように、転送または中間保管ステーション(A)で傾斜されることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の方法。
請求項8
パック(P/PP)が、縦の運搬方向(FPl )に軸が実質的に運搬方向に平行に配向された状態で荷積または中間保管ステーション(A)へと運搬され、そのステーションで個々に傾斜されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
請求項9
パック(P/PP)が、横の運搬方向(FPq )に軸が運搬方向に実質的に直角に配向された状態で転送または中間保管ステーション(A)へと運搬され、前記ステーションで個々にまたはグループで傾斜されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
請求項10
前記装置が、少なくとも1つの縦の運搬手段(31、32、80)および2つまたは多数のパックを形成するための縦の運搬手段の1つにおいて組合せステーション(Z/ZU)を有することを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか1つに従った方法を実行するための装置。
請求項11
請求項12
組合せステーション(Z/ZU)が、排出チャネル(32)において設けられ、かつ2以上のパック(P)が平行軸で並列され得るように制御され得る、制御可能な運搬またはブレーキ手段を有することを特徴とする、請求項10および11のいずれかに記載の装置。
請求項13
組合せステーション(Z/ZU)が押圧手段(50、61、62)を有し、これらはその助けを得て並列されたパックが所定位置で安定した状態で保たれ得てかつその互いの接触表面が平坦にされるように互いに対抗して押圧されるように設計され、駆動可能であることを特徴とする、請求項10ないし12のいずれか1つに記載の装置。
請求項14
組合せステーション(Z/ZU)が少なくとも2つの並列されたパックを包装するための、それ自体が周知の包装手段を有することを特徴とする、請求項10ないし13のいずれか1つに記載の装置。
請求項15
V字型の運搬チャネルが、その端部に壁が開いている転向ステーション(U)を有することを特徴とする、請求項10ないし14のいずれか1つに記載の装置。
請求項16
前記装置が付加的に少なくとも1つの横の運搬手段を有することを特徴とする、請求項10ないし15のいずれか1つに記載の装置。
請求項17
請求項18
V字型の運搬チャネル(31、32、80)が、少なくとも1つの下向きに傾斜可能な壁の部分(81.1、81.2)を備えた分配ステーション(VU)を有し、これが下に傾斜した位置でこれがさらなる縦または横の運搬手段に接続されるかまたは転送または中間保管ステーション(A)へとつながるように位置されることを特徴とする、請求項10ないし17のいずれか1つに記載の装置。
請求項19
前記装置が転送または中間保管ステーション(A)において傾斜手段を有することを特徴とする、請求項10ないし18のいずれか1つに記載の装置。
請求項20
請求項21
少なくとも一度包装手段(51)で包装され、その接触表面(B)が平坦にされる、平行軸を備えた2以上の管状のパック(P)を有することを特徴とする、請求項3ないし9のいずれかに記載の方法に従って製造された、平らな製品、特に印刷物を含む2つまたは多数のパック(PP)。
目次
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0001
この発明は、発送技術の分野にあり、対応する独立した請求項の導入句に従った方法および装置に関し、それらによって平らな製品、および特に新聞または雑誌等の印刷物を含むパックが予め定められ得る運搬路を介して運搬され、転送または中間保管のために発送ユニットに分類することができる。
0002
先行技術に従えば、発送ユニットはたとえば新聞および雑誌等の印刷物から形成される。なぜならスケールフォーメーションの形式(scale formation )で現われる印刷物は積み重ねられ、包装紙またはシートで包装され、縛られてパックまたは梱包を形成するからである。この目的のために用いられる装置は、パックが標準的な、最大または後者よりも小さい大きさを有し、かつ最大のパックの大きさを超える発送ユニットは2つ以上の独立したパック(標準的なパックおよび小さいパック)を含むように設計される。幾つかのパックを含むこのような発送ユニットが、並行動作する機械を最適に利用して形成されても、1つの発送ユニットに属する、たとえば同じ宛先をもつ個々のパックを直接継続してまたは並列する態様で放出することは簡単ではなく、そのためこれらは通常よく準備された転送のために蓄積され、宛先に従って再び一緒に集められなくてはならない。
0003
より最近の開発に従えば、平らな製品、および特に印刷物が積み重ね得るパックではなく管状のパックに包装される。このような管状のパックを製造する方法および装置は、たとえば同一出願人の欧州特許第474999(F337)号に説明される。所与の長さのスケールフォーメーションとして、印刷物はマンドレルに巻き付く。同じワインディングのプロセスの間に、管状のロールには宛先シートを備えられ、たとえばプラスチックシートまたは丈夫な紙から形成される保護スリーブで包まれ、および/または紐またはプラスチックテープで縛られ得る。完成された管状のパックは、ワインディングマンドレルから軸方向に放出される。
0005
この発明の目的は、平らな製品、特に印刷物の巻かれたスケールフォーメーションから、標準的な最大直径までの任意の直径を有する管状のパックが、輸送車で転送され、または中間保管のための対応するステーションに運搬されて、同時に同じように発送ユニットに分類することを可能にする装置および方法を提供することである。この方法および対応する装置は、対応する制御手段を用いることによって、かつ簡単な態様で発送ユニットに属するパックを、同時にまたは間接的に継続する態様で転送または中間保管に供給することを可能にすることが意図され、そのため準連続的な運搬の場合は、発送ユニットに属するパックが転送に続いて、輸送車または中間もしくは緩衝倉庫において互いに直接並べられて位置される。この発明に従ってこの方法を実行するための装置は、簡単でスペースをとらないものでなくてはならない。
0006
この発明は、以下に非制限的な実施例に関して、および添付の図面を参照して、より詳細に説明される。
0007
この発明に従った方法は、実質的には以下のとおりである。管状のパックは、製造装置、たとえばワインディングステーションから予め定められ得る運搬距離を、転送または中間保管ステーションへと運搬され、その際これらは組合せステーションを通り、ここで2以上のパックが平行軸で並列され、2つまたは多数のパックの形状で組合わされ、一緒に押圧され、包装手段で包装され、一緒に保たれる。これらはまた、1以上の分配ステーションを通ってもよく、そこでこれらは異なる荷積または中間保管ステーションのために分割される。
0008
パックは軸が運搬方向に配向された状態でワインディングステーションから運搬され(縦の運搬)、パック製造装置の少なくともすぐ外のパックの軸の空間的な位置は、ワインディングプロセスの間同じである。転送または中間保管ステーションまでの運搬距離を、パックは軸が運搬方向に配向された状態(縦の運搬)または軸が運搬方向を横切る方向に配向された状態(横の運搬)のいずれかで運搬され、一方の運搬モードから他方へ、およびその逆に任意に移行され得る。有利なことには、運搬距離または経路は、実質的に90°の転向によってつながれる実質的に線状の部分であり、一方から他方への運搬モードの変更が行なわれる。任意の転向角度をもって転向することもまた可能であり、その際運搬方向に対して軸位置は変更されない。縦の運搬では、断面がV字型の運搬チャネルが有利に用いられる。横の運搬では、たとえばコンベヤベルトまたは降下路もしくは傾斜転送路もしくは摺動路が用いられる。
0009
輸送車におけるまたは中間保管のための転送に関していえば、パックは個々にまたはまとめて、それらの端面の1つを下にして静止するように回転または傾斜され得る。パックの傾斜に関していえば、これらはたとえば回転リンク上を運搬されるかまたは回転可能な傾斜機構の助けを得て回転される。
0010
この発明に従った方法によって、非常に簡単な態様で、1以上のパック製造装置によって放出された管状のパックを、予め定められ得る運搬経路を通って予め定められた順番で、1以上の輸送車または中間倉庫に供給することができ、そのため1つの発送ユニットに属するパック、たとえば同じ宛先を有するパックは直接並列された態様で置かれ得る。
0011
包装された2つまたは多数のパックは、圧力作用の結果、高い安定性を与えられ、これにより管状のパックは接触点で平らにされる。包装手段において、これらはたとえばフックまたは手で係合され得る、というのも包装手段と管状のパックとの間に変化する大きさの間隙が常にあるからである。
0012
管状のパックが面を下にして立っている状態での転送または中間保管フォーメーションは非常に安定している。これは、上述の態様で非常に小さいパックが標準的な大きさのパックと組合わされて2つまたは多数のパックを形成する場合には特にそうである。
0013
発送ユニットを形成する積み重ね得るパックの分類のための対応する方法と比較すると、この発明に従った方法の利点は、多岐にわたる。スケールフォーメーションに始まり同じ装置で管状のパックが製造され得るため、互いの上に載せられる小さなパックまたは緩い積荷等の不安定なフォーメーションを持つ中間運搬配置がない。パックは予め定められた順序で準連続的な態様で転送または中間保管のために供給され得るので、蓄積ベルトまたは出荷のマニュアル検査がない。
0015
図1は、単一のパック製造装置、たとえばワインディングステーションWから始まる例示的な使用に関する。スケールフローSはワインディングステーションWへと渡る。管状のパックPはワインディングステーションWからスケールフローSの運搬方向FSの横方向に運搬される。パックの軸は運搬方向FPl に平行である(縦の運搬)。パックPはワインディングステーションWから組合せステーションZに渡され、ここでパックは1以上の次のパックを待ってもよく、個々のパックが押圧され包装手段で包装されることによって組合わされ、2つまたは多数のパックPPを形成する。1つ、2つまたは多数のパックP/PPは組合せステーションZから縦の運搬方向FPl で分配ステーションVUに運搬される。異なる発送ユニットへのパックの分配、または異なる輸送車または中間倉庫への供給に関しては、パックの少なくとも一部が前記分配ステーションVUで実質的に一定な軸位置で約90°だけ転向され、方向FPq の横運搬となり、転送または中間保管ステーションAに運搬され、ここでパックはそれらの面の1つを下にして静止するように傾斜される。
0017
図1に示されるものに基づくさらなる方法の変形は以下のとおりである。
−分配ステーションVUがなく、そのため1つ、2つまたは多数のパックP/PPは組合せステーションZから単一の転送または中間保管ステーションAに運搬される。
0018
−組合せステーションZおよび分配ステーションVUが逆の順序で配置され、パックは分配ステーションVUから他の組合せステーションまたは他の転送もしくは中間保管ステーションへと運搬される。
0019
−分配ステーションVUが運搬方向において組合せステーションZの上流および下流に設けられる。
0020
−組合せステーションZおよび分配ステーションVUがなく、そのため個々のパックが、縦の運搬方向FPl にワインディングステーションWから単一の転送または中間保管ステーションに直接運搬される。
0021
−パックP/PPが転送または中間保管のために傾斜されず、その代わりに実質的に水平な軸で荷積または保管される。
0023
スケールフローSは2つのワインディングステーションW.1およびW.2へと渡り、前記ワインディングステーションはたとえば、一方のステーションでスケールフローが巻かれ、他方のステーションでパックが製造され放出されるような方法で機能する。パックPは、両方のステーションから縦の運搬方向FPl に運搬される。
0024
分配ステーションVUとして構成されてもよい転向ステーションUで、パックの少なくとも一部が同じ軸位置で実質的に90°だけ転向され、1以上の組合せステーションZUまたはZU′へと運搬され、そこでこれらは同じまたは他方のパック製造装置からきた、同じ発送ユニットに属するパックとともに組合わされ、包装によってともに結合される。縦の運搬方向FPl でパックを直接組合せステーションZU、ZU′に運搬することもまた可能であり、この変形は図2には示されない。
0025
図1に従った方法のように、個々のまたは組合わされたパックP/PPは、組合せステーションZUからさらなる分配ステーションVUに縦の運搬方向FPlで運搬され、ここで少なくともその一部がやはり実質的に90°だけ転向され、そのため異なる転送または中間保管ステーションAに運搬され、ここでパックP/PPは既に述べた態様で傾斜され、その端面の1つを下にして置かれる。
0026
図1、それに関連して述べた方法の変形、および図2からわかるであろうように、適切な装置を形成するためにワインディングステーションW、組合せステーションZ/ZU、転向ステーションUおよび分配ステーションVUは多数の変形で組合わされ得る。この基準は、図2に破線の矢印および括弧に入れられたさらなる組合せステーションZ/ZU、転向または分配ステーションU/VUによって与えられる。運搬路の各々は、転送または中間保管ステーションAで終端し、ここで1つ、2つまたは多数のパックP/PPは、ある位置に垂直軸で傾斜される。転送ステーションは、輸送車がそれらの下を通ることが可能で、そのためパックが荷積ブリッジまたはその上に置かれるパレットに直接傾斜され得るように、有利に配置される。中間保管ステーションは、その上にパックが図11に示される態様で中間的に保管され得る特別に設計されたパレットによって特に構成されてもよい。
0027
図1および図2において、運搬路のすべての部分は線状に示される。しかしながら、上述のように、この線状の経路は規定されない。運搬方向に対するパックの軸の相対的な位置が実質的に変化しないなら、その場所の状態に従って湾曲を有することもまた可能である。
0028
図3は、図1に従った組合せステーションZのための例示的な装置を、運搬方向FPl で縦に運搬するためのV字型の運搬チャネルの2つの部分の形で概略的に示し、合わせて組合せステーションZを形成する。このような運搬チャネルの壁は、図示されないコンベヤローラを有利に備える。下向きの運搬路のために、コンベヤローラは自由に回転可能であり、パックはそれら自身の重力によって運搬される。運搬チャネルが水平または僅かに上昇する構造では、コンベヤローラは駆動されなくてはならない。
0029
図示されるように、組合せステーションZは、2つのV字型の運搬チャネルの段差のある配置によって形成され得て、パックは供給チャネル31から排出チャネル32へと落下する。排出チャネル32の第1の部分の運搬は、たとえば制御可能なコンベヤローラまたは図示されないブレーキ手段によって、パックがそこでさらなるパックを待つことができるような方法で制御可能である。排出チャネル32の前記場所に、図5および図6に関してその機能がより詳細に説明される図示されない包装手段がある。
0030
図3に示される態様で組合せステーションZにおいて終端する供給チャネルからパックが排出チャネルへと落下する代わりに、供給チャネルはまた、たとえば組合せステーションへと渡されるべきパックが供給されると制御される態様で開く制御可能なフラップを設けられてもよい。他のパックは、縦の運搬方向で閉じたフラップの上を運搬され得る。制御可能なフラップの機能はまた、組合わされるべきパックをより高い排出チャネルへと持ち上げる、対応する持ち上げ台によって果たされてもよい。排出チャネルは、図3に示される態様で組合せステーションZにおいて必ずしも発端しなくてもよい。パックの一部が排出チャネルを介して組合せステーションZへと運搬され、ここでこれらが供給チャネルからくるパックと組合わされて2つまたは多数のパックとなることも考案可能である。
0031
図4は、縦の運搬方向FPl に対して直角のセクションで、図2に従った組合せステーションZUのための装置の例示的な実施例を概略的に示す。組合せステーションZUは、パックの供給が横の運搬方向FPq で起こるという点で組合せステーションZ(図1および図3)と異なる一方、排出または除去は、縦の運搬方向FPl で起こる、すなわち組合せにおいてパックはまた転向される。
0032
2つの横の運搬手段、たとえばコンベヤベルト40または降下する転がりセクションから、個々のパックPが横の運搬方向FPq でV字型の排出チャネル32へと運搬される。図3に関連して説明したように、排出チャネル32はパックを組合せ、押圧し、包装して2つまたは多数のパックPPを形成するために備えられる。
0033
図5および図6は、組合せステーションの排出チャネル(図3および図4において32)において設けられるように、包装手段の2つの例示的な実施例を概略的に示す(縦の運搬方向に対して直角のセクション)。上述のように、組合せステーションにおいてまとめられた個々のパックはまず圧縮され、次に包装され、そのため2つまたは多数のパックが2つ以上の個々のパックから形成され、そこでパックは接触表面で平たくされ、その結果互いに非常に安定する。
0034
図5は3つのパックを製造するための装置を示す。3つのパックを互いに対抗して押圧するために、凹状に湾曲した圧力梁50が、鎖線で示される停止位置から矢印の方向に、排出チャネル32に接して実線で示される圧力または押圧する位置へと動く。チャネル32におけるパックは、排出チャネル32と圧力梁50との間で互いに対抗して押圧され、この状態で少なくとも一度、包装手段51、たとえば紐またはプラスチックバンドによって包装される。包装手段51を与える装置は、積み重ねられるパックの包装に関連して周知である。したがって、ここでそのような手段を示すまたは説明する必要はない。
0035
図6は、2つまたは多数のパックを製造する装置のさらなる実施例を示す。これは2つの実質的に平面圧力梁61、62を有し、その一方である、個々のパックの示される位置における61はパックをその位置で安定させる機能を有し、一方、その他方62は実際に押圧する機能を果たす。2つの圧力梁61、62が組合わされて、角度のついた単一の圧力梁となることもまた考案可能である。図5に関連して説明したように、押圧のプロセスにおいて、2つの圧力梁61、62は非動作位置(鎖線の形で示される)から押圧する位置(実線の形で示される)へと動く。
0036
図7は、2つまたは多数のパックの例を示し、これらは2つ以上の個々のパックを包装手段51の助けを得て組合わせることによって形成される。Bで示される点で、個々のパックの間で平たくされた接触表面が認識できる。Cで示される点において、包装手段はパック上で係合せず、そのためこれらの点においてパックはフックまたは手と係合し、持ち上げられ得る。
0037
図8は、分配ステーションVUのための装置を概略的に示し、これは縦の運搬方向に垂直のセクションである。図8は、V字型の運搬チャネル80を示し、ここでパックPは縦の運搬方向で(紙の平面に垂直)分配ステーションへと運搬される。運搬チャネル80は、たとえばパック製造装置からの出口チャネル、組合せステーションの排出チャネル(32、図3)または組合せステーションの供給チャネル(31、図3)の延長であり得る。同様に、分配ステーションVUから渡される運搬チャネル80は、再び組合せステーションZ/ZUまたはさらなる転向または分配ステーションV/VUへと至ってもよい。
0038
分配ステーションVUにおいて、運搬チャネル80は、たとえば各々の場合に両方側に、制御される下向きに傾斜可能な壁の部分81.1および81.2(傾斜した位置が鎖線で示される)を有し、これによりパックは横の運搬手段(運搬方向FPq )、たとえばコンベヤベルト40または対応する下向きのローラセクション上を横向きに転がることができる。
0039
転向ステーションUに関していえば、運搬チャネル80の壁は一方側は閉じられ、他方側は永久的に開いており、後者の側には横の運搬手段が接続されているだけである。分配または転向ステーションに接続される横の運搬手段から、パックは組合せステーションZU(図2および図4参照)または転送もしくは中間保管ステーションへと渡される。
0040
図8からわかるように、横の運搬手段としてのコンベヤベルト40は省略されてもよく、そのため転向または分配ステーションの傾斜されたまたは下にフラップされた壁の部分81.1および81.2(鎖線で示される)は唯一の横の運搬手段を構成し、これに組合せステーションZUまたは転送もしくは中間保管ステーションが直接接続されてもよい。
0041
図9および図10は、パックを1つの面を下にして立つ位置へと傾斜するための装置90の例示的な実施例を示し、この発明に従った転送または中間保管のための方法において起こり得る例である。図9には、この装置は供給されるパックの軸に平行に、図10には横の運搬方向FPq に垂直に示される。この装置は、横の運搬方向FPq において、すなわち横の運搬手段上で、または転向ステーションUもしくは分配ステーションVUから直接現われるパックを傾斜させるために用いられる。これらは、転向もしくは分配ステーションU/VUのV字型のチャネル80から、または横の運搬手段から、段差のある態様でたとえば4対の支え面91/92を有する回転軸Xについて回転可能なフレームへと転がるまたは摺動し、これらの支え面は、梁のような態様で軸に配置され、実質的に互いに垂直である。パックは支え面の1つの上を転がるまたは摺動し、フレームが回転すると(矢印M)、支え面91.1/2/3/4から対応する他方の支え面92.1/2/3/4へと傾斜され、1つの面を下にして立つ。縦の運搬方向において与えられるパックの傾斜についていえば、垂直軸でこれらをその位置にもたらす対応する傾斜するテンプレートの上を単に運搬されるだけでよい。
0042
上述のように、図11は輸送の目的または中間的にパレットの上に保管されるために積み重ねられた管状の1つ、2つおよび/または多数のパックP/PPを示す。このようなフォーメーションは、小さい直径のパックを含み得るときさえも、2つまたは多数のパックに統合されるため、非常に安定している。
図面の簡単な説明
0043
図1この発明に従った方法を実行するための、単一のパック製造装置から始まる例示的な配置の鳥瞰図である。
図2図1にあるように、この発明に従った方法を実行するための2つのパック製造装置から始まる例示的な配置を示す図である。
図3まとめるまたは組合わせるステーションのための装置の例示的な実施例を、3次元表示で表わす概略図である。
図4図3のような、別の例示的な実施例を縦の運搬方向を横切るセクションで示した図である。
図5組合せステーションのための包装装置の例示的な実施例を縦の運搬方向を横切るセクションで示した図である。
図6組合せステーションのための包装装置の例示的な実施例を縦の運搬方向に対して横切るセクションで示した図である。
図7(A)から(D)は種々の、2つおよび多数のパックを示す図である。
図8分配ステーションのための装置の例示的な実施例の、縦の運搬方向に垂直な図である。
図9供給されるパックの軸に平行な、転送または中間保管のためにパックを傾斜する装置の例示的な実施例を示す図である。
図10供給されるパックの軸に垂直な、転送または中間保管のためにパックを傾斜する装置の例示的な実施例を示す図である。
図11管状の1つ、2つ、および/または多数のパックの中間保管の例を示す図である。
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0044
FPl 縦の運搬方向
FPq 横の運搬方向
Pパック
VU分配ステーション
Z組合せステーション