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技術 隠蔽修正用転写テープ

出願人 フジコピアン株式会社
発明者 河南文和西崎雅昭
出願日 1992年9月16日 (27年0ヶ月経過) 出願番号 1992-246347
公開日 1994年4月5日 (25年5ヶ月経過) 公開番号 1994-092085
状態 未査定
技術分野 製図用具、黒板 発色記録 粘着テープ繰り出し装置
主要キーワード 手持ちタイプ 保護色 黒系統 隠蔽作用 修正部位 盛り上り 巻出し側 テンションピン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年4月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

目的

修正面の反対からみても元の文字判読不可能な隠蔽修正用転写テープを提供すること。

構成

基材12の片面に隠蔽修正用感圧転写層11が設けられてなる隠蔽修正用転写テープ10において、前記隠蔽修正用感圧転写層11が、着色顔料ベヒクルとからなる隠蔽層と、その表面に設けられた、隠蔽修正する像の色と同系色に着色された感圧接着層とからなることを特徴とする隠蔽修正用転写テープ。

概要

背景

概要

修正面の反対からみても元の文字判読不可能な隠蔽修正用転写テープを提供すること。

基材12の片面に隠蔽修正用感圧転写層11が設けられてなる隠蔽修正用転写テープ10において、前記隠蔽修正用感圧転写層11が、着色顔料ベヒクルとからなる隠蔽層と、その表面に設けられた、隠蔽修正する像の色と同系色に着色された感圧接着層とからなることを特徴とする隠蔽修正用転写テープ。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
3件

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請求項1

基材の片面に隠蔽修正用感圧転写層が設けられてなる隠蔽修正用転写テープにおいて、前記隠蔽修正用感圧転写層が、着色顔料ベヒクルとからなる隠蔽層と、その表面に設けられた、隠蔽修正する像の色と同系色に着色された感圧接着層とからなることを特徴とする隠蔽修正用転写テープ。

請求項2

前記隠蔽層と感圧接着層との間に浸透防止層が設けられてなる請求項1記載の隠蔽修正用転写テープ。

請求項3

前記隠蔽層の着色顔料が白色顔料である請求項1または2記載の隠蔽修正用転写テープ。

技術分野

0001

本発明は、手持ちタイプ押圧具によって紙面などに押しつけられることにより、隠蔽修正用感圧転写層が紙面などに転写されて、当該箇所にある像を隠蔽して消去するとともに、転写された前記隠蔽修正用転写層の表面にボールペンあるいは鉛筆などの筆記具を使用して像を書くことができる、隠蔽修正用転写テープに関する。

0002

このような隠蔽修正用転写テープとしては、基材の片面に白色顔料を含有する隠蔽修正用感圧転写層を設けた構造のものが知られている。

0003

この種の隠蔽修正用転写テープにおいては、被修正面に隠蔽修正用感圧転写層を転写して修正したあと、元の文字などが見えないことが、当該修正用転写テープの良否を決める重要な要件である。

0004

しかし、一般の印字用紙などのうえに形成された文字を前記従来の修正用転写テープで修正したばあい、修正した側から見るかぎり文字は隠蔽されて見えないが、紙の裏側からみると、一般の印字用紙は充分な隠蔽性を有さないことや隠蔽層白色度が高いことなどによって元の文字が比較的はっきりと見えてしまうという欠点がある。

0005

本発明は前記の点に鑑みて、修正面の反対側からみても元の文字などが判読不可能な隠蔽修正用転写テープを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、基材の片面に隠蔽修正用感圧転写層が設けられてなる隠蔽修正用転写テープにおいて、前記隠蔽修正用感圧転写層が、着色顔料ベヒクルとからなる隠蔽層と、その表面に設けられた、隠蔽修正する像の色と同系色に着色された感圧接着層とからなることを特徴とする隠蔽修正用転写テープに関する。

0007

本発明の隠蔽修正用転写テープは、隠蔽修正用感圧転写層を、隠蔽作用を有する隠蔽層と修正面に接着させるための感圧接着層とに機能分離せしめ、かつ感圧接着層を修正する像の色と同系色に着色したことを特徴とするものである。前記において、たとえば修正する像の色が黒色のばあいは、感圧接着層を黒系統の色に着色する。

0008

このように構成されている本発明の修正転写テープを用いて、一般の印字用紙上の文字を修正したばあい、用紙の裏面からみても文字と同系色に着色された感圧接着層の色による一種保護色としての作用効果により当該文字の判読が不可能となる。なお、修正面側から見たばあい隠蔽層の隠蔽力は大きいから、感圧接着層の色は隠蔽されて見えない。

0009

本発明の好ましい実施態様においては、隠蔽層と着色感圧接着層との間に浸透防止層を設けることにより、感圧接着層に含有されている着色剤が隠蔽層に移行するのが完全に防止され、隠蔽層の所期の色が損なわれる惧れがなくなる。

0010

つぎに本発明を具体的に説明する。

0011

本発明における隠蔽層はベヒクルとベヒクル中に含有された着色顔料とからなり、隠蔽力の大きなものであれば、その構成はとくに制限されないが、隠蔽修正用転写テープに要求されるその他の要件、たとえば切断性耐ひび割れ性転写性筆記性などの諸性質がすぐれている点から以下に述べるものが好ましく用いられる。

0012

ここで切断性とは、転写層に圧力を加えたときにその部分が他の部分から容易に切れ、余分な部分が転写されないことをいう。耐ひび割れ性とは、所望箇所に転写層が転写されたとき、その転写層がひび割れなどしないことをいう。転写性とは、圧力が加えられた部位の転写層が完全に転写されることをいう。筆記性とは、転写された転写層上に鉛筆、ボールペンなどの筆記具により筆記したときに筆圧による転写層の盛り上りが生じないことをいう。

0013

すなわち本発明の好ましい実施態様においては、隠蔽層におけるベヒクルの伸び率常温での測定値、以下同様)が3.5 ×102 %以上であり、前記隠蔽層は空隙率が30〜50%である多孔質構造を有し、かつその破断強度(常温での測定値、以下同様)が1.7 ×102 g/mm2 以下であるものが好ましい。

0014

なお隠蔽層の前記空隙率とは次式で示されるものである。

0015

空隙率(%) =[(A-B/C)/A ]× 100
ここで、A、B、Cはつぎのことを表わす。

0016

A:隠蔽層の厚さ(ミリトロン厚さ測定機による測定値、μm)
B:隠蔽層の固形分塗布量(g/m2 )
C:隠蔽層の固形分を5kg/cm2 の圧力で圧縮成形したものを密度勾配管法で測定してえた密度(g/cm3 )
本発明の隠蔽修正用転写テープが紙面などに押しつけられたとき、隠蔽修正用感圧転写層は感圧接着層によって強く接着されるのであるが、隠蔽層の破断強度が1.7 ×102 g/mm2 以下であると、圧が加えられた箇所と圧が加えられていない箇所との境界線でほぼ確実に切断でき、良好な切断性を有することとなる。

0017

一方、前記隠蔽層にはベヒクルとして前記の大きな伸び率を有するものを用いているので、隠蔽層は被転写体に柔軟に対応して転写される結果、耐ひび割れ性に優れ、かつ局部的な非転写などを生せず良好な転写性を示す。

0018

もし単純に隠蔽層のベヒクルの伸び率を高くすれば、前記境界線を超えた転写されるべきでない部位の転写層も転写された箇所に引きづられて基材から剥離されてしまう傾向となるが、隠蔽層を前記のごとく30〜50%の空隙率を有する多孔質構造とすることによって、ベヒクルの伸び率を3.5 ×102 %以上にしても転写された箇所に引きづられてその近くの転写されていない箇所までもが基材から剥離するという現象を防止している。つまり、隠蔽層を前記空隙率を有する多孔質構造にすることによって、隠蔽層に伸び率の大きなベヒクルを用いながら良好な切断性がえられる前記破断強度をもたせているのである。

0019

さらに隠蔽層は、転写の際に与えられた圧力によってその多孔質構造が破壊され、転写後は転写前よりも緻密な層となる。その結果転写後隠蔽層上にボールペンや鉛筆で筆記をしても隣接部分が盛り上るようなこともなく、すぐれた筆記性を発揮する。

0020

さらに隠蔽層のベヒクルをゴム状の樹脂と、伸び率の小さいガラス状の樹脂とを混合して構成すると、前記転写後の隠蔽層の硬さが増し、筆記に適したほどよい硬さを有しながら切断性により一層優れた隠蔽層をうることができる。

0021

さらにゴム状の樹脂にガラス状の樹脂を混合したベヒクルでは、染料を含むインクによって書かれた文字を修正するときでも、そのインクの染料が当該隠蔽層に滲透し隠蔽層の隠蔽力を阻害するという問題も生じない。またゴム状の樹脂とガラス状の樹脂との混合割合を調節することで筆記感をより改善することも可能である。

0022

また隠蔽層の空隙率を30〜50%としたこととの関係で、感圧接着層の接着剤の乾燥後の塗布量を好ましくは1〜5g/m2 (より好ましくは2〜4g/m2 )にすることによって、転写後に接着剤が空隙を通って転写後の隠蔽層の表面ににじみだすことが防げ、転写後の隠蔽層の表面が他物と接着するようなこともない。

0023

前記ベヒクルとしては前記伸び率を満す樹脂が単独でも使用可能であるが、とくにゴム状の樹脂とガラス状の樹脂との組み合せからなるもの、なかんづく伸び率が4.5 ×102 %以上のゴム状の樹脂と伸び率が50%以下のガラス状の樹脂との組み合せからなるものが好ましい。

0024

使用できるゴム状の樹脂としては可塑剤を少量しか含まずとも柔軟性を有するものが好ましく、たとえばスチレン-ブタジエン-スチレンブロック共重合体(SDS)、スチレン-エチレン-ブチレン- スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン-ブタジエンゴム、スチレン-イソプレン- スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン- エチレン/プロピレンブロック共重合体SEP)、ウレタンゴムフッ素ゴムアクリロニトリル- ブタジエンゴム、エチレン-酢酸ビニル共重合体、エチレン-エチルアクリレート共重合体クロロスルホン化ポリエチレン環化ゴムなど通常の合成ゴムないしゴム状樹脂などの1種または2種以上があげられる。

0025

また前記ガラス状の樹脂としては、伸び率が小さく、融点ないし軟化点が100℃以上、かつ高い硬度を有するものが好ましい。使用できる好ましいガラス状の樹脂としては、たとえば飽和または不飽和の脂環式炭化水素系樹脂、スチレン−アクリル系共重合体樹脂ケトン樹脂塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体樹脂ポリエチレンポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂などの1種または2種以上があげられる。

0026

前記好ましいベヒクルにおける前記ゴム状の樹脂とガラス状の樹脂との配合割合は、使用するゴム状の樹脂の伸び率とガラス状の樹脂の伸び率によって変りうるが、ベヒクルの伸び率が3.5 ×102 %以上となるように調整する。この際伸び率が4.5 ×102 %以上のゴム状の樹脂と伸び率が50%以下のガラス状の樹脂とを組み合せて使用することによって、柔軟性、筆記性、切断性などの点でより優れた性質のベヒクルをうることができる。具体的には、ゴム状の樹脂10部(重量部、以下同じ)に対してガラス状の樹脂2〜30部、好ましくは5〜15部である。このような配合割合にしてえられるベヒクルは適当な弾性を有し転写後の隠蔽層への筆記性にすぐれた隠蔽層を形成する。ガラス状の樹脂の配合が前記範囲を超えるか、ガラス状の樹脂のみとすると、隠蔽層の柔軟性が失なわれ、転写時にひび割れが生じやすくなる。ガラス状の樹脂の配合が前記範囲未満では、筆記性が悪くなるほか隠蔽層の切断性が低下する。ベヒクルをゴム状の樹脂のみで構成すると切断性がより低下する。

0027

前記隠蔽層に、前記の空隙率をもたせるためには通常多孔質調整剤が混合される。該多孔質調整剤としては、たとえば炭酸マグネシウム炭酸カルシウム炭酸バリウム硫酸バリウム酸化アルミニウム二酸化ケイ素セライトクレータルクなどがあげられる。多孔質調整剤の平均粒径は1〜20μmの範囲が好ましい。粒径が小さすぎると切断性が低下し、大きすぎると筆記性が劣化する。

0028

前記多孔質調整剤はベヒクル10部に対して5〜40部、好ましくは8〜18部の割合で混合される。多孔質調整剤が多すぎるとチョーキング現象が発生し、多孔質調整剤が不足するか全く用いられないと隠蔽層の切断性が低下する。

0029

前記隠蔽層の空隙率の調整は、前記多孔質調整剤の種類、量などの選択によって行なうことができる。空隙率が30%未満では切断性が低下し、50%を超えると筆記性、耐ひび割れ性が低下する。

0030

前記隠蔽層の破断強度(オートグラフAG-100A ((株)島津製作所製引張試験機)による測定値、以下同様)は1.7 ×102 g/mm2 以下であるのが好ましい。破断強度が前記範囲より大きいと、切断性が低下する。破断強度の下限値は通常0.4 ×102 g/mm2 である。

0031

修正処理対象物は一般に白色の紙であるから、隠蔽層は通常白色に着色される。しかし対象物が白色以外の色に着色された紙などのばあいは、隠蔽層を対象物の地色とほぼ同じ色に着色し、修正部分が地の部分と見分けられず、目立たないようにする。

0032

前記白色顔料としては酸化チタン粉末が隠蔽力がすぐれている点から主として用いられる。白色顔料は隠蔽力の点から平均粒径が0.1 〜1.0 μm程度のものが好ましい。

0033

なお白色顔料に加えて色彩を調整するための色彩調整剤を混合してもよい。その例にはアルミニウム粉末銅粉末真鍮粉末、染料などがある。

0034

本発明で用いる白色顔料以外の着色顔料としては、チタンエロー、酸化鉄系群青コバルトブルー酸化クロムグリーンスピネルグリーン黄鉛クロムバーミリオンカドミウムエロー、カドミウムレッドなどの無機顔料、アゾレーキ系、ハンザ系、ベンズイミダゾロン系、モノアゾ系、ジアリライド系、ピラゾロン系、縮合アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン系、ペリレン系、ペリノン系、ジオキサジン系、アンスラキノン系、イソインドリノン系などの有機顔料があげられる。

0035

着色顔料の使用量はベヒクルに対する分散性、隠蔽力などにもよるが、ベヒクル10部に対して5〜40部、好ましくは10〜20部である。着色顔料の使用量が多すぎると隠蔽層の表面に顔料粉が析出するチョーキング現象が発生し、使用量が少なすぎるばあいには隠蔽力が不足する。

0036

隠蔽層を白色以外の色に着色するばあい、白色顔料以外の前記着色顔料は酸化チタンと併用して、それらの比較的劣る隠蔽力を補うようにするのが好ましい。そのばあい、酸化チタンはベヒクル10部に対して少なくとも5部、なかんづく少なくとも10部使用するのが好ましく、その他の着色顔料はこれと酸化チタンの合計量がベヒクル10部に対して5〜40部、なかんづく10〜20部となるように使用するのが好ましい。

0037

前記隠蔽層の乾燥後の厚さは約20〜40μmが適当である。厚さが20μm未満では隠蔽力が不足し、厚さが40μmをこえると修正後の用紙をコピーしたときに、修正部分と未修正部分との境界が影となってコピーされてみにくくなる。

0038

前記感圧接着層は前記隠蔽層上に設けられる、感圧接着剤と着色剤とからなるものである。該接着層に使用される感圧接着剤としては紙に対して強い接着力を有し前記フィルム状基材に対しては接着力が低いものであれば、従来より知られている感圧接着剤がいずれも使用できる。たとえばアクリル系、ロジン系などのものがあげられ、具体的にはDNC-1 (商品名、大日本インキ工業(株)製)、AB-461(商品名、昭和高分子(株)製)、ニカゾールTS662(商品名、日本カーバイド工業(株)製)などがあげられる。

0039

感圧接着層に用いる着色剤は該層を隠蔽修正する像の色と同系色(同色を含む、以下同様)に着色するために使用される。このような着色剤としては各種の着色顔料、染料が適宜選択使用され、たとえば着色顔料としてはカーボンブラックや、隠蔽層に用いた着色顔料などがあげられる。感圧接着層における着色剤の含有量は、着色された感圧接着層の存在によって隠蔽修正された元の像が修正面の反対側から見たばあいに判読できないような量とすればよく、通常5〜50%(重量%、以下同様)程度とされる。

0040

前記感圧接着層の塗布量は1〜5g/m2 、好ましくは2〜4g/m2 とするのがよい。この範囲を超えた多量の接着剤を前記隠蔽層表面に塗布したばあいには、リボン状の製品パンケーキ状に加工したとき巻芯部で裏移り(すなわち感圧接着層や隠蔽層が基材の裏側に接着する現象)が発生しやすい。一方この範囲よりも少ない量の接着剤を塗布するばあいには、転写不良、再筆記性の低下などの欠点が生じる。

0041

本発明の好ましい実施態様において隠蔽層と感圧接着層との間に設けられる浸透防止層としては樹脂を主体とするものが使用されるが、感圧接着層と異質の材料であると、層間が不相溶の状態となり、層間剥離が発生しやすいから、通常は前記感圧接着層に用いた感圧接着剤を主体とするものが好ましく用いられる。浸透防止層の塗布量はその作用を奏するかぎり薄い方が好ましく、通常0.5 〜20g/m2 程度とされる。

0042

本発明に用いる基材としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのプラスチックフィルムや紙を用いることができる。その厚さは約10〜50μmが適当である。これらの基材には、必要に応じて、その両面または片面に離型剤を塗布して、保存中の接着剤層基材裏面との接着を防止したり、隠蔽層が基材から容易にはがれて転写できるようにする。離型剤としては、たとえばシリコーン樹脂フッ素系樹脂などが使用できる。市販の離型剤を塗布した基材も使用でき、たとえば紙基材では40 GW (商品名、本州製紙(株)製)、プラスチック基材ではPET の50RLW-01(商品名、本州製紙(株)製)などがあげられる。

0043

本発明の隠蔽修正用転写テープを使用して修正するには、被修正面に当該テープをその感圧接着層が接するように重ね、適宜の押圧具で押圧して転写層を転写すればよい。

0044

本発明の隠蔽修正用転写テープで修正を行なうには、とくに市販されている手持タイプの転写具が好適に使用できる。図1はかかる手持ちタイプの転写具を使用して行なう隠蔽修正操作を示す説明図であり、図2は該転写具の内部を示す見取図である。

0045

図1および図2において、1は転写具本体(ホルダー)であり、この中に隠蔽修正用転写テープの入ったカセットが収容されている。3は隠蔽修正用転写テープ10の巻出しリール、4は巻取りリールである。隠蔽修正用転写テープ10が巻かれた巻出しリール3および巻取りリール4はカセットに収容され、このカセットを転写具本体1に装着するようになっている(図2では該カセットは図示されていない)。転写具本体1には巻出し側ギヤ5と巻取り側ギヤ7が噛合状態取付けられており、巻出しリール3および巻取りリール4はそれぞれ巻出し側ギヤ5の軸6および巻取り側ギヤ7の軸8に取付けられる。隠蔽修正用転写テープ10は巻出しリール3から押圧部材2およびテンションピン9を介して巻取りリール4に巻取られるようになっている。押圧部材は通常クサビ状とされる。

0046

つぎに前記転写具を用いる修正操作を説明する。

0047

押圧部材2の先端(エッジ部分)2aを転写テープ10を介して被修正面に接触させ、押圧しながら矢印方向に動かすと、押圧部材先端2aで被修正面に押圧された転写テープ10は接着層側で被修正面に接着される。転写具本体1を移動させるにつれ、テープ10は巻出しリール3から順次送り出され順次接着される。巻出しリール3の回転に伴って回転するギヤ5に従動してギヤ7が回転し、巻取りリール4が回転する。転写テープ10は押圧部材2の先端2aを通過した時点で、被修正面に接着された転写層11とフィルム基材12とに分離され、該フィルム基材12のみが巻取りリール4に巻取られる。被修正面の修正部位への転写層11の転写が終った時点で、押圧部材の先端2aを一旦被修正面に強く押しつけてから転写具本体1を持ちあげると、押圧部材2の先端2aで強く押圧された部位で転写層11が切断され、修正操作が完了する。

0048

以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。

0049

実施例1〜3および比較例
表1に示す隠蔽層用成分の総量100 部とトルエン163 部とをアトライターにて20分間混合し、塗工液を調製した。これをグラビアコーターにて基材である厚さ50μmの両面離型性PETフィルムの片面に乾燥後厚さが28μmになるように塗布し乾燥して表1に示す物性値、色を有する隠蔽層を形成した。なお実施例3においては、基材上に表1に示す感圧接着剤を乾燥後塗布量2g/m2 で塗布して浸透防止層を形成し、そのうえに隠蔽層を形成した。

0050

つぎに、前記隠蔽層の表面に表1に示す感圧接着剤組成物を乾燥後塗布量3g/m2 になるように塗布して表1に示す色の感圧接着層を形成して、隠蔽修正用転写テープをえた。

0051

これを幅5mmにスリットしながら12mの長さをコアに巻取り、直径3.4 cmのパンケーキ状のサンプルをえた。

0052

前記実施例1〜3および比較例でえられたパンケーキ状隠蔽修正用転写テープを図1〜2に示される転写具に装着し、この転写具を用い、表1に示される被修正印刷物(印刷物の紙は坪量70g/m2 の上質紙である)上に約600 gの荷重下に転写層を転写し転写層側から見て修正文字が完全に隠蔽されているか否か、および転写層の反対側から紙を透して文字が判読できるか否かを調べた。結果を表1に示す。

0053

なお浸透防止層を設けた実施例3の白色隠蔽層は純白であったが、浸透防止層を設けていない実施例1の白色隠蔽層はわずかに灰色がかっており、実施例2の黄色隠蔽層はわずかに赤味を帯びていた。

0054

また前記修正操作における切断性、耐ひび割れ性、転写性および筆記性を調べたところ、いずれも良好であった。

0055

発明の効果

0056

本発明の隠蔽修正用転写テープを用いて隠蔽修正すると、修正面側から見て修正文字が完全に隠蔽されていると共に、反対側からみても元の文字が判読できない。

図面の簡単な説明

0057

図1本発明の隠蔽修正用転写テープを装着した転写具を使用して行なう修正操作を示す説明図である。
図2該転写具の内部を示す見取図である。

--

0058

1転写具本体
2押圧部材
2a 押圧部材先端
3巻出しリール
4巻取りリール
10隠蔽修正用転写テープ
11 隠蔽修正用感圧転写層
12 基材

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