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技術 有機化合物のフッ素化反応時に使用する触媒担体

出願人 森田化学工業株式会社
発明者 新谷一服部正尋
出願日 1991年11月18日 (29年0ヶ月経過) 出願番号 1991-329910
公開日 1994年4月5日 (26年7ヶ月経過) 公開番号 1994-091168
状態 未査定
技術分野 触媒 触媒
主要キーワード 排出量比 X線解析 反応装置材料 ミネラル群 造礁サンゴ 流動用空気 コーラルサンド 多孔質アルミナ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年4月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (1)

目的

有機化合物フッ素化反応時に使用する触媒担体比表面積をできるだけ大きくすると共に、それを容易に製造し得るようにする。

構成

有機化合物のフッ素化反応時に使用する触媒担体用原料として、コーラルサンドを使用する。

概要

背景

この種の担体としては、通常、無機フッ素化合物多孔質化するか、多孔質アルミナ無水フッ化水素で無水フッ化アルミニウムとしたものが使用されている。

概要

有機化合物フッ素化反応時に使用する触媒担体比表面積をできるだけ大きくすると共に、それを容易に製造し得るようにする。

有機化合物のフッ素化反応時に使用する触媒担体用原料として、コーラルサンドを使用する。

目的

このようにして製造された担体の比表面積は精々30〜40m2/gr 程度である。また、その製造には高い反応温度を必要とすると同時に、反応装置材料を著しく腐食させてしまうという欠点があった。本発明は、できるだけ比表面積を大きくすると共に、製造時にも上記弊害が起らないような触媒担体を得ることを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

コーラルサンド原料とすることを特徴とする有機化合物フッ素化反応時に使用する触媒担体

技術分野

0001

本発明は、有機化合物フッ素化反応時に使用する触媒支え物質、すなわち担体に関するものである。

背景技術

0002

この種の担体としては、通常、無機フッ素化合物多孔質化するか、多孔質アルミナ無水フッ化水素で無水フッ化アルミニウムとしたものが使用されている。

発明が解決しようとする課題

0003

このようにして製造された担体の比表面積は精々30〜40m2/gr 程度である。また、その製造には高い反応温度を必要とすると同時に、反応装置材料を著しく腐食させてしまうという欠点があった。本発明は、できるだけ比表面積を大きくすると共に、製造時にも上記弊害が起らないような触媒担体を得ることを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0004

本発明者等は、このように比表面積が大きく、しかも、その製造を容易ならしめることのできるフッ素化用触媒担体を得ることができないか、鋭意研究を重ねた結果、造礁サンゴ有孔虫などの海洋生物生存中に、海水中のカルシウムを主とするミネラル群を摂取しそれを蓄え込んだ骨格からなる細粒であって、その表面には無数微細孔が存在するコーラルサンドが、きわめて表面積が大きい事に着目し、これをフッ素化用触媒担体に応用することに成功したものである。すなわち、本発明は、有機化合物のフッ素化反応時に使用する触媒の担体用原料として、コーラルサンドを使用することを特徴とするものである。

0005

コーラルサンドは上述したように細粒であって、その表面には無数の微細孔が存在するため、きわめて表面積が大きい。従って、触媒を多孔性物質で支えできるだけ広い面積分布する必要のある担体として、有効である。

0006

以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。有機化合物のフッ素化反応時に使用する触媒担体を容易に製造するために、本発明では、フッ素化合物の状態で不溶解性であって、かつ、フッ化水素に安定な化合物である炭酸カルシウムを主成分とするコーラルサンドを担体用の原料とする。そして、このコーラルサンドを常温フッ化水素酸で処理することにより、比表面積の大きい、フッ化カルシウムを骨格とするフッ素化用触媒担体とすることができる。

0007

実施例1
室温でHF10wt% のフッ化水素酸2,200gに、68m2の比表面積を持つコーラルサンド500gを投入し、攪拌せずに24時間浸漬した後、反応生成物分離水洗し、120℃で10時間乾燥生成物顕微鏡観察X線解析で同定を実施した結果、非常に多孔質な比表面積65m2を有する、フッ化カルシウムを主成分とするものであることを確認した。

0008

実施例2
室温でHF50wt% のフッ化水素酸2,200gに、68m2の比表面積を持つコーラルサンド500gを投入し、攪拌せずに24時間浸漬した後、反応生成物を分離水洗し、250℃で10時間乾燥後生成物を顕微鏡観察とX線解析で同定を実施した結果、比表面積51m2を有する、フッ化カルシウムを主成分とするものであることを確認した。

0009

実施例3
室温でHF50wt% のフッ化水素酸2,200gに、68m2の比表面積を持つコーラルサンド500gを投入し、攪拌せずに24時間浸漬した後、反応生成物を分離水洗し、200℃で10時間乾燥後生成物を顕微鏡観察とX線解析で同定を実施した結果、比表面積57m2を有する、フッ化カルシウムを主成分とするものであることを確認した。

0010

上記実施例1,2,3で得られた生成物(試料番号1,2,3)を図1に示すように流動筒1に別個に投入し、この流動筒1に流動用空気送り込んで補集びん2に集められた物をそれぞれ計量し、流動筒1からの試料1,2,3の排出量比率(排出量÷充填量×100%) をそれぞれ測定した。その結果を表1に示す。

0011

0012

上記表1における排出量比率は、間接的に流動時の破損度に通じるものであり、この数値が小さいほど結果的に破損度が小さいということができる。一方、有機化合物のフッ素化反応時に通常使用されている、比表面積30〜40m2/gr 程度の触媒担体の排出量比率を上記の場合と同様にして測定すると、20.0%であった。従って、上記実施例1,2,3で得られた生成物(試料番号1,2,3)の方が、通常使用されている触媒担体よりも比表面積が大きく、破損度も小さいことが判明した。これらの結果から、試料番号1,2,3の生成物がフッ素化用触媒担体として十分に使用し得るものであることが立証された。

0013

触媒担体の比表面積が大きくなれば、フッ素化反応、収率が良くなるのみならず、フッ素化反応時に使用する触媒の量が少くて済むことは、当然のことである。

0014

なお、上記実施例において、コーラルサンドをフッ化水素酸で処理するのは、フッ素化用触媒担体はフッ素化合物でなければならないからである。また、上記実施例において、攪拌しないのは、コーラルサンドが小さくなり過ぎて排出量比率が高くなり、触媒担体として好ましくないからである。

0015

実施例4
実施例1におけるコーラルサンドの比表面積を異ならしめ、その他は実施例1と同様にして生成物を得た。この生成物を実施例1と同様にして顕微鏡観察とX線解析で同定を実施した結果、その主成分はフッ化カルシウムで、しかも、その比表面積は、少くとも通常使用されている触媒担体のそれ(30〜40m2/gr)よりも大きいことを確認することができた。また、実施例1と同様にしてその破損度を測定すると、通常使用されている触媒担体のそれ(20.0%) よりも小さいことを確認することができた。

発明の効果

0016

以上から明らかなように、コーラルサンドを原料とする触媒担体は、有機化合物のフッ素化反応時に十分使用することが可能であり、また、その製造も容易であって、有機化合物のフッ素化反応時に使用する触媒担体として有効なものである。

図面の簡単な説明

0017

図1実施例1,2,3によって得られた生成物、及び、通常使用されている触媒担体の排出量比率の測定法を説明するための概略図である。

--

0018

1流動筒
捕集びん

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