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技術 繊維補強セメント板の製造方法

出願人 株式会社クボタ
発明者 橋本光比古
出願日 1992年8月5日 (28年4ヶ月経過) 出願番号 1992-231438
公開日 1994年3月1日 (26年9ヶ月経過) 公開番号 1994-056496
状態 特許登録済
技術分野 セメント、コンクリート、人造石、その養正 材料からの成形品の製造 セメント、コンクリート、人造石、その養生
主要キーワード 無機質粉 成形ベルト シリカ質原料 比重測定 短繊維化 セメント混合物 バルプ セメントマトリックス
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この項目の情報は公開日時点(1994年3月1日)のものです。
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目的

乾式法において無石綿配合の成形体を製造する場合、パルプ繊維等を使用してもこれらが均一分散され、十分な強度を有する繊維補強セメント板を製造することを目的とする。

構成

セメントシリカ質原料、パルプ繊維などを主配合原料とする乾式法におけるセメント配合において、前記セメント、シリカ質原料に 100〜200 μmまで粉砕したパルプ繊維を添加して均一混合後、該混合物に 1〜5mm のカーボンあるいは合成樹脂性繊維を 1〜3 重量%添加して再度混合し、該混合原料成形ベルト上に層状に散布し以後乾式法により板状体成形養生硬化させる工程よりなり、粉砕パルプによりファイバーボール化を防止する。

概要

背景

従来、繊維補強セメント板、主として平板状屋根材の製造方法として、補強繊維を添加した粉状セメント混合物成形ベルト上へ層状に供給し、加水の上ロール圧縮し、板状体成形所定長さに裁断後、オートクレーブにより養生硬化させて製品とする、いわゆる乾式法が知られている。ところで、上記繊維補強セメント板の製造方法における補強繊維として、石綿が伝統的に使用されてきたが、石綿は公害の原因となることから使用の制限ないしは全廃が強く要請され、その代替繊維としてパルプ繊維などの使用が検討されている。このパルプ繊維は、耐熱性耐アルカリ性などを有し、またセメントマトリックスに対する結合性などに優れ、他の合成樹脂繊維に比較してかなり有望とされている。

概要

乾式法において無石綿配合の成形体を製造する場合、パルプ繊維等を使用してもこれらが均一分散され、十分な強度を有する繊維補強セメント板を製造することを目的とする。

セメントシリカ質原料、パルプ繊維などを主配合原料とする乾式法におけるセメント配合において、前記セメント、シリカ質原料に 100〜200 μmまで粉砕したパルプ繊維を添加して均一混合後、該混合物に 1〜5mm のカーボンあるいは合成樹脂性繊維を 1〜3 重量%添加して再度混合し、該混合原料を成形ベルト上に層状に散布し以後乾式法により板状体を成形し養生硬化させる工程よりなり、粉砕パルプによりファイバーボール化を防止する。

目的

この発明は上記問題点に鑑み、乾式法において無石綿配合の成形体を製造する場合、パルプ繊維等を使用してもこれらが均一分散され、十分な強度を有する繊維補強セメント板の製造方法を提供することを目的としてなされたものである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

セメントシリカ質原料パルプ繊維などを主配合原料とする乾式法におけるセメント配合において、前記セメント、シリカ質原料に 100〜200 μm まで粉砕したパルプ繊維を添加して均一混合後、該混合物に 1〜5mm のカーボンあるいは合成樹脂性繊維を 1〜3 重量%添加して再度混合し、該混合原料成形ベルト上に層状に散布し以後乾式法により板状体成形養生硬化させることを特徴とする繊維補強セメント板の製造方法。

技術分野

0001

この発明は、繊維補強セメント板の製造方法に関し、詳しくは乾式法において高強度の繊維補強セメント板を製造する方法に関する。

背景技術

0002

従来、繊維補強セメント板、主として平板状屋根材の製造方法として、補強繊維を添加した粉状セメント混合物成形ベルト上へ層状に供給し、加水の上ロール圧縮し、板状体成形所定長さに裁断後、オートクレーブにより養生硬化させて製品とする、いわゆる乾式法が知られている。ところで、上記繊維補強セメント板の製造方法における補強繊維として、石綿が伝統的に使用されてきたが、石綿は公害の原因となることから使用の制限ないしは全廃が強く要請され、その代替繊維としてパルプ繊維などの使用が検討されている。このパルプ繊維は、耐熱性耐アルカリ性などを有し、またセメントマトリックスに対する結合性などに優れ、他の合成樹脂繊維に比較してかなり有望とされている。

0003

しかし、上記パルプ繊維は繊維長0.5〜3 mm程度のものを使用すると、乾式混合中繊維同志が絡み合ってファイバーボール化する現象が見られ、均一分散させることが困難となる問題があった。またパルプ繊維と他の補強繊維、例えばカーボン繊維あるいは合成樹脂繊維を併用しても程度の差こそあれ、ファイバーボール化する現象は回避できず、従って均一な強度の製品をえるのは困難でなる欠点があった。

発明が解決しようとする課題

0004

この発明は上記問題点に鑑み、乾式法において無石綿配合の成形体を製造する場合、パルプ繊維等を使用してもこれらが均一分散され、十分な強度を有する繊維補強セメント板の製造方法を提供することを目的としてなされたものである。

課題を解決するための手段

0005

即ち、この発明の繊維補強セメント板の製造方法は、セメントシリカ質原料、パルプ繊維などを主配合原料とする乾式法におけるセメント配合において、前記セメント、シリカ質原料に 100〜200 μm まで粉砕したパルプ繊維を添加して均一混合後、該混合物に 1〜5mm のカーボンあるいは合成樹脂性繊維を 1〜3 重量%添加して再度混合し、該混合原料を成形ベルト上に層状に散布し以後乾式法により板状体を成形し養生硬化させることを特徴とするものである。

0006

この発明は、繊維補強セメント板を製造する手段として乾式法を前提とし、セメント、シリカ質原料、パルプ繊維などの主配合原料を使用する点では従来公知のものと同じであり特に記する点はない。

0007

この発明において、上記配合材料のうちパルプ繊維として 100〜200 μm まで粉砕したパルプ繊維を使用する。この範囲まで粉砕すればパルプ繊維同志の絡み合いによるファイバーボール化が完全に防止できる。従って、パルプ繊維と他の無機質粉状材料との均一混合が可能となる。

0008

一方、パルプ繊維の超短繊維化によって補強効果の減少は否めず、これの補填として 1〜5mm のカーボンあるいは合成樹脂性繊維を 1〜3 重量%添加する。この長繊維の添加により曲げ強度の付与を行う。また、これら繊維は繊維表面がパルプ繊維に比し平滑であるので繊維同志の絡み合いもすくなくファイバーボール化は殆ど生じない。従って、パルプ繊維の添加による保形性が確保され、また他の長繊維の添加にり曲げ強度の付与が図られる。

0009

次にこの発明の実施例を説明する。

0010

実施例1
パルプ繊維を振動ミルで5分間粉砕し、径1.5mm0、繊維長100〜200 μm に粉砕した。この粉砕パルプ繊維7重量%、セメント50重量%、シリカ粉42重量%をミキサにより混合し、次いで 繊維長 1mm〜4mm のポリプロピレン繊維1重量%を添加し再度ミキサで混合し成形ベルト上へ供給し、ロールにより転圧し厚さ 5mmの板状体を成形し、さらにこれを縦45cm、横90cmに裁断し、オートクレーブにより養生硬化させて試験片を得た。

0011

比較例
平均繊維長1mm0のパルプ繊維を使用した他は、実施例1と同様にして試験片を得た。

0012

上記実施例及び比較例で得た試験片についてJIS 4 号曲げ試験及び比重測定を行ったところ表1のような結果となった。

0013

発明の効果

0014

以上説明したように、この発明において、補強繊維を添加する場合において、バルプ繊維を美粉砕しファイバーボール化を防止すると共に他の長繊維で曲げ強度を付与するので、高強度の繊維補強セメント板を製造することが可能となるのである。

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