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技術 画像彫刻用シ−ト

出願人 株式会社イー・ピー・シー株式会社竹尾日清紡績株式会社
発明者 鈴木旭御園生詔司福田耕三石井尚之
出願日 1991年7月9日 (27年3ヶ月経過) 出願番号 1991-193652
公開日 1994年2月22日 (24年7ヶ月経過) 公開番号 1994-048070
状態 未査定
技術分野 クレジットカード等 カード 高分子成形体の被覆 積層体(2) 本・特殊印刷物
主要キーワード ミシン穴 クサビ形 表層強度 パスポ 彫刻層 耐光性テスト 主バインダ 膨れた
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年2月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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目的

彫刻手段で所望の図柄等を表現する適正を有し、紙に似た触感で且つミシンやステ−プラ−での綴じを行なっても引き裂けにくい画像彫刻用シ−トを提供する。

構成

軸延伸高密度ポリエチレンシ−トから成る基材上にそれとは異なる着色層を設け、該着色層又は該着色層及び基材を画像彫刻層とした。

概要

背景

プラスチックシ−トの上に彫刻を施し、図柄等を表現したシ−トは公知であって、身分を証明するカ−ドとして使われている外、一部にはパスポ−トに用いられたこともある。然し乍ら、これをパスポ−トや預金通帳に適用する場合、厚いシ−トでは通帳として違和感があり、また、薄いプラスチックシ−トの場合、ミシン綴じ等の穴綴じでは、使用時に引き裂けてしまう欠点がある。

この欠点を補うため、
柔らかい無延伸ポリエチレンポリプロピレンフィルムを用いることが考えられるが、この場合は、紙としての剛性が無いために触感が悪い。
フィルムに紙を貼合すると、湿度の変化でカ−ルを生じ、紙の両面にプラスチックフィルムを貼ると厚くなってしまう。
塗工フィルムに不織布を貼合すると、裏面となる不織布面に印字印刷用の加工を必要とし、厚さやコストの面で問題が生じる。

概要

彫刻手段で所望の図柄等を表現する適正を有し、紙に似た触感で且つミシンやステ−プラ−での綴じを行なっても引き裂けにくい画像彫刻用シ−トを提供する。

軸延伸高密度ポリエチレンシ−トから成る基材上にそれとは異なる着色層を設け、該着色層又は該着色層及び基材を画像彫刻層とした。

目的

従って、本発明が解決しようとする課題は、彫刻手段で所望の図柄等を表現出来る適性を有し、紙に似た触感で且つミシンやステ−プラ−での綴じを行なっても引き裂けにくいシ−トを提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

軸延伸高密度ポリエチレンシ−トから成る基材上にそれとは異なる着色層を設け、該着色層又は該着色層及び基材を画像彫刻層としたことを特徴とする画像彫刻用シ−ト。

請求項2

着色層が架橋型バインダ−を主バインダ−として設けられた請求項1に記載のシ−ト。

技術分野

乾燥後の着色層の厚さは35μmであった。このものに、肖像彫刻及び、ボ−ルペン万年筆サインできる余白を残し、細紋印刷を行なった。このものを預金通帳様に綴じ、画像彫刻を施したところ、鮮明な画像が得られた。300回繰返し開閉テスト耐擦過性,耐エンボス加工性及び耐光性テストを行なったところ、良好な結果が得られた。

背景技術

0001

本発明は、プラスチックシ−トをベ−スとし、彫刻手段により所望の図柄等を直接表現出来るシ−トであって、パスポ−トや預金通帳等のように綴り込んで使用する画像彫刻用シ−トに関するものである。

0002

プラスチックシ−トの上に彫刻を施し、図柄等を表現したシ−トは公知であって、身分を証明するカ−ドとして使われている外、一部にはパスポ−トに用いられたこともある。然し乍ら、これをパスポ−トや預金通帳に適用する場合、厚いシ−トでは通帳として違和感があり、また、薄いプラスチックシ−トの場合、ミシン綴じ等の穴綴じでは、使用時に引き裂けてしまう欠点がある。

発明が解決しようとする課題

0003

この欠点を補うため、
柔らかい無延伸ポリエチレンポリプロピレンフィルムを用いることが考えられるが、この場合は、紙としての剛性が無いために触感が悪い。
フィルムに紙を貼合すると、湿度の変化でカ−ルを生じ、紙の両面にプラスチックフィルムを貼ると厚くなってしまう。
塗工フィルムに不織布を貼合すると、裏面となる不織布面に印字印刷用の加工を必要とし、厚さやコストの面で問題が生じる。

課題を解決するための手段

0004

従って、本発明が解決しようとする課題は、彫刻手段で所望の図柄等を表現出来る適性を有し、紙に似た触感で且つミシンやステ−プラ−での綴じを行なっても引き裂けにくいシ−トを提供することである。

0005

本発明は上記課題を解決することを目的としてなされたもので、その構成は、2軸延伸高密度ポリエチレンシ−トから成る基材上にそれとは異なる着色層を設け、該着色層又は該着色層及び基材を画像彫刻層としたことを特徴とするものである。

0006

本発明の発明者は、上記の目的を達成するため、研究の結果、2軸延伸高密度ポリエチレンシ−トを基材とし、これに別の着色層(色自体の違い、又は大幅な色濃度の違い)を彫刻層として積層すれば、鮮明な画像を得られることを知得し、本発明を完成した。本発明において基材として使用する2軸延伸高密度ポリエチレンシ−トとは、通常の高密度ポリエチレンを2軸延伸したもので、製膜時ないしは製膜後に電子線架橋したものが好ましい。即ち、基材として剛性が高い2軸延伸高密度ポリエチレンのシ−トを使用する理由は、このシ−トは、透明なフィルムでも着色したフィルムでもフィルムに直接画像を彫刻することができ、それなりの画像が得られるからである。因に、透明な2軸延伸高密度ポリエチレンシ−トに彫刻した画像は不鮮明なものが多く、また、白又は他の着色シ−トに彫刻しても、着色が均一な場合には、やはり鮮明度が不充分なことが多い。

0007

而して、2軸延伸高密度ポリエチレンシ−トに積層する着色層に黒又は青等の濃色を用い、前記シ−トが白色又は透明な場合、元の画像の明度の高い部分を彫刻する方式で正転像が得られるし、また、基材が透明、着色層が白色不透明な場合、元の画像の明度の高い部分を彫刻すると、反射光で見ると反転像が、透過光で見ると正転像が出来る。

0008

彫刻をクサビ形の刃で行なう場合、深く彫ると、表面から斜めに削り取られ、表面の着色層が薄い場合には、単なる面積階調であるが、着色層が1μm以上30μm程度であれば、濃度階調が加味されて良い画像となる。彫刻は着色層に行うが、基材まで彫刻する場合が多い。尚、基材と着色層の間及び/又は外側に第3第4の層を設け、色の違いや他の機能を付与することも可能である。

0009

他の機能としては、螢光染・顔料による隠し文字、細紋印刷による偽造防止等がある。細紋印刷は着色層又は裏面に施しても良い。また、基材の上に中間層として易接着加工層を設けても良い。

発明の効果

0010

ここで、基材と異なる着色層には、架橋型バインダ−を主バインダ−とするコ−ト液を用いることが好ましい。その理由は、架橋型バインダ−は耐溶剤性が高いので、改ざんを目的として溶剤で処理する場合、着色層の溶解より基材である高密度ポリエチレン層への攻撃優先し、基材自体が変形して、改ざんが目立つという作用があるからである。

0011

本発明は、2軸延伸高密度ポリエチレンのシ−トを基材として、その上にそれとは異なる着色層を設け、該着色層又は該着色層及び基材を画像彫刻層としたものであるから、2軸延伸高密度ポリエチレンの特性、即ち、柔らかいが適度の硬さがあり、引張り強さが大きく強靭性を有し、接着しにくいという特性が、以下のように、彫刻画像を有する通帳に良く適合する。
通常、通帳に使用される紙の厚さは70μm〜15μmであるが、この範囲の厚さで、手触り感じが紙と良く似ており、通帳に使用しても違和感を感じさせない。
引き裂きに強いので、補強無しにミシン綴じが可能である。
折り性が良く、二つ折りにしても綴の部分で反発することがなく、きれいに製本することが出来る。
柔らかいので、表層剥がれに対し、適度のクッションとなり、見かけ表層強度が増す。
耐溶剤性が弱く、特に石油系,芳香族系,ケトン系,エステル系溶剤に弱いので、改ざんされにくい。
基本的に接着しにくい素材なので、着色層を一度剥がすと、他の材料での接着に制約があり、偽造が困難である。
偽造防止効果を高めるためのエンボス加工が容易である。

0012

次に、本発明の実施例について説明する。
実施例 1
透明2軸延伸高密度ポリエチレンシ−ト(東燃石油化学社製、ルピックT/D、厚さ60μm)から成る基材の上に、アンダ−コ−ト液(東洋インキ社製、ラミスタ−、2液混合微粉末シリカを添加したもの)をコ−トした。乾燥後のコ−ト層の厚さは2μmであった。この上に更に2液硬化インクを用い、スクリ−ン印刷方式黒色の印刷を4μmの厚さで施し、肖像彫刻を行なった。このものの画像は鮮明であった。このものをパスポ−ト様にミシン綴じし、300回繰返しの開閉テストを行なったが、ミシン穴広がりは殆どなかった。また、この表層をトルエンで処理したところ、基材が膨れただけで、表層に以上はなかった。

0013

実施例 2
透明2軸延伸高密度ポリエチレンシ−ト(東燃石油化学社製、ルピックL、厚さ60μm)から成る基材の上に、アンダ−コ−ト液(三菱油化バ−ディッシェ社製、アクロナ−ル YJ2721D)を乾燥重量1g/m2塗布してアンダ−コ−ト層を形成した。この上に下記組成塗工液を塗工して、着色層を形成した。
液の組成
アクリル系エマルジョン50重量部
(三菱油化バ−ディッシェ社製、アクロナ−ル S-886S)
炭酸カルシウム100
チタン白10
分散剤0.5
消泡剤0.1
かび剤 0.2
紫外線吸収剤0.2

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