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この項目の情報は公開日時点(1994年2月18日)のものです。
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目的

従来技術の欠点(写真処理不適切沈澱の生成)を無くした水溶性袋写真化学薬品を詰めることによって、すぐれた固体写真処理化学薬品パッケージの提供を可能にする。

構成

ヒドロキシエチルセルロースから製造した少なくとも1つの袋を有し、1000mlの作業強度溶液を与える化学薬品の量を基準にした袋の内容物の合計が100g以下であり、そして固体現像剤組成物の場合には内容物のうち50g以下の亜硫酸ナトリウムおよび/または炭酸ナトリウム(もしくはカリウム)を含有させることができ、そして固体定着剤組成物の場合には内容物のうち70g以下のチオ硫酸アンモニウムを含有させることができる固体写真処理化学薬品用パッケージ。

概要

背景

露光した写真材料を処理するのに使用する写真化学薬品通常固体として又は化学薬品の濃厚溶液として販売されており、固体の場合には量して水にとかすことが必要であり、また濃厚溶液の場合には希釈して必要な濃度にすることが必要である。然しながら、粉末状の化学薬品は取扱いに問題があり、粉末状化学薬品を秤量または水に添加するときに生成を確実にする微細化学薬品の製造を省くための努力がなされた。他方、濃厚化薬品輸送することは、輸送する水の重量のために、費用がかさむ。

写真化学薬品(複数)を正しい割合の混合した固体の塊りとして製造して、たとえば1000mlの操作強度溶液を作るための塊りの正しい量を省略しようとする努力が行なわれた。然しながら、固体化学薬品の塊りの溶解を助けるための湿潤剤膨潤剤およびその他の補助薬の添加にもかかわらず、この方法は満足であることを保証しなかった。

固体水溶性化学薬品を中に詰める水溶性ポリビニルアルコール製袋を使用することが増大しつつある。固体化学薬品を含むこれらの袋には次いで必要量の水が加えられて必要な強度の溶液が生成する。我々はポリビニルアルコールの袋を使用することを試み、これらに固体写真化学薬品を詰め、次いでこれに水を入れて必要な強度の写真処理用溶液を得ようとした。然しながら、ある場合にはこれらの袋は全く溶解せず、他の場合にはこれらの袋は始めに溶解するようにみえたが、数分後には密な沈澱が溶液中に観察され、従ってこの溶液は写真処理に使用することができなかった。

概要

従来技術の欠点(写真処理に不適切な沈澱の生成)を無くした水溶性袋に写真化学薬品を詰めることによって、すぐれた固体写真処理化学薬品パッケージの提供を可能にする。

ヒドロキシエチルセルロースから製造した少なくとも1つの袋を有し、1000mlの作業強度溶液を与える化学薬品の量を基準にした袋の内容物の合計が100g以下であり、そして固体現像剤組成物の場合には内容物のうち50g以下の亜硫酸ナトリウムおよび/または炭酸ナトリウム(もしくはカリウム)を含有させることができ、そして固体定着剤組成物の場合には内容物のうち70g以下のチオ硫酸アンモニウムを含有させることができる固体写真処理化学薬品用パッケージ。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

ヒドロキシエチルセルロースから製造した少なくとも1つの袋を有し、1000mlの作業強度溶液を与える化学薬品の量を基準にした該袋の内容物の合計が100g以下であり、そして固体現像剤組成物の場合には内容物のうち50g以下の亜硫酸ナトリウムおよび/または炭酸ナトリウムもしくはカリウムを存在させることができ、そして固体定着剤組成物の場合には内容物のうち70g以下のチオ硫酸アンモニウムを存在させることができる固体写真処理化学薬品パッケージ

請求項2

該袋を製造するのに使用するヒドロキシエチルセルロースが1〜10重量%の水溶性可塑剤を含む請求項1のパッケージ。

請求項3

可塑剤ポリオールまたはポリエチレンオキサイドである請求項2のパッケージ。

請求項4

該ポリオールが150〜500の分子量をもつポリエチレングリコールである請求項3のパッケージ。

請求項5

写真化学薬品が1つの袋に詰めた定着剤組成物である請求項1のパッケージ。

請求項6

該写真化学薬品が1つの袋に詰めた現像剤組成物である請求項1のパッケージ。

請求項7

該写真化学薬品が現像用組成物であり、現像剤が1つの袋に存在し、そして該組成物の残余が第2の袋に存在する請求項1のパッケージ。

技術分野

0001

本発明は写真化学薬品パッケージに関する。

背景技術

0002

露光した写真材料を処理するのに使用する写真化学薬品は通常固体として又は化学薬品の濃厚溶液として販売されており、固体の場合には量して水にとかすことが必要であり、また濃厚溶液の場合には希釈して必要な濃度にすることが必要である。然しながら、粉末状の化学薬品は取扱いに問題があり、粉末状化学薬品を秤量または水に添加するときに生成を確実にする微細化学薬品の製造を省くための努力がなされた。他方、濃厚化薬品輸送することは、輸送する水の重量のために、費用がかさむ。

0003

写真化学薬品(複数)を正しい割合の混合した固体の塊りとして製造して、たとえば1000mlの操作強度溶液を作るための塊りの正しい量を省略しようとする努力が行なわれた。然しながら、固体化学薬品の塊りの溶解を助けるための湿潤剤膨潤剤およびその他の補助薬の添加にもかかわらず、この方法は満足であることを保証しなかった。

0004

固体水溶性化学薬品を中に詰める水溶性ポリビニルアルコール製袋を使用することが増大しつつある。固体化学薬品を含むこれらの袋には次いで必要量の水が加えられて必要な強度の溶液が生成する。我々はポリビニルアルコールの袋を使用することを試み、これらに固体写真化学薬品を詰め、次いでこれに水を入れて必要な強度の写真処理用溶液を得ようとした。然しながら、ある場合にはこれらの袋は全く溶解せず、他の場合にはこれらの袋は始めに溶解するようにみえたが、数分後には密な沈澱が溶液中に観察され、従ってこの溶液は写真処理に使用することができなかった。

0005

我々は上記の欠点を無くした水溶性袋に写真化学薬品を詰める方法を見出した。

課題を解決するための手段

0006

本発明によれば、ヒドロキシエチルセルロースから製造した少なくとも1つの袋を含み、1000mlの作業強度溶液を与える化学薬品の量を基準にした袋の内容物の合計量が100g以下であり、そして固体現像剤組成物の場合には内容物のうち50g以下の亜硫酸ナトリウムおよび/または炭酸ナトリウムもしくはカリウムを存在させることができ、そして固体定着剤組成物の場合には内容物のうち70g以下のチオ硫酸アンモニウムを存在させることができる固体写真処理化学薬品用パッケージが提供される。これらの数字は1000mlの作業強度溶液を作る組成に関するものであることが理解されるべきである。パッケージがこれより少ない又はこれより多い容量のためのものであるならば、これらの数字は必要な変更を加えて調節されなければならない。これらの数字が大きすぎると、袋(単数または複数)はとけない、そして/またはった溶液がえられる。

0007

固体現像剤組成物の場合にはしばしば、2つの袋を使用することが必要であり、一方の袋は現像剤を含み、他方の袋は組成物の残余成分を含む。袋を作るのに使用するヒドロキシエチルセルロースは好ましくは1〜10重量%の水溶性可塑剤を含む。好適な水溶性可塑剤はポリオールおよびポリアルキレンオキサイド誘導体である。特に好適な可塑剤は150〜500の分子量をもつポリエチレングリコールである。可塑剤の効果は三重である。第1にそれは袋をより柔軟にする。第2にそれは袋を熱密閉性にする。第3にそれは袋の溶解を助ける。

0008

好ましくは袋の厚さ、および袋を構成するポリマー中に存在する可塑剤の量は、袋が20℃の水に5分未満で、好ましくは1〜2分でとけるように、ただし袋の厚さは袋を破壊なしに拾い上げられるように、えらばれる。好ましくは袋の厚さは10〜120μm、最も好ましくは30〜60μmである。

0009

ヒドロキシエチルセルロースはセルロース水酸化ナトリウムで処理し次いでこれをエチレンオキサイドと反応させることによってえられる。ヒドロキシエチル基セルロース鎖を形成する無水グルコースの鎖に導入される。それぞれの無水セルロース単位は3価の反応性ヒドロキシ基をもつ。セルロース鎖中のそれぞれの無水グルコース単位に結合するエチレンオキサイドの平均モル数置換結合モル数またはM.S.と呼ばれる。M.S.が高いほどヒドロキシエチルセルロースの水溶性は大きい。然しながら、M.S.3をもつヒドロキシエチルセルロースを得ることは困難であり且つ高価である。本発明に使用するための特に有用なヒドロキシエチルセルロースは2.5のM.S.をもち、これは非常に水溶性である。このようなヒドロキシエチルセルロースの例はNatrosol 250であり、これはハーキュレスインコーポレーテッドによって製造されており、同社登録商標である。この化合物から透明なフィルムキャストすることができる。袋の寸法は1000mlの作業強度溶液を製造するのに必要な化学薬品の重量に依存する。

0010

次の実施例により本発明を更に具体的に説明する。

0011

実施例
袋の製造
1.8gのNatrosol 250 LR級ヒドロキシエチルセルロース(ハーキュレスによって供給される)および0.2gのポリエチレングリコール(分子量200)を20℃で98gの水に加えた。この混合物攪拌し、少量の4M水酸化ナトリウムを添加することによってこの混合物のpHを10.0に調節した。2分間の攪拌後に、無色透明の溶液をえた。この溶液を10インチ×6インチのガラス板上にあけ、ガラス棒の使用によってガラス板上に均一な被覆をえた。このガラス板を熱板上で50℃に加熱した。120分後に、すべての水がガラス板から蒸発して2.0g重量の45ミクロンの厚さの柔軟性強靱フィルムを得た。このフイルム折り重ね、2つの向き合った縁を熱シールして端部開放の袋をえた。この袋に、下記に組成物1と呼ぶ次の諸成分をもつ写真紙現像組成物を入れた。
亜硫酸ナトリウム5.4g
ジエチレントリアミンペンタ酢酸2 g
アスコルビン酸ナトリウム30 g
4−メチル−4−ヒドロキシメチル−1−フェニル−3−ピラゾリジノン
2.5g
炭酸カリウム30 g
臭化カリウム3.3g

0012

次いで開放端部を熱シールして現像剤組成物を同封した袋を作った。次いでこの袋を25℃の水1000mlに加えた。この袋およびそこに含まれている化学薬品をおだやかに攪拌して水にとかし、3分間で無色透明溶液をえた。この溶液を使用して、標準臭化銀を含む露光写真白黒紙の10″×8″のシート30枚を現像した。感光度計の結果をそれぞれの容器からの同じ化学薬品のストレートを使用して製造した同じ処方の現像剤を使用してえられた結果と比較した。えられたこれらの感光度計の結果になんらの相違も見出されなかった。これは、現像剤溶液中の溶解ヒドロキシエチルセルロースとポリエチレングリコールの存在が現像中の露光写真材料に写真効果をもたないことを示した。多数の他の袋類も同様にして製造した。

0013

これらの袋に詰めた他の組成物は次のものであった。
2.1つの袋に下記のものを詰めて構成した迅速粉末定着剤
チオ硫酸アンモニウム98g
メタ重亜硫酸ナトリウム16g
3.フィルム定着
チオ硫酸ナトリウム104g
メタ重亜硫酸ナトリウム 16g
4.紙定着剤
チオ硫酸アンモニウム 65g
メタ重亜硫酸ナトリウム 0.7g
5.フィルム現像剤
袋A (ハイドロキノン5g
メトール 2g
袋B (亜硫酸ナトリウム100g
ボラックス3g
トリポリりん酸ナトリウム3.5g
6.カラー現像剤組成物
臭化カリウム1.05g)
トリポリりん酸ナトリウム 3.5g)
炭酸ナトリウム28g) 袋A
メタ亜硫酸ナトリウム 1.5g)
亜硫酸ナトリウム 3.0g)
カラー現像剤 2.38g)
ヒドロキシルアミン亜硫酸塩2g) 袋B
7.ワンショットフィルム現像剤
亜硫酸ナトリウム 5g)
炭酸ナトリウム 2.5g) 袋A
安定剤 0.012g)
ハイドロキノン 0.61g)
4−メチル−4−ヒドロキシメチル−1−フェニル−3−ピラゾリジノン
0.2g) 袋B
アスコルビン酸1g)
ジエチレントリアミンペンタ酢酸2g)

0014

これらのパッケージのそれぞれを20℃の水に入れ、この水を攪拌した。これらの結果は次のとおりであった。
組成物袋の溶解溶液の色
1 完全 3分間で透明
2 袋は溶解しなかった。
3 袋は溶解しなかった。
4 袋は非常に徐々に溶解した(50分)。
5 袋Aは溶解したが、袋Bは溶解しなかった。
6 両方の袋が溶解した。 3分間で透明
7 両方の袋が溶解した。 3分間で透明
溶解しなかった袋は粘着性の塊りを生成し、溶液を写真用には使用しえないものとした。比較として袋をポリビニルアルコールから製造した。ポリビニルアセテートから製造した、88.0%加水分解した、分子量10,000のポリビニルアルコールの3.6gを、200の分子量をもつポリエチレングリコールの0.4gと混合した。この混合物を30℃の水96gにとかした。10分間攪拌した後に、無色透明溶液をえた。この混合物30gを、ガラス棒を使用して4インチ×8インチのガラス板上にあけ、ガラス板上に均一な被覆をえた。このガラス板を熱板上で50℃に加熱した。120分後に、すべての水がガラス板から蒸発して、1.20g重量の40ミクロンの厚さの柔軟性強靱フィルムをえた。

0015

このフィルムを折り重ね、2つの向き合った縁を熱シールして端部開放の袋をえた。この袋に、先に示した組成物1と呼ぶ次の諸成分をもつ写真紙現像組成物を、及び組成物4の写真紙定着剤を入れた。それぞれの袋の開放端部を次いで熱シールして、1つのケースに現像剤を同封した袋および他のケースに定着剤組成物を同封した袋を作った。これらの袋を次いで25℃の水1000mlに加え、次いでこの水を攪拌した。現像剤組成物1からなる袋の場合に、この袋は数分以内に溶解したが、15分後には重質沈澱が現れた。組成物4からなる袋の場合には、袋は1時間後に溶解したようにみえたが、その後に重質沈澱が観察された。これらの溶液のいずれも写真材料の処理に使用することはできなかった。

0016

この実施例において、袋は手製であり、袋は手で諸成分が充填されたことが理解されるべきである。実際には袋はバルクでキャストされ、それらは自動充填プラント中で充填されるので、操業者が粉末状の化学薬品に接触することはない。これらのパッケージはボックス中で充填され、このボックスから写真研究室または末端使用者は袋(単数または複数)を拾ってこれ(またはこれら)を水にとかして、粉末状化学薬品に全く接触することなしに必要な組成の作業強度溶液を作る。

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