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技術 ユニット式住宅の生産管理システム

出願人 積水化学工業株式会社
発明者 谷川博之
出願日 1992年7月21日 (28年7ヶ月経過) 出願番号 1992-193809
公開日 1994年2月10日 (27年0ヶ月経過) 公開番号 1994-035919
状態 拒絶査定
技術分野 総合的工場管理 特定用途計算機 数値制御
主要キーワード アリミゾ 工作材 供給切れ 完了地点 切欠き加工 カウント内容 在庫スペース 各制御端末
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年2月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

目的

メインライン内作製品供給ラインとの間での内作製品の在庫を少なくすることのできるユニット式住宅の生産管理システムを提供する。

構成

各メインラインから送られてくる最終製品への組付完了を示す完了信号を予め設定された回数だけカウントすると、そのカウント内容と内部に格納した各メインラインのユニット生産順序データとに基づいて、次に各メインラインにおいて生産する最終製品を前記カウント回数に対応する複数ユニットまとめるとともに、このまとめたデータを内作製品供給ラインへの部品加工計画データとして出力するメインライン管理部11と、この部品加工計画データに基づき、部品加工工程に対して内作製品の生産に必要な部品生産指示を出力するとともに、前記完了信号に基づき、組立工程に対して1分の内作製品の組立指示を出力する内作製品供給ライン管理部12とを備えた構成とする。

概要

背景

ユニット式住宅の生産工場においては、最終製品(ここで言う最終製品とは、現場において組み付けるだけの状態にまで完成されたユニット単位を示している)の生産を行う複数のメインラインと、各メインラインに内作製品を供給する内作製品供給ラインとで構成されている。

また、内作製品供給ラインは、部品加工工程と、この部品加工工程によって加工された各部品を用いて内作製品を組み立てる組立工程とからなっている。

例えば、メインラインでは、鉄骨溶接してユニット直方体の箱)の形に組み上げるとともに、この組み上げたユニットに外壁内壁間仕切りキッチン階段浴室等を順次取り付けていくといった作業が、流れ作業で行われている。

また、内作製品供給ラインでは、上記した外壁、内壁、間仕切り、キッチン、階段、浴室等の各内作製品を組み立てる作業を、部品加工工程と組立工程とに分けて流れ作業で行われている。

ところで、メインラインで生産される最終製品の生産納期は、建築現場での作業との関係、さらにはお客との関係(完成日等)から、絶対に守らなければならない期限である。そのためには、内作製品供給ラインからメインラインに供給される内作製品に欠品を生じないようにする必要がある。

なぜならば、メインラインには、そのラインサイドに十分な在庫スペースを取ることが難しく、例えばキッチンセットのような大きな内作製品をいくつも在庫として持つわけにはいかないからである。

そのため、従来の内作製品供給ラインでは、部品加工工程と組立工程との間で多大な部品在庫を持ち、次の手順で生産を行って欠品を生じないようにしていた。

すなわち、組立工程では、担当者が複数あるメインラインの進捗状況を直接見に行き、目視によって確認した後、担当者の判断で内作製品の欠品を起こさないように内作製品の組み立てを行っている。また、部品加工工程では、担当者が組立工程と部品加工工程との間にある部品在庫を直接見に行き、目視によって確認した後、担当者の判断で部品の欠品を起こさないように部品の加工を行っている。

概要

メインラインと内作製品供給ラインとの間での内作製品の在庫を少なくすることのできるユニット式住宅の生産管理システムを提供する。

各メインラインから送られてくる最終製品への組付完了を示す完了信号を予め設定された回数だけカウントすると、そのカウント内容と内部に格納した各メインラインのユニット生産順序データとに基づいて、次に各メインラインにおいて生産する最終製品を前記カウント回数に対応する複数ユニットまとめるとともに、このまとめたデータを内作製品供給ラインへの部品加工計画データとして出力するメインライン管理部11と、この部品加工計画データに基づき、部品加工工程に対して内作製品の生産に必要な部品の生産指示を出力するとともに、前記完了信号に基づき、組立工程に対して1分の内作製品の組立指示を出力する内作製品供給ライン管理部12とを備えた構成とする。

目的

本発明は係る実情に鑑みてなされたもので、その目的は、メインラインに欠品を起こさず、しかもメインラインと内作製品供給ラインの組立工程との間での内作製品(例えば、キッチンセット等)の在庫、及び組立工程と部品加工工程との間での部品(例えば、パネル等)の在庫を少なくすることのできるユニット住宅の生産管理システムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

最終製品生産を行う複数のメインラインと、組み立ての完了した内作製品を前記複数のメインラインのそれぞれに供給する内作製品供給ラインとで構成され、前記内作製品供給ラインは部品加工工程と、この部品加工工程によって加工された各部品を用いて内作製品を組み立てる組立工程とからなり、前記メインラインは鉄骨ユニットに組み上げる組み上げ工程と、この組み上げ工程によって組み上げられたユニットに順次内作製品を取り付けていく取り付け工程とからなるユニット式住宅の生産ラインにおいて、予め与えられた生産計画データに基づいて作成された前記各メインラインのユニット生産順序データを保持し、各メインラインから送られてくる最終製品への組付完了を示す完了信号を予め設定された回数だけカウントすると、そのカウント内容と各メインラインのユニット生産順序データとに基づいて、次に各メインラインにおいて生産する最終製品を前記カウント回数に対応する複数ユニットまとめるとともに、このまとめたデータを内作製品供給ラインの前記部品加工工程への部品加工計画データとして出力するメインライン管理手段と、このメインライン管理手段から出力される複数ユニット分の部品加工計画データに基づき、前記部品加工工程に対して内作製品の生産に必要な部品の生産指示を出力するとともに、前記完了信号に基づき、前記組立工程に対して1分の内作製品の組立指示を出力する内作製品供給ライン管理手段とを備えたことを特徴とするユニット式住宅の生産管理システム

技術分野

0001

本発明は、ユニット式住宅の生産管理システムに関し、例えば複数のメインライン内作製品供給ラインとで構成され、内作製品供給ラインは部品加工工程と、加工された各部品を用いて内作製品を組み立てる組立工程とからなり、メインラインは鉄骨ユニットに組み上げる組み上げ工程と、組み上げられたユニットに順次内作製品を取り付けていく取り付け工程とからなるユニット式住宅の生産ラインに適用される。

背景技術

0002

ユニット式住宅の生産工場においては、最終製品(ここで言う最終製品とは、現場において組み付けるだけの状態にまで完成されたユニット単位を示している)の生産を行う複数のメインラインと、各メインラインに内作製品を供給する内作製品供給ラインとで構成されている。

0003

また、内作製品供給ラインは、部品加工工程と、この部品加工工程によって加工された各部品を用いて内作製品を組み立てる組立工程とからなっている。

0004

例えば、メインラインでは、鉄骨を溶接してユニット(直方体の箱)の形に組み上げるとともに、この組み上げたユニットに外壁内壁間仕切りキッチン階段浴室等を順次取り付けていくといった作業が、流れ作業で行われている。

0005

また、内作製品供給ラインでは、上記した外壁、内壁、間仕切り、キッチン、階段、浴室等の各内作製品を組み立てる作業を、部品加工工程と組立工程とに分けて流れ作業で行われている。

0006

ところで、メインラインで生産される最終製品の生産納期は、建築現場での作業との関係、さらにはお客との関係(完成日等)から、絶対に守らなければならない期限である。そのためには、内作製品供給ラインからメインラインに供給される内作製品に欠品を生じないようにする必要がある。

0007

なぜならば、メインラインには、そのラインサイドに十分な在庫スペースを取ることが難しく、例えばキッチンセットのような大きな内作製品をいくつも在庫として持つわけにはいかないからである。

0008

そのため、従来の内作製品供給ラインでは、部品加工工程と組立工程との間で多大な部品在庫を持ち、次の手順で生産を行って欠品を生じないようにしていた。

0009

すなわち、組立工程では、担当者が複数あるメインラインの進捗状況を直接見に行き、目視によって確認した後、担当者の判断で内作製品の欠品を起こさないように内作製品の組み立てを行っている。また、部品加工工程では、担当者が組立工程と部品加工工程との間にある部品在庫を直接見に行き、目視によって確認した後、担当者の判断で部品の欠品を起こさないように部品の加工を行っている。

発明が解決しようとする課題

0010

このように、従来の内作製品供給ラインでは、各工程の担当者が目視によって供給先ラインの進捗状況を確認した後、担当者の判断で必要な在庫分だけ生産を行うようになっている。そのため、担当者は欠品を起こさないためにどうしても多めの生産を行うことになり、その分不要なパネル在庫を持たなければならなくなるといった問題があった。

0011

特に、内作製品がキッチンの場合には、キッチンを生産する箱及びパネルの品種数が非常に多いことから、パネル在庫も多大なものとなる。

0012

本発明は係る実情に鑑みてなされたもので、その目的は、メインラインに欠品を起こさず、しかもメインラインと内作製品供給ラインの組立工程との間での内作製品(例えば、キッチンセット等)の在庫、及び組立工程と部品加工工程との間での部品(例えば、パネル等)の在庫を少なくすることのできるユニット住宅の生産管理システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0013

上記課題を解決するため、本発明に係わるユニット式住宅の生産管理システムは、最終製品の生産を行う複数のメインラインと、組み立ての完了した内作製品を前記複数のメインラインのそれぞれに供給する内作製品供給ラインとで構成され、前記内作製品供給ラインは部品加工工程と、この部品加工工程によって加工された各部品を用いて内作製品を組み立てる組立工程とからなり、前記メインラインは鉄骨をユニットに組み上げる組み上げ工程と、この組み上げ工程によって組み上げられたユニットに順次内作製品を取り付けていく取り付け工程とからなるユニット住宅の生産ラインにおいて、予め与えられた生産計画データに基づいて作成された前記各メインラインのユニット生産順序データを保持し、各メインラインから送られてくる最終製品への組付完了を示す完了信号を予め設定された回数だけカウントすると、そのカウント内容と各メインラインのユニット生産順序データとに基づいて、次に各メインラインにおいて生産する最終製品を前記カウント回数に対応する複数ユニットまとめるとともに、このまとめたデータを内作製品供給ラインの前記部品加工工程への部品加工計画データとして出力するメインライン管理手段と、このメインライン管理手段から出力される複数ユニット分の部品加工計画データに基づき、前記部品加工工程に対して内作製品の生産に必要な部品の生産指示を出力するとともに、前記完了信号に基づき、前記組立工程に対して1分の内作製品の組立指示を出力する内作製品供給ライン管理手段とを備えた構成とする。

0014

メインライン管理手段は、予め与えられた生産計画データ(例えば、週単位等)に基づいて作成された各メインラインのユニット生産順序データを保持している。そして、各メインラインから送られてくる最終製品への組付完了を示す完了信号を予め設定された回数(例えば20回等)だけカウントすると、そのカウント内容と各メインラインのユニット生産順序データとに基づいて、次に各メインラインにおいて生産する最終製品を前記カウント回数に対応する複数ユニット分(例えば、20邸分)まとめるとともに、このまとめたデータを内作製品供給ラインの前記部品加工工程への部品加工計画データとして出力する。

0015

内作製品供給ライン管理手段では、このメインライン管理手段から出力される複数ユニット分の部品加工計画データに基づき、内作製品供給ラインの部品加工工程に設置された端末に対して、内作製品の生産に必要な部品の生産指示を出力する。すなわち、メインラインで必要な20邸分の内作製品(例えば、キッチンセット)のパネル加工指示を出力する。

0016

また、内作製品供給ライン管理手段では、各メインラインから送られてくる最終製品への組付完了を示す完了信号に基づき、内作製品供給ラインの組立工程に対して、次の1邸分の内作製品の組立指示を出力する。

0017

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

0018

図2は、本発明の生産管理システムが適用されるユニット式住宅の生産ラインの全体構成図である。

0019

ユニット式住宅の生産ラインは、最終製品(ここで言う最終製品とは、現場において組み付けるだけの状態にまで完成されたユニット単位を示している)の生産を行う複数のメインライン1,1・・・と、これらメインライン1,1・・・のそれぞれに内作製品を供給する内作製品供給ライン2,2・・・とで構成されている。

0020

メインライン1は、図示は省略しているが、鉄骨を溶接してユニット(直方体の箱)の形に組み上げる組み上げ工程と、この組み上げ工程において組み上げたユニットに外壁、内壁、間仕切り、キッチン、階段、浴室等を順次取り付けていく取り付け工程とで構成されており、各工程が流れ作業で行われている。

0021

また、内作製品供給ライン2は、部品加工工程3と、この部品加工工程3によって加工された各部品5bを用いて内作製品6を組み立てる組立工程4とからなっている。

0022

内作製品供給ライン2では、上記した外壁、内壁、間仕切り、キッチン、階段、浴室等の各内作製品6を組み立てる作業を、部品加工工程3と組立工程4とに分けて流れ作業で行われている。

0023

例えば、内作製品がキッチンセットである場合、内作製品供給ライン2の部品加工工程3には、切断前のパネル部品5aが7等に仕分けられて保管されており、部品加工工程3と組立工程4との間には、加工後のパネル5bがキッチンセット単位で邸別台車8に載置されて保管されている。また、組立工程4で組み立てられたキッチンセット6は、該当するメインライン1の保管場所破線によって示す)9に適当なタイミングで移送するようになっている。なお、このような作業手順は、階段や浴室といった別の内作製品の供給ラインについても同様である。

0024

図1は、本発明の生産管理システムの電気的構成を示している。

0025

同図において、メインライン管理部11には、予め作成された生産計画データ(例えば、週単位等)が与えられるとともに、各メインライン1,1・・・の内作製品組付完了地点に設置された端末(図示省略)からリアルタイムで入力される最終製品の組付完了を示す完了信号が導かれている。また、メインライン管理部11の出力は、内作製品供給ライン2の部品加工工程3及び組立工程4に設置された各端末(図示省略)に生産指示及び組立指示を出力する内作製品供給ライン管理部12に与えられるとともに、CRT等の表示装置プリンタ等を備えた出力部13に与えられている。また、内作製品供給ライン管理部12からメインライン管理部11に対して、部品の加工実績や内作製品の組み立て実績等のデータが送出されるようになっている。

0026

また、内作製品供給ライン管理部12にも、CRT等の表示装置やプリンタ等を備えた出力部14が接続されており、生産指示及び組立指示の各データを適宜画面表示及びプリントアウトできるようになっている。

0027

メインライン管理部11は、与えられた生産計画データに基づいて作成した各メインライン1,1・・・のユニット生産順序データを保持している。また、メインライン管理部11は、各メインライン1,1・・・の内作製品組付完了地点に設置された端末からリアルタイムで入力される最終製品の組付完了を示す完了信号のカウントを行うようになっている。そして、そのカウント数が内部に設定された回数(例えば、20回等)になると、そのカウント内容と各メインライン1,1・・・のユニット生産順序データとに基づいて、次に各メインライン1,1・・・において生産する最終製品を、カウント回数に対応する複数ユニット分(20邸分)まとめるとともに、このまとめたデータを内作製品供給ライン管理部12に出力するようになっている。

0028

また、メインライン管理部11では、内作製品供給ライン管理部12からの各種データ等をも含めて、受注管理、パネル必要量の計算、生産実施計画(各加工工程における生産実施計画の作成)、仕掛在庫管理(切断したパネルの端数管理)、素材在庫管理(切断前のパネルの在庫管理)、出荷供給管理等の各種管理を行っている。

0029

内作製品供給ライン管理部12は、メインライン管理部11から出力される20邸分の部品加工計画データに基づき、内作製品供給ライン2の部品加工工程3に設置された端末に対して、内作製品の生産に必要な部品の生産指示を出力する。すなわち、各メインライン1,1・・・で必要な20邸分の内作製品(例えば、キッチンセット)のパネル加工指示を出力する。

0030

また、内作製品供給ライン管理部12は、各メインライン1,1・・・から送られてくる最終製品への組付完了を示す完了信号に基づき、内作製品供給ライン2の組立工程4に対して、次の1邸分の内作製品の組立指示を出力する。

0031

図3は内作製品としてキッチンセットを組み立てる部品加工工程3への内作製品供給ライン管理部12からの出力系統図を示している。

0032

すなわち、キッチンセットを組み立てる内作製品供給ライン2の部品加工工程3は、加工前のパネルを所望の形状、寸法に切断するパネル切断工程21、所望のサイズに切断された小型パネルの必要箇所に穴を開ける穴開け加工工程22、穴開け加工された小型パネルにアリミゾ加工を行うアリミゾ加工工程23、パネル切断工程21において切断された大型パネル(組み立て時の基礎となる底パネル等。)に穴開け加工や切欠き加工等を同時に行う複合加工工程24、オスアリ加工を行うオスアリ加工工程25及び縁貼加工工程26の6つの工程からなっており、生産指示処理部12からは、これら各工程21〜26の各制御端末(図示省略)に対して作業指示又はNC工作材用のデータがそれぞれ出力されるようになっている。

0033

また、各工程21〜26から内作製品供給ライン管理部12に対して、パネルの加工実績や稼働状況、及びパネルの組み立て実績や稼働状況の各データが与えられるようになっている。内作製品供給ライン管理部12では、これらのデータに基づいて、パネル加工の進捗管理設備稼働状況の監視をも行っている。

0034

次に、上記構成の生産管理システムの動作を、キッチンセットを組み立てる内作製品供給ラインに適用した場合について説明する。

0035

メインライン管理部11は、各メインライン1,1・・・でキッチンセット6が取り付けられる度に、各メインライン1,1・・・に設置された端末から現場作業者入力操作によってリアルタイムで送られてくる最終製品への組付完了を示す完了信号をカウントしている。そして、そのカウント数が内部に設定された例えば20回になると、そのカウント内容と各メインライン1,1・・・のユニット生産順序データとに基づいて、次に内作製品供給ライン2で加工される対象邸を20邸分決定する。そして、その20邸分に相当する部品加工計画データを内作製品供給ライン管理部12に出力するようになっている。

0036

すなわち、20邸分の内訳は、カウントを行った各メインライン1,1・・・の完了内訳数と等しくする。例えば、各メインライン1,1・・・で取り付けられた内作製品の数がそれぞれ4個、5個、6個、5個であったとすると、次の20邸も、この割合となるように各メインライン1,1・・・のユニット生産順序データから抽出する。ただし、人為的な操作によって、多少の修正を行うことは可能である。これにより、各メインライン1,1・・・の生産進捗度をただちに内作製品供給ライン2の次の生産分にフィードバックすることができる。

0037

内作製品供給ライン管理部12は、メインライン管理部11から出力される20邸分の部品加工計画データに基づき、内作製品供給ライン2の部品加工工程3に設置された端末に対して、内作製品の生産に必要な部品の生産指示を出力する。すなわち、各メインライン1,1・・・で必要な20邸分のキッチンセットのパネル加工指示を出力する。

0038

パネル切断工程21では、パネル加工指示に基づき、棚7に保管されている切断前のパネル部品5aを必要枚数(この枚数は、部品加工計画データとして与えられた20邸分のキッチンセットの各タイプによって決定される)取り出し、それぞれのパネル部品5aを必要な形状、寸法に切断する。

0039

穴開け加工工程22では、パネル加工指示に基づき、所望のサイズに切断された小型パネルの必要箇所に穴開け加工を施す。

0040

アリミゾ加工工程23では、パネル加工指示に基づき、穴開け加工された小型パネルにアリミゾ加工を施す。

0041

複合加工工程24では、パネル加工指示に基づき、切断された大型パネル(組み立て時の基礎となる底パネル等)に穴開け加工や切欠き加工等を同時に施す。

0042

オスアリ加工工程25では、パネル加工指示に基づき、このようにして穴開け加工や切欠き加工、アリミゾ加工等が施された各パネル部品5aにオスアリ加工を施し、次の縁貼加工工程26において縁貼加工を施す。

0043

この後、切断、加工を終了した各パネル部品5bを各邸毎にまとめ、邸別台車8に1邸分一括載置して、20邸分のパネル部品5bを保管することになる。

0044

ここで、各メインライン1,1・・・には、ユニット生産順序データに基づく2邸分のキッチンセットがすでに在庫として保管されているものとする。

0045

この状態において、メインライン管理部11は、各メインライン1,1・・・でキッチンセット6が取り付けられる度に、各メインライン1,1・・・に設置された端末から現場作業者の入力操作によってリアルタイムで送られてくる最終製品への組付完了を示す完了信号をカウントするとともに、この完了信号を内作製品供給ライン管理部12に出力する。

0046

内作製品供給ライン管理部12では、この完了信号に基づき、内作製品供給ライン2の組立工程4に対して、完了信号が出力されたメインライン1の次の1邸分のキッチンセット6の組立指示を出力する。

0047

組立工程4では、邸別台車8に保管されている次の1邸分のキッチンセット6の組み立てを行い、対応するメインライン1の保管場所9に移送する。

0048

一方、このメインライン1では、次の最終製品の生産のため、保管場所9に保管されている2邸分のキッチンセット6のうちの1邸分のキッチンセット6をメインライン1上のワークに取り付けることから、保管場所9の在庫は1邸分となっている。そして、この状態のときに組立工程4から次の1邸分のキッチンセット6が移送されてくるので、保管場所9には、再び2邸分のキッチンセット6が保管されることになる。すなわち、各メインライン1,1・・・の保管場所9には、常に2邸分のキッチンセット6が保管されることになる。

0049

メインライン管理部11及び内作製品供給ライン管理部12は、各メインライン1,1・・・に設置された端末から、最終製品への組付完了を示す完了信号が送られてくる度に上記の各動作を繰り返す。

0050

そして、メインライン管理部11での完了信号のカウント数が再び20回になると、そのカウント内容と各メインライン1,1・・・のユニット生産順序データとに基づいて、次に内作製品供給ライン2で加工される対象邸を20邸分決定する。そして、その20邸分に相当する部品加工計画データを内作製品供給ライン管理部12に出力する。

0051

なお、上記実施例では、部品加工工程3と組立工程4との進捗度が完全に同期化していると仮定して、邸別台車8を20台としているが、通常は組立工程4への供給切れが発生しないように、安全を考慮して20+α(α≦20)台とする必要がある。

0052

また、上記実施例では、部品加工計画データは20邸分の内作製品を1ロットとして品種まるめを行っているが、これをさらに小さくして例えば15邸分、10邸分、5邸分等とすることにより、より在庫量の少ない、またメインライン1での進捗状況と密接に結びついた生産管理が可能となる。また、将来的には、1ロットを1邸にまで少なく(すなわち、リアルタイムに近い1個流し生産)することにより、理想的には邸別台車1台分だけの在庫で欠品の無い生産管理が可能となる。

0053

さらに、上記実施例では、内作製品としてキッチンセットを例に挙げて説明しているが、その他の内作製品、例えば階段、浴槽、外壁、内壁等にも本発明の生産管理システムの適用が可能であることは当然である。

発明の効果

0054

本発明に係わるユニット式住宅の生産管理システムは、各メインラインから送られてくる最終製品への組付完了を示す完了信号を予め設定された回数だけカウントすると、そのカウント内容と内部に格納した各メインラインのユニット生産順序データとに基づいて、次に各メインラインにおいて生産する最終製品を前記カウント回数に対応する複数ユニット分まとめるとともに、このまとめたデータを内作製品供給ラインの前記部品加工工程への部品加工計画データとして出力し、内作製品供給ライン管理手段では、この部品加工計画データに基づき、部品加工工程に対して内作製品の生産に必要な部品の生産指示を出力するとともに、前記完了信号に基づき、組立工程に対して1邸分の内作製品の組立指示を出力するように構成したので、部品加工工程の搬出側での在庫量は常に複数ユニット分となり、これ以上の不要在庫の発生を防止できる。また、部品加工計画データとしてまとめられたユニット数を少なくする(例えば20ユニットから10ユニット、5ユニット、1ユニット等とする)ことにより、部品加工工程の搬出側での在庫量をより削減することができ、メインラインでの進捗状況と密接に結びついたよりリアルタイムに近い生産が可能となる。

図面の簡単な説明

0055

図1本発明に係わるユニット式住宅の生産管理システムの電気的構成を示すブロック図である。
図2本発明の生産管理システムが適用されるユニット式住宅の生産ラインの部分構成図である。
図3内作製品供給ラインの部品加工工程への内作製品供給ライン管理部からの出力系統図である。

--

0056

1メインライン
2内作製品供給ライン
3部品加工工程
4組立工程
11 メインライン管理部
12 内作製品供給ライン管理部

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