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技術 油圧エレベーターの床位置補正装置及び油圧エレベーターのシリンダー

出願人 株式会社日立製作所株式会社日立ビルシステム日立水戸エンジニアリング株式会社
発明者 佐々木英一中村秀広仙田圭一中村秀和
出願日 1992年7月8日 (28年4ヶ月経過) 出願番号 1992-181129
公開日 1994年2月1日 (26年9ヶ月経過) 公開番号 1994-024670
状態 未査定
技術分野 エレベータ制御 エレベータの種類及び形式
主要キーワード 油圧リフター 主シリンダー 補正遅れ 小シリンダー 大ピストン 主シリンダ 小ピストン 蓄圧器内
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この項目の情報は公開日時点(1994年2月1日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

目的

エレベーター昇降路内に設置可能とし、床位置補正応答を速やかに行うことができ、構成の簡略化を図ったエレベーターの床位置補正装置

構成

大ピストン4a、小ピストン4bを持った床補正用シリンダー4が、大ピストン側を主シリンダー2に接続され、大ピストン側の室2bと小ピストン側の室4gとは、ポンプ5と切替弁6とを介して配管7〜9により接続される。位置検出装置10からの信号により、制御装置11は、電動機12を駆動して、大ピストン側の室2bと小ピストン側の室4gとの間で作動油が行き来するように、ポンプ5の駆動を制御する。これにより、プランジャー2aの位置が上下に制御され、乗りかごの床1の位置補正を行うことができる。

概要

背景

この種の油圧式エレベーターの床位置補正装置に関する従来技術として、例えば、特公昭和53−28699号公報等に記載された技術が知られている。

この従来技術は、乗りかごを駆動するプランジャーを備えるシリンダーに、加圧された作動油をその内部に蓄えている蓄圧器が接続されて構成されており、乗りかごの床位置を上方向へ補正するときに、蓄圧器に蓄えられている加圧された作動油をシリンダー内にへ開放し、乗りかごの床位置を下方向へ補正するときに、下方向補正切り替え弁からシリンダー内の油をタンクに戻すようにしたものである。

この従来技術は、床位置の補正時、ポンプにより直接シリンダーに対して作動油を給排する必要ないので、ポンプを駆動する電動機の出力を低減することができるという特徴を有している。

しかし、この従来技術は、その装置の構成として、タンク、蓄圧器、上方向補正用切替弁、下方向補正用切替弁、蓄圧器の圧力検出用圧力スイッチ、蓄圧器内圧油を保持する逆止め弁、ポンプ、電動機、ポンプの吸い込みがわに設けるストレーナー等を必要とし、構成要素が多く装置が大がかりになりコスト高となってしまうものである。

また、床位置補正装置は、乗りかごの床位置が変化したことを検出して速やかに床位置を補正する必要があるため、シリンダーに直に設けた方が、機械室に設けるより配管の長さによる補正遅れの影響を受けずにすむ。

前述した従来技術は、蓄圧器に繋がるタンクが必要であるが、一般に、タンクは主のパワーユニット共用する方が安価にできること、及び、蓄圧器も大型の油圧式エレベーターになると5リットル程度必要となること等の理由により、床位置補正装置をシリンダーに直に設けることが困難である。

このため、前述の従来技術は、装置本体を機械室に設置し、シリンダーとの間に配管を設けなければならず、配管の長さによる補正の遅れを生じてしまうものである。さらに、前述の従来技術は、蓄圧器のガス圧確認等のメンテナンスに時間がかかるという欠点も有している。

また、他の従来技術として、実公昭57−48302号公報等に記載された技術が知られている。

この従来技術は、大シリンダー小シリンダーとを用いる2段速度の油圧リフターに関するものであり、小シリンダーに組み合わされるプランジャーにより高速運転を行い、大シリンダーに組み合わされるプランジャーにより低速で運転するというものである。そして、大シリンダー内の作動油の制御によりリフト面の床位置の補正をも行い得るものである。

この従来技術は、油圧式エレベーターに適用した場合、シリンダーは数mにもおよび、低速での運転が必要な位置も最下階から最上階まで必要であり、大シリンダー及び小シリンダー共にその長さが必要になる。

床補正を行う距離は、せいぜい100mmあれば充分であり、前記従来技術は、油圧式エレベーターの床補正に適用するには不経済なものである。また、前記従来技術は、大シリンダーに組み合わされるプランジャーをある速度で運転させるため、ポンプの流量も多く必要となり、装置が大型化し昇降路内に装置を設置することが難しくなってしまうものである。

また、前記従来技術は、タンクが必要なことからその設置場所を昇降路内に確保することができず、やはり装置を機械室に設置しなければならないものである。

概要

エレベーターの昇降路内に設置可能とし、床位置補正応答を速やかに行うことができ、構成の簡略化を図ったエレベーターの床位置補正装置。

大ピストン4a、小ピストン4bを持った床補正用シリンダー4が、大ピストン側を主シリンダー2に接続され、大ピストン側の室2bと小ピストン側の室4gとは、ポンプ5と切替弁6とを介して配管7〜9により接続される。位置検出装置10からの信号により、制御装置11は、電動機12を駆動して、大ピストン側の室2bと小ピストン側の室4gとの間で作動油が行き来するように、ポンプ5の駆動を制御する。これにより、プランジャー2aの位置が上下に制御され、乗りかごの床1の位置補正を行うことができる。

目的

本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、床位置補正装置をエレベーターの昇降路内に設置可能とし、補正の応答を速やかに行うことができ、装置の構成を簡略化、小型化することのできる経済的な油圧式エレベーターの床位置補正装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

乗りかご昇降させる主シリンダーと、主シリンダーに作動油を供給あるいは排出するパワーユニットとからなる油圧式エレベーターにおいて、一体とされた大ピストン小ピストンとを持った床補正用シリンダーを備え、前記大ピストン側の室と小ピストン側の室との間を、ポンプを介して配管により接続し、大ピストン側を前記主シリンダーに接続したことを特徴とする油圧エレベーター床位置補正装置

請求項2

前記小ピストン側の室に接続される配管に、切替弁を備えることを特徴とする請求項1記載の油圧エレベーターの床位置補正装置。

請求項3

前記床補正用シリンダーが、前記主シリンダーの下部に直列に設けられることを特徴とする請求項1または2記載の油圧エレベーターの床位置補正装置。

請求項4

前記ポンプは、乗りかごの床位置検出装置からの信号に基づいて制御され、作動油を大ピストン側の室と小ピストン側の室との間で行き来させることにより乗りかごの床位置を補正することを特徴とする請求項1、2また3記載の油圧エレベーターの床位置補正装置。

請求項5

油圧式エレベーターの乗りかごを昇降させるシリンダーにおいて、油圧パワーユニットから作動油が供給あるいは排出される主シリンダーと、該主シリンダーに一体となるように接続され、一体とされた大ピストンと小ピストンとを持った床補正用シリンダーとを備え、前記大ピストン側の室と小ピストン側の室との間で作動油を行き来させることにより、乗りかごの床位置の補正を行うことを特徴とする油圧エレベーターのシリンダー。

技術分野

0001

考案は、油圧式エレベーターの床位置補正装置係り、特に、乗りかご乗客乗り降りした場合に変動する乗りかごの床位置を補正するために使用して好適な油圧式エレベーターの床位置補正装置に関する。

背景技術

0002

この種の油圧式エレベーターの床位置補正装置に関する従来技術として、例えば、特公昭和53−28699号公報等に記載された技術が知られている。

0003

この従来技術は、乗りかごを駆動するプランジャーを備えるシリンダーに、加圧された作動油をその内部に蓄えている蓄圧器が接続されて構成されており、乗りかごの床位置を上方向へ補正するときに、蓄圧器に蓄えられている加圧された作動油をシリンダー内にへ開放し、乗りかごの床位置を下方向へ補正するときに、下方向補正切り替え弁からシリンダー内の油をタンクに戻すようにしたものである。

0004

この従来技術は、床位置の補正時、ポンプにより直接シリンダーに対して作動油を給排する必要ないので、ポンプを駆動する電動機の出力を低減することができるという特徴を有している。

0005

しかし、この従来技術は、その装置の構成として、タンク、蓄圧器、上方向補正用切替弁、下方向補正用切替弁、蓄圧器の圧力検出用圧力スイッチ、蓄圧器内圧油を保持する逆止め弁、ポンプ、電動機、ポンプの吸い込みがわに設けるストレーナー等を必要とし、構成要素が多く装置が大がかりになりコスト高となってしまうものである。

0006

また、床位置補正装置は、乗りかごの床位置が変化したことを検出して速やかに床位置を補正する必要があるため、シリンダーに直に設けた方が、機械室に設けるより配管の長さによる補正遅れの影響を受けずにすむ。

0007

前述した従来技術は、蓄圧器に繋がるタンクが必要であるが、一般に、タンクは主のパワーユニット共用する方が安価にできること、及び、蓄圧器も大型の油圧式エレベーターになると5リットル程度必要となること等の理由により、床位置補正装置をシリンダーに直に設けることが困難である。

0008

このため、前述の従来技術は、装置本体を機械室に設置し、シリンダーとの間に配管を設けなければならず、配管の長さによる補正の遅れを生じてしまうものである。さらに、前述の従来技術は、蓄圧器のガス圧確認等のメンテナンスに時間がかかるという欠点も有している。

0009

また、他の従来技術として、実公昭57−48302号公報等に記載された技術が知られている。

0010

この従来技術は、大シリンダー小シリンダーとを用いる2段速度の油圧リフターに関するものであり、小シリンダーに組み合わされるプランジャーにより高速運転を行い、大シリンダーに組み合わされるプランジャーにより低速で運転するというものである。そして、大シリンダー内の作動油の制御によりリフト面の床位置の補正をも行い得るものである。

0011

この従来技術は、油圧式エレベーターに適用した場合、シリンダーは数mにもおよび、低速での運転が必要な位置も最下階から最上階まで必要であり、大シリンダー及び小シリンダー共にその長さが必要になる。

0012

床補正を行う距離は、せいぜい100mmあれば充分であり、前記従来技術は、油圧式エレベーターの床補正に適用するには不経済なものである。また、前記従来技術は、大シリンダーに組み合わされるプランジャーをある速度で運転させるため、ポンプの流量も多く必要となり、装置が大型化し昇降路内に装置を設置することが難しくなってしまうものである。

0013

また、前記従来技術は、タンクが必要なことからその設置場所を昇降路内に確保することができず、やはり装置を機械室に設置しなければならないものである。

発明が解決しようとする課題

0014

前述した前者の従来技術は、すでに説明したように、構成要素が多く装置が大がかりになりコスト高となってしまい、装置本体を機械室に設置して、シリンダーとの間に配管を設けなければならないため、配管の長さによる補正の遅れを生じてしまうという問題点を有し、さらに、蓄圧器のガス圧確認等のメンテナンスに時間がかかるという問題点を有している。

0015

また、後者の従来技術は、油圧式エレベーターに適用した場合、大シリンダー及び小シリンダー共に、最下階から最上階までの長さを必要とし、油圧式エレベーターの床補正に適用するには不経済なものであるという問題点を有すると共に、大シリンダーに組み合わされるプランジャーをある速度で運転させるため、ポンプの流量も多く必要となり装置が大型化し昇降路内に装置を設置することが難しいという問題点を有している。

0016

本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、床位置補正装置をエレベーターの昇降路内に設置可能とし、補正の応答を速やかに行うことができ、装置の構成を簡略化、小型化することのできる経済的な油圧式エレベーターの床位置補正装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0017

本発明によれば前記目的は、一体とされた大ピストン小ピストンとを持ったシリンダーの大ピストン側の室と小ピストン側の室との間を、ポンプと切替弁とを介して配管により接続して、床位置補正装置を構成し、大ピストン側を乗りかごを駆動する主シリンダーに接続するようにすることにより達成される。

0018

床位置補正装置の大ピストン側は、主シリンダーに接続されており、床位置補正装置は、大ピストン側より小ピストン側の受圧面積が小さくなっているので、大ピストン側より小ピストン側へ作動油を供給すると、床位置補正用のシリンダー内のピストンが上昇し、これに伴って主シリンダのプランジャーが上昇する。これにより、乗りかごの床位置が上方向に補正される。

0019

また、小ピストン側より大ピストン側へ作動油を供給すると、床位置補正用のシリンダー内のピストンが下降し、これに伴って主シリンダのプランジャーが下降する。これにより、乗りかごの床位置が下方向に補正される。

0020

床位置補正装置のシリンダーの大ピストン側の室と小ピストン側の室との間に設けられるポンプは、両方向に回転可能であり、大ピストン側より小ピストン側あるいはその逆に油を供給することが可能である。また、床位置補正装置が動作していないとき、大ピストン側より小ピストン側の方が作動油の圧力が高いが、切替弁によりこの小ピストン側の圧力が保持される。

0021

以下、本発明による油圧式エレベーターの床位置補正装置の一実施例を図面により詳細に説明する。

0022

図1は本発明の一実施例の構造を示す側面図、図2は本発明の一実施例の取付状態を説明する側面図、図3図2のA−A断面図である。図1図3において、1は乗りかごの床、2は主シリンダー、2aはプランジャー、3は油圧パワーユニット、4は床補正用シリンダー、4aは大ピストン、4bは小ピストン、5はポンプ、6は切替弁、7〜9は配管、10は位置検出装置、11は制御装置、12は電動機である。

0023

乗りかごの床1は、図2に示すように、プランジャー2aの頂部に設けられるローラーにより、ロープを介して支持され、油圧パワーユニット3から主シリンダー2に作動油を供給あるいは排出することにより、シリンダー2に組み込まれたプランジャー2aが昇降し、これにより上あるいは下の階に移動制御される。

0024

床補正用シリンダー4は、主シリンダー2の下部に、主シリンダーを支持するベースとの間に設けられる。

0025

床位置補正装置は、図1に示すように、床補正用シリンダー4と、その内部に設けられた大ピストン4a及び小ピストン4bとにより構成されており、それぞれのピストンに対応して大ピストン側の室4fと小ピストン側の室4gとが備えられている。大ピストン4aと小ピストン4bとは、一体に動作するように構成されており、小ピストン側の室4gにはバネ4eが配置されている。

0026

このバネ4eは、比較的力の弱いものでよく、小ピストン側の室4gに作動油を注入する前の小ピストン4bの位置決めのために使用される。また、大ピストン4aには、大ピストン側の室4fと小ピストン側の室4gの間で作動油が行き来しないようシール4cが設けられ、小ピストン4bには、小ピストン側の室4gから床補正用シリンダー4の外部に作動油がもれないようにシール4dが設けられている。

0027

そして、主シリンダー2には、底部にフランジ2bが、また、床補正用シリンダー4の大ピストン4a側には、フランジ4hが設けられており、これらのフランジ同志が固定されて、主シリンダー2の下部に床補正用シリンダー4が設置される。

0028

ポンプ5は2つの口を有し、その片方が大ピストン側の室4f(図示例では、主シリンダ2)に接続された配管9と接続され、もう一方が配管8、切替弁6、配管7を介して小ピストン側の室4gに接続されている。切替弁6は、逆止め弁としての機能と片方流れの機能を備える2ポートの切替弁であり、床位置補正装置の不使用時に、大ピストン側の室4fより高い圧力となっている小ピストン側の室4gの作動油が大ピストン側の室4fに移動しないようにしている。

0029

ポンプ5は、乗りかごの床1に設けられる位置検出装置10からの信号に基づいて、床位置制御のための信号を生成する制御装置11により制御される電動機12と接続されており、この電動機12の回転に従って、大ピストン側の室4fと、小ピストン側の室4gとの間で作動油を行き来させることにより、乗りかごの床1の床位置の補正を行う。

0030

前述のように構成される本発明の一実施例において、乗りかごの床1に乗客あるいは荷物乗り込むと、主シリンダ2内の作動油あるいは作動油に含まれる気体圧縮され、乗りかごの床1が沈下する。

0031

位置検出装置10は、この乗りかごの床1の沈下の検出信号を制御装置11に発する。制御装置11は、大ピストン側の室4fから小ピストン側の室4gに作動油を供給するようにポンプ5を駆動すべく電動機6に指令を出力する。これにより、ポンプ5は、大ピストン側の室4fの作動油を小ピストン側の室4gに移動させる。この場合、作動油は、切替弁6の逆止め弁を押し上げて小ピストン側の室4gに供給される。

0032

図示本発明の実施例の場合、例えば、大ピストン側の室4fと小ピストン側の室4gの受圧面積との比が5:1に、また、プランジャー2aと大ピストン側の室4fの受圧面積との比が1:2に設定されており、次の要領で乗りかごの床1が上昇することになる。なお、大ピストン側の室4fの受圧面積は、大ピストン4aの断面積、小ピストン側の室4gの受圧面積は、大ピストン4aの断面積から小ピストン4bの断面積を差し引いた面積であり、また、プランジャー2aの受圧面積は、プランジャー2aの断面積である。

0033

いま、大ピストン側の室4f、小ピストン側の室4g、プランジャー2aの受圧面積をそれぞれA、B、Cとし、大ピストン側の室4fから作動油を量Qだけ排出するものとする。この場合、プランジャー2aは、Q/Aだけ下降する。

0034

次に、この作動油の量Qを小ピストン側の室4gに供給することになるので、ピストン(4a、4b)はQ/Cだけ上昇する。

0035

これにより、プランジャー2aは、(B×Q)/(C×A)だけ上昇することになる。従って、プランジャー2aは、元の位置より、(B×Q)/{(C×A)−(Q/A)}だけ上昇することになる。

0036

前述した本発明の実施例は、前記のようにそれぞれの受圧面積を決めているので4Q/Aだけ乗りかごの床1が上昇できることになる。

0037

また、乗りかごの床1から乗客あるいは荷物が降りると、乗りかごの床1は浮上する。この場合、制御装置11は、位置検出装置10の信号に基づいて、小ピストン側の室4gから大ピストン側の室4fに作動油を供給するように、ポンプ5を駆動するよう電動機6に指令を出すと同時に切替弁6を作動させる。

0038

これにより、乗りかごの床1は、上昇時とは逆の要領で下降し、床位置が補正される。

0039

前述した本発明の一実施例によれば、乗りかごの床1を浮上させるときに、プランジャー2aを直接押し上げる方式に比較して、その負荷を小さくすることができ、また、ポンプ5の作動油の吐出量を1/4とすることができる。また、ポンプの作動油の吐出量を1/4とすることができることにより、配管7〜9の径も小径化することができ、軽量化を図ることができ、その取付け作業も容易にできる。

0040

なお、前述の実施例における各受圧面積の比は、種々の組合せとすることが可能である。

0041

前述のように構成される床補正用シリンダー4は、図2に示すように、主シリンダー2の真下に、また、ポンプ5と電動機12とは一体型として床補正用シリンダー4の下に配置される。そして、切替弁6は、ポンプ5に直接取付けられている。

0042

このような床補正用シリンダー4の取付け方法によれば、図3に示すように、元々シリンダー2を支えるために設けられていたベースの場所を利用して取付けることができ、また、本発明の実施例は、床位置補正装置のためのタンクを設ける必要がないので、タンクの設置場所を確保する必要がない。

0043

本発明の一実施例は、前述により、昇降路のスペースを大きくすることなく床位置補正装置を主シリンダーに直接取り付けることができる。そして、一体型としたポンプと、電動機とは、シリンダーのベースに直接取り付ければよいので、容易に取付けることが可能である。

0044

なお、前述した本発明の一実施例は、床補正用シリンダー4の小ピストン側の室4gに接続される配管に切替弁を設けるとしたが、本発明は、常時、ポンプ5を駆動制御して、必要なとき以外に作動油の通流が行われないようにすれば、この切替弁を不用とすることができる。

0045

また、前述した本発明の一実施例は、乗りかごをロープを介して駆動する間接式油圧エレベーターに本発明を適用したものとして説明したが、本発明は、プランジャーの上部に直接乗りかごを備える直接式油圧エレベーターに適用することもできる。

発明の効果

0046

以上説明したように本発明によれば、床位置補正装置を主のシリンダーに直に接続することができ、機械室に装置を設けた場合のように配管の長さの影響を受けることなく、速やかに乗りかごの床位置の補正を行うことができる。

0047

また、装置の構成も、一体型のポンプと電動機、一つの切替弁及びシリンダーだけで構成することができ、簡略化を図った経済的な床位置補正装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0048

図1本発明の一実施例の構造を示す側面図である。
図2本発明の一実施例の取付状態を説明する側面図である。
図3図2のA−A断面図である。

--

0049

1乗りかごの床
2主シリンダー
2aプランジャー
3油圧パワーユニット
4 床補正用シリンダー
4a大ピストン
4b小ピストン
5ポンプ
6切替弁
10位置検出装置
11制御装置
12電動機

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