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技術 平版作成装置

出願人 富士フイルムホールディングス株式会社
発明者 佐藤吉光竹市哲雄金沢昭広奥津浩一
出願日 1992年7月3日 (28年4ヶ月経過) 出願番号 1992-177027
公開日 1994年1月28日 (26年9ヶ月経過) 公開番号 1994-019223
状態 未査定
技術分野 電子写真法一般及び電子写真による製版 電子写真における湿式現像 電子写真による製版
主要キーワード エアー噴出装置 厚肉部材 移動防止用 回転切削装置 ボツクス 面取り処理 薄肉板状 スリツト
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年1月28日)のものです。
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図面 (11)

目的

平版印刷板のトナー画像形成面に付着したを確実に除去できる平版作製装置を得ることが目的である。

構成

シリコーンゴムによって形成されダイレクト刷版14を挟持した状態で搬送する挟持ローラ326、327が設けられている。挟持ローラ326の外周面326Aに、粘着ゴム層329Aが当接した状態で粘着ゴムローラ329が配置されおり、挟持ローラ326の回転により回転される。粘着ゴム層329Aはシリコーンゴムよりも粘着力が大きくされている。トナー画像形成面14Aに切削屑が付着したダイレクト刷版14が挟持ローラ326、327に挟持された状態で搬送されると、切削屑が挟持ローラ326に付着してダイレクト刷版14のトナー画像形成面14Aから除去され、挟持ローラ326の外周面326Aに付着した切削屑は、粘着ゴムローラ329の粘着ゴム層329Aに付着して挟持ローラ326から除去される

概要

背景

従来、平版液体現像剤現像し、現像処理後の平版を定着溶出処理する平版作成装置がある。この種の平版作成装置では、平版を現像処理部でトナー粒子キャリア液とからなる液体現像剤で現像する。この現像工程では、平版の画像部分にトナー粒子が付着して、静電潜像が顕像化される。現像された平版は、定着処理部で加熱されトナー粒子が平版に溶融固着される。定着処理された平版は次の溶出処理部で非画像部溶出が行われる。

ところで、この種の平版作成装置では、平版作成装置で使用されるトナー印刷時にインキが付着し易いように親油性になっているため、側端部にトナーが付着した状態の平版で印刷を行うと、インキがトナー画像ばかりでなく側端部に付着したトナーにも付着する。このため、新聞印刷のように刷版よりも大きいものに印刷をする場合には、側端部のトナーに付着したインキが転写され、線状の汚れとなって印刷品質を低下させる問題が生じる。

したがって、上記問題を解決するために、本発明に先立って、本発明者は以下の平板作成装置(特願平4ー43917号参照)を検討した。その概要は以下の通りである。すなわち、現像及び定着後の平版の側端部を切削装置によって面取りし、トナーを平版の側端部から除去するというものである。この平板作成装置には、面取りの際に発生する切屑を除去する吸引装置が設けられ、切屑を吸引除去するようになっている。

概要

平版印刷板のトナー画像形成面に付着したを確実に除去できる平版作製装置を得ることが目的である。

シリコーンゴムによって形成されダイレクト刷版14を挟持した状態で搬送する挟持ローラ326、327が設けられている。挟持ローラ326の外周面326Aに、粘着ゴム層329Aが当接した状態で粘着ゴムローラ329が配置されおり、挟持ローラ326の回転により回転される。粘着ゴム層329Aはシリコーンゴムよりも粘着力が大きくされている。トナー画像形成面14Aに切削屑が付着したダイレクト刷版14が挟持ローラ326、327に挟持された状態で搬送されると、切削屑が挟持ローラ326に付着してダイレクト刷版14のトナー画像形成面14Aから除去され、挟持ローラ326の外周面326Aに付着した切削屑は、粘着ゴムローラ329の粘着ゴム層329Aに付着して挟持ローラ326から除去される

目的

本発明は上記事実を考慮し、平版印刷板のトナー画像形成面に付着した屑を確実に除去できる平版作成装置を得ることが目的である。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

液体現像により形成されたトナー画像定着された平版印刷板の側端部を面取りする面取り手段と、前記面取りにより生じ前記平版印刷板に付着したが付着される付着部外周面に備え、搬送される前記面取り後の平版印刷板の前記トナー画像形成面に前記付着部が当接された状態で回転される第1ローラと、外周面に粘着部を備え、前記粘着部が前記付着部に当接した状態で回転され前記付着部に付着した前記屑を前記粘着部に粘着させて除去する第2ローラと、を有することを特徴とする平版作成装置

請求項2

液体現像により形成されたトナー画像が定着された平版印刷板の側端部を切削する切削手段と、前記切削により生じ前記平版印刷板に付着した屑が付着される付着部を外周面に備え、搬送される前記切削後の平版印刷板の前記トナー画像形成面に前記付着部が当接された状態で回転される第1ローラと、外周面に粘着部を備え、前記粘着部が前記付着部に当接した状態で回転され前記付着部に付着した前記屑を前記粘着部に粘着させて除去する第2ローラと、を有することを特徴とする平版作成装置。

技術分野

背景技術

0002

従来、平版を液体現像剤で現像し、現像処理後の平版を定着溶出処理する平版作成装置がある。この種の平版作成装置では、平版を現像処理部でトナー粒子キャリア液とからなる液体現像剤で現像する。この現像工程では、平版の画像部分にトナー粒子が付着して、静電潜像が顕像化される。現像された平版は、定着処理部で加熱されトナー粒子が平版に溶融固着される。定着処理された平版は次の溶出処理部で非画像部溶出が行われる。

0003

ところで、この種の平版作成装置では、平版作成装置で使用されるトナー印刷時にインキが付着し易いように親油性になっているため、側端部にトナーが付着した状態の平版で印刷を行うと、インキがトナー画像ばかりでなく側端部に付着したトナーにも付着する。このため、新聞印刷のように刷版よりも大きいものに印刷をする場合には、側端部のトナーに付着したインキが転写され、線状の汚れとなって印刷品質を低下させる問題が生じる。

0004

したがって、上記問題を解決するために、本発明に先立って、本発明者は以下の平板作成装置(特願平4ー43917号参照)を検討した。その概要は以下の通りである。すなわち、現像及び定着後の平版の側端部を切削装置によって面取りし、トナーを平版の側端部から除去するというものである。この平板作成装置には、面取りの際に発生する切屑を除去する吸引装置が設けられ、切屑を吸引除去するようになっている。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記平版作成装置では、面取りする際に発生する切屑は、空気中に飛散したものは除去できるが、平版印刷板のトナー画像形成面に付着した切屑を完全に除去できなかった。

0006

本発明は上記事実を考慮し、平版印刷板のトナー画像形成面に付着したを確実に除去できる平版作成装置を得ることが目的である。

課題を解決するための手段

0007

請求項1の本発明に係る平版作成装置は、液体現像により形成されたトナー画像が定着された平版印刷板の側端部を面取りする面取り手段と、前記面取りにより生じ前記平版印刷板に付着した屑が付着される付着部外周面に備え搬送される前記面取り後の平版印刷板の前記トナー画像形成面に前記付着部が当接された状態で回転される第1ローラと、外周面に粘着部を備え前記粘着部が前記付着部に当接した状態で回転され前記付着部に付着した前記屑を前記粘着部に粘着させて除去する第2ローラと、を有することを特徴としている。

0008

請求項2の本発明に係る平版作成装置は、液体現像により形成されたトナー画像が定着された平版印刷板の側端部を切削する切削手段と、前記切削により生じ前記平版印刷板に付着した屑が付着される付着部を外周面に備え搬送される前記切削後の平版印刷板の前記トナー画像形成面に前記付着部が当接された状態で回転される第1ローラと、外周面に粘着部を備え前記粘着部が前記付着部に当接した状態で回転され前記付着部に付着した前記屑を前記粘着部に粘着させて除去する第2ローラと、を有することを特徴としている。

0009

請求項1の平版作成装置では、面取り手段によって平版印刷版のトナー画像形成面側の角部が面取りされると同時に側端部の角部近傍のトナーが除去される。このように面取りされた刷版を使用して印刷を行うと、仮に側端部に付着したトナーにインキが付着しても、側端部のトナーに付着したインキが面取り部分で離間して接触しないので、刷版の側端部のトナーに付着したインキが転写されず印刷品質を低下させることがない。

0010

さらに、上記平版作成装置では、平版印刷板の面取りにより生じた屑が平版印刷板のトナー画像形成面に付着しても第1ローラの外周面がトナー画像形成面に当接した状態で回転される際に屑が第1ローラの付着部に付着して平版印刷板のトナー画像形成面から除去される。

0011

また、第2ローラは、粘着部が第1ローラの付着部に当接した状態で回転され付着部に付着した屑が粘着部の粘着力により粘着部に引き寄せられて粘着され除去される。

0012

さらに、請求項1の平版作成装置では、第1ローラに粘着した屑は、第2ローラに粘着されて第1ローラから除去されるので、トナー画像形成面に当接する第1ローラは屑のないきれいな状態にされるため、トナー画像が傷ついたりすることはない。

0013

請求項2の平版作成装置では、切削手段によって平版印刷版のトナー画像形成面側の角部が切削されると同時に側端部の角部近傍のトナーが除去される。

0014

以下本発明の第1実施例を図1図10にしたがって説明する。

0015

図10に示すように、本実施例で用いられる平版印刷板としてのダイレクト刷版14は薄肉板状電子写真刷版であり、導電性支持体28の片面に光導電性感光層30が形成されて画像形成面とされている。導電性支持体28は、アルミニウム材で形成されており、厚さは約0.3mmとされている。また、導電性支持体28は光導電性感光層30との境界面に親水化処理がなされている。なお、光導電性感光層30としては、例えば、有機光導電性感光体が使用される。

0016

図3に示すように、本発明の適用された平版作成装置としての電子写真製版装置10には、給版部12、描画部16、現像定着処理部18、回転切削処理部120、冷却部300、溶出処理部22、待機部118、パンチヤー部24及び版曲部26が備えられている。

0017

給版部12は電子写真製版装置10の搬送方向上流側(図3の矢印A方向側とは反対方向側)に配置されている。この給版部12はコンベア装置(図示せず)を備えており、未露光のダイレクト刷版14を図3の矢印A方向へ搬送する。なお、この電子写真製版装置10では、ダイレクト刷版14は長手方向が図3の矢印A方向に沿って配置され各処理が行われる。

0018

図4に示すように、描画部16にはダイレクト刷版14を載置する搬送台32が備えられており、この搬送台32は図示しない搬送手段によって図4の矢印A方向及び矢印A方向とは反対方向へ移動できる。描画部16には、その上側で図4の矢印A方向中間部に、ダイレクト刷版14の光導電性感光層30をプラス帯電させる帯電器34が備えられており、この帯電器34の図4矢印A方向側には露光部36が配置されている。露光部36には半導体レーザ(図示せず)が備えられており、帯電後の光導電性感光層30のうち画像部へレーザビーム照射し、画像を走査露光する。なお、描画部16には、露光後のダイレクト刷版14を図4の矢印A方向へ排版する図示しない挟持爪が備えられている。

0019

図3に示すように、描画部16の図3の矢印A方向側には、現像定着処理部18が配置されている。現像定着処理部18は、現像部38、スクイズ部40、乾燥部42、定着部44及びダイレクト刷版14を搬送する搬送装置(図示せず)を備えている。

0020

現像部38は、現像定着処理部18の上流側に配置されており、露光後のダイレクト刷版14へ液体現像剤が付与するようになっている。現像部38は、図示しない電源に接続された現像電極、及びステンレス鋼板により形成され現像の際にダイレクト刷版14のトナー画像形成面14Aの裏面に接触する接地端子が設けられている。現像電極と接地端子との間に電圧印加されると、ダイレクト刷版14の静電潜像が顕在化される。なお、液体現像剤として、カーボンブラツク等の顔料分散性極性制御性、定着性等の特性を付与する樹脂吸着させたトナー19の粒子キヤリア液に分散させたものを使用している。

0021

なお、現像部38での現像は反転現像で行われ、プラスに帯電されたダイレクト刷版14をプラスの電荷を有するトナーで現像する。また、ダイレクト刷版14のトナーの付着した部位は親油性となる。

0022

現像部38よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3の矢印A方向側)にはスクイズ部40が配置されている。このスクイズ部40には図示しないブロワーが備えられており、ダイレクト刷版14の両面へエアー噴出させる。

0023

スクイズ部40よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、乾燥部42が配置されている。乾燥部42にはドライヤ(図示せず)が備えられており、ドライヤの温風でダイレクト刷版14を乾燥させる。

0024

乾燥部42よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、定着部44が配置されている。定着部44は、複数の加熱用ランプ(図示せず)を備えており、この加熱用ランプの熱によってダイレクト刷版14に付着したトナーの粒子を溶融して定着させる。

0025

定着部44よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、冷却部46が配置されている。冷却部46は送風機(図示せず)を備えており、この送風機の風によってダイレクト刷版14を冷却する。

0026

冷却部46よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3矢印A方向側)には、回転切削処理部120が配置されている。

0027

図5に示すように、回転切削処理部120には、本体ベース122の上に冷却部46から搬送されるダイレクト刷版14を図5の矢印A方向へ搬送するベルトコンベア126が備えられている。ベルトコンベア126の幅寸法はダイレクト刷版14の幅寸法よりも所定寸法小さくされている。このため、ベルトコンベア126にダイレクト刷版14を載置すると、ダイレクト刷版14の幅方向側の側端部15がベルトコンベア126の側端部よりも外方へ所定寸法突出される。

0028

ベルトコンベア126の上流側の上方には、光センサ127が設けられており、ダイレクト刷版14が冷却部46から回転切削処理部120に搬入されたか否かを検出して、検出信号を図示されない制御装置に伝達する。

0029

さらに、本体ベース122には、ベルトコンベア126の側部近傍に4個のガイドローラ128が軸支されている。これらのガイドローラ128は、それぞれダイレクト刷版14の側端部15に当接し、ダイレクト刷版14の幅方向(図5の矢印B方向及び矢印B方向とは反対方向)への移動防止用とされる。

0030

このベルトコンベア126の搬送方向中間部近傍の両側方には、回転切削装置130、132が対向配置されている。

0031

図6に示すように、回転切削装置130は、ボツクス138のベルトコンベア126側にスリツト150が形成されており、このスリツト150からダイレクト刷版14の側端部15がボツクス138の内部へ入り込める。

0032

ボツクス138のベルトコンベア126側には、上面144が水平とされた厚肉部材で形成された刷版ガイド142が密着して配置されている。刷版ガイド142は、上面144の高さがベルトコンベア126上面の高さと同一となっており、ベルトコンベア126の側端から突出されたダイレクト刷版14が下方に下がらないようにダイレクト刷版14の下面を支持する。

0033

一方、ボツクス138の上部内壁面には、回転軸134を水平方向から所定角度θ傾けたモータ136が取り付けられている。回転軸134の先端には超硬カッタ140(例えば、ミニター株式会社製、ロータリーアングロン用超硬カッターZ171)が取り付けられている。また、超硬カッタ140は回転軸134に、回転軸134が正転した場合に、刃140Aが、ダイレクト刷版14の画像形成面側から、側端部15へ移動する(図6の矢印C方向へ移動する)向きに固定されている。従って、切削面とダイレクト刷版14の画像形成面との交線部分にばり逆目が発生し難くなっている。

0034

ボツクス138の反ベルトコンベア126側の側面には、下部に孔146が形成されている。孔146にはダクト148の一端が接続されており、このダクト148の他端には図示されない吸引装置が接続されている。このため、図示されない吸引装置を作動すると、スリツト150から外気吸引されると共にボツクス138内の異物及び切削かすが図示されない吸引装置に吸引される。

0035

一方、回転切削装置132も回転切削装置130と同一構成となっており、回転切削装置132の構成については、回転切削装置130と同一構成には同一番号を付し、その説明を省略する。

0036

図3に示すように、回転切削処理部120よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、水冷式の冷却部300が設けられている。

0037

図7に示すように、冷却部300には、受け皿312が配置されており、この受け皿312の上方には、定着部44から搬送されるダイレクト刷版14を図7の矢印A方向へ導くスプレーベッド314が備えられている。

0038

スプレーベッド314は、夫々、ダイレクト刷版14の搬送方向上流側に縦壁部314Aを備えた断面L字状とされており、ダイレクト刷版14の搬送方向へ所定の間隙を隔てて互いに平行に配置されている。

0039

さらに、受け皿312の底部からは、2本の給水パイプ318が立設されている。これらの給水パイプ318は、一方が3本に分岐され、各枝部の先端部318Aが夫々3枚のスプレーベッド314の下部に沿って配置されている。また、給水パイプ318の他方は、3枚のスプレーベッド314の上部において2本に分岐され、各枝部の先端部318Bが、夫々3枚のスプレーベッド314の間隙に沿って配置されている。

0040

給水パイプ318の先端部318Aの上面には、軸方向(図7紙面垂直方向)に沿って、所定間隔円形貫通孔320が穿設されおり、スプレーベッド314の上壁部314Bには、貫通孔320と同軸的に円形の貫通孔322が穿設されている。一方、給水パイプ318の先端部318Bの下部には、軸方向(図7の紙面垂直方向)に沿って、所定間隔で円形の貫通孔324が穿設されており、スプレーノズルとされている。

0041

各給水パイプ318は受け皿312の底部を貫通して下方へ延設され、それぞれがコック336を介したのちに1本にまとめられ、フィルター338、ポンプ340を介して冷却水タンク328に達している。冷却水タンク328内には、冷却水が満たされている。

0042

冷却水タンク328の内部には、冷却水の温度を検出するための温度センサー342が設けられており、この温度センサー342は制御装置344に接続されている。また、冷却水タンク328は冷却器346に連結されており、この冷却器346は制御装置344に連結されている。制御装置344は、冷却水の温度を一定に保つように冷却器346を作動させる。

0043

受け皿312の底部には、回収パイプ332の一方の端部が連結されており、回収パイプ332の他方の端部は、冷却水タンク328の上方に配設された沈澱槽348に達している。

0044

沈澱槽348は上部の開放された矢印A方向に長手方向を向けた箱状とされており、長手方向中間部に設けられた隔壁350によって内部が長手方向に2分割され、一方が第1沈澱槽352、他方が第2沈澱槽354とされている。

0045

隔壁350の高さ(H2)は、隔壁350の横幅方向(矢印B方向及び矢印B方向とは反対方向)の両端部が接続される側壁356、358よりも低くされており、また、第2沈澱槽354の矢印A方向とは反対方向の側壁360の高さ(H3)は、隔壁350の高さ(H2)よりも低くされている。なお、回収パイプ332の他方の端部は、第1沈澱槽352の内部の底面352Aから離れた位置に設定されている。

0046

冷却部300のダイレクト刷版14の搬送方向下流側には、図1にも示される如く、ダイレクト刷版14を挟持した状態で搬送する一対の挟持ローラ326、327、粘着ゴムローラ329、これらを回転可能に支持するコ字状固定部材302、平板状固定部材304、及び支持部材306が設けられている。

0047

コ字状固定部材302は、中央部に円孔302Cが貫通形成された平板部302Aを備え、この平板部302Aの図1矢印A方向及び矢印A方向と反対方向両端部が図1矢印B方向へ向けて互いに平行に延出され、各々の延出端が互いに反対側に直角に屈曲されて取付部302Bとされている。コ字状固定部材302は、各々の取付部302Bを介して図7に示す受け皿312の紙面と直交する方向に配置された一方の側壁に固定されている。

0048

コ字状固定部材302の平板部302Aには、矩形状の平板状固定部材304が図1の矢印B方向と反対側に重ね合わされている。平板状固定部材304には、上方側(図1矢印C方向側)に円孔304Aが穿設されており、この円孔304Aの下方に、平板部302Aの円孔302Cと連通する円孔304Bが形成されている。円孔304Aには、挟持ローラ326の軸支用の軸受308が嵌着されており、円孔304B及び円孔302Cには挟持ローラ327の軸支用の軸受310が嵌着されている。

0049

この平板状固定部材304には、図1矢印B方向と反対側で支持部材306が重ね合わされている。支持部材306は、長尺状の取付部306A、及びこの取付部306Aの上端から図1の矢印A方向と反対側へ延出された支持部306Bを備えており、略L字状とされている。取付部306Aは、平板状固定部材304に図1の矢印A方向側端部で重ね合わされている。コ字状固定部材302、平板状固定部材304及び支持部材306は、各々に同軸上に形成された貫通孔に挿入されたボルト319、及び図示しないナットによって各々固定されている。

0050

支持部材306の支持部306Bには、上端を開口した状態で略U字状の切欠306Cが形成されており、粘着ゴムローラ329の支持用とされている。

0051

挟持ローラ326は、弱い粘着力(ダイレクト刷版14の表面に付着した屑を取ることができ、ダイレクト刷版14を変形させることのない粘着力)を有する弾性体、本実施例ではシリコーンゴムによって形成されており、その軸心を通る固定シャフト330に固着されている。固定シャフト330の軸方向両端部は挟持ローラ326の両端部から突出している(図1には一方の端部のみが図示されている)。固定シャフト330の一方の突出部330Aは、軸受け308に軸支されており、固定シャフト330の図示しない他方の突出部は、受け皿312におけるコ字状固定部材302が固定された側面と対向する側面に固定された取付部材に軸支されている。これにより挟持ローラ326が固定シャフト330を回転中心として固定シャフト330と一体となって回転できるようになっている。また、固定シャフト330の突出部330Aには、ギヤ307が固着されている。

0052

前記挟持ローラ327も挟持ローラ326と同様、シリコーンゴムによって形成され、挟持ローラ326と同様にして固定シャフト331に固着されており、固定シャフト331の一方の突出部331Aは、軸受310に軸支され、固定シャフト331の他方の図示しない突出部は、前記図示しない取付部材に軸支されており、挟持ローラ327は、固定シャフト331を回転中心として固定シャフト331とともに回転できるようになっている。また、固定シャフト331の一方の突出部331Aには、ギヤ309が固着されており、このギヤ309は、ギヤ307と噛み合っている。

0053

また、ギヤ309は、図示しないモータの駆動力駆動力伝達部材を介して伝達されて回転されるようになっている。これにより、モータが駆動されると、ギヤ309を介してギヤ307にも回転力を付与でき、挟持ローラ326及び挟持ローラ327が回転されて、ダイレクト刷版14は、各々の挟持ローラ326及び挟持ローラ327に挟持された状態で冷却水が搾り取られた状態で図1矢印A方向に沿って溶出処理部22へ搬送される。この場合、挟持ローラ326の外周面326Aは、上記の如くシリコーンゴムによって形成されおり、粘着性を有するため、前記回転切削装置130、132によってダイレクト刷版14の側端部15を切削により発生されトナー画像形成面14Aに付着した切削かすが挟持ローラ326の外周面326Aに粘着される。

0054

挟持ローラ326の上方側には、粘着ゴムローラ329が設けられている。粘着ゴムローラ329は、その外周面全体を粘着ゴム層329Aによって覆われている。粘着ゴム層329Aは、挟持ローラ326、327を形成するシリコーンゴムよりも、前記切削かすに対して大きな粘着力を有している。

0055

粘着ゴムローラ329は、その軸心を通る固定シャフト333に固着されており、固定シャフト333は、粘着ゴムローラ329の両端部(図1には、一方の端部のみが図示されている。)から突出しており、突出部333Aとされている。突出部333Aには、先端部が段部333B介して小径とされたピン333Cが突設されており、プーリ311に対応している。プーリ311には、薄肉角柱状で切欠306Cへの嵌入用とされた嵌入部315が一体に設けられており、ピン333Cは、この嵌入部315及びプーリ311を貫通している。ピン333Cには、この状態で、その先端に形成されたリング溝333DにEリング313が嵌入されており、プーリ311は、Eリング313と、段部333Bとの間に保持されて、固定シャフト330から抜け出ないようになっている。

0056

なお、図1には、粘着ゴムローラ329の一端部のみが図示されているが他端部も同様の構成とされており、粘着ゴムローラ329は、その両端部において嵌入部315が支持部材306の切欠306Cに嵌入された状態で支持部材306に支持されている。さらに、粘着ゴムローラ329は、両端部に設けられたプーリ311の各々にコイルばね317が上方側から巻掛けられており、コイルばね317の付勢力によって粘着ゴムローラ329の粘着ゴム層329Aが、挟持ローラ326の外周面326Aに押し付けられている。これにより、挟持ローラ326が回転されると、粘着ゴムローラ329も回転されるようになっている。この場合、粘着ゴムローラ329の粘着ゴム層329Aは、挟持ローラ326を形成するシリコーンゴムよりも前記切削かすに対して大きな粘着力とされているので、挟持ローラ326に付着している切削かすを粘着ゴム層329Aに粘着させて除去できる。

0057

なお、コイルばね317は、支持部材306の支持部306Bに切欠306Cを隔てて形成された係止ピン321A、321Bの各々に係止されている。

0058

ダイレクト刷版14は、挟持ローラ326、327によって挟持された状態で搬送され冷却水が搾り取られた状態で溶出処理部22へ至る。

0059

図8に示すように、溶出処理部22にはダイレクト刷版14にアルカリ溶液を付与してダイレクト刷版14の非画像部(即ちトナー像が形成された部分以外の非画像部分)の光導電性感光体層を溶出する溶出部48、ダイレクト刷版14に付着した余剰なアルカリ溶液を除去するスクイズ部50、スクイズされたダイレクト刷版14を水洗してアルカリ溶液を除去する水洗部52、水洗されたダイレクト刷版14にガム液を塗布するガム液塗布部54、ガム液が塗布されたダイレクト刷版14を乾燥させる乾燥部114、及びダイレクト刷版14を挟持して搬送する複数の搬送ローラ56、58、60、62、64、66が備えられている。

0060

搬送ローラ56は溶出処理部22の上流側(図8の矢印A方向側とは反対方向側)に配置されており、この搬送ローラ56よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図8の矢印A方向側)に溶出部48が配置されている。溶出部48には、溶出槽68が備えられており、この溶出槽68に搬送ローラ58、60及び複数個のガイドローラ88が設けられている。ダイレクト刷版14はこれらの搬送ローラ58、60及びガイドローラ88に搬送されて溶出槽68内のアルカリ溶液に浸漬される。溶出槽68には循環ポンプ84が接続されており、槽内のアルカリ溶液を吸入してノズル86からアルカリ溶液をダイレクト刷版14へ噴き付ける。

0061

また、溶出槽68内のダイレクト刷版14の光導電性感光層30に対応した位置にはローラ状のブラシ90が配置されている。ブラシ90は図示しないモータ等の回転駆動手段に接続されており、この回転駆動手段がブラシ90を回転させる。溶出槽68の下端部には排水パイプ82が接続されており、槽内の劣化したアルカリ溶液をこの排水パイプ82を介して槽外へ排出できる。

0062

溶出槽68よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図8の矢印A方向側)には、スクイズ部50が配置されており、このスクイズ部50に搬送ローラ62が配置されている。スクイズ部50には受け部94が備えられており、ダイレクト刷版14は搬送ローラ62によって挟持されて表面に付着したアルカリ溶液が除去される。搬送ローラ62の受け部94側にはローラ96が搬送ローラ62に密着して配置されており、搬送ローラ62によって除去されたアルカリ溶液がローラ96を介して受け部94に落下する。また、受け部94には、除去されたアルカリ溶液を溶出槽68へ戻すためのポンプ98が連結されている。

0063

溶出部48よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図8の矢印A方向側)には、水洗部52が配置されており、この水洗部52に搬送ローラ64が配置されている。水洗部52には、ローラ状のブラシ100、及び受水槽102が設けられている。受水槽102には洗浄水が溜められており、この洗浄水はポンプ104によって吸い上げられノズル106からダイレクト刷版14へ噴き付けられる。ブラシ100はダイレクト刷版14の光導電性感光層30に対応した位置に配置されており、ダイレクト刷版14の光導電性感光層30を洗浄できる。

0064

水洗部52よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図8の矢印A方向側)には、ガム液塗布部54が配置されている。このガム液塗布部54には、ガム液槽110が備えられており、ガム液槽110にガム液が溜められている。ガム液槽110内のガム液はポンプ112によって吸い上げられノズル115からダイレクト刷版14へ噴き付けられる。

0065

ガム液塗布部54よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図8の矢印A方向側)には、乾燥部114が配置されている。乾燥部114には、ドライヤ116が備えられており、このドライヤ116によって、ガム処理後のダイレクト刷版14を乾燥する。

0066

図3に示すように、溶出処理部22よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、待機部118が配置されており、溶出処理後のダイレクト刷版14がこの待機部118に搬送される。待機部118には図示されないコンベア装置が備えられており、このコンベア装置はダイレクト刷版14を図3の矢印A方向へ搬送する。

0067

待機部118よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、パンチヤー部24が配置されている。このパンチヤー部24には、ダイレクト刷版14に版掛け時位置決め用の切欠を形成するポンチ(図示せず)が備えられている。

0068

パンチヤー部24よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、版曲部26が配置されている。この版曲部26にはダイレクト刷版14の長手方向両端部を所定寸法折り曲げる図示しない折り曲げ装置が備えられている。

0069

以下に本実施例の作用を説明する。図3に示すように、未露光のダイレクト刷版14は光導電性感光層30を上に向けて長手を搬送方向に沿って配置され、給版部12の図示しないコンベア装置によって描画部16へ搬送される。図4に示すように、描画部16では、ダイレクト刷版14が載置された搬送台32が図示しない駆動装置によって図4の矢印A方向へ移動される。この移動時に、搬送台32上のダイレクト刷版14は帯電器34によって光導電性感光層30がプラスに帯電される。ダイレクト刷版14が露光部36の直下へ搬送されると、図示しない半導体レーザより発せられる原稿画像に対応したレーザビームが光導電性感光層30の表面へ照射される。これによって、レーザビームが入射された入射部分は導電性になり、光導電性感光層30の入射部分の表面から正の電荷が移動して、画像情報に相当する静電潜像が形成される。

0070

静電潜像が形成されたダイレクト刷版14は、図示しない挟持爪で端部が挟持され、描画部16から現像定着処理部18へ搬出される。

0071

現像定着処理部18では、ダイレクト刷版14は現像部38で液体現像剤中の正に帯電されたトナーの粒子が光導電性感光層30の露光された部位に付着される。

0072

ダイレクト刷版14がスクイズ部40に至ると、ダイレクト刷版14の両面に図示されないブロワーからのエアーが吹き付けられ、両面に付着した余剰な液体現像剤が除去される。その後、ダイレクト刷版14は乾燥部42に搬送され、図示されないドライヤからの温風で湿潤したトナーが乾燥される。

0073

このように現像処理されたダイレクト刷版14は定着部44へ搬送される。この定着部44において、ダイレクト刷版14に付着したトナーが図示しない加熱ランプの熱によって溶融固着され定着される。定着部44で加熱されたダイレクト刷版14は、冷却部46で送風されて冷却されたのち、回転切削処理部120へ搬送される。

0074

図5に示すように、回転切削処理部120へ搬送されたダイレクト刷版14は、ガイドローラ128によって図5の矢印B方向及び矢印B方向側とは反対方向側の側端部15がガイドされ、ベルトコンベア126によって図5の矢印A方向へ搬送される。

0075

搬送されたダイレクト刷版14の側端部15が回転切削装置130、132のスリツト150を挿通すると、図9に示される如く、モータ136で回転される超硬カッタ140の刃に、トナー19が着いたダイレクト刷版14の側端部15の光導電性感光層30側の角部が当接して、切削され面取りがなされる。この切削時に図示しない吸引装置を作動させることによって空気中に飛散した切削屑がダクト148を介して吸引装置に吸引される。また、前記吸引時にはスリツト150を介して外気が吸引されるのでボツクス138の外方に切削屑が飛び散らない。なお、ダイレクト刷版14の面取り寸法肉厚の半分程度とされる。

0076

面取り処理後のダイレクト刷版14は、ベルトコンベア126によって冷却部300へ搬送され、スプレーベッド314に沿って図7の矢印A方向へ搬送される。また、光センサ316によってダイレクト刷版14が検出されると、制御装置344によって、ポンプ340が作動される。これによって、冷却水タンク328内の冷却水が汲み上げられ、冷却水が先端部318Aの貫通孔320から、ダイレクト刷版14に吹付けられると共に、先端部318Bの貫通孔324からも、ダイレクト刷版14に吹付けられる。従って、ダイレクト刷版14が速やかに冷却される。

0077

冷却後のダイレクト刷版14は、挟持ローラ326、327に挟持された状態で搬送されて、溶出処理部22へ搬送される。この搬送の際には、挟持ローラ326の粘着性を有する外周面326Aがダイレクト刷版14のトナー画像形成面14Aに当接した状態で回転され、トナー画像形成面14Aに付着した切削屑は、挟持ローラ326の外周面326Aに付着されて、トナー画像形成面14Aから除去される。

0078

上記ダイレクト刷版14の搬送の際には、粘着ゴムローラ329が粘着ゴム層329Aが挟持ローラ326の外周面に当接した状態で回転される。この場合、粘着ゴム層329Aは、挟持ローラ326を形成するシリコーンゴムよりも切削屑に大して大きな粘性を有しているので、切削屑と挟持ローラ326の外周面326Aとの粘着力に打ち勝って、切削屑が粘着ゴム層13に引き寄せられて粘着される。したがって、挟持ローラ326の外周面326Aは、常に切削屑の付着のない状態とされる。本実施例では、面取りによって生じ空気中に飛散した切削屑のみならず、ダイレクト刷版14のトナー画像形成面14Aに付着した切削屑も確実に除去できる。したがって、挟持ローラ326の外周面326に切削屑が残って、ダイレクト刷版14を搬送する際にトナー画像を傷つけたりすることはない。さらに、本実施例では、トナー画像形成面14Aに付着した切削屑を、粘着力の大きい粘着ゴム層329Aを直接にトナー画像形成面14Aに接触させることなく、切削屑を挟持ローラ326の外周面326Aに一旦粘着させた後に、粘着ゴム層329Aに粘着させて除去している。したがって、ダイレクト刷版14が搬送される際に、挟持ローラ326の外周面326Aに強固に粘着されて変形したりすることはない。

0079

トナー画像形成面14Aから切削屑が除去されたダイレクト刷版14は、溶出処理部22へ搬送される。ダイレクト刷版14は搬送ローラ56によって挟持され、溶出槽68内に搬送されてアルカリ溶液に浸漬される。アルカリ溶液に浸漬されたダイレクト刷版14は、トナーが付着していない光導電性感光体層30が、すなわち非画像領域が溶出される。このとき、ダイレクト刷版14の光導電性感光体層30はブラシ90によって擦られ、溶出反応が促進される。この溶出処理によって、ダイレクト刷版14のトナーが付着していない領域は導電性支持体14の親水化処理がなされた面が露出される。

0080

溶出処理後のダイレクト刷版14は、スクイズ部50で搬送ローラ62に挟持されて表面に付着したアルカリ溶液がスクイズされる。スクイズされたアルカリ溶液はローラ96を介して受け部94へ落下して溜まる。また、受け部94へ溜まったアルカリ溶液はポンプ98によって溶出槽68に戻される。

0081

スクイズされたダイレクト刷版14は水洗部52に搬送され、ノズル106から洗浄水が噴き付けられる。さらに、ダイレクト刷版14はブラシ100によって擦られ、付着したアルカリ溶液が完全に除去される。

0082

ダイレクト刷版14が搬送されてガム液塗布部54に至ると、ノズル115からガム液が噴出されダイレクト刷版14にガム液が塗布される。ガム処理後のダイレクト刷版14が搬送されて、ダイレクト刷版14が乾燥部114に至るとドライヤ116の熱風によって、ダイレクト刷版14に付着したガム液が乾燥される。これによって、ダイレクト刷版14の非画像部分(トナーの付着していない部分)が親水化される。

0083

溶出処理部22で処理されたダイレクト刷版14は、その後待機部118で一旦待機され、検版作業等を経て、パンチヤー部24へ送られ図示しないポンチによって版掛け時の位置決め用の切欠が形成される。

0084

パンチヤー部24で位置決め用の切欠が形成されたダイレクト刷版14は、版曲部26の図示しない折り曲げ装置によってダイレクト刷版14の長手方向両端部が所定寸法折り曲げられる。以上でダイレクト刷版14の製版工程が終了する。

0085

このように、本発明に係る電子写真製版装置10で製版されたダイレクト刷版14で印刷を行う場合には、ダイレクト刷版14の側端部15に付着したトナー19(図9参照)が回転切削処理部を介して離間されて接触しないので、仮に、側端部15のトナーにインキが付着してもこのインキが転写されることがない。

0086

図5に示すように、本実施例の電子写真製版装置10では、回転切削処理部120にエアー噴出装置200が設けられている。このエアー噴出装置200は図示しないブロアーと、このブロアーから送風されたエアーを導く送風パイプ202と、送風パイプ202の先端に取付けられたノズル204とから構成されている。

0087

ノズル204は、回転切削装置132と回転切削装置130との間のベルトコンベア126上方に配設されている。ノズル204には、一対の吹出口206が設けられており、それぞれがボツクス138のスリツト150へ向けて開口されている。

0088

したがって、図示しないブロアーを作動させると、吹出口206から吹き出されたエアー(矢印C)はスリツト150を介してボツクス138内へ流れるため、切削屑の除去がさらに確実なものとなる。

0089

上記実施例では、挟持ローラ326及び粘着ゴムローラ329によってトナー画像形成面14Aに付着した切削屑を除去しているので、ダイレクト刷版14を溶出処理する際にアルカリ液に切削屑が混入することはない。また、ガム液を塗布する際に切削屑がガム液層110内に混入することもない。

0090

上記実施例では、粘着ゴムローラ329をダイレクト刷版14のトナー画像形成面14Aに当接回転する挟持ローラ326側のみに配置しているが、挟持ローラ326側と、ダイレクト刷版14のトナー画像形成面14Aの裏面に当接回転する挟持ローラ327側との両側に配置してもよい。現像の際には、ダイレクト刷版14のトナー画像形成面14Aと反対側の面に接地端子が接触された状態でダイレクト刷版14が搬送されるが、この搬送の際に、接触端子によってダイレクト刷版14のトナー画像形成面14Aと反対側の面が削られて屑が発生しても、この屑は、挟持ローラ327及びこれに接触配置された粘着ゴムローラによって除去される。

発明の効果

0091

以上説明した如く、請求項1及び請求項2の本発明に係る平版作成装置では、上記構成としたので、平版印刷板のトナー画像形成面に付着した屑を確実に除去できるという優れた効果を有する。

図面の簡単な説明

0092

図1本発明に係る平版作成装置における切削により生じた屑を除去するための挟持ローラ及び粘着ゴムローラを示す分解斜視図である。
図2図1の挟持ローラ及び粘着ゴムローラを軸線方向から見た側面図である。
図3本発明に係る平版作成装置の各処理部の配置を示す平面図である。
図4図3の描画部を構成する各部品の配置を示す部品配置図である。
図5平版作成装置の回転切削処理部を示す斜視図である。
図6本発明に係る平版作成装置の回転切削装置を示す断面図である。
図7本発明の平版作成装置の冷却部を示す断面図である。
図8図3の溶出処理部を示す断面図である。
図9切削のなされた平版印刷板を示す断面図である。
図10平版印刷板の構造を示す断面図である。

--

0093

10電子写真製版装置
14 ダイレクト刷版(平板印刷版
15側端部
120回転切削処理部
130回転切削装置(面取り手段)
132 回転切削装置(面取り手段)
326挟持ローラ(第1ローラ)
329粘着ゴムローラ(第2ローラ)

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