図面 (/)

技術 屋内配線方法及びその専用器具

出願人 積水化学工業株式会社
発明者 近藤俊裕林哲也
出願日 1992年6月24日 (28年1ヶ月経過) 出願番号 1992-165812
公開日 1994年1月21日 (26年6ヶ月経過) 公開番号 1994-014428
状態 拒絶査定
技術分野 屋内配線の細部
主要キーワード 専用器具 スイッチ配線 非接地線 各電気器具 回路分岐 片切り 電気的切断 分岐壁
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年1月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

目的

住宅等の屋内電気配線に置いて、住宅建設工程管理上の制約を与えることなく、また住宅完成後の配線の追加/変更等が容易で、かつ誤結線の怖れが少なく、また屋内各ゾーン毎電気器具電気使用状態を集中的に管理できる屋内配線方法及びそれに使用する専用器具を提供する。

構成

このため、分電盤1からの電源電線2を前記ゾーン毎に分岐中継するための分岐盤3を室内壁面上部に露出して取付けこの分岐盤3内の前記電源電線2の分岐/中継を、その回路の種類毎に、それぞれの専用器具として、例えばコンセント分岐器具10、照明分岐器具11及び専用配線中継器具12等を用いて配線する方法を採用した。

概要

背景

従来、この種の屋内電気配線における各ゾーン取付けられた電気器具への分岐または中継(以下、“分岐/中継”と記す)は、図12にその一例の接続概念図を示すように、例えば天井裏仕切壁内に隠蔽して取付けられたジョイントボックス40内において接続すべき電線束ね合わせ、それぞれリングスリーブ41、もしくは図13にその一例の斜視図を示すコネクタ42等により電源43の非接地線44や接地線45等を、所要の各スイッチ46,47;各コンセント48,49,あるいは各証明器具50,51等にそれぞれ接続するよう構成されていた。なお、図13のコネクタ42における52はハウジング、53は、導電部54用の各電線挟持用の板ばねを示す。

また、スイッチ配線においては、図14(a),(b),(c)に回路の3例を示すように、(a)片切りスイッチ60の場合は2線、(b)3路スイッチ61及び(c)4路スイッチ62の場合は、それぞれ3線または4線と、スイッチの種類により図示のように結線方法が異なっていた。なお、各図中、63は電源、64は照明灯を示す。

概要

住宅等の屋内電気配線に置いて、住宅建設工程管理上の制約を与えることなく、また住宅完成後の配線の追加/変更等が容易で、かつ誤結線の怖れが少なく、また屋内各ゾーン毎の電気器具の電気使用状態を集中的に管理できる屋内配線方法及びそれに使用する専用器具を提供する。

このため、分電盤1からの電源電線2を前記ゾーン毎に分岐/中継するための分岐盤3を室内壁面上部に露出して取付けこの分岐盤3内の前記電源電線2の分岐/中継を、その回路の種類毎に、それぞれの専用器具として、例えばコンセント分岐器具10、照明分岐器具11及び専用配線中継器具12等を用いて配線する方法を採用した。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

分電盤からの電源を、屋内ゾーン取付けられる電気器具分岐または中継(以下、分岐/中継と記す)するため、前記各ゾーン毎にその分岐/中継を行うための分岐盤を用いると共に、この分岐盤を室内壁面上に露出させて取付けたことを特徴とする屋内配線方法。

請求項2

前記分岐盤内の、分電盤からの電源の分岐/中継を、その回路の種類毎にそれぞれの専用器具を用いて行うことを特徴とする請求項1記載の屋内配線方法。

請求項3

屋内各ゾーンに取付けられる電気器具に分電盤からの電源をそれぞれ分岐または中継(以下、分岐/中継と記す)するため室内壁面上に露出して取付けられた分岐盤内において、前記電源の分岐/中継手段を、それぞれ分岐/中継する回路の種類毎に専用に構成したことを特徴とする専用器具。

請求項4

前記専用器具に、それぞれの前記分岐/中継回路毎の電気使用状態の表示手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の専用器具。

請求項5

前記専用器具に、リレー及びその制御手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の専用器具。

技術分野

0001

この発明は、屋内配線、特に住宅等の屋内電気配線方法とそれに用いる専用の分岐または中継器具に関するものである。

背景技術

0002

従来、この種の屋内電気配線における各ゾーン取付けられた電気器具への分岐または中継(以下、“分岐/中継”と記す)は、図12にその一例の接続概念図を示すように、例えば天井裏仕切壁内に隠蔽して取付けられたジョイントボックス40内において接続すべき電線束ね合わせ、それぞれリングスリーブ41、もしくは図13にその一例の斜視図を示すコネクタ42等により電源43の非接地線44や接地線45等を、所要の各スイッチ46,47;各コンセント48,49,あるいは各証明器具50,51等にそれぞれ接続するよう構成されていた。なお、図13のコネクタ42における52はハウジング、53は、導電部54用の各電線挟持用の板ばねを示す。

0003

また、スイッチ配線においては、図14(a),(b),(c)に回路の3例を示すように、(a)片切りスイッチ60の場合は2線、(b)3路スイッチ61及び(c)4路スイッチ62の場合は、それぞれ3線または4線と、スイッチの種類により図示のように結線方法が異なっていた。なお、各図中、63は電源、64は照明灯を示す。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、図12,13に示すような従来のリングスリーブ41やコネクタ42等を用いて接続する場合、必要な電線をいくつも束ねて自由に結線することができる反面、住宅内の配線現場において結線すべき電源毎に正しく分類して結線する必要があるが、その仕分け違いによる誤結線を生ずる可能性が比較的高かった。

0005

また、天井裏や仕切壁内等に隠蔽取付けされたジョイントボックス40により分電盤からの電線の分岐を行う場合、電線の配線作業は、天井や壁の下地工事が終ってから内装工事を行うまでの間でしか行うことができないため、住宅建築工程管理制約されて複雑であった。また、住宅完成後に、分岐する電線を追加あるいは変更する必要を生じた場合、端末配線器具より新たに分岐して露出配線で追加するか、あるいは隠蔽部分入り込んで追加や変更を行わねばならないため、工事が極めて困難であった。

0006

さらに、室内器機の電気使用状態の表示を行うためには、電線の端末に取付ける配線器具または接続する電気器具自体その表示を行うしかなく、例えば就寝時に各電気器具使用停止を確認したい場合など、その電気器具または、接続されている配線器具の個所を個々に確認して回る必要があるため、極めて不便であった。

0007

この発明は、以上のような諸局面にかんがみてなされたもので、前記のような住宅建築の工程管理上の制約を緩和し得ると共に、住宅完成後の配線の追加/変更等が容易な屋内配線方法を提供し、かつ電線の結線が容易で、より便利に室内器具の電気使用状態の表示を行うことができ、また、スイッチの種類の差異等による誤結線の怖れがなく、スイッチの追加を容易に行うことのできる方法ならびに、それぞれの回路専用の分岐/中継器具の提供を目的としている。

課題を解決するための手段

0008

このため、この発明においては、この種の屋内配線方法を、分電盤からの電源を、屋内各ゾーンに取付けられる電気器具に分岐または中継(以下、分岐/中継と記す)するため、前記各ゾーン毎にその分岐/中継を行うための分岐盤を用いると共に、この分岐盤を室内壁面上に露出させて取付けるよう構成し、また、前記分岐盤内の、分電盤からの電源の分岐/中継を、その回路の種類毎にそれぞれの専用器具を用いて行うよう構成し、一方、前記専用器具を、屋内各ゾーンに取付けられる電気器具に分電盤からの電源をそれぞれ分岐または中継するため室内壁面上に露出して取付けられた分岐盤内において、前記電源の分岐/中継手段を、それぞれ分岐/中継する回路の種類毎に専用に構成すると共に、前記専用器具に、それぞれの前記分岐/中継回路毎の電気使用状態の表示手段を備え、あるいは、また前記専用器具に、リレー及びその制御手段を備えるよう構成することにより前記目的を達成しようとするものである。

0009

以上のような本発明屋内配線方法及びその専用器具の採用により、例えば住宅建築の工程管理上の制約が緩和され、また住宅完成後の配線追加/変更も容易となると共に、分岐結線やスイッチ配線等における誤結線の可能性を防止でき、また各分岐回路の電気使用状態も分岐盤上で集中的に確認することができる。

0010

以下に、この発明を実施例に基づいて説明する。図1に、本発明に係る屋内配線方法の一実施例の概念図、図2にその屋内配線取付け手順の概念図を示す。1は分電盤、2はそれからの電源電線で、各部屋の壁面上部に露出させて取付けられた分岐盤3に接続されている。4は、分岐盤3から各室内機器へそれぞれ分岐/中継して供給された各分岐/中継電線、5は、天井面に取付けられた各照明灯、6は壁面に取付けられた空調機エアコン)、また7は壁面上のスイッチ、8はコンセントを示す。

0011

この実施例による屋内配線の取付け手順は、図2に示すように、各仕切壁や天井の下地工事(9は壁下地を示す)が終ってから分電盤1の電源電線2と、各器具間の分岐/中継配線4のみを取付け、これら分岐/中継結線及び端末の各配線器具との結線は、内装工事が終了してから集中的に実施することができるので、建築工程順序に大きな制約を与えることなく配線作業を行うことができる。

0012

また、分岐壁3内における電源の分岐/中継は、それぞれ図3〜8に示すような分岐/中継回路の種類毎に製作された各専用器具を用いて行うことができる。図3(a),(b)は、専用のコンセント分岐器具10例のそれぞれ正面及び背面斜視図、図4はその回路図、図5(a),(b)は、専用の照明分岐器具11例のそれぞれ正面及び背面斜視図、図6はその回路ブロック図、また図7(a),(b)は、専用配線中継器具12例のそれぞれ正面及び背面斜視図、図8はその回路ブロック図である。

0013

まず、図3,4に示すコンセント分岐器具10について説明する。この図例は、コンセント3回路の分岐、強制オフスイッチ付き、使用時は、LEDで発光表示、所定の定格容量、2種の電線径用連結端子付きで1個用スイッチボックス取付け可能の諸機能を有する専用器具である。8a,8b,8cは3個のコンセント、13は電源用配線、14は各コンセント配線、15は各コンセント用の3個の押ボタンスイッチで、それぞれ“オン”時に発光する表示用LED16を備えている。

0014

つぎに、図5,6に示す照明分岐器具11について説明する。この図例は、照明灯一回路の分岐、専用押ボタンスイッチ17付き(複数17a,17b等の取付け可能)、強制オフスイッチ付き、使用時発光表示するLED16付き、所定の定格容量、2種の電線径用連結端子付きで、1個用スイッチボックス取付け可能の諸機能を有する専用器具である。18は専用スイッチ配線(複数取付け可能)、19は負荷として照明灯8用配線、20はリレー、21はその制御回路、22はキースイッチを示す。

0015

次に、図7,8に示す専用配線中継器具12について説明する。この図例は、専用回路3回路の中継、強制オフ押ボタンスイッチ23付き、使用時発光表示するLED16付き、所定の定格容量で2種の電源径用連結端子付きで、1個用スイッチボックス取付可能の諸機能を備えた専用器具である。24は、分電盤1からの各配線、25a,25b,25cは3個の専用器具用配線、26a,26b,26cはそれ用の各コンセントを示す。

0016

図9に、これらの各専用器具10,11,12を使用して、それぞれAコンセント回路、B片切りスイッチ・照明回路、C3回路スイッチ・照明回路及びD専用配線回路の分岐/中継を行ったときの分岐壁3の概念図を示す。27,28はそれぞれ片切りスイッチ及び3路スイッチである。既述のように、分岐盤3内における電源配線13は、それぞれ分岐/中継を行う回路の種類毎に分岐/中継することができ、かつ分岐/中継する回路の電気使用状態の表示をLED16により行うことのできる各専用器具10,11,12を使用して行うため、分岐/中継結線はそれら専用器具10,11,12に電源線13と、分岐/中継する各配線14,18,19,25a〜25c等を取付けるのみで結線されるため、誤結線を生ずる可能性を実質的に防止することができる。また、分岐壁3内の各専用器具10,11,12の電気使用状態のLED表示16を監視することにより、各ゾーンの電気使用状態を集中的に確認することができる。

0017

(他の実施例及び効果)なお、図9に示した実施例においては、分岐盤3は単体で壁面に取付けられる構造となっているが、建築工程がパネル工法等の場合には、図10にその一例の正面図を示すように、入口ドアの上部に分岐盤3を配設したドアパネル30等を製作してこれを使用することもでき、また、図11に要部斜視図を示すように、回り縁ケースウエイ31と一体化した分岐盤3を製作して使用してもよい。要は、分岐壁3が室内の壁面上部に露出した形式で取付けられていれば差支えない。

0018

また、前記各専用器具10,11,12は、図9例に示すように、コンセント3回路分岐用のコンセント分岐器具10(図3)、照明1回路の分岐を行う照明分岐器具11(図5)及びエアコン6等の専用配線回路3回路の中継を行う専用配線中継器具12(図7)により構成された事例を示したが、各専用器具の分岐/中継回路の種類及び分岐/中継数は、これらのみに限定されるものでなく、特に制限は存在せず、要は、接続する電源が分かりやすく、かつ分岐盤3内で分岐/中継し易いように構成されていればよい。

0019

さらにまた、各専用器具10,11,12等における電気使用状態の表示手段は、LED16のみに限定されるものでなく、例えばEL(蛍光体電圧発光)等を用いるものであっても差支えなく、要は室内から集中的に確認し得る表示であればよい。

0020

また、各専用器具には、前記各図例のように、分岐回路の照明の点滅や使用しない回路の電気的切断のためのスイッチを取付けてもよい。これによれば、例えば住宅建築完成後に配線を追加/変更したい場合、分岐盤3内の該当専用器具を変更することにより、容易に実施することができる。また、図11のように回り縁にケースウエイ31を使用することにより、美観を損なうことなく配線の追加/変更を行うことができる。また、分電盤3内の各専用器具による前記LED16等の表示により一個所にてゾーン内の電気使用状態を集中的に確認することかできる。

0021

また、照明及びスイッチ等の分岐には、図6に示すようなリレー20及びその制御部21を有する専用分岐器具11を使用することにより、照明制御は、スイッチ回路接点信号により行うことができるため、スイッチの種類が、例えば図9B,Cに示すような片切り及び3路,あるいは4路等であっても、すべて2線にて配線することができ、誤結線を防止することができると共に、スイッチの追加等をも容易に行うことができる。

発明の効果

0022

以上、説明したように、この発明によれば、分電盤からの電線を、屋内の各ゾーンに取付けられる電気器具に分岐/中継するため、各ゾーン毎に分岐/中継を行うための分岐盤を使用すると共に、この分岐盤を室内壁面上部に露出させて取付け、各回路の種類毎にそれぞれ専用の器具を用いて分岐/中継を行う方法を採用したため、住宅建築等の工程管理が容易となり、またこの住宅完成後の配線の追加/変更も容易となると共に、誤結線の可能性を防止し得、また表示手段を備えることにより、各分岐回路の電気使用状態も分岐盤において集中的に監視し得る。

図面の簡単な説明

0023

図1屋内配線方法の一実施例の概念図
図2その取付け手順の概念図
図3コンセント分岐器具例の正面及び背面斜視図
図4その回路図
図5照明分岐器具例の正面及び背面斜視図
図6その回路ブロック図
図7専用配線中継器具例の正面及び背面斜視図
図8その回路ブロック図
図9前記各専用分岐/中継器具を使用した分電盤の概念図
図10分岐盤配線ドアパネルの一例の正面図
図11回り縁ケースウエイと一体化した分岐壁の要部斜視図
図12従来の屋内配線接続の一例の概念図
図13そのコネクタの一例の斜視図
図14従来のスイッチ配線回路図の3例

--

0024

1分電盤
2電源電線
3分岐盤
4分岐/中継電線
5照明灯(電気器具)
6空調機(電気器具)
10コンセント分岐器具(専用器具)
11照明分岐器具(専用器具)
12専用配線中継器具(専用器具)
16LED(表示手段)
20リレー
21 制御回路

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ