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技術 歯科用予備成形品の保管法

出願人 デンツプライシロナ株式会社
発明者 斉藤嘉宏田村雅樹坂本充也
出願日 1991年2月27日 (29年9ヶ月経過) 出願番号 1991-115728
公開日 1994年1月18日 (26年11ヶ月経過) 公開番号 1994-007384
状態 特許登録済
技術分野 歯科補綴
主要キーワード 包装単位 防湿包装 予備成形品 防湿膜 長期間保管 フィルム包装 熱可塑性樹脂材料 発泡状態
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この項目の情報は公開日時点(1994年1月18日)のものです。
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課題・解決手段

熱可塑性樹脂からなる歯科用予備成形品減圧下に、更に加えて加熱下に保管することにより、予備成形品を圧縮成形可能な乾燥状態に長期間維持する歯科用予備成形品の保管法。

概要

背景

予め歯列弓近似した形状に成形した熱可塑性樹脂材料を使用して、圧縮成形等により義歯製作する方法は、特開昭60−114252号広報等多くの文献により知られている。又、ポリスルホンポリエーテルスルホン等を予備成形し、この予備成形品を使用して、圧縮成形により義歯を製作する方法は臨床に使用されている。

ポリスルホン及びポリエーテルスルホンは可塑化する温度が高く、圧縮成形が可能な流動状態を得るためには、300℃以上もの高温樹脂を加熱する必要がある。従って、予備成形品が吸湿している場合、たとえ0.1〜0.2%程度の極めて少量の水分量であっても、加熱され軟化する時点で発生する水蒸気によって予備成形品が発泡する。そのため、これら予備成形品はアルミニウム箔防湿膜とした積層フィルム真空包装され保存されている。しかし、そのような包装フィルム包装の中でも最も高価なものの一つであり、又、このような高価な包装形態で完全防湿した予備成形品であっても、一旦開封すれば短時間で吸湿が起こり、圧縮成形に使用できなくなる。そのため、予備成形品の包装単位が小さくなり、益々予備成形品の価格が上昇することとなる。又、予備成形品の価格を抑える目的で、多数個の予備成形品を一緒に包装することも行われているが、開封後使用せずに残ったものは吸湿してしまって後日使用することはできない。

概要

熱可塑性樹脂からなる歯科用予備成形品を減圧下に、更に加えて加熱下に保管することにより、予備成形品を圧縮成形可能な乾燥状態に長期間維持する歯科用予備成形品の保管法。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

減圧下に保管することを特徴とする歯科用予備成形品の保管法。

請求項2

減圧下及び加熱下に保管することを特徴とする歯科用予備成形品の保管法。

技術分野

0001

本発明は、熱可塑性樹脂を用いて、圧縮成形法によって義歯製作するに際し、予備的に成形した材料を、義歯製作可能な乾燥状態保管することを特徴とする歯科用予備成形品の保管法に関する。

背景技術

0002

予め歯列弓近似した形状に成形した熱可塑性樹脂材料を使用して、圧縮成形等により義歯を製作する方法は、特開昭60−114252号広報等多くの文献により知られている。又、ポリスルホンポリエーテルスルホン等を予備成形し、この予備成形品を使用して、圧縮成形により義歯を製作する方法は臨床に使用されている。

0003

ポリスルホン及びポリエーテルスルホンは可塑化する温度が高く、圧縮成形が可能な流動状態を得るためには、300℃以上もの高温樹脂を加熱する必要がある。従って、予備成形品が吸湿している場合、たとえ0.1〜0.2%程度の極めて少量の水分量であっても、加熱され軟化する時点で発生する水蒸気によって予備成形品が発泡する。そのため、これら予備成形品はアルミニウム箔防湿膜とした積層フィルム真空包装され保存されている。しかし、そのような包装フィルム包装の中でも最も高価なものの一つであり、又、このような高価な包装形態で完全防湿した予備成形品であっても、一旦開封すれば短時間で吸湿が起こり、圧縮成形に使用できなくなる。そのため、予備成形品の包装単位が小さくなり、益々予備成形品の価格が上昇することとなる。又、予備成形品の価格を抑える目的で、多数個の予備成形品を一緒に包装することも行われているが、開封後使用せずに残ったものは吸湿してしまって後日使用することはできない。

0004

本発明は、熱可塑性樹脂からなる歯科用予備成形品を、圧縮成形可能な状態に保管し、又、一旦吸湿した予備成形品を使用可能な乾燥状態に迄再乾燥し保管することにより、予備成形品の品質を安定させ、義歯の品質を高める、歯科用予備成形品の保管法を提供するものである。

0005

本発明の歯科用予備成形品の保管法は、防湿包装から取り出した熱可塑性樹脂からなる予備成形品を減圧状態で、又、更に加えて加熱状態で保管することにより、予備成形品を圧縮成形可能な乾燥状態に長期間保管できる方法である。

0006

保管に用いる装置としては、通常の真空乾燥器と呼ばれる乾燥器が挙げられる。乾燥器には必ずしもヒーターは必要ないが、誤って吸湿させてしまった予備成形品を、再加熱して圧縮成形可能な乾燥状態にするためには、保管器内の温度を100〜200℃程度の温度に加温可能な保管器が好ましい。

0007

以下に本発明を実施例及び比較例によって説明する。
実施例1
150℃に設定された恒温槽中で2昼夜乾燥させたポリスルホン製予備成形品を真空乾燥器に入れ、真空ポンプによって−760mmHgの減圧状態にした後、器内を外部と遮断し、減圧下で1ケ月保管した。1ケ月後、予備成形品を取り出してポリスルホンの圧縮成形可能な温度である325℃迄加熱し発泡状態を調べた。その結果、予備成形品には発泡は全く認められず、良好な乾燥状態で保管されていたことが確認できた。

0008

実施例2
150℃に設定された恒温槽中で2昼夜乾燥させたポリスルホン製予備成形品を真空乾燥器に入れ、真空ポンプによって−760mmHgの減圧状態にした後、器内を外部と遮断し、減圧下で保管した。一日に一回、保管器内を常圧に戻し、扉を1分間開け、予備成形品を室温環境に曝した後、再び−760mmHgの減圧状態にする操作を1ケ月間に4回繰り返した。その結果、1週間、2週間及び3週間後に取り出した予備成形品には発泡は全く認められなかった。1ケ月後に取り出したものには僅かな発泡が認められたが、圧縮成形には何ら支障はなく、良好な義歯が得られた。

0009

比較例1
実施例1及び実施例2と同様に予備成形品を150℃で乾燥し、室内に一昼夜放置後300℃に加熱して発泡状態を調べた。その結果、予備成形品全体に発泡が認められ、得られた義歯にも多数の気泡が観察された。

0010

実施例3
室内に1週間放置した予備成形品をヒーター付きの真空乾燥器に入れ、器内温度を150℃に設定し2昼夜保管した。取り出した予備成形品を300℃に加熱し発泡状態を調べた。その結果、発泡は全く認められず、圧縮成形可能な乾燥状態になっていることが分かった。

発明の効果

0011

本発明の、歯科用予備成形品の保管法によれば、予備成形品を長期間圧縮成形可能な乾燥状態に保管することができ、又、一旦吸湿してしまった予備成形品であっても、加熱と共に減圧下に保管することにより、再び圧縮成形可能な乾燥状態にすることができる。

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