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技術 椅子の背もたれ取付構造

出願人 コクヨ株式会社ハヤサキインダストリー株式会社
発明者 木下洋二郎
出願日 1992年6月25日 (28年0ヶ月経過) 出願番号 1992-167693
公開日 1994年1月18日 (26年5ヶ月経過) 公開番号 1994-007228
状態 特許登録済
技術分野 椅子の脚、座部、背もたれ及び付属物
主要キーワード 取付要素 皿ビス ビス挿通孔 背もたれ付き椅子 取付手順 連結パイプ パイプ部材 取付強度
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年1月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

目的

背もたれを脚に連結する際に使用するビス剪断力を作用させないようにする。

構成

脚1の左右後端を座5の上方にまで突出させ、その突出端2aに垂直舌片6を介して背もたれ7を取付ける。垂直舌片6は、脚1に剛着されたもので、背もたれ7に沿った取付面61と、厚み方向に貫通するビス挿通孔62とが設けてある。背もたれ7は、背板71を具備してなるもので、その背板71の背面に、取付位置においてビス挿通孔62に連続するビス孔71aが設けてある。そして、垂直舌片6のビス挿通孔62にビス8を挿通して背板71のビス孔71aに締着することにより、背もたれ7を脚1に支持させている。

概要

背景

簡易形の背もたれ付き椅子として、例えば、対をなす脚の左右後端を座の上方にまで突出させ、その突出端背もたれ取付けるようにしたものが知られている。そして、このような椅子における従来の背もたれ取付構造は、脚突出端に背もたれの面方向に沿うビス挿通孔を貫通させるとともに、背もたれの左右両端に前記ビス挿通孔に連続するビス孔を設けておき、背もたれを脚突出端間に介設した状態で脚に外側方からビス挿通して背もたれのビス孔に締着することにより、背もたれを脚に支持させるようにしている。

概要

背もたれを脚に連結する際に使用するビスに剪断力を作用させないようにする。

脚1の左右後端を座5の上方にまで突出させ、その突出端2aに垂直舌片6を介して背もたれ7を取付ける。垂直舌片6は、脚1に剛着されたもので、背もたれ7に沿った取付面61と、厚み方向に貫通するビス挿通孔62とが設けてある。背もたれ7は、背板71を具備してなるもので、その背板71の背面に、取付位置においてビス挿通孔62に連続するビス孔71aが設けてある。そして、垂直舌片6のビス挿通孔62にビス8を挿通して背板71のビス孔71aに締着することにより、背もたれ7を脚1に支持させている。

目的

本発明は、これらの問題点を有効に解決することができる背もたれ取付構造を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

脚の左右後端を座の上方にまで突出させ、その突出端垂直舌片を介して背もたれ取付けるようにした椅子背もたれ取付構造であって、前記垂直舌片は、脚に剛着されたもので、背もたれに沿った取付面と、厚み方向に貫通するビス挿通孔とが設けてあり、前記背もたれは、背板具備してなるもので、その背板の背面に、取付位置において前記ビス挿通孔に連続するビス孔が設けてあり、前記垂直舌片のビス挿通孔にビス挿通して前記背板のビス孔に締着することにより、背もたれを脚に支持させてなることを特徴とする椅子の背もたれ取付構造。

請求項2

前記垂直舌片に厚み方向に貫通するファスナ挿通孔を設ける一方、前記背板に前記ファスナ挿通孔に連続するファスナ装着部を設け、さらにこの背板を開口部を有し且つその開口部の上縁側の裏面にファスナを突設した袋状の表面材被包しておき、前記ファスナ挿通孔にファスナを挿通して前記ファスナ装着部に止着することにより、表面材の開口部の上縁と下縁を閉じ、垂直舌片を背もたれの内部に収容し得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の椅子の背もたれ取付構造。

技術分野

0001

本発明は、背もたれ付き椅子に利用されるものであって、背もたれ取付強度を向上させ、且つその取付部分を巧妙に隠蔽し得るようにした背もたれ取付構造に関するものである。

背景技術

0002

簡易形の背もたれ付き椅子として、例えば、対をなす脚の左右後端を座の上方にまで突出させ、その突出端に背もたれを取付けるようにしたものが知られている。そして、このような椅子における従来の背もたれ取付構造は、脚突出端に背もたれの面方向に沿うビス挿通孔を貫通させるとともに、背もたれの左右両端に前記ビス挿通孔に連続するビス孔を設けておき、背もたれを脚突出端間に介設した状態で脚に外側方からビス挿通して背もたれのビス孔に締着することにより、背もたれを脚に支持させるようにしている。

発明が解決しようとする課題

0003

ところが、このような取付構造であると、背もたれに掛かる荷重がビスに剪断力として作用することになり、ビスのゆるみや破断を招き易い。そのため、長期に亙って背もたれの強固な取付状態を維持することが難しいという問題がある。また、ビスの頭が外部に露出するため、見栄えが損なわれ易い不具合もある。

0004

本発明は、これらの問題点を有効に解決することができる背もたれ取付構造を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、かかる目的を達成するために、次のような構成を採用したものである。

0006

すなわち、本発明に係る椅子の背もたれ取付構造は、脚の左右後端を座の上方にまで突出させ、その突出端に垂直舌片を介して背もたれを取付けるようにしたものである。前記垂直舌片は、脚に剛着されたもので、背もたれに沿った取付面と、厚み方向に貫通するビス挿通孔とが設けてあり、前記背もたれは、背板具備してなるもので、その背板の背面に、取付位置において前記ビス挿通孔に連続するビス孔が設けてある。そして、前記垂直舌片のビス挿通孔にビスを挿通して前記背板のビス孔に締着することにより、背もたれを脚に支持させてなることを特徴とする。

0007

背もたれと脚との取付部分を巧妙に隠蔽するためには、前記垂直舌片に厚み方向に貫通するファスナ挿通孔を設ける一方、前記背板に前記ファスナ挿通孔に連続するファスナ装着部を設け、さらにこの背板を開口部を有し且つその開口部の上縁側の裏面にファスナを突設した袋状の表面材被包しておき、前記ファスナ挿通孔にファスナを挿通して前記ファスナ装着部に止着することにより、表面材の開口部の上縁と下縁を閉じ、垂直舌片を背もたれの内部に収容し得るようにしておくことが便利である。

0008

このような取付構造であれば、背もたれに掛かる荷重は脚に剛着された垂直舌片を介して直接脚に伝えられ、ビスに剪断力を作用させることがなくなる。このため、溶接などにより垂直舌片を適切に脚に剛着している限り、長期に亙って背もたれの強固な取付状態を維持することができる。

0009

また、表面材のファスナを背板のファスナ装着部に装着して、開口部の上縁と下縁を閉じ、垂直舌片を背もたれの内部に収容した状態では、表面材の上縁と下縁が連続するとともに、ビス等を始めとする背もたれの取付要素が外部に露出することが一切なくなる。

0010

以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。

0011

図1に示す背もたれ付き椅子は、脚1が、2本の長寸パイプ部材2と、2本の短寸なパイプ部材3とを連結パイプ4を介して連結することにより構成されている。そして、その脚1の連結パイプ4上に座5を取り付けている。

0012

すなわち、前記脚1の左右後端側のパイプ部材2の上端は前記座5よりも上方に突出しており、本実施例ではその突出端2aに、垂直舌片6を介して背もたれ7を取付けるようにしている。

0013

垂直舌片6は、図1図2図3および図5に示すように、2本のパイプ部材2の突出端2aにおける互いに向かい合う側の面にそれぞれ溶接継手6aを介して剛着されたもので、背もたれ7に沿って伸びる取付面61と、厚み方向に貫通する上下一対のビス挿通孔62およびファスナ挿通孔63とを有している。

0014

背もたれ7は、図1図5に示すように、合板製の背板71を具備してなるもので、その背板71の背面に、取付位置において前記ビス挿通孔62に連続するビス孔71aと、前記ファスナ挿通孔63に連続するファスナ装着部71bとが穿設してある。また、この背板71には表面材72が被包してある。表面材72は、背板71に対応した形状をなす2枚の布72bを重合させ、周辺を一部縫い残して袋状に縫い、それを裏返して背もたれ7の形状をなすウレタン72aの外周に被せ、しかる後、ウレタン72aを発泡させて布72bをウレタン72aに貼着させたものである。そして、この表面材72を上方から背板71に被せ、その下端近傍に開口する開口部72cの下縁72dおよび下側縁72eを背板71の背面に回り込ませてタッカ73により該背板71に止着するとともに、開口部72cの上縁72fおよび上側縁72gを合板製の補助板74の内面に回り込ませてタッカ73により該補助板74に止着している。すなわち、補助板74は表面材72によって脱落不能に保持されている。なおこの場合、補助板74を表面材72になどで貼着しておいてもよい。そして、その補助板74の内面における前記ファスナ装着部71bに対応する部位に、該ファスナ装着部71bに対して着脱されるファスナ75を突設している。

0015

次に、背もたれ7の取付手順を説明する。先ず、前記背もたれ7の背板71の背面を前記垂直舌片6の取付面61に添設させ、その状態で、垂直舌片6のビス挿通孔62に皿ビス8を挿通して前記背板71のビス孔71aに緊締することにより、背もたれ7を垂直舌片6およびパイプ部材2を介して脚1に支持させる。次に、前記ファスナ挿通孔63にファスナ75を挿通して前記ファスナ装着部71bに圧入することにより、表面材72の開口部72cの上縁72fと下縁72dおよび上側縁72gと下側縁72eを閉じ、垂直舌片6をサンドイッチ状に背もたれ7の内部に収容する。図6は取付後の椅子の外観を示している。

0016

以上のような背もたれ取付構造であると、背もたれ7に掛かる荷重は脚1に剛着された垂直舌片6を介して直接脚1に伝えられ、ビス8に剪断力が作用することがなくなる。このため、溶接継手6aを適正に設けている限り、長期に亙って背もたれ7の強固な取付状態を維持することができる。

0017

しかも、かかる背もたれ取付構造によると、表面材72のファスナ75を背板71のファスナ装着部71bに装着して、開口部72cを閉じ、垂直舌片6を背もたれ7の内部に収容した状態では、表面材72の上縁72fと下縁72dおよび上側縁72gと下側縁73eが連続するとともに、ビス8やファスナ75等の取付要素が外部に露出することが一切なくなるので、外観を良好なものにすることも可能となる。

0018

なお、脚は必ずしもパイプ部材を構成要素とするものに限定されるものでないのは勿論である。また、垂直舌片を始めとして表面材やビス、ファスナ等の形状も、本発明を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。

発明の効果

0019

本発明に係る椅子の背もたれ取付構造は、背もたれを垂直舌片を介して脚に連結する際に使用するビスに剪断力を作用させないため取付強度を長期に亙って維持することが可能であり、また、表面材を用いて垂直舌片を始めとする連結要素を背もたれの内部に収容するようにしたため外観を見栄えの良いものに仕上げることができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0020

図1本発明の一実施例を示し、背もたれ取付前の椅子の斜視図。
図2図1におけるII方向拡大矢視図。
図3同実施例で用いた背もたれの右側面図。
図4図3の部分破断図。
図5図3におけるV-V 線拡大断面図。
図6同実施例において背もたれ取付後の椅子の斜視図。

--

0021

1…脚
2a…突出端
5…座
6…垂直舌片
7…背もたれ
8…ビス
61…取付面
62…ビス挿通孔
63…ファスナ挿通孔
71…背板
71a…ビス孔
71b…ファスナ装着部
72…表面材
72c…開口部
72d…下縁
72f…上縁
75…ファスナ

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