SMC の意味・用法を知る
SMC とは、強化プラスチック材料 やプラスチック等の注型成形、圧縮成形 などの分野において活用されるキーワードであり、株式会社ハウステック や積水化学工業株式会社 などが関連する技術を14,969件開発しています。
このページでは、 SMC を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
SMCの意味・用法
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シートモールディングコンパウンド(SMC)は、ビニル系単量体に希釈させた不飽和ポリエステルやビニルエステル樹脂に、添加剤として低収縮剤、硬化剤、重合禁止剤、充填材、増粘剤、離型剤、顔料等を混ぜたペーストに、ガラス繊維や有機繊維などの繊維基材を含浸させてシート状にし、両側をキャリアフィルムで覆い、熟成して半固形化させた成形材料である。このSMCは、金型に載置して加圧加熱成形され、SMC成形品として製造される。
- 公開日:2017/12/21
- 出典:透明成形品用シートモールディングコンパウンド及び透明成形品
- 出願人:DIC株式会社
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炭素繊維やガラス繊維等の強化繊維にて強化した繊維強化プラスチックは、軽量でありながら耐熱性や機械強度に優れる特徴が注目され、自動車や航空機の筐体或いは各種部材をはじめ、様々な構造体用途での利用が拡大している。このFRPの成形方法としては、生産性が良く、種々の形状に対応可能なため、シートモールディングコンパウンド(SMC)として加工し、オートクレーブ成形、プレス成形等の手法により、硬化、成形させる方法がしばしば用いられる。
- 公開日:2017/06/29
- 出典:シートモールディングコンパウンドおよびその成形品
- 出願人:DIC株式会社
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SMCを構成する硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステル、ビニルエステル等のオリゴマーをスチレンで希釈した材料が一般的であるが、これらは硬化収縮が大きいことから、エポキシ樹脂をベース樹脂としたSMCの開発が望まれている
- 公開日:2018/02/01
- 出典:シートモールディングコンパウンド及び繊維強化複合材料
- 出願人:三菱レイヨン株式会社
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本発明は、25.4mm長さに切断することで容易に分割される連続炭素繊維束、シートモールディングコンパウンド(SMC)およびそれを用いて成形する繊維強化複合材料に関する。単繊維繊度が1.0dtex以上2.4dtex以下である炭素繊維からなる炭素繊維束とマトリックス樹脂組成物とからなるSMCであって、個々の炭素繊維束の質量に対する炭素繊維束の質量分布におけるモード値が最大の質量を持つ炭素繊維束の質量の50%以下であるSMC、さらに、これらを用いて成形する繊維強化複合材料により解決される。
- 公開日:2017/11/02
- 出典:連続炭素繊維束、シートモールディングコンパウンドおよびそれを用いて成形する繊維強化複合材料
- 出願人:三菱レイヨン株式会社
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軟磁性複合(以下SMCという)材料の分野に属する現在の軟磁性セラミックは、通常、鉄を主要素とした軟磁性粒子をベースにしたものであり、各々の粒子には電気絶縁コーティングが施されている。伝統的な粉末冶金のプロセスに従い、SMCは潤滑剤及び/又は結合剤を用いて、絶縁された粒子を圧縮することで得られる。このようにして得られたSMCは、鋼材を積層する通常の方法で作られたものに比較して高度の自由度を有する。圧縮工程で、三次元の磁束を有する三次元の形状のSMC材を得ることができる。その結果、このことが最近の数10年においてSMC材への関心を増加させ、SMC材の軟磁性特性の改良が、これらの材料の応用範囲を拡げ...
- 公開日:2016/03/22
- 出典:軟磁性セラミック材の製造方法
- 出願人:インスティトゥトニスキクテンペラトゥルイバダンストルクトゥラリンク
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表示装置は、半導体層SMCと、半導体層に間隔を置いて位置し半導体層の少なくとも一部と対向したゲート電極GEと、半導体層と前記ゲート電極との間に介在し半導体層に接した絶縁層と、を有する薄膜トランジスタTRを備える。ゲート電極GEは、シリコンを主成分とする第1層L1とチタンを主成分とし第1層に接した第2層L2とを含み上記絶縁層に接した積層体Lを有する。
- 公開日:2016/04/07
- 出典:表示装置
- 出願人:株式会社ジャパンディスプレイ
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二官能性架橋剤が、スクシンイミジル4−(N−マレイミドメチル)−シクロヘキサン−1−カルボキシレート(SMCC)またはその類似体、SMCCの長鎖類似体(LC−SMCC)であるN−スクシンイミジル−4−(N−マレイミドメチル)−シクロヘキサン−1−カルボキシル−(6−アシルアミノヘキサノエート)、(N−マレイミドメチル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸−3−スルホスクシンイミドエステル(SULFO−SMCC)、κ−マレイミド−ウンデカン酸N−スクシンイミジルエステル(KMUA)、γ−マレイミド酪酸N−スクシンイミジルエステル(GMBS)、ε−マレイミドカプロン酸N−ヒドロキシスクシンイミジルエス...
- 公開日:2016/08/08
- 出典:タンパク質-細胞コンジュゲート、その調製法および使用
- 出願人:カンスビオ(ベイジン)バイオテクノロジー・カンパニー・リミテッド
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繊維強化複合材料(FRP)の製造に用いられる中間材料(以下、成形材料とも記す。)、中でもシートモールディングコンパウンド(以下、SMCとも記す。)は、1970年代の初期に実用化され、近年、工業用部品、自動車用部品、浴槽等の製造に需要が拡大している。SMCは、強化短繊維とマトリックス樹脂から構成される。SMCは、強化短繊維に熱硬化性樹脂組成物を含浸させ、シート状に成形し、熱硬化性樹脂組成物をBステージ化することにより製造される。そして、繊維強化複合材料は、主として、SMCを金型内で加熱圧縮し、Bステージ化した熱硬化性樹脂組成物を硬化させて製造される。SMCに用いられる熱硬化性樹脂としては、不飽和...
- 公開日:2018/03/08
- 出典:成形材料および繊維強化複合材料
- 出願人:三菱レイヨン株式会社
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FRP成型にて使用するSMCにおいて、強化繊維として汎用されているガラス繊維に替えて、安価であり、かつ廃棄において容易に焼却可能なFRPを得ることができるSMCを提供する。
- 公開日:2015/05/07
- 出典:シートモールディングコンパウンドおよびこれを用いた成型品
- 出願人:ユニチカ株式会社
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本発明の一態様は、ノボラック型ビニルエステル樹脂及びイソシアネート系増粘剤を用いてSMCを製造する場合であってもSMCとしての易取扱性及び良流動性を有し、且つ、ノボラック型ビニルエステル樹脂由来のエチレン性不飽和基密度を維持することで、イソシアネート増粘時の増粘安定性に優れ、耐熱性に優れた、熱硬化性樹脂組成物及び当該熱硬化性樹脂組成物を用いて作製されたSMC並びにその成形品を提供する
- 公開日:2018/04/12
- 出典:熱硬化性樹脂組成物、シートモールディングコンパウンド及びその製造方法、並びに繊維強化複合材料
- 出願人:三菱レイヨン株式会社
SMCの問題点 に関わる言及
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しかし、細胞治療による動脈瘤の治療のための SMC の使用に対する主な障害は、これらのSMCを幹細胞から得る必要があることである。用いる幹細胞は、骨髄又は血液に由来し、得ることが非常に困難である。
- 公開日: 2008/02/21
- 出典: 血管細胞治療のための歯肉繊維芽細胞の使用
- 出願人: ユニヴェルシテルネデカルト-パリサンク
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しかしながら、この様な方法により得られる成形品では、特に、熱水に対するSMCと加飾成形用シートとの密着性が低く、そのため、成形品を熱水に長時間浸漬した場合、加飾成形用シートがSMCから剥離し、その結果、加飾成形用シート部に膨れ、変色等が発生するという問題がある。
- 公開日: 1996/07/09
- 出典: 圧縮成形用加飾シート及び該シートを用いた加飾成形品の製造方法
- 出願人: 積水化学工業株式会社
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しかし、この様なSMCやBMCを用いてプレス成形法により得られた成形品は、成形品全体の色が単一色のものに限定され、例えば、赤色なら成形品全体が赤色のものしか生産することができず、デザインの自由度が非常に狭いという欠点を有する。
- 公開日: 1998/09/22
- 出典: 加飾成形用シート及び加飾成形品の製造方法
- 出願人: 積水ホームテクノ株式会社
SMCの特徴 に関わる言及
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プラスチック等の注型成形、圧縮成形
- 樹脂材料等(主成形材料)
- 添加剤、配合剤
- 材料の状態、形態
- 挿入物等(補強材、芯材、表面材、ライニング対象部材、接合対象物)
- 機能物品(光学特性→用途物品)
- 表面の性状、外観に特徴ある成形品
- 一般形状、構造物品(用途物品優先)
- 用途物品
- 装置又は装置部材の材料の特徴
- 加熱冷却手段の具体的な特徴
- ホッパー
- 成形装置、成形操作のその他の特徴
- 検出量又は監視量
- 検出手段の特徴
- 調整制御量(制御の対象)
- 注型成形の区分(1)
- 注型成形の区分(2)
- 樹脂材料の前処理・コンディショニング
- 成形材料の供給
- 注型成形の装置,操作
- 発泡注型成形の特有技術
- 成形品の後処理・後加工
- 圧縮成形の区分(1)
- 圧縮成形の区分(2)
- 樹脂材料の前処理・コンディショニング
- 成形材料の供給(ホッパー→共通ターム)
- 予備成形成品及びその製造
- 予備成形品の前処理・コンディショニング
- 予備成形品の供給(予備成形品以外の供給はFF)
- 圧縮成形の操作、付属操作
- 圧縮成形装置の構成部品、付属装置
- 成形品の後処理・後加工
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高分子組成物
- 不特定の高分子化合物
- 多糖類
- 不特定のゴム;天然ゴムまたは共役ジエンゴム
- 蛋白質
- 油,脂肪またはワックス
- 天然樹脂
- 瀝青質材料
- リグニン含有材料
- その他の天然高分子
- C=Cのみが関与する反応によって得られる不特定重合体
- オレフィンの(共)重合体
- 不飽和芳香族化合物の共重合体
- ハロゲン化オレフィンの(共)重合体
- 不飽和アルコ−ル,エ−テル,アルデヒド,ケトン,アセタールまたはケタールの(共)重合体
- 飽和カルボン酸,炭酸またはハロ蟻酸の不飽和アルコールとのエステルの(共)重合体
- 不飽和モノカルボン酸またはその誘導体の(共)重合体
- 不飽和ポリカルボン酸またはその誘導体の(共)重合体
- 不飽和アミン,その誘導体または不飽和含窒素複素環化合物の(共)重合体
- 環中にC=Cを含有する炭素環または複素環化合物の(共)重合体
- 1つの不飽和脂肪族基に2個以上のC=Cを含有する化合物の(共)重合体(BK00が優先)
- C三Cを含有する化合物の(共)重合体
- グラフト重合体
- ブロック共重合体
- その他のC=Cのみが関与する反応によって得られる(共)重合体(ABS→BN15,石油脂肪→BA01)
- C=Cのみが関与する重合反応以外の反応により得られる不特定高分子化合物 (ポリテルペン→CE00)
- ポリアセタ−ル
- アルデヒドまたはケトンの縮重合体
- エポキシ樹脂
- 主鎖にC−C結合を形成する反応によって得られる高分子化合物(AC00〜14,BA00〜BQ00、CC00が優先)
- ポリエステル
- ポリカ−ボネ−ト;ポリエステルカ−ボネ−ト
- ポリエ−テル (ポリチオエーテル→CN01)
- その他の、主鎖に酸素を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- ポリ尿素またはポリウレタン
- ポリアミド
- その他の、主鎖にNを含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 主鎖に硫黄を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 主鎖にけい素を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 主鎖にSi,S,N,OおよびC以外の原子を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 元素
- 金属化合物
- 合金
- ハロゲン含有無機化合物
- 酸素含有無機化合物
- 窒素含有無機化合物
- S,SeまたはTe含有無機化合物
- リン含有化合物
- けい素含有無機化合物
- ほう素含有無機化合物
- ガラス
- その他 無機物質
- 炭化水素
- ハロゲン化炭化水素
- アルコ−ル;金属アルコラ−ト
- エ−テル;(ヘミ)アセタ−ル;(ヘミ)ケタール;オルトエステル
- アルデヒド;ケトン
- カルボン酸(環状無水物→EL13,非環状無水物→EF12);カルボン酸無水物
- カルボン酸の金属塩;アンモニウム塩(第4級アンモニウム塩→EN13)
- エステル;エ−テルエステル
- フェノ−ル;フェノラ−ト
- 有機過酸化物
- 異項原子としてOを有する複素環式化合物
- 観点ECからELに属さないO含有基を有する有機化合物
- アミン;第四級アンモニウム化合物
- カルボン酸アミド(環式イミド→EU)
- 1個の他のN原子に結合するN原子を含有する有機化合物
- 1個以上のC=N結合を有する有機化合物
- N−O結合を有する有機化合物
- 視点EN〜ESに属さないN含有有機化合物
- 異項原子として窒素を有する複素環式化合物
- S,SeまたはTe含有有機化合物
- リン含有化合物
- けい素含有有機化合物
- B、AsまたはSb含有有機化合物
- 有機金属化合物、すなわち金属−C結合を有する有機化合物(有機As化合物→EY00,有機Sb化合物→EY02)(アルコラート→EC07、カルボン酸金属塩→EG)
- 形状に特徴を有する配合成分の使用
- 前処理された配合成分の使用
- 添加剤の機能
- 農業用(←殺生物剤の担体)
- 医療、化粧用
- 生活、スポ−ツ用
- 物理化学的処理用
- 生化学的用途
- 積層体用
- 容器、包装用
- 塗料用(←コ−ティング剤)
- 接着、シ−ル用
- 繊維、紙用
- 建築、土木用
- 機械部材用
- 運輸機器用
- 光学関係用
- 電気関係
- 物理関係用
- 情報記録材料
- その他の用途
- 組成物の形態
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型の被覆による成形、強化プラスチック成形
- 樹脂材料等(主成形材料)
- 添加剤、配合剤
- 材料の状態、形態
- 挿入物等(補強材、芯材、表面材、ライニング対象部材、接合対象物)
- 機能物品(光学特性→用途物品)
- 表面の性状、外観に特徴ある成形品
- 一般形状、構造物品(用途物品優先)
- 用途物品
- 装置又は装置部材の材料の特徴
- 加熱冷却手段の具体的な特徴
- ホッパー
- 成形装置、成形操作のその他の特徴
- 検出量又は監視量
- 検出手段の特徴
- 調整制御量(制御の対象)
- 型の被覆による成形の区分(1)
- 型の被覆による成形の区分(2)
- 被覆部位
- 全体的構成(システム)に特徴
- 成形材料の前処理・コンディショニング
- 成形材料の供給
- 成形操作・装置一般
- 成形品の後処理・後加工
- 強化プラスチック等の成形の区分(1)
- 強化プラスチック等の成形の区分(2)
- 強化プラスチック成形用繊維補強材
- 樹脂材料の前処理,コンディショニング
- 成形材料の供給(ホッパー→共連ターム)
- 予備成形品及びその製造
- 強化プラスチック等の成形操作,装置
- 強化プラスチック成形用繊維の巻回,分布
- 強化プラスチック成形における樹脂の含浸
- 強化プラスチック成形における積層
- 成形品の後処理,後加工
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積層体(2)
- 無機化合物・単体
- 金属材料
- 鉱物
- セラミック
- 水硬性又は自硬性物質・組成物
- ガラス
- 有機化合物
- 天然有機物
- 高分子材料I
- 高分子材料2
- れき青質
- ゴム材料
- 木質材料
- 機能・物性のみで特定された材料
- その他の材料
- 基材、フィルム、成形品
- 積層体の層構成
- 添加剤、充填材
- 接着材料
- 塗装材料
- 平面以外の一般形状構造
- 特定部分の形状・構造
- 不連続層の形状・構造
- 連続層の形状・構造
- 粉粒体等、又はそれより構成される層
- 繊維又はそれより構成される層
- 補強部材を有する層
- 多孔質構造を有する層
- 材料供給、調整
- 積層手段
- 同一の処理手段を複数回採用
- 層形成手段
- 処理、手段
- 装置
- 用途
- 模様、装飾
- 基本的物性
- 化学的性質、機能
- 生物学的性質・機能
- 物理的性質・機能
- 電気・磁気的性質・機能
- 音波・振動に関する性質・機能
- 熱的性質・機能
- 機械的性質・機能
- その他の性質・機能
- 状態
- 光学的性質・機能
- 数値を限定したもの(クレームにのみ適用)