Mf点 の意味・用法を知る
Mf点 とは、鋼の加工熱処理 や線材加工 などの分野において活用されるキーワードであり、JFEスチール株式会社 や新日鐵住金株式会社 などが関連する技術を316件開発しています。
このページでは、 Mf点 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
Mf点の意味・用法
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所定の成分組成を有し、表面から1mmの深さにおける硬度がブリネル硬さで560〜690HBW 10/3000であり、表面から1mmの深さにおけるマルテンサイトの体積率が90%以上であり、表面から1mmの深さにおける転位密度ρ(m−2)、および下記(1)式で定義されるMf点を用いて下記(2)式で定義されるρuが、下記(3)式を満足する、耐摩耗鋼板。 Mf(℃)=410.5−407.3×C−7.3×Si−37.8×Mn−20.5×Cu−19.5×Ni−19.8×Cr−4.5×Mo…(1) ρu=15×1015×C+2×1015−5.74×109×(Mf−100)2−1.05×1011×(Mf−...
- 公開日:2018/04/12
- 出典:耐摩耗鋼板および耐摩耗鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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所定の成分組成を有し、表面から1mmの深さにおける硬度がブリネル硬さで460〜590HBW 10/3000であり、表面から1mmの深さにおけるマルテンサイトの体積率が90%以上であり、表面から1mmの深さにおける転位密度ρ(m−2)、および下記(1)式で定義されるMf点を用いて下記(2)式で定義されるρuが、下記(3)式を満足する、耐摩耗鋼板。 Mf(℃)=410.5−407.3×C−7.3×Si−37.8×Mn−20.5×Cu−19.5×Ni−19.8×Cr−4.5×Mo…(1) ρu=15×1015×C+2×1015−5.74×109×(Mf−100)2−1.05×1011×(Mf−...
- 公開日:2018/04/12
- 出典:耐摩耗鋼板および耐摩耗鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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所定の成分組成を有し、表面から1mmの深さにおける硬度がブリネル硬さで360〜490HBW 10/3000であり、表面から1mmの深さにおけるマルテンサイトの体積率が90%以上であり、表面から1mmの深さにおける転位密度ρ(m−2)、および下記(1)式で定義されるMf点を用いて下記(2)式で定義されるρuが、下記(3)式を満足する、耐摩耗鋼板。 Mf(℃)=410.5−407.3×C−7.3×Si−37.8×Mn−20.5×Cu−19.5×Ni−19.8×Cr−4.5×Mo…(1) ρu=15×1015×C+2×1015−5.74×109×(Mf−100)2−1.05×1011×(Mf−...
- 公開日:2018/04/12
- 出典:耐摩耗鋼板および耐摩耗鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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イ.マルテンサイト系ステンレス鋼(好ましくは質量%で、C:0.006〜0.03%、Cr:11〜15%、Ni:1〜7%、N:0.006〜0.03%、Al:0.06%以下、Cu,Mo,Ca,Tiの一種または二種以上を含有する)を溶製し、熱間加工後、Mf点以下まで冷却する工程、ロ.(Ac1+Ac3)/2〜Ac3−10℃の二相域加熱後、Mf点以下まで冷却する工程(T1工程)、ハ.Ac1−70〜Ac1+70℃に焼戻し後、室温まで冷却する工程(T2工程)を備え,T2工程後、所望の機械的性質が得られるよう、T1工程において鋼中freeN量を調整する。
- 公開日:2003/09/25
- 出典:マルテンサイト系ステンレス鋼帯の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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...入れ時の線の温度、焼戻しの3条件によって左右される。すなわち、合金元素のうちオーステナイト安定化元素である炭素、Mn、Ni、Moといった元素がオーステナイト中に固溶すると残留オーステナイトが発生し易くなる。また、合金元素が添加されるとマルテンサイト変態開始温度(Ms点)、マルテンサイト変態終了温度(Mf点)が低下し、一般の焼入れ剤による焼入れ温度ではMf点以下にならなくなって完全にマルテンサイト化できず、残留オーステナイトが発生し易くなる。
- 公開日:2003/01/08
- 出典:高強度ばね用鋼線
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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...場合にはXB=0.5とする)であり、且つ残部実質的にFeから成る組成の線・棒状材を一旦830℃以上に加熱してオーステナイト化させた後、30℃/分以上の平均冷却速度で550〜900℃の範囲まで冷却した上、線・棒状材から切断された材料をワッシャー形状に鍛造加工し、しかる後100℃/分以上の平均冷却速度でMf点である300℃以下に冷却してマルテンサイト変態させることを特徴とする高強度−高靱性ワッシャーの製造方法。
- 公開日:1997/06/30
- 出典:高強度-高靱性ワッシャーの製造方法
- 出願人:大同特殊鋼株式会社
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ここで、直接焼入れ処理および再加熱焼入れ処理における冷却速度は、マルテンサイト相が形成される冷却速度であればとくに限定されない。この冷却速度としては、例えば5℃/s以上200℃/s以下が好ましい範囲である。また、冷却の停止温度は、Mf点以下とすることが好ましく、より好ましくは200℃以下である。
- 公開日:2020/12/03
- 出典:耐摩耗鋼板およびその製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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次に、上記加熱した表面処理鋼板を金型の内部に配置して、熱間プレスする。そして、熱間プレスと同時に、上記金型によって上記表面処理鋼板を冷却する。具体的には、上記表面処理鋼板を、上記鋼板のMf点(マルテンサイト変態終了点)以下にまで冷却すればよい。また、このときの冷却速度は、5℃/s以上40℃/s以下の範囲で調整すればよい。
- 公開日:2020/09/24
- 出典:表面処理鋼板および表面処理鋼板の加工方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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(冷却停止温度) 前記焼入れ工程における冷却停止温度はマルテンサイト相生成する温度であれば特に限定されないが、冷却停止温度が下記よりも高い場合、マルテンサイト組織率が低下し鋼板の硬度が低下するため、Mf点以下とすることが好ましい。一方、冷却停止温度の下限は特に限定されないが、不必要に冷却をし続けると製造効率が低下するため冷却停止温度を50℃以上とすることが好ましい。
- 公開日:2020/07/27
- 出典:耐摩耗鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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Ms点からMf点にかけてマルテンサイト変態が生じるが、この温度域での鋼板の冷却速度が低下すると、鋼板の材料特性(例えば引張強度)も低下する。なお、Ms点とはマルテンサイト変態が開始する温度(マルテンサイト変態開始温度)のことであり、Mf点とはマルテンサイト変態が終了する温度(マルテンサイト変態終了温度)のことである。
- 公開日:2020/07/09
- 出典:鋼板の冷却方法および鋼板の製造方法ならびに鋼板の冷却設備
- 出願人:JFEスチール株式会社
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