H形鋼 の意味・用法を知る
H形鋼 とは、金属圧延一般 や建築構造一般 などの分野において活用されるキーワードであり、新日鐵住金株式会社 やJFEスチール株式会社 などが関連する技術を1,017件開発しています。
このページでは、 H形鋼 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
H形鋼の意味・用法
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H形鋼は、従来から建築・土木、海洋構造物、橋梁などの素材として幅広く用いられており、さまざまな断面の物が使用されている。特に、大型の鋼構造物や橋梁等ではH形鋼が梁として多用されている。このような鋼構造物に用いられるH形鋼の性能として特に重視される物の一つに、溶接部の健全性がある。溶接後の継手部分には残留応力が生じ、介在物や硬質相の境界に水素が集積することで亀裂が発生する。このような亀裂は低温割れと呼ばれ、地震や台風などにより継手部に応力が生じた際に破壊の起点となり、重大な災害を引き起こす可能性がある。
- 公開日:2018/03/22
- 出典:圧延H形鋼及びその製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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図1で示すように、端部同士を直交して突き合わせた鉄骨部材はいずれもH形鋼3a、3bよりなり、その端面にはエンドプレート33が設置され、一方のH形鋼3bのエンドプレート33を他方のH形鋼3aのフランジ32に当接することにより、コーナー部4が形成されている。本実施の形態では、鉄骨部材に山留主材を採用しているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、I型鋼の端面にエンドプレート33を設置する等、ウェブ31、一対のフランジ32およびエンドプレート33を備えるものであれば、いずれの鉄骨部材を採用してもよい。
- 公開日:2017/12/21
- 出典:鉄骨部材の接合構造
- 出願人:ジェコス株式会社
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本発明による形鋼は、水平に対して傾斜して延在された斜材を支える形鋼であって、ウェブ70とウェブ70によって互いに連結された上フランジ71及び下フランジ72とを有し、上フランジ71の少なくとも一部が下フランジ72の延在面に対して傾斜して延在された変形H形鋼7からなり、下フランジ72が水平に延在されているとともに、上フランジ71の少なくとも一部が斜材の傾斜に沿って延在されている。
- 公開日:2018/03/29
- 出典:形鋼
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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長手方向における両端部に曲げ剛性低減部2が設けられたH形鋼3によって構成された曲げ降伏型ダンパー1であって、前記H形鋼3に、該H形鋼3の端部におけるせん断降伏を防止するための補強部7が設けられている。
- 公開日:2017/08/10
- 出典:曲げ降伏型ダンパー
- 出願人:学校法人福山大学
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H形鋼の片側フランジを把持して吊持できるようにした吊り具を提案する。
- 公開日:2017/10/19
- 出典:吊り具
- 出願人:株式会社ディッグ
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H形鋼製品の製造において、特にユニバーサル圧延を行う圧延機の水平ロール荷重と竪ロール荷重の両方を併せて低減させ、既存の圧延設備における生産性を向上させる。
- 公開日:2017/12/07
- 出典:H形鋼の製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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2つのH形鋼の接合部において、添板やボルト等の部品点数の削減、加工手間の削減、施工時のH形鋼の仮支持の確保、位置合わせの簡単化、並びに曲げモーメントを伝達すること、を可能とする、H形鋼の接合構造を提供する。
- 公開日:2017/09/07
- 出典:H形鋼の接合構造及びそれに用いられるH形鋼
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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母材だけでなく、溶接熱影響部の低温靭性をも向上させた、低温用H形鋼及びその製造方法を提供する。
- 公開日:2017/06/29
- 出典:低温用H形鋼及びその製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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母材だけでなく、溶接熱影響部の低温靭性をも向上させた、フランジの板厚が50mmを超える低温用H形鋼及びその製造方法を提供する。
- 公開日:2017/10/12
- 出典:低温用H形鋼及びその製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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枠体101は、例えば、鉄やステンレス等の金属製の枠状の部材であり、回転軸111、タイヤ駆動モータ112、レール114、台車115、ドラム121、ドラム駆動機構122、及びドラム駆動モータ123等を直接的又は間接的に保持する。枠体101は、複数の金属製のH形鋼等のような柱状の部材がボルト締結や溶接等で組み付けられることによって、図1及び図2に示すように、前後方向、左右方向、及び上下方向に立体的な骨格を有する。
- 公開日:2020/03/26
- 出典:タイヤ試験装置
- 出願人:富士電機株式会社
H形鋼の特徴 に関わる言及
H形鋼の使用状況 に関わる言及
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以上の点から低降伏比と耐火性を満たし、溶接性に優れ、板厚方向の均質性を有する極厚圧延高強度H形鋼の製造を可能とすることにより、今後の高層建築物における柱材として多くの需要が見込まれる。
- 公開日: 1996/07/09
- 出典: 耐火性を有し溶接性に優れ、板厚方向の強度変化の少ないフランジ厚さ80mm以上の建築向け高強度極厚圧延H形鋼の製造方法
- 出願人: JFEエンジニアリング株式会社
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H形鋼を製造する場合、熱間圧延は、孔型圧延によるブレークダウン工程、エッジャー圧延機及びユニバーサル圧延機による中間圧延工程、及び、ユニバーサル圧延機による仕上圧延工程によって実施される。なお、H形鋼のウェブ高を制御するスキューロール圧延工程を含んでもよい。
- 公開日: 2011/10/13
- 出典: 耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材並びにその製造方法
- 出願人: 新日鐵住金株式会社
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突出寸法Lの大小に影響されることなく、短時間で、かつ、カッターの損耗を最小限に抑えてH形鋼の開先加工とスカラップ加工を一過的に行う開先加工方法及び加工装置を提供する。
- 公開日: 2004/06/10
- 出典: H形鋼の開先加工方法及び開先加工装置
- 出願人: 大東精機株式会社
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