EGR の意味・用法を知る
EGR とは、排気還流装置 や機関出力の制御及び特殊形式機関の制御 などの分野において活用されるキーワードであり、トヨタ自動車株式会社 や本田技研工業株式会社 などが関連する技術を23,910件開発しています。
このページでは、 EGR を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
EGRの意味・用法
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目標EGR率が低下するEGR低下時には、吸気通路内に残存するEGRガスの影響で燃焼が不安定になるおそれがある。
- 公開日:2018/01/11
- 出典:内燃機関の制御方法及び制御装置
- 出願人:日産自動車株式会社
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エンジンの排気系から吸気系に排出ガスを供給するガス還流装置であって、吸気系に設けられ、エンジンの各吸気ポートに吸入空気を分配する吸気マニホールド21と、排気系と吸気系とに接続され、排気系から吸気系に排出ガスを供給するEGR供給路31と、を有し、EGR供給路31は、排気系に接続される供給配管32と、吸気系に接続される供給配管33と、供給配管32と供給配管33との間に設けられる拡張チャンバ34と、を備え、拡張チャンバ34の断面積は、供給配管33の断面積よりも大きい。
- 公開日:2017/08/17
- 出典:ガス還流装置
- 出願人:株式会社SUBARU
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このような状況下において、車両の燃費向上を目的とした様々な技術開発が世界各国で行なわれており、その開発技術の例として、圧縮比向上、排気還流(EGR:Exhaust Gas Recirculation)ガス大量導入、ストイキ燃焼領域拡大などが挙げられる。これらの開発技術に共通するのは、点火時期の最適化である。内燃機関(例えば、エンジン)の燃焼では、最も燃費が良くなる点火時期(以下、MBT点火時期と称する)があり、そのMBT点火時期に少しでも近づけるように点火時期を制御している。例えば、EGRガスをエンジンの燃焼室内に導入すると、燃焼速度が低下するため、点火時期を進角側に補正制御する。
- 公開日:2017/02/16
- 出典:内燃機関の制御装置
- 出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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本発明の一態様は、ガス分配部9において、集合管3と複数の分岐管4とを備える吸気部5における各々の分岐管4に接続するEGR導入ポート33と、EGR導入ポート33の上流側にて4つのEGR導入ポート33に接続するEGRチャンバ32と、EGRチャンバ32の上流側にてEGRチャンバ32に接続し、ガス導入口11から導入されるEGRガスを均等に分配してEGRチャンバ32へ導入させる分岐通路部31と、を有する。
- 公開日:2017/08/17
- 出典:ガス分配装置
- 出願人:愛三工業株式会社
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燃焼時の前記エンジン(302)の各シリンダにおける捕捉EGRの量のシリンダ間のばらつきが、1%以下である請求項15に記載のシステム(300)。
- 公開日:2015/08/24
- 出典:排気ガス再循環のための方法およびシステム
- 出願人:ジーイーグローバルソーシングエルエルシー
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EGRガスと新気を含む掃気ガスが供給されるエンジン本体と、排気ガスの一部を取り込み、取り込んだ排気ガスをEGRガスとして前記エンジン本体に供給するとともに、EGRガス流量を調整するEGRガス流量調整部を有するEGRユニットと、前記EGRユニットに取り込まれなかった残りの排気ガスによって駆動され、新気を昇圧して前記エンジン本体に供給する過給機と、前記EGRガス流量調整部に制御信号を送信して、EGRガス流量を制御するEGR制御部と、を備え、前記EGR制御部は、目標エンジン回転数、エンジン負荷、掃気圧、及び過給機回転数のうち複数のエンジン状態量を取得し、取得した各エンジン状態量の値に基づいて、予め記...
- 公開日:2017/03/09
- 出典:エンジンシステム
- 出願人:川崎重工業株式会社
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本発明に係るエンジンシステム100は、エンジン本体10と、タービン部21及びコンプレッサ部22を有する過給機20と、エンジン本体10から過給機20のタービン部21へ排気ガスを導く排気流路30と、過給機20のコンプレッサ部22からエンジン本体10へ供給ガスを導く供給流路40と、タービン部21よりも上流から排気ガスの一部を抽出してエンジン本体10へ導くEGR流路50と、EGR流路50に設けられ抽出された排気ガスを昇圧するEGRブロワ60と、エンジンシステム100の急停止後における過給機20の過回転を回避する安全停止機構80と、を備える。
- 公開日:2018/03/08
- 出典:エンジンシステム
- 出願人:川崎重工業株式会社
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特定の気筒をEGR専用の気筒としながらも、必要時には高い出力を得られるような内燃機関を実現する。
- 公開日:2017/06/29
- 出典:内燃機関
- 出願人:ダイハツ工業株式会社
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環状チャンバの環状空間でのEGRの乱れを低減して、吸気流路へのEGRの導入量の低下を抑制する。
- 公開日:2016/05/26
- 出典:EGR混合構造
- 出願人:いすゞ自動車株式会社
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本発明に係る内燃機関の吸気構造は、多気筒内燃機関の各気筒の吸気ポート1に吸気を分配する吸気マニホールド2と、吸気マニホールドの入口3に接続された吸気ダクト4と、吸気ダクトに接続され、吸気ダクト内にEGRガスを排出する2つのEGR排出管5,6とを備える。吸気ダクトは、上流側から下流側に向かうにつれ上下方向に折り返される折り返し部14と、折り返し部の下流端から延びて側方に曲げられ、吸気マニホールドの入口に接続される湾曲出口部15とを有する。2つのEGR排出管は、折り返し部における前半の曲がり部のアウトコーナー部に接続される。湾曲出口部は、エルボ形状をなすように曲げられている。
- 公開日:2017/03/02
- 出典:内燃機関の吸気構造
- 出願人:いすゞ自動車株式会社
EGRの原理 に関わる言及
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制御部材の操作制御による見た目の効率の変化を学習して、制御対象状態量を常に安定的に制御することができる制御部材の制御処理装置、圧力制御処理装置、EGR制御処理装置及び過給圧制御処理装置を提供する。
- 公開日: 2014/02/03
- 出典: 制御部材の制御処理装置、圧力制御処理装置、EGR制御処理装置及び過給圧制御処理装置
- 出願人: ボッシュ株式会社
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例えば、低圧EGR流量制御装置及び、高圧EGR流量制御装置が流量制御弁を含んで構成されている場合には、低圧EGR流量制御装置の流量制御弁を全開制御し、高圧EGR流量制御装置の流量制御弁を全閉制御してもよい。
- 公開日: 2008/03/06
- 出典: 内燃機関の排気還流システム
- 出願人: トヨタ自動車株式会社
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そして、上記求めた各目標流量がEGR弁、排気弁、吸気弁を流れるように、図示しないフローにおいて、EGR弁開度と吸気弁開度を制御し、かつ吸気行程中の排気弁開度を制御する。
- 公開日: 1999/11/16
- 出典: ディーゼルエンジンの燃焼制御装置
- 出願人: 日産自動車株式会社
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EGR弁制御量演算手段60は、基本制御量pbaseに上記補正ptfbを加味して目標EGR弁制御量egrobjを求める。そして、目標EGR弁制御量egrobjと実EGR制御量とが一致するようEGR弁38を制御する。
- 公開日: 1999/08/31
- 出典: エンジンの制御装置
- 出願人: マツダ株式会社
EGRの問題点 に関わる言及
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上記実施の形態では、低回転高負荷域においてEGR量を増量しているが、これは、ターボチャージャの回転特性により、低回転高負荷域において空気量が不足すると仮定しているからである。しかし、ターボチャージャの回転特性によっては、高回転高負荷域においても空気量が不足する場合がある。そのような場合には、低回転高負荷域のみならず高回転高負荷域でもEGR量の増量を行うのが望ましい。
- 公開日: 2006/08/24
- 出典: 水素添加内燃機関の制御装置
- 出願人: トヨタ自動車株式会社
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その上、緩衝室の通路拡大による圧力緩衝の効果もあるので、EGRガスGeの排気脈動圧及び脈動流を大幅に緩衝することができ、EGRガスGeの排気脈動を平坦化することができる。
- 公開日: 2000/06/13
- 出典: 多気筒エンジンのEGR装置
- 出願人: いすゞ自動車株式会社
EGRの特徴 に関わる言及
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EGR用の排気冷却流路を排気流路及び冷却水流路とは別個に形成した場合には、冷却水流路が、排気冷却流路と排気流路との間に配置された構成とすることで、排気流路からの熱が排気冷却流路内の排気に伝達するのを抑制できる。したがってEGR用の排気に対する冷却効果が向上する。
- 公開日: 2011/11/24
- 出典: 内燃機関排気冷却システム及び排気冷却用アダプタ
- 出願人: トヨタ自動車株式会社
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吸熱側熱交換器16は、複数の独立した吸熱側熱交換器16A、16A、16Aからなり、それぞれ独立した冷媒貯留漕18A、18A、18Aを備えている。また、放熱側熱交換器17は、これら吸熱側熱交換器16A、16A、16Aに対応する複数の独立した放熱側熱交換器17A、17A、17Aとからなる。各吸熱側熱交換器16A、16A、16Aは、EGRガス30を隣接する吸熱側熱交換器16Aに通過させ、冷媒20を、隣接する吸熱側熱交換器16Aに通過させない仕切り16B、16Bによって、仕切られている。
- 公開日: 2009/06/18
- 出典: 流体の冷却装置
- 出願人: 株式会社小松製作所
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上述のタイプの冷却器デバイスの場合、場所を節約し、簡単な構造の冷却器デバイスを実現する知られる方法は、給気冷却器の冷却器要素及びEGR冷却器の冷却器要素が並んで互いに実質的に同一面内に配置された状態で給気冷却器及びEGR冷却器を互いに組み立てることである。
- 公開日: 2009/11/26
- 出典: 自動車用冷却器配置
- 出願人: スカニアシーブイアクチボラグ
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高圧EGRと低圧EGRとを併用して内燃機関の排気を吸気系に再循環させる排気再循環装置において、内燃機関の加速時においても充分な排気を再循環可能とする技術を提供する。
- 公開日: 2008/03/13
- 出典: 内燃機関の排気再循環装置
- 出願人: トヨタ自動車株式会社
EGRの使用状況 に関わる言及
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このように排気再循環制御誤差検出手段が最大開度状態での弁開度制御手段による開度制御の誤差を求めることにより、排気再循環弁における一層広い開度領域においてEGR量の誤差補正が正確にできる。
- 公開日: 2001/03/27
- 出典: 内燃機関の排気再循環制御装置
- 出願人: トヨタ自動車株式会社
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そして、上記燃焼変動率が上記燃焼変動率許容限界値よりも高いときは、GER量を減少させ、一方、上記窒素酸化物排出率が上記窒素酸化物排出率許容限界値よりも高いときはEGR量を増加させて、窒素酸化物排出量の低減を図る。
- 公開日: 1995/08/08
- 出典: エンジンのEGR制御装置
- 出願人: 株式会社SUBARU
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これにより、EGR量の少ない低負荷域ではEGR量を高精度で制御することができる一方、高負荷域では大量のEGRを確保することができ、低負荷域での高精度制御と高負荷域での大量EGRとの両立を簡易に実現している。
- 公開日: 1997/09/02
- 出典: エンジンの排気還流装置
- 出願人: 株式会社SUBARU
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このような方法を用いれば、エンジン回転数Nや外気温、水温、EGR量の変化による着火時期の変動も一括して、適正時期に補正できるため、より精度の高い着火時期制御が可能となる。
- 公開日: 2007/06/21
- 出典: 予混合圧縮着火エンジンの着火時期制御方法
- 出願人: ルネサスエレクトロニクス株式会社
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