脱燐 の意味・用法を知る
脱燐 とは、銑鉄の精製;鋳鉄の製造;転炉法以外の製鋼 や炭素鋼又は鋳鋼の製造 などの分野において活用されるキーワードであり、新日鐵住金株式会社 やJFEスチール株式会社 などが関連する技術を1,619件開発しています。
このページでは、 脱燐 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
脱燐の意味・用法
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脱燐 工程は、大径の荒銑を、脱燐後の溶銑の[S]が所定の管理値を超えない範囲の量で、スクラップシュートを用いて、脱燐炉に装入する工程を含む。
- 公開日:2017/08/10
- 出典:低燐低硫鋼の製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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珪素濃度0.45質量%以上の高炉溶銑に脱珪剤を添加して脱珪処理を行い、珪素濃度を0.2質量%〜0.4質量%とする脱珪工程と、脱珪処理後の溶銑に脱硫剤を添加して脱硫処理を行う脱硫工程と、脱硫処理後の溶銑を転炉型反応容器に装入し、 脱燐 剤を添加して脱燐処理を行う脱燐工程を有し、前記脱硫処理前の脱珪スラグ中に含まれるFeOを、16質量%以下に抑制する。
- 公開日:2016/05/16
- 出典:溶銑の精錬方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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低燐濃度までの 脱燐 を、低いスラグ発生量の下に効率よく行うことのできる脱燐および脱炭方法について提案する。
- 公開日:2016/11/04
- 出典:溶銑の脱燐および脱炭方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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脱燐 剤として、脱燐剤中に含まれる全CaO質量のうち35%以上がカルシウムフェライトとして含まれているものを、真空脱ガス槽内に挿入した上吹きランスから溶鋼の浴面へ向けて吹付けること、または、真空脱ガス槽内の溶鋼に合金鉄を投入する投入孔から添加することによって、溶鋼の還流中に添加し、脱燐剤の添加を終えた後に溶鋼を還流して脱燐反応させた後、脱酸を行う。
- 公開日:2015/12/24
- 出典:真空脱ガス設備を用いる溶鋼の脱燐処理方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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低コストの 脱燐 剤を用いて、脱燐効率の向上と排滓性を両立させた溶銑の脱燐方法を提案する。
- 公開日:2016/12/01
- 出典:溶銑の脱燐方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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本発明の溶銑の予備処理方法は、溶銑中に浸漬したインジェクションランス4を介して酸素源と石灰源とを含有する 脱燐 剤6を搬送ガスとともに溶銑中に吹き込んで溶銑5に脱燐処理を施す溶銑の予備処理方法において、脱燐剤中のCaO濃度とSiO2濃度との比(質量%CaO/質量%SiO2)で定義される塩基度の異なる2種類以上の脱燐剤を準備し、脱燐処理の進行に伴って塩基度の低い脱燐剤が添加されるように、投入する脱燐剤を脱燐処理の途中で切り替える。
- 公開日:2016/01/21
- 出典:溶銑の予備処理方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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さらに、 脱燐 処理の吹錬中期〜末期に、珪素源を上添加して、生成するスラグが、CaO、P2O5、SiO2の三元系でSiO2:10%以上含む組成となるように調整する。
- 公開日:2015/08/03
- 出典:燐酸質肥料原料の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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粉状の石灰による 脱燐 効果を評価し、評価結果に基づいて塊状の石灰の添加量を適切に制御すること。
- 公開日:2013/09/12
- 出典:溶銑吹錬処理の制御方法および制御装置
- 出願人:JFEスチール株式会社
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CaOの滓化率が向上し、吹錬時間を短縮しつつ優れた 脱燐 能を確保する。
- 公開日:2014/02/27
- 出典:転炉の高速吹錬方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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酸素上吹により 脱燐 処理を行う際に、転炉内への取鍋スラグの供給量(R)を、取鍋スラグの量(R)が溶銑1トン当たり(1)式の範囲に収まるように、装入塩基度(V)と脱燐吹錬時の炉内スラグ生成予測量(M)とが(2)式の範囲内において調整する。0.5[{S(3.5V−3.7)/X}M+1000(S−S0)X]≦R≦{S(3.5V−3.7)/X}M+1000(S−S0)X・・・・・(1)、1.0≦V≦2.5、10≦M≦40・・・・・(2)、ここで、S0:装入溶銑中のS濃度(以下濃度は質量%)、S:脱燐吹錬終了時の溶銑中目標S濃度、X:取鍋スラグ中のS濃度、V:装入塩基度(CaO質量/SiO2質量)、M:脱...
- 公開日:2013/07/18
- 出典:溶銑の脱燐吹錬方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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