粗圧延 の意味・用法を知る
粗圧延 とは、金属圧延一般 や薄鋼板の熱処理 などの分野において活用されるキーワードであり、JFEスチール株式会社 や新日鐵住金株式会社 などが関連する技術を6,179件開発しています。
このページでは、 粗圧延 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
粗圧延の意味・用法
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これら 粗圧延 工程や仕上げ圧延工程では、リバース式あるいはタンデム式などの圧延機が適宜用いられる。
- 公開日:2016/12/28
- 出典:高強度アルミニウム合金板
- 出願人:株式会社神戸製鋼所
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...0.40%、Nb:0.060〜0.070%、B:0.0005〜0.0025%、Ti:0.090〜0.130%ならびに不可避不純物、残部のFe;b)溶融物を鋳造してスラブを形成する工程;c)スラブを1200〜1300℃に再加熱する工程;d)950〜1250℃にて、≦50%の全体のパス圧下率でのスラブの 粗圧延 工程;e)800〜880℃の熱間圧延終了温度での粗圧延されたスラブの熱間仕上圧延工程;f)熱間仕上圧延の後に≦10s内において、≦40K/sの冷却速度にて50〜620℃に熱間仕上圧延された平鋼製品を冷却する工程;g)熱間仕上げ圧延された平鋼製品の巻き取り工程。
- 公開日:2017/05/25
- 出典:高強度の平鋼製品を製造するための方法
- 出願人:ティッセン・クルップ・シュタール・アクチエンゲゼルシャフト
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H形鋼を製造する際の孔型を用いた 粗圧延 工程において、孔型内での被圧延材のセンタリング性を従来に比べ向上させ、被圧延材の座屈や肉量の不均一を生じさせずに安定した圧延を行う。
- 公開日:2016/10/06
- 出典:H形鋼の製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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...にSnおよび/またはSbを合計で0.005%以上1.000%以下を含有し、Nを70ppm未満および酸可溶性Alを150ppm未満に抑制し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼スラブを1300℃以下で加熱し、該鋼スラブに熱間圧延を施す方向性電磁鋼板の製造方法であって、前記熱間圧延の 粗圧延 直後のシートバーの幅方向中心部における、表面温度の該シートバーの長手方向変動を100℃以内とする方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
- 公開日:2017/06/15
- 出典:方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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第2割り孔型と押し広げ孔型とを連続させて孔型をロール胴長に納めた場合でも、素材鋼片におけるフランジの外面に疵が残ることなく、当該フランジの部分の左右形状のばらつきを極力なくすことができる、H形鋼の 粗圧延 用孔型及びH形鋼の粗圧延方法を提供する。
- 公開日:2016/12/28
- 出典:H形鋼の粗圧延用孔型及びH形鋼の粗圧延方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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上記式に従って加熱工程及び 粗圧延 工程を変更することにより、熱延ケイ素鋼の製造におけるエッジ欠陥発生率を低減でき、表面品質が良好な熱延ケイ素鋼を生産できる。
- 公開日:2015/04/20
- 出典:熱延ケイ素鋼の製造方法
- 出願人:バオシャンアイアンアンドスティールカンパニーリミテッド
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図2は、明らかに、中空円錐 粗圧延 工程と転がりホイール接触面80は、回転ホイール接点80と全体の圧延工程の円錐面425まで増加を示しています。
- 登録日:2017/06/09
- 出典:配管外スレッドの圧延加工方法、ローリングヘッド及びその装置
- 出願人:上海氾華緊固系統有限公司
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スラブを加熱するステップと、幅プレス装置で幅圧下するステップと、入側に縦型圧延機を備える水平圧延機を用いて複数の圧延パス段階を有する 粗圧延 ステップと、からなる熱延鋼板用シートバーを製造する熱間圧延工程において、前記幅圧下ステップにおいてスラブ先端をタング形状とし、前記粗圧延の1パス目は第1の水平圧延のみ行い、Nパス目以降はそれぞれ第Nの幅圧延と水平圧延を行い、前記第Nの水平圧延による幅広がり量ΔWHNを(N−1)パス目終了後に予測し、予測値ΔWHN*と第Nの幅圧延量ΔWVNが下記式(1)を満足するように前記縦型圧延機にて幅圧延することを特徴とする熱延鋼板用シートバーの製造方法。ΔWHN*≦ΔW...
- 公開日:2014/06/05
- 出典:熱延鋼板用シートバーの製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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請求項1から4のいずれかに記載の成分組成を有する鋼素材を、1000℃以上1300℃以下で加熱し、 粗圧延 開始から完了までの圧下率を80%以上92%以下、粗圧延の圧延間隔時間を5秒以上30秒以下とする粗圧延を施し、仕上げ圧延の最終パスから数えて4パス前の圧下から最終パスの間までの時間および圧下率をそれぞれ5秒以下および40%以上、仕上げ圧延温度を800℃以上920℃以下とする仕上げ圧延を施し、仕上げ圧延完了から3.0秒以内に平均冷却速度が30℃/s以上の強制冷却を開始し、下記の方法で測定された巻取温度を500℃以上720℃以下、該巻取温度の標準偏差を30℃以内として巻き取る熱延鋼板の製造方法。(測...
- 公開日:2017/06/22
- 出典:熱延鋼板、フルハード冷延鋼板及び熱延鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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板幅制御装置10は、プレス装置2を利用して先端部の幅圧下量を定常部の幅圧下量より小さくして加熱したスラブを幅圧下した後、エッジャー5a及び 粗圧延 機3aを利用してスラブSの垂直方向及び水平方向の粗圧延を行う熱間粗圧延工程における板幅制御装置であって、プレス装置2の出側におけるスラブSの先端部の幅を測定するプレス出側幅計12と、測定されたスラブSの先端部の幅に基づいて粗圧延の1パス目におけるエッジャー5aの開度を制御する開度制御装置14と、を備えている。
- 公開日:2015/02/05
- 出典:板幅制御方法及び板幅制御装置
- 出願人:JFEスチール株式会社
粗圧延の問題点 に関わる言及
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つまり、上記構成によって、 粗圧延 速度が従来に比べて遅くなり、低速で粗圧延することになる。この低速圧延によって、粗圧延動力の減少及び粗圧延機の台数の減少が可能となり、小容量で少ない台数での粗圧延設備とすることができる。
- 公開日: 1999/07/27
- 出典: 熱間帯板圧延設備及び圧延方法
- 出願人: ルネサスエレクトロニクス株式会社
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上述の熱間圧延ラインにおいて、優れた靭性を確保するために、 粗圧延 工程の後段の粗圧延機での圧延の前に圧延材の温度を特定温度まで低下させることがある。このように、後段の粗圧延機での圧延の前に圧延材の温度を下げる場合には、例えば前段の粗圧延機で往復圧延した後に、前段の粗圧延機と後段の粗圧延機との間で圧延材を一定時間待機させ自然冷却していた。そして、その後当該圧延材を後段の粗圧延機に搬入して圧延を再開していた。
- 公開日: 2008/10/23
- 出典: 圧延材の圧延方法
- 出願人: 新日鐵住金株式会社
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これら各種基数の違いはあるが、 粗圧延 機12は、往復圧延あるいは一方向圧延あるいは両者により、一般的に合計で6回あるいは7回の粗圧延を行なって、粗圧延後の被圧延材8を、それにつづく仕上圧延機18に向け供給する。粗圧延におけるそれら各回の圧延を、各圧延パスともいい、6回あるいは7回というように複数回圧延することを、6パスで圧延するとか7パスで圧延するともいう。
- 公開日: 2008/06/19
- 出典: 熱間圧延におけるステンレス鋼の幅プレス方法およびそれを用いたステンレス熱延鋼板の製造方法
- 出願人: JFEスチール株式会社
粗圧延の特徴 に関わる言及
粗圧延の使用状況 に関わる言及
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粗圧延 工程において、幅方向プレス機、厚さ方向プレス機、圧延機、竪型圧延機、強圧下圧延機、竪型圧延機、圧延機の順に設備配列されている高強度鋼板の圧延設備列である。
- 公開日: 2000/11/21
- 出典: 高強度鋼板の圧延設備列
- 出願人: 株式会社神戸製鋼所
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熱間でスラブから帯板を製造する圧延設備において、 粗圧延 設備はスラブから粗バーまでの圧延を行うものである。この粗バーは引き続き仕上圧延機により減厚圧延され熱間帯鋼が製造される。
- 公開日: 1998/01/13
- 出典: 熱間板材圧延設備における圧延材の曲がり修正方法及び装置、熱間圧延設備並びに可逆テーパ状サイドガイド
- 出願人: ルネサスエレクトロニクス株式会社
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ところで、U型鋼矢板は、厚みが切断面より薄いために圧延が難しい鋼材のひとつである。このため、U型鋼矢板は、これまで、 粗圧延 工程、中間圧延工程および仕上圧延工程からなる圧延工程により、圧延されてきた。
- 公開日: 2001/06/19
- 出典: 鋼矢板の圧延方法および圧延装置
- 出願人: 新日鐵住金株式会社
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条用の金属、例えば条鋼の熱間圧延においては、 粗圧延 及び中間圧延において複数の圧延材を同時に圧延する多ストランド圧延を採用することによって生産性の向上を図っている。多ストランド圧延では、複数のカリバーを有するロールを粗圧延機と中間圧延機に採用し、このカリバー数と同じ数の圧延材を粗圧延機に供給し、同時に圧延する。
- 公開日: 2000/06/13
- 出典: 多ストランド連続圧延における圧延材接合方法及び装置
- 出願人: 新日鐵住金株式会社
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条用の圧延においては、 粗圧延 及び中間圧延において複数の圧延材を同時に圧延する多ストランド圧延を採用することによって生産性の向上を図っている。多ストランド圧延では、複数のカリバーを有するロールを粗圧延機と中間圧延機に採用し、このカリバー数と同じ数の圧延材を粗圧延機に供給し、同時に圧延する。
- 公開日: 2000/01/11
- 出典: 多ストランド連続圧延方法及び装置
- 出願人: 新日鐵住金株式会社
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