慣性力 の意味・用法を知る
慣性力 とは、防振装置 や特殊用途機関の応用、補機、細部 などの分野において活用されるキーワードであり、トヨタ自動車株式会社 や本田技研工業株式会社 などが関連する技術を4,354件開発しています。
このページでは、 慣性力 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
慣性力の意味・用法
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エンジン(14)においては、運動変換機構(32)の動作に伴って発生する1次 慣性力 と、バランサ機構(34)の動作に伴って発生する慣性力とを利用して、或いは、バランサ機構(60)の動作に伴って発生する慣性力を利用して、ピストン側圧に起因する1次慣性偶力によって発生する振動を低減する。
- 公開日:2017/03/02
- 出典:エンジン及び鞍乗型車両
- 出願人:ヤマハ発動機株式会社
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ロボットシステムは、複数の駆動軸を備えた多関節アーム10を有するロボット1と、アーム10先端に取り付けられ、駆動軸であるエンドエフェクタ軸を備えたエンドエフェクタ11と、前記複数の駆動軸を制御するロボットコントローラ2とを有し、ロボットコントローラ2は、前記エンドエフェクタ軸の駆動により生じる 慣性力 を求める慣性力取得部と、前記慣性力より前記複数の駆動軸の各軸に作用する外乱トルクを求める外乱トルク取得部と、前記複数の駆動軸の各軸についての制御目標値から得られるトルク指令と前記外乱トルクとに基いて、前記複数の駆動軸を制御する駆動軸制御部と、を有する。
- 公開日:2017/05/25
- 出典:ロボットシステム及びロボット制御方法
- 出願人:株式会社安川電機
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クランクシャフト2が1回転する間に1回燃焼するエンジン1のクランクシャフト2に、弾性体の弾性力によってトルクの変動を低減する弾性式振動低減機構7が連結され、弾性式振動低減機構7に複数の転動体13の往復動によってトルクの変動を低減するように構成された振子式振動低減機構11が連結されている車両用振動低減装置において、ピストン4が上死点にある場合に、複数の転動体13のうちトルクの変動によって転動体13に生じる 慣性力 の作用方向diと重力方向dgとの間の角度θが90度以内である転動体13の数が、角度θが90度より大きい転動体13の数より多くなるように振子式振動低減機構11に転動体13が設けられている。
- 公開日:2016/07/11
- 出典:車両用振動低減装置
- 出願人:トヨタ自動車株式会社
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車両が前面衝突したり急制動したりして急減速したときの 慣性力 でパーキングロックが意図せずに作動するのを簡単な構造で防止する。
- 公開日:2017/05/25
- 出典:パーキングロック装置
- 出願人:本田技研工業株式会社
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前記計測装置は、前記撮像装置からスイング時の前記ゴルフクラブの画像を取得する画像取得部と、取得された前記画像から前記少なくとも1つのヘッド識別特徴を認識し、認識された前記少なくとも1つのヘッド識別特徴の位置情報を取得する位置情報取得部と、取得された前記位置情報に基づいて前記ヘッドに生じる遠心力および 慣性力 を前記ゴルフクラブのヘッドに生じる力として計測する計測部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のゴルフスイングの計測システム。
- 公開日:2013/12/05
- 出典:ゴルフスイングの計測システム、計測装置、および計測方法
- 出願人:株式会社ブリヂストン
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吐水装置SHでは、滝吐水流路部SHdは、出口部12から滝状水流WFaとして吐出される水に対して幅方向への 慣性力 を付与するものであって、滝状水流WFaが割れてしまうことなくそのままの形態を保持して進行する範囲内でその付与する慣性力を幅方向における中央側から両端側に向かって徐々に増大させる慣性力調整手段として機能する。
- 公開日:2013/07/25
- 出典:吐水装置
- 出願人:TOTO株式会社
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レバー部材41は、車両の衝突時にドアの車外方向に向けて作用する所定の 慣性力 が作用しない状態でアウタハンドルがドア閉位置にあるときセット位置に保持され、前記慣性力が作用するとき付勢部材42の付勢力に抗し前記セット位置より車外方向に揺動してロック位置に移動する。
- 公開日:2015/01/08
- 出典:車両のドアアウタハンドル構造
- 出願人:アイシン精機株式会社
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複数の移動体から工作機械に作用する 慣性力 で工作機械の位置ずれが生じることを防止する工作機械における移動体の移動制御装置及び移動制御方法を提供する。
- 公開日:2014/08/28
- 出典:工作機械における移動体の移動制御装置及び移動制御方法
- 出願人:オークマ株式会社
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基礎7に支承された構造物2と構造物直下地盤3を囲む地中壁6とを備える地盤の液状化対策構造1において、基礎7は構造物2との間に免震装置8が介装され、その周縁部に立設された擁壁71外面が地中壁6内面と滑りを許容した状態で接していて構造物2の下方への移動を許容し、地震による水平方向の構造物 慣性力 は免震装置8により低減され、低減された構造物慣性力が擁壁71を介して地中壁6へと伝達され、構造物直下地盤3へ作用する構造物慣性力による外力を減少させ、地盤のせん断応力を低減する一方、鉛直方向の構造物の荷重全体を前記構造物直下地盤に作用させ、地盤の有効応力を増大する。
- 公開日:2014/08/07
- 出典:構造物荷重と免震装置による地盤の液状化対策構造
- 出願人:大成建設株式会社
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このように、容器Cを減速する時間を短くするとともに減速の割合を小さくすることにより、減速時における容器Cへの 慣性力 の影響を極力小さくしている。
- 公開日:2021/03/11
- 出典:物品群分離集積装置
- 出願人:澁谷工業株式会社
慣性力の原理 に関わる言及
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もちろんどんな型の回転検出器も用いることができ、あるいはこの検出器は車両の使用を検出する他の検出器、例えば車両の加速および減速に対して高感度である、低い 慣性力 に対する慣性力検出器に置き換え得る。
- 公開日: 1994/01/25
- 出典: 車両のための膨張可能な安全クッション
- 出願人: オ−トリブクリパンソシエテアンノムコレクティフ
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しかしながら、従来は、 慣性力 の大きな回転数を制限すべき工具及び工具治具であっても、回転数を自動的に判定する手段が無いために、誤って適さない回転数での回転指令を行った場合に、作業者の安全が脅かされるか又は機械の損傷の可能性があった。
- 公開日: 1999/02/23
- 出典: 工具及び工具治具の主軸上での回転数判定方法
- 出願人: 東芝機械株式会社
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常に同一方向で好ましくは連続したすなわち停止しない回転運動により、応力を減少させて、機械における 慣性力 及び結果としての振動を除去又は大きく低減するという別の利点を得ることができる。
- 公開日: 2006/11/16
- 出典: 回転アームで担持したカッターで管状製品を製造する機械及び方法
- 出願人: フアビオ・ペリニ・ソシエタ・ペル・アチオーニ
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また、低速停止制御を行う場合には、通常停止制御において全相励磁を開始する位置よりも近い位置で全相励磁が開始されるので、通常停止制御に比較して早くから減速が開始されることで 慣性力 の弱くなる低速停止制御を行っても、通常停止制御と同じ停止位置に停止させることができ、通常停止制御を行うか、低速停止制御を行うか、によって停止位置にばらつきが生じてしまうことを防止できる。
- 公開日: 2013/05/02
- 出典: スロットマシン
- 出願人: 株式会社三共
慣性力の問題点 に関わる言及
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ところで、上記0002の 慣性力 利用分級機では、突き出た曲面に沿った気流の運動の変化の程度では、微細な粒子を分級精度よく分級することは難しい。0003の慣性力分級機においては、さらに微細な粒子を分級することを可能にしているがこれも分級精度に問題がある。一方、遠心力分級機においても、微細な分級になると分級精度に問題がある。
- 公開日: 2001/04/17
- 出典: 分級機
- 出願人: 西村一郎
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また、このような回転型現像装置においては、現像器ユニットが回転して所定の現像器が現像位置に停止された際に、一旦は現像剤収容部に補給された現像剤が、現像器ユニットの回転時の 慣性力 によって該現像剤収容部の現像剤受入れ口及び現像剤容器の現像剤補給口から飛び出して、現像剤容器内に残留してしまう。このため、現像剤容器内の現像剤量が不足していないにも拘らず、現像剤収容部内に十分な現像剤を補給できなくなることがあり、濃度の均一な安定した画像を得ることができなくなるという問題点もあった。
- 公開日: 1999/03/30
- 出典: 画像形成装置及び回転型現像装置
- 出願人: 株式会社リコー
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掃除機や集塵機に紙パツクやフイルターを使用せず遠心力や 慣性力 や重力等の物理的な力を利用した遠心力発生板や遠心力バリア形成板を用いて集塵しフイルターの目ずまりによる集塵力の低下や紙パツクの交換等の無い掃除機や集塵機。
- 公開日: 2004/07/22
- 出典: 遠心力発生板を備えた掃除機や集塵機の吸引フアン
- 出願人: 木村正明
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また、牽引連結部の位置が高いため、例えば加減速時やカーブ走行時において被牽引車の車重による 慣性力 や遠心力が自動二輪車の車体上部に加わり、自動二輪車の走行安定性が損われやすいという難点がある。
- 公開日: 1997/03/11
- 出典: 自動二輪車の牽引装置および被牽引車
- 出願人: スズキ株式会社
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しかしながら、従来の模型による振動実験では、基礎部の根入れ部の各面に作用する水平力の大きさを直接計測することが難しく、このため、構造物全体の 慣性力 に対する基礎部の根入れ部の各面の水平力分担率を振動時に直接求めることが困難であった。
- 公開日: 1994/04/05
- 出典: 建物基礎部に作用する水平力の計測装置
- 出願人: 株式会社竹中工務店
慣性力の特徴 に関わる言及
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このことにより、支持点の近傍に比べて、支持点間の部分は軽量化される。そのため、反射鏡に外力が加わったとしても、支持点の近傍に比べて支持点間の部分には 慣性力 が生じにくくなる。一方、支持点の近傍は支持されているので、もともと振動は生じにくい。したがって、反射鏡の振動は抑制される。
- 公開日: 2005/05/26
- 出典: 光走査装置における反射鏡の支持方法及び光走査装置並びに画像形成装置
- 出願人: パナソニック株式会社
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しかし、同じ回転系で測定する場合は、軸と軸受け間の摩擦力、 慣性力 などの力が加わる。そのため、回転における支持基準となる側に対し、回転系とは接触しない位置から非接触で回転変位を測定するとよい。そうすれば、回転運動の影響を受けることなく、非接触で精度良く回転変位を測定することが可能となる。
- 公開日: 2014/06/19
- 出典: 回転角度測定装置及び回転角度測定方法
- 出願人: 株式会社東京精密
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車両用シートベルト
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- スライダ構造
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- ベルトの係止形態に特徴のあるもの
- 係止部が移動するもの
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- 緊急時又は事故後の解除装置
- ベルト巻取器又は収納装置
- 緊急ロック装置の目的
- 緊急感知手段
- ラチェット
- ロック部材の支持
- ロック部材の制御部材
- 緊急時にベルトをクランプする装置
- 巻取りをロックする圧迫感防止巻取器
- 巻取り力を調整する圧迫感防止巻取器
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- インターロック装置
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- 警報装置