再結晶温度 の意味・用法を知る
再結晶温度 とは、薄鋼板の熱処理 や鋼の加工熱処理 などの分野において活用されるキーワードであり、新日鐵住金株式会社 やJFEスチール株式会社 などが関連する技術を343件開発しています。
このページでは、 再結晶温度 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
再結晶温度の意味・用法
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一方、鋼板の製造面からは、低コスト化、生産性の観点から低温で焼鈍できることが好ましいが、薄手材は鋼板製造時の連続焼鈍工程においてヒートバックルと呼ばれる鋼板の腰折れを起こし易く、これを避けるため 再結晶温度 が低く、より低温での焼鈍を可能とすることが求められている。
- 登録日:2011/07/01
- 出典:極薄鋼板およびその製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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発明の説明 本発明の第1対象は電子回路の相互接続回路の実現のための陰極スパッタリング標的において、その活性部分、すなわち陰極スパッタリング作業の際に除去されることができる標的の部分が、電気抵抗が20℃で3μΩ・cm未満でありながら、 再結晶温度 が室温よりもはるかに高い、すなわち約20℃よりもはるかに高い、銅と鉄を同時に含有する高純度のアルミニウム合金で構成されることを特徴とする標的である。
- 登録日:2010/10/01
- 出典:アルミニウム合金製陰極スパッタリング標的
- 出願人:アルミニウムペシネイ
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さて、発明者らは、冷延材を母板とする高張力溶融亜鉛めっき鋼板、すなわち高張力溶融亜鉛めっき冷延鋼板について、上記した課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、合金元素を適正に調整して鋼板の 再結晶温度 とA1 およびA3 変態温度を制御した上で、冷延後の再結晶焼鈍温度およびその後の冷却速度を適正化することにより、平均結晶粒径が 3.5μm 以下の超微細粒組織が得られ、さらにAc1変態点以上、Ac3変態点以下の温度域で熱処理することにより、延性が顕著に向上することの知見を得た。
- 公開日:2004/07/22
- 出典:超微細粒組織を有し延性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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さて、発明者らは、上記の目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、合金元素を適正に調整して鋼板の 再結晶温度 とA1 およびA3 変態温度を制御した上で、冷延後の再結晶焼鈍温度およびその後の冷却速度を適正化することにより、主相であるフェライトの平均結晶粒径が 3.5μm 以下の超微細粒組織になると共に、第2相を焼戻しマルテンサイト(一旦急冷してマルテンサイトに変態させたものを 300℃以上の温度に再加熱して得る)にすることにより衝撃吸収特性が著しく向上することの知見を得た。 本発明は、上記知見に立脚するものである。
- 公開日:2004/10/07
- 出典:超微細粒組織を有し衝撃吸収特性に優れる冷延鋼板およびその製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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次に、相対的に低い周波数特性を有する弾性表面波素子を、金属バンプの 再結晶温度 よりも高い温度までパッケージを熱してから、フリップチップボンディング法で搭載する。
- 公開日:2004/07/15
- 出典:弾性表面波装置の製造方法
- 出願人:株式会社村田製作所
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請求項1乃至3のいずれかに記載の組成を有する鋼を、熱間圧延し、冷間圧延を行った後、軟化率50%で定義される 再結晶温度 〜(再結晶温度+50℃)の範囲で再結晶焼鈍を行うことを特徴とする、窒化後の強度と低温脆性に優れた窒化処理用鋼板の製造方法。
- 公開日:2000/02/02
- 出典:窒化後の強度と低温脆性に優れたプレス後窒化処理用冷延鋼板およびその製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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さて、発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、合金元素を適正に調整して鋼板の 再結晶温度 とA1 およびA3 変態温度を制御した上で、冷延後の再結晶焼鈍温度およびその後の冷却速度を適正化することにより、主相であるフェライトの平均結晶粒径が 3.5μm 以下の超微細粒組織になると共に、第2相を最適化されて、スポット溶接性(HAZ軟化抵抗)が著しく向上することの知見を得た。
- 公開日:2004/07/29
- 出典:超微細粒組織を有しスポット溶接性に優れる冷延鋼板およびその製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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可塑性金属材料を 再結晶温度 未満の温度で金型の間に挟み、該金属材料を少しずつ搬送しながら高圧下プレス加工により再結晶の駆動力となる格子歪みを蓄え、大角粒界を形成させて微細結晶粒を有する金属材料を得る。
- 公開日:2005/07/28
- 出典:金属材料の製造方法
- 出願人:株式会社IHI
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さて、発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、合金元素を適正に調整して鋼板の 再結晶温度 とA1 およびA3 変態温度を制御した上で、冷延後の再結晶焼鈍温度およびその後の冷却速度を適正化することにより、主相であるフェライトの平均結晶粒径が 3.5μm 以下の超微細粒組織になると共に、第2相を最適化されて、伸びフランジ性が著しく向上することの知見を得た。
- 公開日:2004/07/29
- 出典:超微細粒組織を有し伸びフランジ性に優れる溶融亜鉛めっき冷延鋼板およびその製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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更なる耐久性を向上できる抵抗溶接用電極、すなわち高強度で高靭性で高 再結晶温度 の抵抗溶接用電極材料を提供すること。
- 公開日:2004/10/07
- 出典:抵抗溶接用電極材料およびその製造方法
- 出願人:株式会社アライドマテリアル
再結晶温度の問題点 に関わる言及
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