再結晶 の意味・用法を知る
再結晶 とは、電磁鋼板の製造 や非鉄金属または合金の熱処理 などの分野において活用されるキーワードであり、新日鐵住金株式会社 やJFEスチール株式会社 などが関連する技術を109,565件開発しています。
このページでは、 再結晶 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
再結晶の意味・用法
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質量で、Feが0.8%以上1.5%以下、酸素(O)が0.28%以上0.4%以下を含有し、残部がチタンおよび不可避不純物からなるα+β型チタン合金を、最終焼鈍において、バッチ焼鈍の場合は500〜600℃で10800〜54000秒保持し、連続焼鈍の場合は700〜850℃で30〜150秒保持することにより、 再結晶 した等軸α相の円相当平均結晶粒径が2〜10μmであり、再結晶した等軸α相が面積率で15%以上90%以下、再結晶したβ相率が0.5%以上10%以下で、さらに加工組織が10%以上85%以下存在するα+β型チタン合金板とする。
- 公開日:2017/03/23
- 出典:α+β型チタン合金板およびその製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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96.30質量%以上のCu、並びに添加元素としてP、Si、Al、Ge、Ga、Zn、Ni及びSbの群から選ばれる1種以上の元素を含有し、残部不可避的不純物からなる銅合金箔であって、表面を100μm×100μmの視野で観察した際、及びその圧延平行断面を幅100μmの範囲で観察した際、いずれの場合も 再結晶 部の平均結晶粒径が0.1〜3.0μmかつ最大結晶粒径が6μm以下である。
- 公開日:2016/11/04
- 出典:フレキシブルプリント基板用銅合金箔、それを用いた銅張積層体、フレキシブルプリント基板、及び電子機器
- 出願人:JX金属株式会社
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該プロセスは、(a)冷却液に浸漬したダイプレートの開口部を通して接着剤を押し出すこと;(b)冷却液中で接着剤を切断して複数のペレットにすること;(c)約25℃〜約40℃の温度範囲で少なくとも30分間ペレットを固化させること;および(d)ペレットを 再結晶 液から分離し、ペレットを乾燥させることを含む。
- 公開日:2015/08/20
- 出典:流動性非晶質ポリ-αオレフィン接着剤ペレットを調製するプロセス
- 出願人:ヘンケルアイピーアンドホールディングゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
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セラミックス基板と、前記セラミックス基板の一面にろう材層を介し接合された銅または銅合金からなる回路板と、前記回路板の表面に被着されたNiめっき層を有するセラミックス回路基板であって、前記回路板は下記で定義される第1 再結晶 相および第2再結晶相を含み、前記Niめっき層は、前記第1再結晶相の表面上に形成された粒状相および前記第2再結晶相の表面上に形成された平滑相を含み、前記粒状相と平滑相との境界部における酸素濃度が25.0原子%以下であるセラミックス回路基板。 第1再結晶相:成長方位が回路板の表面の垂直方向に対して±30°以内である結晶子からなり、当該結晶子の長軸長の平均値が100〜400μmである...
- 公開日:2013/11/28
- 出典:セラミックス回路基板の製造方法およびセラミックス回路基板
- 出願人:日立金属株式会社
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2次 再結晶 された鋼板において結晶方位の絶対値の面積加重平均でβ角度が3°未満となるように制御することを特徴とし、β角度は、2次再結晶集合組織の圧延直角方向を軸として[100]方向と圧延方向間のずれ角度である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の低鉄損高磁束密度方向性電気鋼板の製造方法。
- 公開日:2016/04/07
- 出典:低鉄損高磁束密度方向性電気鋼板及びその製造方法
- 出願人:ポスコ
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大きな加工率で熱間鍛造加工を行っても、 再結晶 による粗大な再結晶粒組織が発生せず、微細な未結晶粒組織として、高強度高靱性化、高耐食性化などの特性向上が図れるアルミニウム合金鍛造材を提供する。
- 公開日:2015/11/02
- 出典:アルミニウム合金鍛造材
- 出願人:株式会社神戸製鋼所
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ニッケル基超合金中の 再結晶 による結晶の有無を測定する方法は、走査電子顕微鏡及び解析装置に基づいて測定する方法である。
- 公開日:2014/07/07
- 出典:ニッケル基超合金の劣化診断方法
- 出願人:中部電力株式会社
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鍛造組織の予測方法は、 再結晶 が完了しているか否かの判定を行うステップと、再結晶が完了している場合、組織の粗大化を判定する粗大化判定ステップと、再結晶が完了していない場合、組織の均一性を判定する均一性判定ステップとを具備している。
- 公開日:2014/10/30
- 出典:鍛造組織の予測方法
- 出願人:日立金属株式会社
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硝酸アンモニウムを濃硝酸に溶解させた溶液と、ヘキサメチレンテトラミンを酢酸に溶解させた溶液と、無水酢酸を原料とし、これをニトロ化したのち水を加えて加水分解し、ろ過して廃酸を分離したのち水洗し、ついで煮洗して得られた粗RDXを有機溶媒で溶解して晶出し、水洗後ろ過して 再結晶 することよりなるRDXの製造方法において、粗結晶及び若しくは再結晶されたRDXのうち、74〜125μm以下の粒子を除去することを特徴とするRDXの製造法。
- 公開日:2014/02/20
- 出典:RDXの製造方法
- 出願人:中国化薬株式会社
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最終的に熱処理されたX線回転陽極(10)において、焦点軌道(16)の少なくとも一部分が 再結晶 されていない構造および/または部分再結晶された構造で存在する。
- 公開日:2014/03/17
- 出典:X線回転陽極
- 出願人:プランゼーエスエー
再結晶の問題点 に関わる言及
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しかしながら、動的 再結晶 は極めて速い速度で粒界移動あるいは新粒界を生成することによって歪を開放する現象であり、また、結晶粒の微細化は、粒界移動を容易化するので、動的再結晶を生じ易くする方向に作用する。さらに、動的再結晶の各生成は旧粒界で起こるので、旧結晶粒が微細であるほど、動的再結晶粒の各生成頻度が高まり、再結晶後の新結晶粒の微細化が進行することになる。
- 公開日: 1998/01/13
- 出典: 超微細組織を有する高張力熱延鋼板の製造方法
- 出願人: JFEスチール株式会社
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また、ある種の難加工性材料からなる被加工線材については熱間加工を行っている。この熱間加工とは、被加工材の 再結晶 の有無にかかわらず、加熱して加工することをいう。この熱間加工で被加工線材を加熱する温度は材料固有の温度を有しており、この適性温度範囲外で伸線加工を行うと、伸線後の被加工線材に欠陥を生じさせたり、また伸線加工中に被加工線材が断線するなどのトラブルを生じることがある。
- 公開日: 1995/07/25
- 出典: 伸線機
- 出願人: 株式会社東芝
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熱間粗圧延開始から終了までの間、及び熱間仕上圧延に移行する間に行われるAl合金の 再結晶 を精度よく制御するには、熱間粗圧延と熱間仕上圧延はそれぞれ異なった圧延機で行うのがよい。
- 公開日: 2000/04/25
- 出典: アルミニウム合金板
- 出願人: 株式会社神戸製鋼所
再結晶の特徴 に関わる言及
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なお、 再結晶 の際にA型の種結晶に代えてB型の種結晶を投入した場合には、得られる結晶形は、A型の結晶形のみ、B型の結晶形のみ、A型の結晶形とB型の結晶形が混在した結晶のいずれかとなる。すなわち、B型の種結晶を投入した場合には特定の結晶形を選択的に得ることができない。
- 公開日: 2010/10/14
- 出典: イソインドリン誘導体のA型の結晶形の製造方法及びイソインドリン誘導体のA型の結晶形
- 出願人: セントラル硝子株式会社
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高い電導度を与えることができかつ 再結晶 により高純度化を図ることができるホウ素錯体塩からなる電解質を用いたアルミ電解コンデンサ用電解液およびその電解液を有するアルミ電解コンデンサを提供すること。
- 公開日: 2009/09/10
- 出典: アルミ電解コンデンサ用電解液及びアルミ電解コンデンサ
- 出願人: 日本カーリット株式会社
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有機低分子化合物及びその製造
- 発明の種類
- 用途
- 反応
- 精製;分離;安定化;その他の物理的処理
- 反応の促進・抑制(反応工学的手法によるもの→BD)
- 反応媒体、分離・精製・回収用溶媒
- 反応パラメ−タ−
- 反応工学的手法
- 反応試剤(触媒として明らかなもの→BA01〜85)
- 炭素環構造
- ハロゲン
- OH,OM
- エ−テル,アセタ−ル,ケタ−ル,オルトエステル
- アルデヒド
- ケトン,キノン
- カルボン酸,その塩,ハライド,無水物
- エステル(CO7C213/〜225/、227/〜229/、231/〜237 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ニトロ、ニトロソ、アミン(CO7C213/〜225/、227/〜229/、231/〜237/のいずれかが付与されている場合に付与している)
- カルボン酸アミド(C07C231/〜237/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- オキシム
- 同位元素の種類(C07B59/00が付与されている場合に、付与している)
- ゼオライト、アルミノシリケ−ト;イオン交換樹脂(C071/〜15,27/〜39/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ハロゲン化炭化水素(C07C19/〜25/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 安定化剤(混合物は各成分にタ−ム付与)(C07C17/〜25/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 炭素骨格(C07C27/〜39/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 官能基(C07C27/〜39/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- アルコ−ル(C07C27/〜39/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 製法(C07C41/〜43/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 目的化合物(C07C41/〜43/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- エステルの製法(C07C67/〜69/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 酸部分が種々の場合をとり得るエステル
- アルコ−ル部分が非環式炭素原子に結合している不飽和アルコールであるもの(C07C69/025 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- アクリル酸またはメタクリル酸のエステル
- 酸素含有置換基を有するカルボン酸のエステル(C07C69/66〜69/738 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- アミノカルボン酸(C07C227/229のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ニトリルの製法(C07C253/〜255/、261/02 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- カルバミン酸エステルの構造
- カルバミン酸エステルの製造
- 対象化合物の種類(C07C313/〜323/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- −SOn−含有特定部分構造(C07C313/〜323/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- −SOn−不含特定部分構造(C07C313/〜323/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- チオ誘導体のもつ官能基(C07C325/〜381/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ビタミンD系化合物(C07C401/ のいずれかが付与されている場合は、付与している)
- C≧4不飽和側鎖をもつシクロヘキサン、シクロヘキセン
- プロスタグランジン系化合物(C07C405/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)