中間焼鈍 の意味・用法を知る
中間焼鈍 とは、非鉄金属または合金の熱処理 や金属圧延一般 などの分野において活用されるキーワードであり、三菱アルミニウム株式会社 や株式会社神戸製鋼所 などが関連する技術を2,127件開発しています。
このページでは、 中間焼鈍 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
中間焼鈍の意味・用法
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但し、結晶粒をより微細化させるためには、冷間圧延率は30%以上であることが望ましく、また前記荒鈍と同様の目的で、冷間圧延パス間で 中間焼鈍 を行っても良い。
- 公開日:2016/12/28
- 出典:高強度アルミニウム合金板
- 出願人:株式会社神戸製鋼所
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前記組成のアルミニウム合金に、400〜520℃で4〜16時間保持する均質化処理を行い、冷間圧延で、途中に 中間焼鈍 は行わないか、バッチ焼鈍で300〜450℃で3〜6時間保持する中間焼鈍を行い、最終冷間圧延率を98.3%以上する。
- 公開日:2017/10/12
- 出典:電池集電体用アルミニウム合金箔およびその製造方法
- 出願人:三菱アルミニウム株式会社
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Agを0.1〜4質量%含有し、残部がCuと不可避的不純物からなる合金組成を与える銅合金材料を溶解、鋳造して荒引線を得て、該荒引線に、加工度ηが0.5以上4以下の冷間加工と 中間焼鈍 を少なくとも1回ずつこの順で繰り返して所定の線径の線材を得て、ここで、前記中間焼鈍をバッチ式で行う場合は不活性ガス雰囲気下で400〜800℃で30分〜2時間の熱処理を行い、または、前記中間焼鈍を連続式で行う場合は不活性ガス雰囲気下で500〜850℃で0.1〜5秒の熱処理を行い、その後、該線材に、加工度ηが0.5以上4以下の最終冷間加工と最終焼鈍をこの順で行い、ここで、前記最終焼鈍をバッチ式で行う場合は不活性ガス雰囲気下...
- 公開日:2017/03/02
- 出典:銅合金線材及びその製造方法
- 出願人:古河電気工業株式会社
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アルミニウム合金箔は、Fe:0.8質量%以上1.8質量%以下を含有し、残部がAlと不可避不純物からなり、不可避不純物中でSi:0.01質量%以下に規制された組成を有し、平均結晶粒径が5μm以下、且つ最大結晶粒径/平均結晶粒径比が2.5以下であり、圧延方向に対して0°、45°、90°の各方向の伸びが25%以上であり、冷間圧延に際し、昇温速度が10〜250℃/秒、加熱温度が450〜550℃、保持時間が5秒以下、冷却速度が20〜200℃/秒の 中間焼鈍 を行い、その後、最終冷間圧延率を90%以上で最終冷間圧延を行うことにより製造することができる。
- 公開日:2016/09/01
- 出典:伸び特性に優れたアルミニウム合金箔
- 出願人:三菱アルミニウム株式会社
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冷間圧延に際し連続焼鈍による 中間焼鈍 が行われていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のリチウムイオン電池正極集電体用アルミニウム合金箔。
- 公開日:2015/06/22
- 出典:リチウムイオン電池正極集電体用アルミニウム合金箔およびその製造方法
- 出願人:三菱アルミニウム株式会社
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質量%で、Fe:1.4%以上2.0%以下、Si含有量:0.15%以下を含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなる組成を有し、前記アルミニウム合金軟質箔の製造に際し、冷間圧延の途中で連続焼鈍によって 中間焼鈍 を行う。
- 公開日:2015/11/16
- 出典:アルミニウム合金軟質箔およびその製造方法
- 出願人:三菱アルミニウム株式会社
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...係式を満たす組成を有し、引張強度120MPa以上、0.2%耐力80MPa以上で、圧延方向に対して0°、45°、90°の各方向の伸びがいずれも20%以上であり、例えば冷間圧延工程で、昇温速度10〜250℃/秒、加熱温度400℃〜550℃、保持時間なしまたは保持時間5秒以下、冷却速度20〜200℃/秒で 中間焼鈍 を少なくとも1回行うことにより製造する。
- 公開日:2016/05/16
- 出典:アルミニウム軟質箔およびその製造方法
- 出願人:三菱アルミニウム株式会社
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チタン材に対して熱間圧延を行った後、冷間圧延および 中間焼鈍 をこの順で2回以上行い、最後の中間焼鈍後に仕上げ冷間加工および仕上げ焼鈍をこの順で行う請求項1に記載の高強度チタン板の製造方法であって、前記中間焼鈍の焼鈍温度域を750〜850℃とし、前記中間焼鈍の焼鈍時間を30〜300秒とし、前記仕上げ焼鈍の焼鈍温度を720〜850℃とし、前記仕上げ焼鈍の焼鈍時間を30〜200秒とすることを特徴とする高強度チタン板の製造方法。
- 公開日:2016/06/23
- 出典:高強度チタン板およびその製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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ただし、(1)式において、CR:最終 中間焼鈍 以降の冷間圧延率(%)、FT:最終冷間圧延パスにおける圧延直後のコイル温度(℃)とする。
- 公開日:2015/03/23
- 出典:耐流通ピンホール性に優れる缶ボディ用アルミニウム合金板の製造方法
- 出願人:三菱アルミニウム株式会社
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Snを含有する特定組成の6000系アルミニウム合金板の、Snの固溶量を、板製造時の鋳造時の冷却速度や冷間圧延途中の 中間焼鈍 を好ましい条件として、できるだけ増やし、Snの原子空孔の捕獲や放出効果を十分に発揮させ、板製造後に100日が経過するなどの長期間の室温時効を抑制してヘム加工性を向上させるとともに、BH性も向上させる。
- 公開日:2016/04/07
- 出典:成形用アルミニウム合金板
- 出願人:株式会社神戸製鋼所
中間焼鈍の問題点 に関わる言及
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この熱間圧延後、圧延板を更に冷間圧延する。この場合に、冷間圧延の途中で 中間焼鈍 することが好ましい。これらの冷間圧延及び中間焼鈍の条件は特に限定されるものではなく、通常の条件によればよい。
- 公開日: 1996/12/24
- 出典: 印刷版用アルミニウム合金板及びその製造方法
- 出願人: 株式会社神戸製鋼所
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なお、前述の加工率は、最終加工段階における機械加工の加工率である。そして、前加工として機械加工を施した場合には、その機械加工ごとに 中間焼鈍 を行い、残留歪みを除去しておくことが好ましい。
- 公開日: 1998/11/10
- 出典: 磁路構成材の製造方法
- 出願人: オムロン株式会社
中間焼鈍の使用状況 に関わる言及
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