正孔輸送層 の意味・用法を知る
正孔輸送層 とは、エレクトロルミネッセンス光源 や電場発光光源(EL) などの分野において活用されるキーワードであり、セイコーエプソン株式会社 やコニカミノルタ株式会社 などが関連する技術を37,010件開発しています。
このページでは、 正孔輸送層 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
正孔輸送層の意味・用法
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本開示の一実施形態の有機電界発光素子は、第1電極と、塗布膜で構成された 正孔輸送層 と、塗布膜で構成された有機発光層と、電子輸送層と、第2電極とをこの順に備えている。
- 公開日:2018/02/08
- 出典:有機電界発光素子、有機電界発光装置および電子機器
- 出願人:株式会社JOLED
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陽極と、発光層と、前記陽極と前記発光層との間に設けられ、陽極側正孔輸送材料を含み、電子受容性材料がドープされた陽極側 正孔輸送層 と、前記陽極側正孔輸送層と前記発光層との間に設けられ、中間正孔輸送材料を含む中間正孔輸送材料層と、前記中間正孔輸送材料層と前記発光層との間に、前記発光層と隣接して設けられ、下記一般式(1)で表される発光層側正孔輸送材料を含む発光層側正孔輸送層と、を備える、有機電界発光素子。
- 公開日:2017/01/12
- 出典:有機電界発光素子
- 出願人:三星ディスプレー株式會社
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入射光を光電変換する光電変換層、光電変換層に対して正孔を輸送する 正孔輸送層 、および光電変換層に対して電子を輸送する電子輸送層とが一対の電極の間に積層され、光電変換層を、特定の波長領域のみの光を選択的に吸収する層状有機ペロブスカイト材料により構成する。
- 公開日:2017/01/05
- 出典:固体撮像素子および固体撮像素子の製造方法、光電変換素子、撮像装置、電子機器、並びに光電変換素子。
- 出願人:ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
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ここで、前記 正孔輸送層 上に、前記光電変換層を積層する際に、金属酸化物とペロブスカイト結晶の前駆体との溶液を、前記正孔輸送層上に塗布し、ついで、アニールすることによってペロブスカイト結晶を形成する。
- 公開日:2017/06/29
- 出典:光電変換素子の製造方法
- 出願人:株式会社FLOSFIA
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正孔輸送層 130と電子阻止層150の間に、電子阻止層150のHOMO準位と1eV以下の差を有するLUMO準位を有するトラップ層140を含む、有機発光素子。
- 公開日:2018/02/01
- 出典:有機発光素子及びこれを用いた有機発光表示装置
- 出願人:エルジー.フィリップスエルシーデーカンパニー,リミテッド
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特にインクジェット法を用いる場合には、溶媒が自然乾燥で除去されるため、 正孔輸送層 や発光層の浸食が激しくなり、実用上問題のないデバイス特性を得ることが著しく困難になるおそれがある。
- 公開日:2017/07/06
- 出典:有機電子輸送材料及びこれを用いた有機電界発光素子
- 出願人:大電株式会社
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本発明の発光装置は、複数の陽極と、1つの共通陰極と、複数の陽極と1つの共通陰極との間に設けられている複数の 正孔輸送層 と、複数の正孔輸送層と1つの共通陰極との間に複数の正孔輸送層に接した状態で設けられている複数の発光機能層と、1つの正孔輸送層と1つの共通陰極との間で1つの正孔輸送層に接した状態で設けられているとともに1つの共通陰極と複数の発光機能層との間で複数の発光機能層に接した状態で設けられている1つの共通正孔輸送層と、1つの共通正孔輸送層と1つの共通陰極との間に1つの共通正孔輸送層に接した状態で設けられている1つの発光機能層とを有し、1つの共通正孔輸送層の厚さが2nm以下である。
- 公開日:2017/08/10
- 出典:発光装置および電子機器
- 出願人:サウスバンクユニバーシティエンタープライジーズリミテッド
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基板処理システム100は、赤色用及び緑色用の正孔注入層を第1の焼成温度で基板上に形成する第1の正孔注入層形成装置110と、赤色用及び緑色用の正孔注入層上に、第1の焼成温度より高い第2の焼成温度で、赤色用及び緑色用の 正孔輸送層 を形成する正孔輸送層形成装置120と、赤色用及び緑色用の正孔注入層及び正孔輸送層が形成された基板上に、第1の焼成温度以下の第3の焼成温度で、青色用の正孔注入層を形成する第2の正孔注入層形成装置130とを備える。
- 公開日:2017/11/30
- 出典:基板処理システム、基板処理方法及び正孔注入層形成装置
- 出願人:東京エレクトロン株式会社
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発光素子10は、画素電極14と対向電極17との間に有機層16として、例えば、正孔供給層16A(正孔注入層16A1, 正孔輸送層 16A2),発光層16Bおよび電子供給層16C(電子注入層16C2,電子輸送層16C1)が積層された構成を有する。
- 公開日:2017/07/13
- 出典:表示装置および電子機器
- 出願人:ソニー株式会社
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光吸収層(32)は、ペロブスカイト型結晶材料のハロゲンXとしてBrを含み、かつ 正孔輸送層 側にBr含有量が大きい領域(321)を有する。
- 公開日:2017/09/21
- 出典:光電変換装置およびその製造方法
- 出願人:株式会社カネカ
正孔輸送層の原理 に関わる言及
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帯電除去処理は発光層側に対して非接触式帯電防止装置を、裏面側に対して接触式帯電防止装置を使用した。非接触式帯電防止装置及び触式帯電防止装置は 正孔輸送層 を形成する時と同じものを使用した。
- 公開日: 2013/08/29
- 出典: 有機薄膜層の形成方法、有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法
- 出願人: コニカミノルタ株式会社
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帯電除去処理は発光層側を非接触式帯電防止装置を、裏面側を接触式帯電防止装置を使用した。非接触式帯電防止装置及び触式帯電防止装置は 正孔輸送層 を形成する時と同じものを使用した。
- 公開日: 2011/11/17
- 出典: 帯状フィルムロール体
- 出願人: コニカミノルタ株式会社
正孔輸送層の問題点 に関わる言及
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また、光電変換層上に 正孔輸送層 を塗布で製膜する場合、正孔輸送層溶液が光電変換層を溶かしてしまうという課題があるため、溶液プロセスで塗布した後に不溶化できるような材料を用いても良い。
- 公開日: 2012/01/26
- 出典: 有機光電変換素子、それを用いた太陽電池
- 出願人: コニカミノルタ株式会社
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正孔注入層、 正孔輸送層 および電子輸送層を構成する材料は、特に制限されるものではなく、公知のものを用いることができ、低分子系または高分子系のいずれであってもよい。
- 公開日: 2009/11/12
- 出典: 電子輸送性材料およびそれを用いた有機発光素子
- 出願人: 公益財団法人山形県産業技術振興機構
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また、 正孔輸送層 3に含まれる正孔輸送性化合物は、エナミン化合物であることが好ましい。この正孔輸送性化合物として、エナミン化合物を用いれば、他の正孔輸送性化合物を用いた場合よりも、発光効率の向上が大きいことが明らかになっている。
- 公開日: 2006/01/26
- 出典: 有機電界発光素子
- 出願人: シャープ株式会社
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まず、酸素による有機EL層の劣化の問題がある。有機材料が用いられた電子輸送層や 正孔輸送層 は、これらの層の成膜工程自体や電極の成膜工程において系に酸素が存在すると、電子輸送層や正孔輸送層が酸化されて有機EL層としての性能の劣化を引き起こす可能性がある。
- 公開日: 2008/12/25
- 出典: 発光デバイス及びこの発光デバイスを用いたエレクトロルミネッセンス
- 出願人: 国立大学法人岐阜大学
正孔輸送層の特徴 に関わる言及
正孔輸送層の使用状況 に関わる言及
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有機低分子化合物及びその製造
- 発明の種類
- 用途
- 反応
- 精製;分離;安定化;その他の物理的処理
- 反応の促進・抑制(反応工学的手法によるもの→BD)
- 反応媒体、分離・精製・回収用溶媒
- 反応パラメ−タ−
- 反応工学的手法
- 反応試剤(触媒として明らかなもの→BA01〜85)
- 炭素環構造
- ハロゲン
- OH,OM
- エ−テル,アセタ−ル,ケタ−ル,オルトエステル
- アルデヒド
- ケトン,キノン
- カルボン酸,その塩,ハライド,無水物
- エステル(CO7C213/〜225/、227/〜229/、231/〜237 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ニトロ、ニトロソ、アミン(CO7C213/〜225/、227/〜229/、231/〜237/のいずれかが付与されている場合に付与している)
- カルボン酸アミド(C07C231/〜237/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- オキシム
- 同位元素の種類(C07B59/00が付与されている場合に、付与している)
- ゼオライト、アルミノシリケ−ト;イオン交換樹脂(C071/〜15,27/〜39/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ハロゲン化炭化水素(C07C19/〜25/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 安定化剤(混合物は各成分にタ−ム付与)(C07C17/〜25/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 炭素骨格(C07C27/〜39/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 官能基(C07C27/〜39/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- アルコ−ル(C07C27/〜39/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 製法(C07C41/〜43/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 目的化合物(C07C41/〜43/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- エステルの製法(C07C67/〜69/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 酸部分が種々の場合をとり得るエステル
- アルコ−ル部分が非環式炭素原子に結合している不飽和アルコールであるもの(C07C69/025 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- アクリル酸またはメタクリル酸のエステル
- 酸素含有置換基を有するカルボン酸のエステル(C07C69/66〜69/738 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- アミノカルボン酸(C07C227/229のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ニトリルの製法(C07C253/〜255/、261/02 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- カルバミン酸エステルの構造
- カルバミン酸エステルの製造
- 対象化合物の種類(C07C313/〜323/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- −SOn−含有特定部分構造(C07C313/〜323/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- −SOn−不含特定部分構造(C07C313/〜323/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- チオ誘導体のもつ官能基(C07C325/〜381/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ビタミンD系化合物(C07C401/ のいずれかが付与されている場合は、付与している)
- C≧4不飽和側鎖をもつシクロヘキサン、シクロヘキセン
- プロスタグランジン系化合物(C07C405/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)