正孔注入層 の意味・用法を知る
正孔注入層 とは、エレクトロルミネッセンス光源 や電場発光光源(EL) などの分野において活用されるキーワードであり、セイコーエプソン株式会社 や三菱化学株式会社 などが関連する技術を26,279件開発しています。
このページでは、 正孔注入層 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
正孔注入層の意味・用法
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図1は本発明にかかる有機電界発光素子に好適な構造例を示す断面の模式図であり、図1において、符号1は基板、符号2は陽極、符号3は 正孔注入層 、符号4は正孔輸送層、符号5は発光層、符号6は正孔阻止層、符号7は電子輸送層、符号8は電子注入層、符号9は陰極を各々表す。
- 公開日:2016/12/15
- 出典:有機電界発光素子用組成物、有機電界発光素子、表示装置及び照明装置
- 出願人:三菱レイヨン株式会社
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陽極と、陰極と、前記陽極および前記陰極の間に設けられる活性層と、前記陽極および前記活性層の間に設けられる 正孔注入層 とを有し、前記陽極が導電性のナノ物質を含む電極であり、前記正孔注入層が水リンス処理後の残膜率測定において残膜率が80%以上である層であることを特徴とする有機光電変換素子。
- 公開日:2017/08/03
- 出典:有機光電変換素子およびその製造方法
- 出願人:住友化学株式会社
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基板処理システム100は、赤色用及び緑色用の 正孔注入層 を第1の焼成温度で基板上に形成する第1の正孔注入層形成装置110と、赤色用及び緑色用の正孔注入層上に、第1の焼成温度より高い第2の焼成温度で、赤色用及び緑色用の正孔輸送層を形成する正孔輸送層形成装置120と、赤色用及び緑色用の正孔注入層及び正孔輸送層が形成された基板上に、第1の焼成温度以下の第3の焼成温度で、青色用の正孔注入層を形成する第2の正孔注入層形成装置130とを備える。
- 公開日:2017/11/30
- 出典:基板処理システム、基板処理方法及び正孔注入層形成装置
- 出願人:東京エレクトロン株式会社
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前記湿式成膜法で形成された層が、 正孔注入層 及び正孔輸送層のうちの少なくとも一つである、請求項8に記載の有機電界発光素子。
- 公開日:2017/11/30
- 出典:重合体、有機電界発光素子用組成物、有機電界発光素子、有機EL表示装置及び有機EL照明
- 出願人:三菱レイヨン株式会社
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前記湿式成膜法で形成された層が、 正孔注入層 及び正孔輸送層のうちの少なくとも一つである、請求項10に記載の有機電界発光素子。
- 公開日:2017/03/09
- 出典:重合体、有機電界発光素子用組成物、有機電界発光素子、有機EL表示装置及び有機EL照明
- 出願人:三菱レイヨン株式会社
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前記湿式成膜法で形成された層が、 正孔注入層 及び正孔輸送層のうちの少なくとも一つである、請求項7に記載の有機電界発光素子。
- 公開日:2017/04/06
- 出典:重合体、有機電界発光素子用組成物、有機電界発光素子、有機EL表示装置及び有機EL照明
- 出願人:三菱レイヨン株式会社
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基板と、反射性を有する第1の電極と、半透過半反射性を有する第2の電極と、前記第2の電極の上に位置する光出力結合層と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に位置する有機層とを含み、前記有機層は、 正孔注入層 、正孔輸送層、発光層及び電子輸送層を含み、前記正孔注入層は、前記第1の電極に近接しかつ前記第1の電極の上に位置し、前記発光層は、それぞれ赤色、緑色及び青色画素領域に位置する赤色発光層、緑色発光層及び青色発光層を含む有機発光表示装置であって、前記緑色及び赤色画素領域において、前記正孔注入層と前記正孔輸送層との間に位置する光学補償層をさらに含み、前記光学補償層が少なくとも二層構造であることを特徴とす...
- 登録日:2019/02/08
- 出典:有機発光表示装置及び視野角特性を改善したトップエミッション型OLED装置
- 出願人:昆山工研院新型平板顕示技術中心有限公司
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高分子架橋層40は、架橋された高分子と、 正孔注入層 30と同一の低分子材料とが混合された混合層41よりなる。
- 公開日:2016/06/23
- 出典:有機EL素子およびその製造方法
- 出願人:株式会社デンソー
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アノードの金属表面の酸化を抑制するとともに、 正孔注入層 の分子の水溶液での被覆に理想的な環境をもたらす。
- 公開日:2014/09/22
- 出典:有機電子デバイス
- 出願人:ケンブリッジディスプレイテクノロジーリミテッド
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OLED形成層22は、例えば、酸化インジウムスズ(ITO)陽極(透明な陽極)、 正孔注入層 、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層、金属陰極(アルミニウム等)等から形成されている。
- 公開日:2020/03/26
- 出典:身体検知装置
- 出願人:合同会社プレアデステクノロジーズ
正孔注入層の原理 に関わる言及
正孔注入層の問題点 に関わる言及
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正孔輸送性化合物は、通常、有機電界発光素子の 正孔注入層 に使用される、正孔輸送性を有する化合物であれば、高分子化合物であっても、低分子化合物であってもよいが、高分子化合物であることが好ましい。
- 公開日: 2010/04/15
- 出典: 有機電界発光素子材料、有機電界発光素子用組成物、有機電界発光素子、有機ELディスプレイ、有機EL照明およびナフタレン系化合物
- 出願人: 三菱化学株式会社
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また、 正孔注入層 がイオン対を含むことにより、正孔注入性が向上するという効果が奏され、好ましい。イオン対は、正孔輸送性化合物であってもよく、電子受容性化合物であってもよいが、通常、電子受容性化合物である。
- 公開日: 2010/09/09
- 出典: 有機電界発光素子、有機ELディスプレイおよび有機EL照明
- 出願人: 三菱化学株式会社
正孔注入層の特徴 に関わる言及
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また、有機層は上記 正孔注入層 、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層以外の層を含んでいてもよい。例えば、電荷発生層、正孔阻止層、電子阻止層などの中間層をさらに含んでいてもよい。
- 公開日: 2012/04/12
- 出典: 金属錯体化合物およびそれを含む有機発光装置
- 出願人: 三星ディスプレー株式會社
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次に、有機発光媒体層を形成する。有機発光媒体層は、有機発光層単独から構成されたものでもよいし、有機発光層と正孔輸送層、 正孔注入層 、電子輸送層、電子注入層といった発光を補助するための発光補助層との積層構造としてもよい。なお、正孔輸送層、正孔注入層、電子輸送層、電子注入層は必要に応じて適宜選択される。
- 公開日: 2007/04/12
- 出典: 有機エレクトロルミネッセンス素子とその製造方法
- 出願人: 凸版印刷株式会社
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次に、有機発光層及び発光補助層からなる有機EL層を形成する。電極間に挟まれる有機EL層としては、有機発光層単独から構成されたものでもよいし、有機発光層と正孔輸送層、 正孔注入層 、電子輸送層、電子注入層、電荷発生層といった発光を補助するための発光補助層との積層構造としてもよい。なお、正孔輸送層、正孔注入層、電子輸送層、電子注入層、電荷発生層は必要に応じて適宜選択される。
- 公開日: 2013/10/03
- 出典: 凹型欠陥の修正方法及びそれを用いた有機EL素子の製造方法
- 出願人: 凸版印刷株式会社
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上記で述べた正孔輸送層、第二正孔輸送層、有機発光媒体層の他に、さらに 正孔注入層 、電子ブロック層、電子輸送層、電子注入層、正孔ブロック層、絶縁層等を設けてもよい。
- 公開日: 2007/09/27
- 出典: 有機エレクトロルミネッセント素子およびその製造方法
- 出願人: 凸版印刷株式会社
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高分子組成物
- 不特定の高分子化合物
- 多糖類
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- 蛋白質
- 油,脂肪またはワックス
- 天然樹脂
- 瀝青質材料
- リグニン含有材料
- その他の天然高分子
- C=Cのみが関与する反応によって得られる不特定重合体
- オレフィンの(共)重合体
- 不飽和芳香族化合物の共重合体
- ハロゲン化オレフィンの(共)重合体
- 不飽和アルコ−ル,エ−テル,アルデヒド,ケトン,アセタールまたはケタールの(共)重合体
- 飽和カルボン酸,炭酸またはハロ蟻酸の不飽和アルコールとのエステルの(共)重合体
- 不飽和モノカルボン酸またはその誘導体の(共)重合体
- 不飽和ポリカルボン酸またはその誘導体の(共)重合体
- 不飽和アミン,その誘導体または不飽和含窒素複素環化合物の(共)重合体
- 環中にC=Cを含有する炭素環または複素環化合物の(共)重合体
- 1つの不飽和脂肪族基に2個以上のC=Cを含有する化合物の(共)重合体(BK00が優先)
- C三Cを含有する化合物の(共)重合体
- グラフト重合体
- ブロック共重合体
- その他のC=Cのみが関与する反応によって得られる(共)重合体(ABS→BN15,石油脂肪→BA01)
- C=Cのみが関与する重合反応以外の反応により得られる不特定高分子化合物 (ポリテルペン→CE00)
- ポリアセタ−ル
- アルデヒドまたはケトンの縮重合体
- エポキシ樹脂
- 主鎖にC−C結合を形成する反応によって得られる高分子化合物(AC00〜14,BA00〜BQ00、CC00が優先)
- ポリエステル
- ポリカ−ボネ−ト;ポリエステルカ−ボネ−ト
- ポリエ−テル (ポリチオエーテル→CN01)
- その他の、主鎖に酸素を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- ポリ尿素またはポリウレタン
- ポリアミド
- その他の、主鎖にNを含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 主鎖に硫黄を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 主鎖にけい素を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 主鎖にSi,S,N,OおよびC以外の原子を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 元素
- 金属化合物
- 合金
- ハロゲン含有無機化合物
- 酸素含有無機化合物
- 窒素含有無機化合物
- S,SeまたはTe含有無機化合物
- リン含有化合物
- けい素含有無機化合物
- ほう素含有無機化合物
- ガラス
- その他 無機物質
- 炭化水素
- ハロゲン化炭化水素
- アルコ−ル;金属アルコラ−ト
- エ−テル;(ヘミ)アセタ−ル;(ヘミ)ケタール;オルトエステル
- アルデヒド;ケトン
- カルボン酸(環状無水物→EL13,非環状無水物→EF12);カルボン酸無水物
- カルボン酸の金属塩;アンモニウム塩(第4級アンモニウム塩→EN13)
- エステル;エ−テルエステル
- フェノ−ル;フェノラ−ト
- 有機過酸化物
- 異項原子としてOを有する複素環式化合物
- 観点ECからELに属さないO含有基を有する有機化合物
- アミン;第四級アンモニウム化合物
- カルボン酸アミド(環式イミド→EU)
- 1個の他のN原子に結合するN原子を含有する有機化合物
- 1個以上のC=N結合を有する有機化合物
- N−O結合を有する有機化合物
- 視点EN〜ESに属さないN含有有機化合物
- 異項原子として窒素を有する複素環式化合物
- S,SeまたはTe含有有機化合物
- リン含有化合物
- けい素含有有機化合物
- B、AsまたはSb含有有機化合物
- 有機金属化合物、すなわち金属−C結合を有する有機化合物(有機As化合物→EY00,有機Sb化合物→EY02)(アルコラート→EC07、カルボン酸金属塩→EG)
- 形状に特徴を有する配合成分の使用
- 前処理された配合成分の使用
- 添加剤の機能
- 農業用(←殺生物剤の担体)
- 医療、化粧用
- 生活、スポ−ツ用
- 物理化学的処理用
- 生化学的用途
- 積層体用
- 容器、包装用
- 塗料用(←コ−ティング剤)
- 接着、シ−ル用
- 繊維、紙用
- 建築、土木用
- 機械部材用
- 運輸機器用
- 光学関係用
- 電気関係
- 物理関係用
- 情報記録材料
- その他の用途
- 組成物の形態
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有機低分子化合物及びその製造
- 発明の種類
- 用途
- 反応
- 精製;分離;安定化;その他の物理的処理
- 反応の促進・抑制(反応工学的手法によるもの→BD)
- 反応媒体、分離・精製・回収用溶媒
- 反応パラメ−タ−
- 反応工学的手法
- 反応試剤(触媒として明らかなもの→BA01〜85)
- 炭素環構造
- ハロゲン
- OH,OM
- エ−テル,アセタ−ル,ケタ−ル,オルトエステル
- アルデヒド
- ケトン,キノン
- カルボン酸,その塩,ハライド,無水物
- エステル(CO7C213/〜225/、227/〜229/、231/〜237 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ニトロ、ニトロソ、アミン(CO7C213/〜225/、227/〜229/、231/〜237/のいずれかが付与されている場合に付与している)
- カルボン酸アミド(C07C231/〜237/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- オキシム
- 同位元素の種類(C07B59/00が付与されている場合に、付与している)
- ゼオライト、アルミノシリケ−ト;イオン交換樹脂(C071/〜15,27/〜39/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ハロゲン化炭化水素(C07C19/〜25/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 安定化剤(混合物は各成分にタ−ム付与)(C07C17/〜25/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 炭素骨格(C07C27/〜39/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 官能基(C07C27/〜39/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- アルコ−ル(C07C27/〜39/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 製法(C07C41/〜43/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 目的化合物(C07C41/〜43/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- エステルの製法(C07C67/〜69/のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- 酸部分が種々の場合をとり得るエステル
- アルコ−ル部分が非環式炭素原子に結合している不飽和アルコールであるもの(C07C69/025 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- アクリル酸またはメタクリル酸のエステル
- 酸素含有置換基を有するカルボン酸のエステル(C07C69/66〜69/738 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- アミノカルボン酸(C07C227/229のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ニトリルの製法(C07C253/〜255/、261/02 のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- カルバミン酸エステルの構造
- カルバミン酸エステルの製造
- 対象化合物の種類(C07C313/〜323/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- −SOn−含有特定部分構造(C07C313/〜323/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- −SOn−不含特定部分構造(C07C313/〜323/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- チオ誘導体のもつ官能基(C07C325/〜381/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
- ビタミンD系化合物(C07C401/ のいずれかが付与されている場合は、付与している)
- C≧4不飽和側鎖をもつシクロヘキサン、シクロヘキセン
- プロスタグランジン系化合物(C07C405/ のいずれかが付与されている場合に、付与している)
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第5-8族元素を含む化合物及びその製造
- 発明の種類
- 用途
- P群元素の結合状態に関与しない部分の反応(name reactionにはフリーワードも付与) 注;P群元素とは、P、As、Sb、Biをいう
- 精製;分離;安定化;その他の物理的処理
- 反応の促進・抑制(反応工学的手法によるもの→BD)
- 反応媒体,分離・精製・回収用溶媒
- 反応パラメーター
- 反応工学的手法
- 反応試剤(触媒として明らかなもの→BA01−BA85)
- P群元素の結合状態が変化する反応 注:(1)WA−29において、PはP群元素を、Xはハロゲン原子を表す。 (2)P群元素とは、P、As、Sb、Biを意味する。
- V群元素の化合物の構造 注:V群元素とは、V、Nb、Ta、Pa、Cr、Mo、W、U、Mn、Tc、Re、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Os、Ir、またはPtを意味する。