Ca添加 の意味・用法を知る
Ca添加 とは、溶融状態での鋼の処理 や連続鋳造 などの分野において活用されるキーワードであり、新日鐵住金株式会社 やJFEスチール株式会社 などが関連する技術を1,093件開発しています。
このページでは、 Ca添加 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
Ca添加の意味・用法
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請求項1に記載の鍛造用鋼を製造する方法であって、溶鋼を鋳型に注入管を介して下方から装入することにより鋳塊を製造する下注ぎ造塊方法を行うに際し、前記鋳型内の溶鋼に該溶鋼の浴面を被覆するための被覆材を添加した後、保温材を添加し、かつ、必要に応じてCa添加剤を保温材を添加する前又は保温材と同時に添加することとし、前記保温材と必要に応じて添加するCa添加剤は、前記浴面の表面積に対する合計Ca換算添加量が0.35kg/m2〜10kg/m2を満たすように添加すると共に、下記式(1)で示されるX値が0.08〜0.25を満たすように添加することを特徴とする鍛造用鋼の製造方法。X値=[%Ca]/([%Al]+3...
- 公開日:2013/07/22
- 出典:鍛造品およびその製造方法
- 出願人:株式会社神戸製鋼所
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請求項1〜3のいずれかに記載の鋼板を製造する方法であって、溶鋼処理工程において、Sを0.004%以下にする、Fe濃度が0.1〜10%のスラグを用いた脱硫工程、溶鋼の溶存酸素濃度Ofを、溶鋼のS濃度との比(Of/S)で10以下にする脱酸工程、Zr、REMおよびCaを、Zr、REM、Caの順に添加するか、またはZrとREMを同時とし次いでCaの順に添加する工程(但し、REM添加からCa添加までの時間を4分以上とする)をこの順で含み、かつ、Ca添加から凝固完了までの時間を200分以内とすることを特徴とする耐水素誘起割れ性に優れた鋼板の製造方法。
- 公開日:2013/10/17
- 出典:耐水素誘起割れ性に優れた鋼板およびその製造方法
- 出願人:株式会社神戸製鋼所
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Ca:0.0005〜0.0150%:Caは、パーライト変態の生成に寄与し、その結果、パーライト組織の延性を向上させるのに有効な元素である。しかし、Ca量が0.0005%未満では、その効果は弱い。また、Ca量が0.0150%を超えると、Caの粗大酸化物が生成し、レールの延性を低下させるので、Ca添加量は0.0005〜0.0150%が望ましい。
- 公開日:2013/01/24
- 出典:耐摩耗性および延性に優れたパーライト系レールの製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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高い生産性で効率良く、しかも、CaO−Al2O3系介在物の含有量が少なく、耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼を2段階のCa添加によって製造する。
- 公開日:2010/09/24
- 出典:耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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....[O]の質量濃度を40ppm以下とし、かつ、該RH処理を終了した後の溶鋼のT.[O]分析値に基づいて、該溶鋼へ添加するCa質量を(1)式および(2)式を満たすように調整する。 A(kg/t)=B×T.[O]+0.02・・・・(1) 0.003≦B≦0.006・・・・・(2) A:Ca添加質量(kg/t) B:係数 T.[O]:RH処理終了後のCa添加前の溶鋼の酸素濃度分析値(ppm) 溶鋼を精錬してRH処理を終了する以前に、該溶鋼に含まれる成分を質量濃度でC:0.03%以上0.07%以下,Mn:1.1%以上1.5%以下としてもよい。
- 公開日:2010/12/16
- 出典:Ca処理鋼の製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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電解槽3の陽極室30にバイパス管路5を接続し、三方弁7と接続管6によりCa添加装置2の上流側の配管12と接続する。三方弁7の他方には排水管8を接続する。非整水時には配管12の水の一部を接続管6、三方弁7を経由してバイパス管路5から電解槽3に流してCa添加装置2をバイパスさせCa添加剤の消費を抑制する。同時にバイパス管路5からの排水を行わせず、無駄な排水をなくす。
- 公開日:2000/12/05
- 出典:整水器
- 出願人:蛇の目ミシン工業株式会社
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ステンレス鋼の精錬において、スラグの還元剤としてAlを用い、かつ出鋼後の取鍋内の溶鋼にCaまたはCa合金あるいはこれらの両者を添加する工程において、Caの添加量をCaの純分で溶鋼トン当り50g以上とし、かつCa添加後に溶鋼内に(1)式を満足する量の不活性ガスを吹込んで溶鋼の攪拌を行うことを特徴とするステンレス鋼の高清浄化精錬法。
- 公開日:1997/12/02
- 出典:ステンレス鋼の高清浄化精錬法
- 出願人:新日鐵住金ステンレス株式会社
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質量%で、C:0.5%以下、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.1〜1.3%およびsol.Al:0.008%未満を含有し、残部がFeおよび不純物(不純物中のSが0.004%以下)である溶鋼をCa処理するに際し、取鍋スラグ中のCaOとAl2O3の質量濃度比〔CaO(質量%)/Al2O3(質量%)〕RとCa添加量Aが下記(1)式を満足するように、前記溶鋼にCaを添加する低Al溶鋼のCa処理方法。A≧−0.11×R+0.24 ・・・(1)ただし、0.75<R<1.5
- 公開日:2004/08/26
- 出典:低Al溶鋼のCa処理方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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本発明はCa添加のための工程を増やさないために、脱ガス装置と同一設備で連続してCa添加処理が実施できる必要があり、また、Caを歩留良く添加するするため、大気圧下或いはそれ以上の圧力下で、浸漬管内の気泡活性面に、Ca(あるいはCa合金)を添加処理が出来る方法が必要であり、処理効率が良くCaの歩留が極めて良好な溶鋼の精錬方法を提供することにある。
- 公開日:1995/07/25
- 出典:大径浸漬管による溶鋼精錬方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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前述の如く、Ca添加によるAl2O3(非金属介在物)の形態制御技術に関しては多数の報告例があり、連鋳ノズル詰り防止という観点からは効果を挙げている。しかし、Pb含有鋼に関する報告はない。
- 公開日:1995/12/19
- 出典:Pb含有鋼の連続鋳造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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