高屈折率層 の意味・用法を知る
高屈折率層 とは、積層体(2) や光学要素の表面処理 などの分野において活用されるキーワードであり、コニカミノルタ株式会社 や富士フイルム株式会社 などが関連する技術を1,836件開発しています。
このページでは、 高屈折率層 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
高屈折率層の意味・用法
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グレーティング上の少なくとも一部に 高屈折率層 とバッファ層とから成る逆位相反射コーティングを備えたグレーティングカプラは、高屈折率層の厚さがグレーティングのコア内で光の伝搬する向きに沿って徐々に薄くなっている。
- 公開日:2018/03/22
- 出典:グレーティングカプラ
- 出願人:日本電気株式会社
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基材の少なくとも一方の面に、基材側から順に高屈折率ハードコート層、 高屈折率層 、低屈折率層、透明導電層を備えた透明導電フィルムであって、高屈折率ハードコート層の屈折率が1.58以上1.71以下であり、高屈折率層の屈折率が1.65以上1.76以下、かつ、高屈折率層の膜厚が10nm以上50nm以下であり、低屈折率層の屈折率が1.45以上1.55以下、かつ、低屈折率層の膜厚が30nm以上50nm以下であり、透明導電層の屈折率が1.80以上2.00以下、かつ、透明導電層の膜厚が25nm以上35nm以下である。
- 公開日:2017/02/02
- 出典:透明積層フィルム、透明導電フィルム、タッチパネル及び表示装置
- 出願人:株式会社トッパンTOMOEGAWAオプティカルフィルム
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前記反射防止膜は、前記基板側から、五酸化二タンタルまたは二酸化ハフニウムからなる第1の 高屈折率層 と、酸化ケイ素からなる第1の低屈折率層と、五酸化二タンタル又は二酸化ハフニウムからなる第2の高屈折率層と、を積層してなる請求項1から3のいずれか1項に記載の光学素子。
- 公開日:2017/10/05
- 出典:手術顕微鏡用光学素子および医療用光学機器
- 出願人:株式会社トプコン
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(拡散光線反射率及び全光線反射率の測定) 反射防止フィルムの透明基材の 高屈折率層 側とは反対側の面に、透明粘着剤を介して黒色板を貼り合わせたサンプルを作製し、該サンプルの低屈折率層側の面の拡散光線反射率(RSCE)を測定する。
- 公開日:2016/05/09
- 出典:反射防止フィルム、表示装置及び表示装置の反射防止フィルムの選択方法
- 出願人:大日本印刷株式会社
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加飾シート1は、第1の屈折率を持つ第1屈折率層( 高屈折率層 )11と、加飾層14と、第1の屈折率よりも低い第2の屈折率を持ち第1屈折率層と加飾層の間に設けられた第2屈折率層(低屈折率樹脂層)12と、第1屈折率層の一方面に部分的に接し設けられて第1屈折率層から進入する光を放散させて加飾シートのオモテ面から部分的に光を放出させる光放散層15と、を備える。
- 公開日:2017/09/28
- 出典:加飾シート、加飾成形品、及び加飾モジュール
- 出願人:セーレン株式会社
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前記誘電体多層膜は、 高屈折率層 と低屈折率層とを交互に積層してなり、前記高屈折率層および前記低屈折率層は、前記水溶性高分子と金属酸化物粒子とを含む、請求項1に記載のロール状の光学反射フィルム。
- 公開日:2017/11/16
- 出典:ロール状の光学反射フィルム
- 出願人:コニカミノルタ株式会社
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透明基板2と、この透明基板2上にパターニングされた透明電極3、4と、この透明電極3、4を覆うように設けられた 高屈折率層 5と、この高屈折率層5の上に設けられた有機樹脂層6とを具備し、前記高屈折率層5は、前記有機樹脂層6のパターニング形状によりパターニングされている。
- 公開日:2018/02/08
- 出典:積層体、タッチパネル、積層体のパターニング方法
- 出願人:日産化学工業株式会社
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前記金属コアはSiO2で被覆されたAlであり、前記 高屈折率層 はTiO2を含み、50〜200nmの厚みを有する多層顔料。
- 公開日:2016/02/18
- 出典:Alフレークへの亀裂無しチタニアナノ結晶コーティングのPEGアシスト堆積
- 出願人:トヨタモーターエンジニアリングアンドマニュファクチャリングノースアメリカ,インコーポレイティド
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本発明に係る光透過性導電フィルムは、光透過性及び導電性を有する導電層と、前記導電層の一方の表面側に配置されている低屈折率層及び 高屈折率層 とを備え、前記導電層の厚さが21nm以上、35nm以下であり、前記低屈折率層の厚さが21nm以上、30nm以下であり、前記高屈折率層の厚さが0.4μm以上、2μm以下であり、前記低屈折率層の屈折率が1.40以上、1.55以下であり、前記高屈折率層の屈折率が1.65以上である。
- 公開日:2017/04/06
- 出典:光透過性導電フィルム
- 出願人:積水化学工業株式会社
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前記近赤外線反射層が、 高屈折率層 及び低屈折率層を交互に複数積層した構成であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学フィルム。
- 公開日:2017/12/28
- 出典:光学フィルム及び光学フィルムの製造方法
- 出願人:コニカミノルタ株式会社
高屈折率層の問題点 に関わる言及
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低屈折率層または 高屈折率層 に含まれる高分子化合物は、無機化合物で変性された高分子化合物であってもよい。無機化合物粒子は、高分子化合物が無機化合物で変性された部位を有することで、無機化合物粒子と高分子化合物の親和性が向上して、無機化合物粒子を良好に保持することができるからである。さらに、低屈折率層または高屈折率層の屈折率を無機化合物粒子で調整する場合に、高分子化合物が層の屈折率に与える影響を減らすことができるからである。
- 公開日: 2013/09/12
- 出典: 赤外線抑制フィルム
- 出願人: 大日本印刷株式会社
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高屈折率層 の高屈折率化が可能となったため、その上に設ける低屈折率層の屈折率の選択が比較的容易となり、そのため、低屈折率層の耐擦傷性、表面硬度等を高めることが可能となった。
- 公開日: 1997/04/08
- 出典: 光学的材料
- 出願人: フクビ化学工業株式会社
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透明基板は、単層であってもよく、複数層からなるものであってもよい。複数層からなる場合に積層される層としては、上記材料からなる層以外に、ハードコート層、密着調整層、低屈折率層および 高屈折率層 等を挙げることができる。
- 公開日: 2014/04/21
- 出典: カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ用基板、カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサおよびカラーフィルタ一体型タッチパネルモジュール
- 出願人: 大日本印刷株式会社
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反射防止層は、低屈折率層一層だけでもよいし、低屈折率と 高屈折率層 の複合層であってもよい。複合層にすると反射防止性をより向上できる。複合層にすると工数が増えるのを解消するため、ロールツーロールによる連続コート方式で反射防止層を形成すれば、非常に効率的である。
- 公開日: 2003/01/08
- 出典: ディスプレイ部分のカバー部品
- 出願人: 日本写真印刷株式会社
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しかし、 高屈折率層 を独立して設ける場合では、透明基材上にハードコート層等の機能層、高屈折率層、低屈折率層という層構成になり、工程数が増え、製造コストが上昇してしまう。
- 公開日: 2009/04/23
- 出典: 反射防止フィルム
- 出願人: 大日本印刷株式会社
高屈折率層の特徴 に関わる言及
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AR層は、低屈折率層と、低屈折率層よりも屈折率の大きい 高屈折率層 との積層構造を有する。AR層は、低屈折率層の屈折率と高屈折率層の屈折率との間の屈折率を有する中屈折率層を更に有してもよい。
- 公開日: 2013/03/28
- 出典: 立体映像認識システム、映像表示装置及びアクティブシャッターメガネ
- 出願人: シャープ株式会社
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なお、低屈折率層と 高屈折率層 とは、相対的に定義される層である。すなわち、低屈折率層とは、高屈折率層よりも低い屈折率を有する層であり、逆に高屈折率層は、低屈折率層よりも高い屈折率を有する層である。
- 公開日: 2011/06/30
- 出典: 光学部品の製造方法
- 出願人: 日本電気硝子株式会社
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ここで、反射防止層の構成としては、例えば、低屈折率層単層又は、低屈折率層と 高屈折率層 、中屈折率層など複数の異なった屈折率を持つ層を組み合わせる構成が挙げられる。
- 公開日: 2006/02/09
- 出典: 反射防止部材
- 出願人: 凸版印刷株式会社
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透明支持体と 高屈折率層 との間には、ハードコート層を設けてもよい。また、高屈折率層がハードコート層或いは防眩層の機能を兼ねた、高屈折率ハードコート層または防眩性高屈折率ハードコート層であってもよい。
- 公開日: 2006/04/06
- 出典: 反射防止フィルム、偏光板、画像表示装置、及び反射防止フィルムの製造方法
- 出願人: 富士フイルム株式会社
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組み合わせる他の層の具体例として、 高屈折率層 、散乱層、金属層、偏光層、熱線遮断層、紫外線劣化防止層、親水性層、防汚性層、防曇層、防湿層、光触媒層、耐腐食層、耐指紋性層、接着層、ハード層、ガスバリア層、導電性層、アンチグレア層、拡散層等が挙げられる。
- 公開日: 2011/06/02
- 出典: シリカ体及びその製造方法
- 出願人: 三菱化学株式会社
高屈折率層の使用状況 に関わる言及
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ここで、 高屈折率層 は透明基板の屈折率よりも大きい屈折率を示す層であり、低屈折率層は高屈折率層よりも小さい屈折率を示す層であり、中屈折率層は透明基板の屈折率よりも大きく、高屈折率層の屈折率よりも小さい屈折率を示す層である。
- 公開日: 2007/09/20
- 出典: 光透過性電磁波シールド材の製造方法、光透過性電磁波シールド材、およびディスプレイ用フィルタ
- 出願人: 株式会社ブリヂストン
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また、 高屈折率層 形成用組成物中に後述する高屈折率層用希釈溶媒が含有されている場合には高屈折率層用希釈溶媒を揮発させて高屈折率層形成用組成物の塗膜を形成することができる。
- 公開日: 2013/11/21
- 出典: 転写フィルム、積層体及びそれらの製造方法
- 出願人: 三菱レイヨン株式会社
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上述のように、形成される低屈折率層および 高屈折率層 が低屈折率層であるか高屈折率層であるかは、隣接する屈折率層との関係で定まる相対的なものであるため、ここでは代表的な低屈折率層用塗布液および高屈折率層用塗布液の構成について説明する。
- 公開日: 2014/05/15
- 出典: 赤外遮蔽フィルムおよびその製造方法
- 出願人: コニカミノルタ株式会社
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反射防止効果をより向上させるために、ハードコート層と低屈折率層の間に 高屈折率層 を設けることができる。ここでいう高屈折率層の屈折率は、隣接するハードコート層、および低屈折率層の屈折率よりも高いことを意味する。
- 公開日: 2006/10/19
- 出典: 低反射部材
- 出願人: 株式会社巴川製紙所
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反射防止層は、透明フィルム基材よりも屈折率の高い 高屈折率層 と、透明フィルム基材よりも屈折率の低い低屈折率層等から構成される。また、防眩層が高屈折率層を兼ねても良い。
- 公開日: 2009/04/23
- 出典: 防眩フィルム、その製造装置、防眩性反射防止フィルム、偏光板、及び表示装置
- 出願人: コニカミノルタ株式会社
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