離型層 の意味・用法を知る
離型層 とは、積層体(2) や電子写真における定着 などの分野において活用されるキーワードであり、大日本印刷株式会社 や三菱樹脂株式会社 などが関連する技術を9,029件開発しています。
このページでは、 離型層 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
離型層の意味・用法
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基体と、該基体上の弾性層と、該弾性層上の、厚さが15μm以上、25μm以下の、フッ素樹脂を含む 離型層 7とを有する定着部材の製造方法であって、(1)メルトフローレート(MFR)が1g/10分以上、3g/10分以下のフッ素樹脂とアクリル樹脂とを含む離型層形成用塗料を調製する工程;(2)該離型層形成用塗料の塗膜を該弾性層上に形成する工程;および、(3)該塗膜を焼成して、該塗膜中の該フッ素樹脂を熔融せしめて、該弾性層の表面を熔融した該フッ素樹脂で被覆して、該離型層を形成する工程、を有する。
- 公開日:2017/01/05
- 出典:定着部材、定着部材の製造方法、および画像形成装置
- 出願人:キヤノン株式会社
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光照射面5aを有するトレイ本体1aと、トレイ本体1aの光照射面5aの反対側の面5bを覆うとともに光硬化性材料3との接触面9を有する 離型層 1bと、を備え、離型層1bは、酸素透過性を有する第1樹脂を含む第1樹脂層を少なくとも備え、第1樹脂層は、前記第1樹脂層中に酸素を供給するために大気中に露出する酸素供給窓2を有する光造形用トレイ1。
- 公開日:2017/09/14
- 出典:光造形用トレイ
- 出願人:ナガセケムテックス株式会社
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ポリエステルフィルムの少なくとも片面に 離型層 を有する離型フィルムであって、前記離型フィルムの30℃における貯蔵弾性率が1500MPa以上であり、かつ100℃における貯蔵弾性率が1000MPa以下である離型フィルム。
- 公開日:2017/10/05
- 出典:離型フィルム
- 出願人:東洋紡株式会社
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2つのポリエステルフィルムが接着層を介して貼合されている厚さ10〜50μmの積層フィルムの少なくとも一方の面上に 離型層 を有する離型積層フィルム。
- 公開日:2017/10/05
- 出典:離型積層フィルム
- 出願人:東洋紡株式会社
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多孔質基材上の一部に 離型層 を設ける第1工程、前記多孔質基材に熱硬化性樹脂を含浸させるとともに前記熱硬化性樹脂により前記離型層を被覆した後、加熱することにより前記熱硬化性樹脂を熱硬化させる第2工程、及び前記離型層の上を被覆している領域の熱硬化した樹脂膜を剥離する第3工程を含む、化粧板の製造方法。
- 公開日:2017/03/16
- 出典:化粧板の製造方法
- 出願人:大日本印刷株式会社
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離型層 Aと、耐熱樹脂層Bと、所望により離型層A’と、を含む積層フィルムであるプロセス用離型フィルムであって、前記離型層A(及び存在する場合離型層A’)の水に対する接触角が、90°から130°であり、前記積層フィルムの120℃での引張弾性率が75MPaから500MPaであるか、又は前記積層フィルムの170℃での引張弾性率が75MPaから500MPaである、上記プロセス用離型フィルム。
- 公開日:2017/08/03
- 出典:外観性能に優れたプロセス用離型フィルム、その用途、及びそれを用いた樹脂封止半導体の製造方法
- 出願人:三井化学東セロ株式会社
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離型層 Aと、耐熱樹脂層Bと、所望により離型層A’と、を含む積層フィルムであるプロセス用離型フィルムであって、前記積層フィルムの離型層A(及び存在する場合離型層A’)の水に対する接触角が、90°から130°であり、離型層Aの表面固有抵抗値が1×1013Ω/□以下であって、前記耐熱樹脂層Bが、高分子系帯電防止剤を含有する層B1を含み、前記積層フィルムの横(TD)方向の23℃から120℃までの熱寸法変化率が3%以下であるか、又は前記積層フィルムの横(TD)方向の23℃から170℃までの熱寸法変化率が4%以下である、上記プロセス用離型フィルム。
- 公開日:2017/10/05
- 出典:成形品の外観に優れるプロセス用離型フィルム、その用途、及びそれを用いた樹脂封止半導体の製造方法
- 出願人:三井化学東セロ株式会社
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離型層 と、離型層と重なる領域を備える第1の基材と、離型層および第1の基材の間に端子と、第1の基材と重なる領域を備える第2の基材と、第1の基材および第2の基材の間に接合層と、を有し、端子は接合層と重ならない領域を備える構成に想到した。
- 公開日:2016/08/25
- 出典:モジュール
- 出願人:株式会社半導体エネルギー研究所
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第一領域と、前記第一領域に隣接する第二領域とを有する基材と、 前記基材の第一領域上に設けられた凹凸形状を有する凹凸層と、 前記凹凸層の前記凹凸形状の上に形成された第一 離型層 と、 前記基材の第二領域上に設けられた第二離型層と、 前記第一離型層と、前記第二離型層の上に形成された保護層とを有する転写シート。
- 公開日:2017/09/07
- 出典:転写シート、転写シートの製造方法、及び転写シートを用いた加飾成形品の製造方法
- 出願人:大日本印刷株式会社
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光沢性に優れ、転写シートの加工工程でブロッキングが発生せず、転写シート剥離工程において、成型品表面の均一な光沢性を維持し、 離型層 面と印刷層面の間で円滑に剥離できるポリエステルフィルムを提供する。
- 公開日:2017/01/12
- 出典:成型同時転写用ポリエステルフィルム
- 出願人:三菱レイヨン株式会社
離型層の問題点 に関わる言及
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離型層 によって保護層の転写性を向上させるためには、先ず第一に、保護層転写シートの基材と離型層との間の接着力が、保護層転写シートの転写性保護層と離型層との間の接着力よりも常に十分に高くなっていることが必要である。もし両界面の接着力同士が逆の関係になってしまうと、本来は転写してはならないはずの離型層が保護層とともに印画物上へと転写してしまう。すなわち、いわゆる離型層とられという現象が起こる。
- 公開日: 1998/12/02
- 出典: 保護層転写シート
- 出願人: 大日本印刷株式会社
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成形型は離型処理を行ってもよく、離型処理を行わなくともよい。離型処理をしなくとも含フッ素ポリイミド樹脂自体が離型性に優れるため、成形型に積層した 離型層 が剥がれても離型不良が発生しないという効果を奏する。
- 公開日: 2014/05/12
- 出典: 凹凸パターン形成用フィルム、そのフィルムを形成するための樹脂組成物、そのフィルムを有する成形体及びそのフィルムを有する成形体の製造方法
- 出願人: 株式会社日本触媒
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第一の転写体では、硬化性樹脂層が上述した硬化性樹脂を含有する層であり、硬化性樹脂層が基体側に隣接する層である 離型層 から剥離可能な層である。つまり剥離工程では、離型層から硬化性樹脂層が剥離し、硬化性樹脂層および熱融着層が、支持体上に転写された画像および磁気記録層を覆い、この画像および磁気記録層を保護することとなる。
- 公開日: 2008/05/08
- 出典: 磁気情報記録媒体
- 出願人: 富士ゼロックス株式会社
離型層の特徴 に関わる言及
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さらに、 離型層 の離型効果が弱い場合には、離型層中に公知の離型剤を混入させるか、あるいは離型層上に離型剤を含有した層を別途設けることもできる。また、離型層をエンボス加工することもできる。
- 公開日: 1997/01/07
- 出典: 離型フィルム
- 出願人: 株式会社きもと
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板紙層とポリオレフィン層を有するリシール層と、 離型層 とグラシン紙層と接着層とアルミニウム箔層と熱接着性樹脂層からなるシール層が、リシール層のポリオレフィン層とシール層の離型層との界面で剥離可能に積層された構成の容器口部密封用インナーシール材である。
- 公開日: 2004/04/02
- 出典: 容器口部密封用インナーシール材
- 出願人: 大日本印刷株式会社
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金属膜付きフィルムは、例えば、支持体層上に金属膜層を形成する。 離型層 を設ける場合は、これら金属層の形成に先立って、支持体層表面に離型層を形成する。支持体層表面、又は離型層を有する場合は離型層表面に、金属膜層を形成する。
- 公開日: 2009/10/08
- 出典: 多層プリント配線板の製造方法
- 出願人: 味の素株式会社
離型層の使用状況 に関わる言及
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積層体(2)
- 無機化合物・単体
- 金属材料
- 鉱物
- セラミック
- 水硬性又は自硬性物質・組成物
- ガラス
- 有機化合物
- 天然有機物
- 高分子材料I
- 高分子材料2
- れき青質
- ゴム材料
- 木質材料
- 機能・物性のみで特定された材料
- その他の材料
- 基材、フィルム、成形品
- 積層体の層構成
- 添加剤、充填材
- 接着材料
- 塗装材料
- 平面以外の一般形状構造
- 特定部分の形状・構造
- 不連続層の形状・構造
- 連続層の形状・構造
- 粉粒体等、又はそれより構成される層
- 繊維又はそれより構成される層
- 補強部材を有する層
- 多孔質構造を有する層
- 材料供給、調整
- 積層手段
- 同一の処理手段を複数回採用
- 層形成手段
- 処理、手段
- 装置
- 用途
- 模様、装飾
- 基本的物性
- 化学的性質、機能
- 生物学的性質・機能
- 物理的性質・機能
- 電気・磁気的性質・機能
- 音波・振動に関する性質・機能
- 熱的性質・機能
- 機械的性質・機能
- その他の性質・機能
- 状態
- 光学的性質・機能
- 数値を限定したもの(クレームにのみ適用)
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プラスチック等の成形用の型
- 樹脂材料等(主成形材料)
- 添加剤・配合剤
- 材料の状態・形態
- 挿入物等(挿入物,補強材,芯材,表面材,ライニング対象部材,接合の対象物)
- 機能物品(光学特性→用途物品)
- 表面の性状,外観に特徴ある成形品
- 一般形状・構造物品(用途物品優先)
- 用途物品
- 装置又は装置部材の材料の特徴
- 加熱冷却手段の具体的な特徴
- ホッパー
- 成形装置、成形操作のその他の特徴
- 検出量又は監視量
- 検出手段の特徴
- 調整制御量(制御の対象)
- 型全般の区分(1)
- 型全般の区分(2)
- 型の全体的装置構成
- 型の製造
- 型の構成
- 型締め、型開閉
- 成形品の取出し
- 加熱、冷却
- ベント、空気抜き
- インサート物、表面材の位置決め、保持
- 型の取付け、交換
- 補助操作
- タイヤ加硫プレス
- タイヤ用型、コア
- タイヤ成形用中心機構
- 型の開閉、型締め
- タイヤの加硫、冷却
- タイヤの搬出入
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高分子組成物
- 不特定の高分子化合物
- 多糖類
- 不特定のゴム;天然ゴムまたは共役ジエンゴム
- 蛋白質
- 油,脂肪またはワックス
- 天然樹脂
- 瀝青質材料
- リグニン含有材料
- その他の天然高分子
- C=Cのみが関与する反応によって得られる不特定重合体
- オレフィンの(共)重合体
- 不飽和芳香族化合物の共重合体
- ハロゲン化オレフィンの(共)重合体
- 不飽和アルコ−ル,エ−テル,アルデヒド,ケトン,アセタールまたはケタールの(共)重合体
- 飽和カルボン酸,炭酸またはハロ蟻酸の不飽和アルコールとのエステルの(共)重合体
- 不飽和モノカルボン酸またはその誘導体の(共)重合体
- 不飽和ポリカルボン酸またはその誘導体の(共)重合体
- 不飽和アミン,その誘導体または不飽和含窒素複素環化合物の(共)重合体
- 環中にC=Cを含有する炭素環または複素環化合物の(共)重合体
- 1つの不飽和脂肪族基に2個以上のC=Cを含有する化合物の(共)重合体(BK00が優先)
- C三Cを含有する化合物の(共)重合体
- グラフト重合体
- ブロック共重合体
- その他のC=Cのみが関与する反応によって得られる(共)重合体(ABS→BN15,石油脂肪→BA01)
- C=Cのみが関与する重合反応以外の反応により得られる不特定高分子化合物 (ポリテルペン→CE00)
- ポリアセタ−ル
- アルデヒドまたはケトンの縮重合体
- エポキシ樹脂
- 主鎖にC−C結合を形成する反応によって得られる高分子化合物(AC00〜14,BA00〜BQ00、CC00が優先)
- ポリエステル
- ポリカ−ボネ−ト;ポリエステルカ−ボネ−ト
- ポリエ−テル (ポリチオエーテル→CN01)
- その他の、主鎖に酸素を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- ポリ尿素またはポリウレタン
- ポリアミド
- その他の、主鎖にNを含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 主鎖に硫黄を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 主鎖にけい素を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 主鎖にSi,S,N,OおよびC以外の原子を含む結合を形成する反応によって得られる高分子化合物
- 元素
- 金属化合物
- 合金
- ハロゲン含有無機化合物
- 酸素含有無機化合物
- 窒素含有無機化合物
- S,SeまたはTe含有無機化合物
- リン含有化合物
- けい素含有無機化合物
- ほう素含有無機化合物
- ガラス
- その他 無機物質
- 炭化水素
- ハロゲン化炭化水素
- アルコ−ル;金属アルコラ−ト
- エ−テル;(ヘミ)アセタ−ル;(ヘミ)ケタール;オルトエステル
- アルデヒド;ケトン
- カルボン酸(環状無水物→EL13,非環状無水物→EF12);カルボン酸無水物
- カルボン酸の金属塩;アンモニウム塩(第4級アンモニウム塩→EN13)
- エステル;エ−テルエステル
- フェノ−ル;フェノラ−ト
- 有機過酸化物
- 異項原子としてOを有する複素環式化合物
- 観点ECからELに属さないO含有基を有する有機化合物
- アミン;第四級アンモニウム化合物
- カルボン酸アミド(環式イミド→EU)
- 1個の他のN原子に結合するN原子を含有する有機化合物
- 1個以上のC=N結合を有する有機化合物
- N−O結合を有する有機化合物
- 視点EN〜ESに属さないN含有有機化合物
- 異項原子として窒素を有する複素環式化合物
- S,SeまたはTe含有有機化合物
- リン含有化合物
- けい素含有有機化合物
- B、AsまたはSb含有有機化合物
- 有機金属化合物、すなわち金属−C結合を有する有機化合物(有機As化合物→EY00,有機Sb化合物→EY02)(アルコラート→EC07、カルボン酸金属塩→EG)
- 形状に特徴を有する配合成分の使用
- 前処理された配合成分の使用
- 添加剤の機能
- 農業用(←殺生物剤の担体)
- 医療、化粧用
- 生活、スポ−ツ用
- 物理化学的処理用
- 生化学的用途
- 積層体用
- 容器、包装用
- 塗料用(←コ−ティング剤)
- 接着、シ−ル用
- 繊維、紙用
- 建築、土木用
- 機械部材用
- 運輸機器用
- 光学関係用
- 電気関係
- 物理関係用
- 情報記録材料
- その他の用途
- 組成物の形態
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接着剤、接着方法
- 無機系
- 天然高分子系
- 天然ゴム,ジエンゴム系
- オレフィン系
- 芳香族ビニル系
- ハロゲン化ビニル系
- ビニルアルコール系
- 酢酸ビニル系
- 不飽和モノカルボン酸系
- 不飽和ポリカルボン酸系
- 不飽和アミン系
- S〜Te又は金属含有不飽和化合物系
- 環状不飽和化合物系
- グラフト重合体
- ブロック共重合体
- その他系
- ポリアセタール系
- アルデヒド又はケトン縮合系
- エポキシ樹脂
- ポリエステル
- ポリエーテル
- ポリウレタン,ポリ尿素
- ポリアミド
- 窒素含有連結基ポリマー
- 硫黄含有連結基ポリマー
- けい素含有連結基樹脂
- その他の縮重合系
- 重合性不飽和化合物又は単量体
- 官能基
- 無機添加剤
- C、H、O、ハロゲン以外の元素を含まない有機添加剤
- Nを含み,C、H、Oハロゲン以外の元素を含まない有機添加剤
- O,N以外の元素を含む有機添加剤等
- 接着剤の形態
- 接着機構及び接着剤の特定の機能
- 添加剤の形状、機能等
- 物理(化学)的性質又は目的、効果
- 被着材の材質
- 被着材の形状又は構造
- 接着剤の特定の用途
- 接着方法
- 接着装置、治具
- 接着剤の製造方法
- 接着剤の製造装置