鋼板組織 の意味・用法を知る
鋼板組織 とは、溶融金属による被覆 や鋼の加工熱処理 などの分野において活用されるキーワードであり、JFEスチール株式会社 などが関連する技術を81件開発しています。
このページでは、 鋼板組織 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
鋼板組織の意味・用法
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特許文献5には、 鋼板組織 を面積率で50%以上のフェライト相と3〜15%のベイナイト相および5〜20%のマルテンサイト相の3相組織とすることで440〜590N/mm2レベルの高強度でかつ伸びフランジ性に優れた鋼板を得る方法が開示されている。
- 公開日:2009/02/19
- 出典:プレス成形性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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上記したような冷却操作により最終的な 鋼板組織 として下部ベイナイト分率が15体積%以下のマルテンサイト主体組織にすることができる。
- 公開日:2001/10/31
- 出典:溶接性および表層部靭性に優れた高張力鋼板およびその製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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これは、Siを3mass%程度含有する鋼は、フェライト単相鋼であり、熱間圧延時に変態が生じないため、熱延後の 鋼板組織 は未再結晶組織が主となり、熱延板焼鈍を施して再結晶組織化しなければ、磁気特性の低下やリジングの発生を招くからである。
- 公開日:2020/03/05
- 出典:無方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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ここで、かかる冷間圧延前の熱間圧延コイルの製造において、熱間圧延コイル保管時における 鋼板組織 の再結晶を促進させるため、熱間圧延での巻取り温度を高くすることがある。
- 公開日:2020/01/30
- 出典:熱間圧延コイルの製造方法および無方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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このような焼鈍処理を施すことで、 鋼板組織 に再結晶が生じ、良好な磁気特性を実現することが可能となる。
- 公開日:2019/10/03
- 出典:方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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また、上述した手法により、 鋼板組織 の同定を行ったところ、いずれの鋼板についても、フェライト相は組織全体に対する体積率で90%以上であった。
- 公開日:2019/03/22
- 出典:フェライト系ステンレス鋼板
- 出願人:JFEスチール株式会社
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なお、 鋼板組織 の面積率は、後述する実施例に記載の方法にて測定することができる。
- 公開日:2019/02/28
- 出典:厚肉電縫鋼管およびその製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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焼鈍温度:Ac1変態点以上800℃以下に加熱して1hr以上保持(1段目の焼鈍) 熱延鋼板をAc1点以上の焼鈍温度に加熱することにより、 鋼板組織 のフェライトの一部をオーステナイトに変態させ、フェライト中に析出していた微細な炭化物を溶解させ、Cをオーステナイト中に固溶させる。
- 公開日:2019/02/28
- 出典:高炭素熱延鋼板およびその製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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また、上記特許文献4の技術は、Mn含有量が比較的少なく、 鋼板組織 の第2相中に占めるマルテンサイトの分率が少ないため、本発明が目的とする優れた耐時効性が得られない。
- 公開日:2019/02/14
- 出典:冷延鋼板とその製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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その結果、熱延焼鈍時の 鋼板組織 を粗粒化させ、r値を低下させる。
- 公開日:2019/01/10
- 出典:フェライト系ステンレス鋼板、鋼管および排気系部品用フェライト系ステンレス部材ならびにフェライト系ステンレス鋼板の製造方法
- 出願人:新日鐵住金ステンレス株式会社