熱延板焼鈍 の意味・用法を知る
熱延板焼鈍 とは、電磁鋼板の製造 や軟質磁性材料 などの分野において活用されるキーワードであり、JFEスチール株式会社 や新日鐵住金株式会社 などが関連する技術を228件開発しています。
このページでは、 熱延板焼鈍 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
熱延板焼鈍の意味・用法
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請求項1または請求項2に記載の化学組成を有する鋼塊または鋼片に熱間圧延を施す熱間圧延工程と、前記熱間圧延工程により得られた熱間圧延鋼板に 熱延板焼鈍 を施す熱延板焼鈍工程と、前記熱延板焼鈍工程により得られた鋼板に冷間圧延を施す冷間圧延工程と、前記冷間圧延工程により得られた冷間圧延鋼板に仕上げ焼鈍を施す仕上げ焼鈍工程と、を有し、前記熱延板焼鈍を、750℃以上950℃以下の温度域に30分間以上48時間以下保持する箱焼鈍、および900℃以上1100℃以下の温度域に10秒間以上5分間以下保持する連続焼鈍のいずれか一方により実施するとともに、前記仕上げ焼鈍を、900℃以上1100℃以下の温度域に1秒間以上1...
- 公開日:2017/06/15
- 出典:無方向性電磁鋼板およびその製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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請求項1から請求項3のいずれかに記載の組成からなる鋼塊または鋼片に熱間圧延を施す熱間圧延工程と、前記熱間圧延工程により得られた熱間圧延鋼板に900℃以上1100℃以下の温度で10秒以上5分以下保持した後、850℃から500℃までの冷却速度を5℃/秒以上とする 熱延板焼鈍 を施す熱延板焼鈍工程と、前記熱延板焼鈍工程により得られた鋼板を一回の冷間圧延により所定の板厚まで仕上げる冷間圧延工程と、前記冷間圧延工程により得られた冷間圧延鋼板を700℃以上900℃以下で10秒以上120秒以下の仕上げ焼鈍を施す仕上げ焼鈍工程とを有することを特徴とする無方向性電磁鋼板の製造方法。
- 公開日:2017/05/25
- 出典:回転子用無方向性電磁鋼板およびその製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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P、Snの複合添加と二段階均熱の連続焼鈍型 熱延板焼鈍 との組み合わせにより、高い面内全周の平均磁束密度と高周波域での低鉄損を高位で両立した無方向性電磁鋼板を提供する。
- 公開日:2017/04/06
- 出典:無方向性電磁鋼板およびその製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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...05%〜0.15%、P:0.001%〜0.15%、S:0.0008%〜0.015%、およびSb:0.005%〜0.15%を含み、残部はFeおよび不純物であり、([Sn]+[Sb]+[P]+20*[S])/[Al]の値が40以上であるスラブを加熱した後、熱間圧延して熱延板を製造する段階と、前記熱延板を 熱延板焼鈍 する段階と、前記熱延板焼鈍が完了した鋼板を冷間圧延して冷延板を製造する段階と、前記冷延板を冷延板焼鈍する段階とを含み、前記熱延板焼鈍する段階における熱延板焼鈍温度が前記冷延板焼鈍する段階における冷延板焼鈍温度よりも高く、前記冷延板焼鈍する段階における冷延板焼鈍温度と、前記熱延板焼鈍する段階...
- 登録日:2019/03/29
- 出典:無方向性電磁鋼板およびその製造方法
- 出願人:ポスコ
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....010%以上0.050%以下、N:0.003%以上0.020%以下並びにS:0.002%以上0.030%以下およびSe:0.002%以上0.100%以下のうちから選んだ1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼スラブに熱間圧延を施して熱延鋼板とし、該熱延鋼板に 熱延板焼鈍 を施し、該熱延板焼鈍後の熱延鋼板に、中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を施して冷延鋼板とし、該冷延鋼板に脱炭焼鈍を施し、該脱炭焼鈍後の冷延鋼板に仕上焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法であって、前記熱延板焼鈍の800℃から400℃までの冷却速度を20℃/s以上とし、前記熱延板焼鈍の後かつ1回...
- 公開日:2017/08/31
- 出典:方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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...%以上1.00質量%以下、S:50質量ppm以下、N:50質量ppm以下、Se:50質量ppm以下および酸可溶性Al:100質量ppm未満を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼スラブを、1300℃以下の温度域で加熱し、該鋼スラブに熱間圧延を施して熱延鋼板とし、該熱延鋼板に 熱延板焼鈍 を施し、該熱延板焼鈍後の熱延鋼板に、1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚を有する冷延鋼板とし、該冷延鋼板に一次再結晶焼鈍を施し、該一次再結晶焼鈍後の前記冷延鋼板の表面に焼鈍分離剤を塗布してから二次再結晶焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法であって、前記熱延板焼鈍は、常温...
- 公開日:2017/09/14
- 出典:方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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....001〜0.50%、Ti: 0.001〜0.50%、Al: 0.01〜0.20%、Nb: 0.001〜0.50%、N: 0.005〜0.050%およびB: 0.00010〜0.00500%を含有した鋼を熱間圧延後、箱型炉あるいはAPライン(連続焼鈍酸洗ライン)の連続炉を用いてフェライト単相温度域で 熱延板焼鈍 を行い、さらに冷間圧延および仕上げ焼鈍を行うことを特徴とした加工性と表面性状に優れたフェライト系ステンレス鋼が開示されている。しかし、箱型炉を用いた場合には上記の特許文献1と同様に生産性が低いという問題がある。また、伸びに関しては一切言及されていないが、熱延板焼鈍に連続焼鈍炉を用いてフェラ...
- 公開日:2016/06/23
- 出典:フェライト系ステンレス鋼およびその製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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....01mass%以下、Si:6mass%以下、Mn:0.05〜3mass%、P:0.2mass%以下、Al:2mass%以下、N:0.005mass%以下、S:0.01mass%以下、Ga:0.0005mass%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有するスラブを熱間圧延し、 熱延板焼鈍 を施すことなく、あるいは、熱延板焼鈍または自己焼鈍を施した後、酸洗し、1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施し、仕上焼鈍し、絶縁被膜を被成する一連の工程からなる無方向性電磁鋼板の製造方法において、上記仕上焼鈍の加熱過程における500〜800℃間の平均昇温速度を50℃/s以上とするこ...
- 公開日:2017/08/10
- 出典:磁気特性に優れる無方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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C:0.01mass%以下、Si:6mass%以下、Mn:0.05〜3mass%、P:0.2mass%以下、Al:2mass%以下好ましくは0.005mass%以下、N:0.005mass%以下、S:0.01mass%以下、Ga:0.0005mass%以下含有する成分組成を有する、 熱延板焼鈍 を省略して製造しても、優れた磁気特性を有する無方向性電磁鋼板。
- 公開日:2017/04/27
- 出典:磁気特性に優れる無方向性電磁鋼板
- 出願人:JFEスチール株式会社
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...以下、N:0.0040%以下、S:0.0003%以上0.0050%以下、Ca:0.0015%以上およびSnおよびSbのうちから選んだ1種または2種合計:0.01%以上 0.1%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の成分組成からなるスラブを、連続鋳造機で鋳造し、スラブ加熱後、熱間圧延し、ついで 熱延板焼鈍 を施し、酸洗後、1回の冷間圧延によって最終板厚としたのち、仕上焼鈍を施す一連の工程によって無方向性電磁鋼板を製造するに際し、 上記熱延板焼鈍工程において、均熱温度を900℃以上1050℃以下とし、均熱後の冷却速度を5℃/s以上とする。
- 公開日:2014/02/27
- 出典:無方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
熱延板焼鈍の問題点 に関わる言及
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上記熱間圧延工程により得られた熱間圧延鋼板は、通常、粗熱間圧延や仕上熱間圧延の際に鋼板表面に生成したスケールを酸洗により除去してから冷間圧延に供される。熱間圧延鋼板に後述する 熱延板焼鈍 を施す場合には、熱延板焼鈍前あるいは熱延板焼鈍後のいずれかにおいて酸洗すればよい。
- 公開日: 2007/06/28
- 出典: 回転子用無方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人: 新日鐵住金株式会社
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上記熱間圧延程により得られた熱間圧延鋼板は、通常、粗熱間圧延や仕上熱間圧延の際に鋼板表面に生成したスケールを酸洗により除去してから冷間圧延に供される。熱間圧延鋼板に後述する 熱延板焼鈍 を施す場合には、熱延板焼鈍前あるいは熱延板焼鈍後のいずれかにおいて酸洗すればよい。
- 公開日: 2007/02/01
- 出典: 回転子用無方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人: 新日鐵住金株式会社
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