水素量 の意味・用法を知る
水素量 とは、耐候試験、機械的方法による材料調査 や溶接材料およびその製造 などの分野において活用されるキーワードであり、株式会社神戸製鋼所 や新日鐵住金株式会社 などが関連する技術を9,835件開発しています。
このページでは、 水素量 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
水素量の意味・用法
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誘電体層10と、卑金属を主成分とする内部電極層12とが交互に積層された積層体11と、積層体の表面に形成された外部電極本体13aおよび外部電極極本体の表面に形成されためっき層13b,13cとを有する外部電極とを備えた積層セラミックコンデンサ1において、外部電極本体はCuを含み、外部電極本体とめっき層との接合部には、Cu2Oを含む保護層を備え、かつ、外部電極を除去した後の積層体に熱を加えて、積層体から発生する 水素量 を測定した場合に、490℃以上、510℃以下の範囲で発生する水素量Xの、230℃以上、250℃以下の範囲で発生する水素量Yに対する割合(X/Y)が、0.66以下となるように構成する。
- 公開日:2016/04/28
- 出典:積層セラミックコンデンサ及びその製造方法
- 出願人:株式会社村田製作所
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遅れ破壊を発生させるために試験片としての金属材料に水素を導入する試験片水素導入工程、前記試験片中の 水素量 を測定する試験片水素量測定工程、前記試験片に複数存在する水素捕捉サイトを同定する水素捕捉サイト同定工程、前記試験片中の各水素捕捉サイトと遅れ破壊の対応関係に基づいて遅れ破壊に影響する組織を同定する遅れ破壊組織同定工程、前記試験片中に水素が存在する状態または前記試験片に水素を添加しながら、該試験片に一定荷重を負荷し、試験期間中に予め定めた限界時間まで破断が発生しなかった試験片の拡散性水素量を限界拡散性水素量として測定する限界拡散性水素量導出工程、および前記限界拡散性水素量のうち、遅れ破壊に影響...
- 公開日:2017/10/12
- 出典:金属材料の遅れ破壊評価法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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鋼材の水素脆化特性評価方法において、測定データの精度を向上させるために定荷重、定 水素量 の条件で試験を行い、かつ少ない試験回数で水素脆化特性を評価することを課題とする。
- 公開日:2016/04/21
- 出典:鋼材の水素脆化の特性評価方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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材料評価のための前処理方法は、評価対象材料の限界 水素量 を決定する第1の決定工程と、評価対象材料の応力集中係数を算出する第1の算出工程と、応力集中係数に基づき評価対象材料の水素濃度分布を算出する第2の算出工程と、第2の算出工程で算出した水素濃度分布に基づき、第1の決定工程で決定した限界水素量を超える水素濃度の領域を、研磨対象とする水素脆化進行領域と決定する第2の決定工程と、を含む。
- 公開日:2016/04/04
- 出典:材料評価のための前処理方法
- 出願人:東日本電信電話株式会社
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一方で、要求負荷が大きい場合に、第1燃料供給装置の噴射間隔が短くなっているため、比較的早急に 水素量 を供給でき、燃料電池スタックの耐久を図ることができる。
- 公開日:2014/06/09
- 出典:燃料電池システム
- 出願人:本田技研工業株式会社
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次に、ステップS102で、上記金属部材が使用される環境で時間とともに変化する金属部材が水素脆化を起こす 水素量 を測定して時間と水素脆化を起こす水素量との関係を示す第2の関係を求める。
- 公開日:2012/08/23
- 出典:水素脆化予測方法
- 出願人:東日本電信電話株式会社
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鋼板成形品の耐遅れ破壊性の評価方法は、遅れ破壊が発生する際の鋼材に含有される 水素量 と、遅れ破壊が発生する際の鋼材の組織内における結晶粒の歪みと、を対応付けた関係を用いて、鋼板成形品の評価部位の組織内における結晶粒の歪みに対応した水素量を求めることで、評価部位に遅れ破壊を発生させる水素量を推定する遅れ破壊水素量推定工程を行なう。
- 公開日:2011/02/17
- 出典:鋼板成形品の耐遅れ破壊性の評価方法
- 出願人:株式会社神戸製鋼所
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コントローラ17は、チャンバー11を一定温度上昇率で昇温させてサンプル20Bのチャンバー11内における温度上昇変移を測定するサンプル温度測定手段と、一定温度上昇率で昇温するチャンバー11の温度上昇変移とサンプル20Bの温度上昇変移との変移誤差を特定する変移誤差特定手段と、試料20Bの 水素量 測定時におけるチャンバー11の測定時温度上昇変移を変移誤差の分だけ高くする昇温補正手段とを有する。
- 公開日:2009/07/30
- 出典:水素量測定装置
- 出願人:株式会社アールデック
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鋼材試料が所定の温度範囲にあるときにその試料から放出される水素の 水素量 を定量することができる水素量測定装置を提供する。
- 公開日:2009/07/30
- 出典:水素量測定装置
- 出願人:株式会社アールデック
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基材と非晶質炭素膜とを備え、非晶質炭素膜は基材側の内層部と表面側の外層部とからなり、非晶質炭素膜の内層部に含まれる 水素量 は0.5原子%以上3原子%以下であり、非晶質炭素膜の外層部に含まれる水素量は0.5原子%未満であり、非晶質炭素膜の内層部の水素量は、基材側から表面側に向かって水素量が徐々に減少するという濃度勾配を持つ非晶質炭素被覆工具。
- 公開日:2009/10/01
- 出典:非晶質炭素被覆工具
- 出願人:株式会社タンガロイ
水素量の問題点 に関わる言及
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拡散性 水素量 が少ないと遅れ破壊は発生せず、拡散性水素量が多くなると遅れ破壊が発生する。遅れ破壊が発生する最少の拡散性水素量をここでは限界拡散性水素量と呼ぶ。限界拡散性水素量は、鋼によって異なる。限界拡散性水素量が高いほど、遅れ破壊が起きづらくなるので好ましい。
- 公開日: 2009/12/24
- 出典: 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼材、高強度ボルト及びその製造方法
- 出願人: 新日鐵住金株式会社
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拡散性 水素量 が少ないと遅れ破壊は発生せず、拡散性水素量が多くなると遅れ破壊が発生する。遅れ破壊が発生する最少の拡散性水素量をここでは限界拡散性水素量と呼ぶ。限界拡散性水素量は、鋼の種類によって異なる。限界拡散性水素量が高いほど、遅れ破壊が起きづらくなるので好ましい。しかし、腐食環境からの侵入水素量が多くなると、限界拡散性水素量と比較して侵入水素量の方が多くなるため、遅れ破壊が発生するという問題があった。
- 公開日: 2009/12/24
- 出典: 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼材、高強度ボルト及びその製造方法
- 出願人: 新日鐵住金株式会社
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ティグ溶接による溶接部は、被覆アーク溶接及びサブマージアーク溶接等の他のアーク溶接に比べて、華麗なビード外観を呈するのみならず、その溶接金属中の酸素量が極めて低いため、機械的性質、特に靱性が優れている。また、溶接金属中の 水素量 も低く、耐溶接割れ性にも優れている。
- 公開日: 1997/04/22
- 出典: 自動ティグ溶接施工方法
- 出願人: 株式会社神戸製鋼所
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得られた積算値をその金属材の限界拡散性 水素量 とし、遅れ破壊の評価の指標とする。また、金属材が実際に使用される環境における水素の侵入量が、この限界拡散性水素量よりも少なければ、金属材はその環境において遅れ破壊が発生しないと判断できる。
- 公開日: 1996/06/07
- 出典: 金属材の遅れ破壊評価方法
- 出願人: 新日鐵住金株式会社
水素量の特徴 に関わる言及
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