析出相 の意味・用法を知る
析出相 とは、非鉄金属または合金の熱処理 や電池の電極及び活物質 などの分野において活用されるキーワードであり、新日鐵住金株式会社 や古河電気工業株式会社 などが関連する技術を1,781件開発しています。
このページでは、 析出相 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
析出相の意味・用法
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材料組織予測装置(1)は、材料に温度変化を与えるための温度条件に基づいて、材料の計算対象領域内の複数の計算点の温度を計算する温度計算部(103)と、複数の計算点の温度に基づいて、計算対象領域内の核生成回数を計算する核生成回数計算部(104)と、核生成回数に基づいて、複数の計算点から 析出相 の核を生成する析出相生成点を決定する核生成部(105)と、析出相生成点について、析出相の粒成長を計算する粒成長計算部(106)と、計算された析出相の粒成長に基づいて、材料の組織を予測することを備える。
- 公開日:2016/08/08
- 出典:材料組織予測装置、製品製造方法及び材料組織予測方法
- 出願人:東芝三菱電機産業システム株式会社
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MはTi、Zr、Fe、Cu、Nb等の少なくとも1種以上の元素、3.70≦a≦5.10、0<b≦0.55、0.00≦c≦0.45、0.00≦d<0.20、0.05≦e≦0.25、0.00≦f≦0.25、4.90≦a+b+c+d+e+f≦5.50)で表される組成を有し、該合金の断面組織のEPMAによる面分析より得られた倍率800倍のSnとLaのマッピング像において、いずれにも5.0μm以上の 析出相 が存在しない組織を有する。
- 公開日:2013/10/28
- 出典:水素吸蔵合金、負極およびニッケル水素二次電池
- 出願人:株式会社三徳
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アルミニウム母材中に少なくともSi、Cu、Mgを含むアルミニウム合金の鋳造体であって、α相中の同一位置にSiとCuとMgとの 析出相 を備える。
- 公開日:2011/11/17
- 出典:アルミニウム合金鋳造品及びその製造方法
- 出願人:本田技研工業株式会社
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チタンにCuを添加して、Ti2Cuを最大相とする 析出相 を微細に析出させ、O量を適正に調整するとともに、結晶粒径を微細化することにより、JIS1種純チタンと同等以上のプレス成形性を有しながら、引張耐力を向上させることができる。
- 公開日:2010/09/16
- 出典:プレス成形性に優れたチタン合金薄板およびその製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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本発明のアルミニウム合金鋳物は、全体を100質量%としたときに、Si:4〜12%、Cu:1.0〜3.0%、Mg:0.2〜0.6%、Ni:0.2〜3%、Fe:0.1〜0.7%、Ti:0.1〜0.3%、Zr:0.03〜0.5%を含み残部がAlと不可避不純物とからなり、α−Alを主とする基地相とこの基地相をネットワーク状に囲繞すべく晶出した骨格相と、基地相中に析出した粒径の異なる第1 析出相 および第2析出相からなる金属組織を有する。
- 公開日:2008/11/13
- 出典:鋳物用アルミニウム合金、アルミニウム合金鋳物およびその製造方法
- 出願人:株式会社豊田中央研究所
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)で表される組成を有する水素吸蔵合金であって、合金の断面組織のEPMAによる500倍のComp像およびAlの元素マッピング像で確認される母相よりAl濃度が高く、かつ粒径が2.0μm以上の 析出相 が存在しない水素吸蔵合金をニッケル水素二次電池に用いる。
- 公開日:2008/10/23
- 出典:水素吸蔵合金、ニッケル水素二次電池用負極、ニッケル水素二次電池
- 出願人:株式会社三徳
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これは前記のように 析出相 の存在によってレーザ吸収率が上がるためで、さらに金属間化合物とマトリックスの界面には添加元素や不純物が偏析し易く融点が低くなることも溶け込みが深くなる理由である。
- 公開日:2009/04/02
- 出典:電池ケース蓋用アルミニウム合金板材
- 出願人:住友軽金属工業株式会社
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質量%で0.3〜1.8%のCu、0.18%以下のO、0.30%以下のFeを含有し、残部Tiおよび不可避的不純物からなり、長径10〜1000nmのTi2Cuおよび不可避的 析出相 を体積分率で0.05〜3.5%含み、シャー切断性および冷間鍛造性に優れる。
- 公開日:2009/04/02
- 出典:冷間加工部品の製造に適した機械部品用または装飾部品用チタン合金棒線およびその製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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...i1−XCrX)CN(但し、X=0.01〜0.10)を満足するTiとCrの複合炭窒化物マトリックス相と、間歇的な蒸着条件変更により形成され、(Ti1−YCrY)CN(但し、Y=0.2〜0.8)を満足し、結晶粒界に不連続(島状)に分散析出する平均粒子サイズ0.01〜0.2μmのTiとCrの複合炭窒化物 析出相 とからなる。
- 公開日:2008/05/01
- 出典:硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具
- 出願人:三菱マテリアル株式会社
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表面被覆切削工具の硬質被覆層を、化学蒸着で形成された上部層と下部層とで構成し、該上部層は1〜15μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層、該下部層は3〜20μmの合計平均層厚を有する密着性Ti化合物層と改質Ti系炭窒化物層とで構成し、そして、該改質Ti系炭窒化物層は、2.5〜15μmの平均層厚を有し、かつ、蒸着後の熱処理で形成された(Ti1−XCrX)CN(但し、X=0.05〜0.15)を満足するTiとCrの複合炭窒化物からなるマトリックス相と、(Ti1−YCrY)CN(但し、Y=0.2〜0.8)を満足し結晶粒界に連続的に析出したTiとCrの複合炭窒化物 析出相 とからなる。
- 公開日:2008/05/08
- 出典:硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具
- 出願人:三菱マテリアル株式会社
析出相の問題点 に関わる言及
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