戻り光 の意味・用法を知る
戻り光 とは、光ヘッド や光学的記録再生4(ヘッド自体) などの分野において活用されるキーワードであり、ソニー株式会社 やオリンパス株式会社 などが関連する技術を6,270件開発しています。
このページでは、 戻り光 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
戻り光の意味・用法
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測距装置1は、物体Kまでの距離を計測する測距装置1であって、物体Kへの投光ビームL1を出射する光源2と、投光ビームL1を透過させる筒状の導光部材8を有する反射ミラー4と、導光部材8を通った投光ビームL1を物体Kに向けて反射させると共に、物体Kからの 戻り光 L2を反射ミラー4に向けて反射させる走査ミラー5と、反射ミラー4で反射した戻り光L2を検出する受光素子6と、を備え、導光部材8は、反射ミラー4の中心Cに対し、受光素子6から遠ざかる方向に偏心している。
- 公開日:2018/04/05
- 出典:測距装置
- 出願人:浜松ホトニクス株式会社
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第1の 戻り光 と第2の戻り光の1パルスにおける時間差から波長を求め各波長の光の強度を検出して1パルスにおける分光干渉波形を生成する分光干渉波形生成手段と、分光干渉波形を波形解析して板状物の厚み、又は高さを算出する。
- 公開日:2018/03/08
- 出典:計測装置
- 出願人:株式会社ディスコ
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...4の回転角を検出する角度センサ105と、入射光と平行な方向に反射光を反射する再帰反射体107と、光軸ずれ量センサ102と角度センサ105の信号を元に再帰反射体107を追尾するように2軸回転機構104をフィードバック制御するコントローラ108とを有する追尾式レーザ干渉計において、再帰反射体107からの 戻り光 が光軸ずれ量センサ102の検出範囲に戻ってきた時に追従制御を開始すると共に、追従制御による光軸ずれ量センサ102上の戻り光の位置の挙動に応じて、フィードバック制御のゲインを変化させる。
- 公開日:2018/02/15
- 出典:追尾式レーザ干渉計のフィードバックゲイン調整方法及び装置
- 出願人:株式会社ミツトヨ
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レーザー発振器2と、レーザー発振器2から出力されたレーザー光を伝送する伝送ファイバー3と、伝送ファイバー3のレーザー光の出射側端面に融着される石英ブロック4と、伝送ファイバー3および石英ブロック4に冷却水を供給する冷却装置とを備えたレーザー照射設備1の異常を検出する異常検出装置10は、石英ブロック4の外周端面に設けられ、伝送ファイバー3から出射されるレーザー光の 戻り光 を検出する戻り光検出センサ11と、戻り光検出センサ11で検出される戻り光が所定の閾値を超えたら、警報を発呼する警報器15とを備える。
- 公開日:2017/12/07
- 出典:レーザー照射設備の異常検出装置
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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本開示の光パルス試験装置及び光パルス試験方法は、受光部が受光する 戻り光 のうち、任意の時間帯における光強度を可変光減衰器で減衰する制御を行うことで、光受信器の飽和を防止する。
- 公開日:2017/11/16
- 出典:光パルス試験装置および光パルス試験方法
- 出願人:東日本電信電話株式会社
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FBGセンサからの 戻り光 の中心波長と、光フィルタのフィルタ特性とを、容易に適切な関係に調整することのできる検出装置を提供する。
- 公開日:2017/04/20
- 出典:検出装置、インテロゲータ、及びひずみ検出システム
- 出願人:ミネベア株式会社
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制御部は、エネルギ検出信号の強度が第1閾値を超えた場合、 戻り光 が発生していると判定してもよい。
- 公開日:2018/01/11
- 出典:レーザ装置及び極端紫外光生成システム
- 出願人:ギガフォトン株式会社
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レーザ発振器における増幅媒質に増幅用光ファイバを用いてレーザ光を発生させるファイバレーザ装置において、前記レーザ光を外部へ射出する出力用光ファイバと、少なくとも前記出力用光ファイバを前記レーザ光とは逆方向に伝搬する 戻り光 を減衰処理する戻り光減衰部と、前記戻り光減衰部に設けられ、前記戻り光を熱に変換する熱変換手段と、前記熱変換手段の発熱に起因する前記戻り光減衰部の温度上昇を測定する温度監視手段と、前記温度監視手段が測定した温度が所定の閾値以上に達した場合に、前記レーザ光の出力を低下または停止する制御部とを備える光ファイバレーザ装置である。
- 公開日:2017/04/27
- 出典:光ファイバレーザ装置
- 出願人:古河電気工業株式会社
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測距装置1は、物体Kへの透光ビームL1を出射する光源2と、光源2から出射した透光ビームL1の一部を反射させる反射領域21、及び透光ビームL1の残部を透過させる透過領域22を有する光学面11と、反射領域21で反射した透光ビームL1を物体に向けて反射させると共に、物体Kからの 戻り光 L2を光学面11に向けて反射させる走査ミラー6と、光学面11の透過領域22を透過した戻り光L2を検出する検出用受光素子8と、を備える。
- 公開日:2017/04/20
- 出典:測距装置
- 出願人:浜松ホトニクス株式会社
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眼底からの 戻り光 を受光する光センサでは一次元(例えば横方向)の差分情報に限られるため、縦方向の変化量を強調することが出来ず、例えば真横に走る血管を輪郭強調できない場合があり、改善の余地を残している。
- 公開日:2016/03/03
- 出典:光画像撮像装置及びその制御方法
- 出願人:キヤノン株式会社
戻り光の原理 に関わる言及
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なおちなみに、 戻り光 の再出射を目的とする導光板の利用形態としては、コレステリック液晶層の如く入射光を偏光状態の透過光と反射光に分離する偏光分離手段を導光板の出射面上方に配置して、偏光特性を示さない入射光を高効率に偏光に変換して取出すことを目的とした偏光光源装置などがあげられる。
- 公開日: 1998/09/25
- 出典: 導光板及びその製造方法
- 出願人: 日東電工株式会社
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また、上記実施形態においては、 戻り光 として標本Sにおいて発生する蛍光を検出する場合を例示して説明したが、これに代えて、標本Sにおいて反射されるレーザ光の反射光を戻り光として検出することとしてもよい。反射光の遅延は、レーザ光の光路に対する反射光の光路の光路長差による影響が挙げられる。
- 公開日: 2014/09/18
- 出典: 走査型レーザ顕微鏡装置
- 出願人: オリンパス株式会社
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しかしながら、このような追尾式レーザ干渉計では、測定光が再帰反射体から外れたり、干渉計と再帰反射体との間に障害物が位置してしまうことにより、再帰反射体からの 戻り光 が干渉計に戻らなかった場合、再帰反射体を見失ってしまい、該見失った方向に測定光を射出し続けてしまうことになる。そのため、このような追尾式レーザ干渉計を用いて再帰反射体までの距離を測定する場合には、干渉計が再帰反射体を見失ってしまった際に、干渉計の周囲で作業する人に干渉計から測定光が照射されてしまうおそれがあった。
- 公開日: 2011/03/31
- 出典: 干渉計
- 出願人: 株式会社ミツトヨ
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安価で、外部に悪影響を及ぼすことなく、小さい群速度遅延分散で、効率的にレーザ光の反射 戻り光 がレーザ光源に戻らないように遮断し、後段の偏光依存素子に対して適正な偏光状態のレーザ光を入射させる。
- 公開日: 2009/05/28
- 出典: レーザ顕微鏡
- 出願人: オリンパス株式会社
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このため、レーザ光源の偏光方向が変動しても、それが偏光素子にてカットされるために光磁気記録媒体には安定した偏光状態の光が照射され、レーザ光の偏光状態の変動は光磁気記録媒体には達しない。また、偏光素子がレーザ光源からのTM偏光成分を低減するように設けられているということは、同時に、光磁気記録媒体からの反射光がレーザ光源に戻る際にも、TM偏光方位の偏光成分を低減するように働くので、 戻り光 によって半導体レーザ素子のTM偏光強度が変動することをも防止する。
- 公開日: 2000/03/31
- 出典: 光ピックアップ
- 出願人: シャープ株式会社
戻り光の問題点 に関わる言及
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一般に、通信用単一モード光ファイバ内の光波の偏光は、楕円偏光状態である。このため、 戻り光 を遮断するために光アイソレータを挿入する場合には、偏光無依存型でなければならない。
- 公開日: 1996/11/01
- 出典: 導波路型光アイソレータ
- 出願人: 日本電気株式会社
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以上の説明から明らかなように、無反射処理部における減衰に加えて、接続損失により、また、伝送損失により減衰を与えることができるので、従来の無反射処理ではもたらすことができない、大きな反射減衰量の無反射終端を得ることができ、これにより効果的に反射 戻り光 を減少させることができる。
- 公開日: 2001/08/31
- 出典: 光ファイバの無反射終端
- 出願人: 住友電気工業株式会社
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光アイソレータには、不要な光偏光成分を除去するために偏光分離素子が用いられるが、偏光分離素子で分離された光が、偏光分離素子と空気との界面で反射したり、偏光分離素子を保持するホルダ等で反射し、反射 戻り光 となってLDに戻るので、光アイソレータの本来の機能を果たせなくなる等の問題があった。
- 公開日: 1994/06/07
- 出典: 光アイソレータ
- 出願人: 住友金属鉱山シポレックス株式会社
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これにより、 戻り光 のスポット径が最も小さくなる戻り光集光面Mでは、受信光の中心と戻り光の中心がずれ、かつ、受信光のスポット径は戻り光のスポット径より大きくなる。
- 公開日: 2006/03/30
- 出典: 光送受信装置および光通信システム
- 出願人: ソニー株式会社
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このようなレーザ加工機によるワークの加工中に加工不良が発生すると、加工ヘッドからワークを照射したレーザ光Laがワークで反射して 戻り光 となるから、この戻り光Lbを適宜の手段で検出することによって、加工不良の発生を検出することが可能である。
- 公開日: 2001/10/30
- 出典: レーザ加工機の加工不良検出方法およびその装置
- 出願人: 株式会社アマダエンジニアリングセンター
戻り光の特徴 に関わる言及
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III族窒化物のc軸がm軸の方向に傾斜した基板の半極性面上において、 戻り光 による撹乱の低減を可能にするレーザ共振器を有するIII族窒化物半導体レーザを提供する。
- 公開日: 2014/05/08
- 出典: III族窒化物半導体レーザ素子、III族窒化物半導体レーザ素子を作製する方法、III族窒化物半導体レーザ素子の光共振器のための端面を評価する方法、スクライブ溝を評価する方法
- 出願人: 住友電気工業株式会社
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効率よく光近接場を生成し、低しきい値動作をすることができ、 戻り光 との結合効率を向上させることが可能となる近接場光源装置、該近接場光源装置を有する光ヘッド、光学装置、露光装置、顕微鏡装置を提供する。
- 公開日: 2004/02/26
- 出典: 近接場光源装置、該近接場光源装置を有する光ヘッド、露光装置、顕微鏡装置
- 出願人: キヤノン株式会社
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以上のような原理で本実施例によれば、無偏光光を減衰させずに伝送し、かつ反射 戻り光 を除去できる、より高信頼性で組立が容易な偏光方向無依存型光アイソレータが実現できることとなる。
- 公開日: 1994/02/04
- 出典: 偏光方向無依存型光アイソレータ
- 出願人: パナソニック株式会社
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すなわち、可変波長光送信器からの送信光信号と、その送信光信号が合波器を通過して生成される 戻り光 信号との相対関係に基づいて、送信光信号の波長が制御され、設定される。
- 公開日: 2005/10/06
- 出典: 波長多重光伝送システム及びそれにおける送信波長制御方法
- 出願人: 富士通株式会社
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一方、所定外の円偏光として円偏光分離層1で反射された光は、導光板4に再入射して裏面に配置された反射層41を介し反射され、 戻り光 として再び円偏光分離層1に入射し、その一部が円偏光分離層を透過する。従って円偏光分離層による反射光は、その円偏光分離層を透過するまで円偏光分離層と導光板との間に閉じ込められて、それらの間で反射を繰り返す。
- 公開日: 2004/11/18
- 出典: 円偏光分離層、光学素子、照明装置及び液晶表示装置
- 出願人: 日東電工株式会社
戻り光の使用状況 に関わる言及
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半導体レーザ
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- パッケージ・光モジュールの構成
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- 用途(駆動)
- 駆動において特徴となる目的
- 安定化制御(主に検知・帰還制御)
- 駆動制御
- 異常対策
- 回路構成に特徴があるもの
- 被試験・被検査形状
- 試験・検査する項目
- 試験・検査において特徴と認められる点
- 試験・検査の内容