屈折率 の意味・用法を知る
屈折率 とは、光学要素の表面処理 や積層体(2) などの分野において活用されるキーワードであり、富士フイルム株式会社 やキヤノン株式会社 などが関連する技術を302,043件開発しています。
このページでは、 屈折率 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
屈折率の意味・用法
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優れた耐擦傷性を有し 屈折率 の変動が少ない低屈折率シリカエアロゲル膜を有する反射防止膜を、シリカエアロゲル膜の表面にマクロクラックが発生しないように製造する方法、並びにこの方法により形成された反射防止膜、及びこの反射防止膜を有する光学素子を提供する。
- 公開日:2017/03/23
- 出典:反射防止膜の製造方法
- 出願人:リコーイメージング株式会社
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a)熱可塑性ポリマーマトリックス材料を含む少なくとも1つのベース層と、b)熱可塑性ポリマーマトリックス材料、ならびに0.5μm〜15μmの平均粒子直径、1.46〜1.7の 屈折率 、及び少なくとも60モル%のアクリルモノマー単位を有する5〜80重量%のポリマー粒子を含むスキン層と、を備えるフィルムであって、該フィルムが、一軸的または二軸的に2〜8倍延伸され、延伸後に、スキン層が、ポリマー粒子の直径の50%〜200%である厚さを有する、フィルム、ならびに、本フィルムを作製する方法が開示される。
- 公開日:2017/03/02
- 出典:艶消し外観を向上させるためのアクリルビーズを含むフィルム
- 出願人:ダウグローバルテクノロジーズインコーポレイテッド
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堆積直後のプラズマ化学気相堆積(PECVD)膜(例えば、窒化ケイ素)の様々な特性(例えば、 屈折率 、膜の応力、膜中のドーパント濃度)を等級分けすることによって、ドライエッチング速度及びウェットエッチング速度の両方における変動を埋め合わせることができるようになり、より均一なエッチング形状が達成できる。
- 公開日:2016/11/24
- 出典:3D NANDメモリデバイスにおける垂直エッチング性能の改善のための、膜のプラズマ化学気相堆積
- 出願人:アプライドマテリアルズ,インコーポレイティド
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30≦νd≦40 1.225≦nd−14.387/νd≦1.276 0.4300≦θgF−2.9795/νd≦0.5010ただし、νdは正レンズGPのアッベ数、θgFは正レンズGPのg線とF線に対する部分分散比、ndは正レンズGPのd線に対する 屈折率 である。
- 公開日:2018/04/05
- 出典:コンバージョンレンズおよびそれを有する撮影光学系、光学機器
- 出願人:キヤノン株式会社
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その際の基材と接着剤の 屈折率 の差異は、概ね0.03以下であることが望ましい。
- 公開日:2018/03/29
- 出典:硬化性組成物およびそれを用いた光学用接着剤
- 出願人:三菱瓦斯化学株式会社
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マイクロレンズ上層は、マイクロレンズ下層の 屈折率 と同じもしくはマイクロレンズ下層の屈折率よりも高い屈折率を有することが好ましい。
- 公開日:2018/03/15
- 出典:イメージセンサおよびその製造方法
- 出願人:凸版印刷株式会社
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前記位相シフター層は、その表面105aから層厚中心までの所定の深さ位置D1に、上下の部位A104、C102より高い 屈折率 の部位B103を備えている。
- 公開日:2017/08/03
- 出典:位相シフトマスクブランクおよび位相シフトマスク
- 出願人:アルバック成膜株式会社
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...の各波長領域にそれぞれ発光スペクトルのピークトップを有し、各ピークの半値幅が5nm以上であり、前記2つの偏光板のうち少なくとも一方の偏光板は、偏光子の少なくとも一方の面に、ポリエステルフィルムが積層されたものであり、前記ポリエステルフィルムは、少なくとも一方の面に易接着層を有しており、前記易接着層の 屈折率 と、前記偏光子の透過軸と平行な方向における前記ポリエステルフィルムの屈折率との差が0.10以下である、液晶表示装置。
- 公開日:2016/12/01
- 出典:液晶表示装置
- 出願人:東洋紡株式会社
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バックライト光源、2つの偏光板、及び前記2つの偏光板の間に配置された液晶セルを有する液晶表示装置であって、前記バックライト光源は、400nm以上495nm未満、495nm以上600nm未満及び600nm以上750nm以下の各波長領域にそれぞれ発光スペクトルのピークトップを有し、各ピークの半値幅が5nm以上であり、前記2つの偏光板のうち少なくとも一方の偏光板は、偏光子の少なくとも一方の面に接着剤層を介してポリエステルフィルムが積層されたものであり、前記接着剤層の 屈折率 と、前記偏光子の透過軸と平行な方向における前記ポリエステルフィルムの屈折率との差が0.13以下である、液晶表示装置。
- 公開日:2016/12/01
- 出典:液晶表示装置
- 出願人:東洋紡株式会社
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光偏向素子10は、 屈折率 異方性を有し、所定の電界の振動方向を有する所定波長の光に対して第1屈折率を有する第1基材20と、第1基材の内部に分散され、所定波長の光に対して第1屈折率とは異なる第2屈折率を有する第1微小光学部材31とを備える光偏向素子であって、光偏向素子10は、光学要素をさらに備え、光学要素は、微小光学部材が分散された基材、または、基材20の内部に分散された微小光学部材32aであって、それぞれ第1基材20、または、第1微小光学部材31とは、光学特性が異なる。
- 公開日:2018/03/29
- 出典:光偏向素子、光偏向シート、光偏向窓材、採光システム、光偏向素子の製造方法
- 出願人:株式会社ニコン
屈折率の原理 に関わる言及
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スピン偏極した原子群に、直線偏光光を入射させると、直線偏光の偏光面が回転することを先に述べた。これは、スピン偏極した原子群中では、右回り円偏光光に対する 屈折率 と左回り円偏光光に対する屈折率とが異なることによる。具体的には、光の伝播方向と平行な方向のスピン成分が、右回り円偏光光と左回り円偏光光に対する屈折率の違いを生じさせる。
- 公開日: 2009/10/15
- 出典: 原子磁力計及び磁力計測方法
- 出願人: キヤノン株式会社
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老視を処理する既知の方法および装置は、視力を正視眼に近づけようとするものである。正視眼では、遠くのものも近くのものも眼の順応特性により見ることできるものである。老視に関連した視力の問題に関し、読書用のめがねをかけて眼の 屈折率 を高めて、近いものに焦点を合わせ、明りょうな像を得ている。このアプローチは遠視または遠視眼の処置と同様である。
- 公開日: 2008/01/31
- 出典: 老視の矯正のための残余の順応の閾値および患者のデータを使用する他の老視矯正
- 出願人: ヴィズイクス・インコーポレーテッド
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回折格子の回折効率は溝の形状に大きく依存する。透過型回折格子の場合、さらに回折格子の溝を形成している材料の 屈折率 が回折効率に大きな影響を与える。透過型回折格子においては、溝の形状と材料の屈折率の両方を最適化することによって回折効率の高い回折格子を得ることができる。
- 公開日: 2005/09/22
- 出典: 透過型回折格子
- 出願人: 日本板硝子株式会社
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導光板の原理は、光線を利用し、導光板に進入後に光反射を発生し、光線を導光板の他端に伝達し、特に、導光板の一側の特定構造を利用し、各角度の拡散現象を発生することができ、反射光を導光板の正面に導引し、 屈折率 が大きくなるほど、その導光能力が良好である。また、正面に向かって照射される光線以外に、いくつかの光線は、導光板底部の反射板により再度導光板に導入される。
- 公開日: 2012/02/09
- 出典: 微小構造を具える反射均一光導光装置及び該反射均一光導光装置を有するバックライトモジュール及び液晶ディスプレイ
- 出願人: 穎台科技股ふん有限公司
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制御光を入射し、非線形光導波路中に 屈折率 変化を起こさせると、屈折率に異方性が誘起され、偏光面が回転される。偏光面の回転を引き起こす方法は、非線形光導波路中に、屈折率変化を起こさせる制御光を入射させるかさせないかによって行う。
- 公開日: 1996/12/13
- 出典: 3次非線形光学デバイス
- 出願人: 旭硝子株式会社
屈折率の問題点 に関わる言及
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低 屈折率 層または高屈折率層に含まれる高分子化合物は、無機化合物で変性された高分子化合物であってもよい。無機化合物粒子は、高分子化合物が無機化合物で変性された部位を有することで、無機化合物粒子と高分子化合物の親和性が向上して、無機化合物粒子を良好に保持することができるからである。さらに、低屈折率層または高屈折率層の屈折率を無機化合物粒子で調整する場合に、高分子化合物が層の屈折率に与える影響を減らすことができるからである。
- 公開日: 2013/09/12
- 出典: 赤外線抑制フィルム
- 出願人: 大日本印刷株式会社
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従って、この様な高 屈折率 組成物からなる膜が重合により架橋硬化したものである高屈折率膜は、高屈折率であるとともに、機械的強度においても従来の高屈折率膜以上の性能を持つものである。
- 公開日: 2001/06/19
- 出典: 高屈折率組成物および高屈折率膜および反射防止膜
- 出願人: 凸版印刷株式会社
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屈折率 調整剤は、樹脂に添加させた際、樹脂のみの屈折率よりも高い屈折率もしくは低い屈折率を与える添加剤である。屈折率調整剤としては、所望の屈折率分布を与え、且つ上記樹脂と安定に共存することが可能である限り、屈折率調整剤の分子量は特に制限されない。
- 公開日: 2005/06/09
- 出典: 樹脂組成物、光学材料および光学フィルム
- 出願人: 日本ゼオン株式会社
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この際、同じ割合であってもより低 屈折率 物質と混合した場合、屈折率分散があまり変わらず、低屈折率へシフトし、より高分散な材料に混ぜた場合は屈折率はあまり変化せず、屈折率分散が大きくなる傾向にある。
- 公開日: 2001/03/23
- 出典: 光学材料及びそれを用いた光学系
- 出願人: キヤノン株式会社
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帯電防止性低 屈折率 層のバインダーとしては、電離放射線硬化性、熱硬化性の有機、無機の各種バインダーを用いることができる。熱硬化性のものであれば、屈折率の低い樹脂を選択しやすく、好ましい。
- 公開日: 2007/07/26
- 出典: 反射防止積層フィルム
- 出願人: 凸版印刷株式会社
屈折率の特徴 に関わる言及
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式中、nSは基板の 屈折率 、nHは高屈折率層を形成する高屈折率材料の屈折率、nLは低屈折率層を形成する低屈折率材料の屈折率、Pは高屈折率層または低屈折率層の層数を示す。この式によれば、層数が多ければ多いほど反射率も高くなることがわかる。
- 公開日: 2011/07/21
- 出典: 積層反射膜
- 出願人: 三菱樹脂株式会社
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AR層は、低 屈折率 層と、低屈折率層よりも屈折率の大きい高屈折率層との積層構造を有する。AR層は、低屈折率層の屈折率と高屈折率層の屈折率との間の屈折率を有する中屈折率層を更に有してもよい。
- 公開日: 2013/03/28
- 出典: 立体映像認識システム、映像表示装置及びアクティブシャッターメガネ
- 出願人: シャープ株式会社
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なお、低 屈折率 層と高屈折率層とは、相対的に定義される層である。すなわち、低屈折率層とは、高屈折率層よりも低い屈折率を有する層であり、逆に高屈折率層は、低屈折率層よりも高い屈折率を有する層である。
- 公開日: 2011/06/30
- 出典: 光学部品の製造方法
- 出願人: 日本電気硝子株式会社
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不透明体aを透明光屈折体xで被覆し、該透明光屈折体xの形状を 屈折率 にしたがって入射、屈折、直進、透過、全反射などを組み合わせて不透明体aの背面の物体bを、不透明体aの前面から見ることができるようにした不透明体の背面の物体を見る方法及び該方法を実施するための光屈折体。
- 公開日: 2002/04/19
- 出典: 不透明体の背面の物体を見る方法及び該方法を実施するための光屈折体
- 出願人: 翠川克夫
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ここで、反射防止層の構成としては、例えば、低 屈折率 層単層又は、低屈折率層と高屈折率層、中屈折率層など複数の異なった屈折率を持つ層を組み合わせる構成が挙げられる。
- 公開日: 2006/02/09
- 出典: 反射防止部材
- 出願人: 凸版印刷株式会社
屈折率の使用状況 に関わる言及
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ここで、高 屈折率 層は透明基板の屈折率よりも大きい屈折率を示す層であり、低屈折率層は高屈折率層よりも小さい屈折率を示す層であり、中屈折率層は透明基板の屈折率よりも大きく、高屈折率層の屈折率よりも小さい屈折率を示す層である。
- 公開日: 2007/09/20
- 出典: 光透過性電磁波シールド材の製造方法、光透過性電磁波シールド材、およびディスプレイ用フィルタ
- 出願人: 株式会社ブリヂストン
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樹脂に対する含有率が高く、この樹脂の透明性を損なわずに高 屈折率 を付与することが可能な高屈折率透明粒子及びそれを用いた高屈折率透明複合体並びに発光素子を提供する。
- 公開日: 2007/11/29
- 出典: 高屈折率透明粒子の製造方法と高屈折率透明粒子及び高屈折率透明複合体並びに発光素子
- 出願人: 住友大阪セメント株式会社
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一方、低 屈折率 膜の屈折率を下げるためには、低屈折率膜に含有される低屈折率材料の割合を高める必要があるが、低屈折率膜に含有される低屈折率材料の割合を高め過ぎると、低屈折率膜の強度が劣化するだけでなく、透明性も劣化するので、低屈折率材料の含有量には限界がある。
- 公開日: 2006/09/28
- 出典: 低反射膜およびこれを備えた低反射膜付き透明基材
- 出願人: 住友大阪セメント株式会社
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特に、経済性に優れる同時重層塗布法を用いる場合には、塗膜が塗布液状態で重ねられるために、場合により高 屈折率 塗布液と低屈折率層塗布液との界面で、高屈折率塗布液から低屈折率層塗布液に向かって高屈折率材料が拡散し、さらに、低屈折率塗布液から高屈折率層塗布液に向かって低屈折率材料が拡散する。このため、低屈折率材料と高屈折率材料の分布が厚さ方向で連続的に変化した界面のはっきりしない塗膜となる。かような層界面の位置が明瞭でない塗膜の屈折率分布を予測することはより一層困難であった。
- 公開日: 2013/06/20
- 出典: 薄膜の屈折率分布の予測方法およびそのシステム
- 出願人: コニカミノルタ株式会社
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反射防止効果をより向上させるために、ハードコート層と低 屈折率 層の間に高屈折率層を設けることができる。ここでいう高屈折率層の屈折率は、隣接するハードコート層、および低屈折率層の屈折率よりも高いことを意味する。
- 公開日: 2006/10/19
- 出典: 低反射部材
- 出願人: 株式会社巴川製紙所
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積層体(2)
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- 光(学)素子・導波路等の配置
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- 導波路・基板・その他特徴部の材料
- 製法1膜形成、結晶成長(FD01優先)
- 製法2屈折率・複屈折・サイズの調整
- 製法3物質除去方法(FD14優先)
- 製法4その他の製法
- 製法5製造に用いるビーム・電磁場の種類
- 製法6製造条件(雰囲気、圧力、温度等)
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