制御油室 の意味・用法を知る
制御油室 とは、回転型液体ポンプの応用細部 や回転型ポンプ(2) などの分野において活用されるキーワードであり、日立オートモティブシステムズ株式会社 やアイシン・エィ・ダブリュ株式会社 などが関連する技術を32件開発しています。
このページでは、 制御油室 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
制御油室の意味・用法
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カムリング(15)を複数のポンプ室(24)の容積変化量(偏心量)が増大する方向へ付勢するコイルばね(33)と、供給された吐出圧を第1受圧面(15e)に作用させて、偏心量が小さくなる方向へカムリング(15)を揺動させる第1 制御油室 (31)と、供給された吐出圧を第2受圧面(15f)に作用させて、偏心量が大きくなる方向へカムリング(15)を揺動させる第2制御油室(32)と、を備え、前記第2受圧面の面積を第1受圧面よりも大きく形成して、第2ベクトルB2を第1ベクトルB1より大きくして、ポンプ室に気泡が発生しても、カムリングの挙動の不安定化を抑制してポンプの高圧特性の制御の安定化を図る。
- 公開日:2018/03/22
- 出典:可変容量形オイルポンプ
- 出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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第2 制御油室 32から作動油を排出する状態と、第2制御油室に作動油を導入する状態とを切換可能に形成された電磁切換弁40と、作動油による吐出圧と制御ばね55による付勢力によって制御され、吐出圧に応じて第1制御油室31に油圧を供給あるいは供給を遮断すると共に、電磁切換弁40や中間通路70などを介して第2制御油室32に油圧を供給あるいは排出するパイロット弁50を備え、ポンプ吐出圧を2段階特性に制御する可変容量形オイルポンプにおいて、パイロット弁50の制御ばね55が配置される制御ばね収容室54を、内部に第1,第2制御油室31,32から排出された作動油が導かれない構成とした。
- 公開日:2017/10/19
- 出典:可変容量形オイルポンプ
- 出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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ピボットピン9を中心に揺動変化することによって各ポンプ室13の容積の増減変化させるカムリング5と、偏心量が増大する方向へカムリングを付勢するコイルばね23と、吐出ポート12aから吐出された作動油が導かれることによってカムリングに対し偏心量が減少あるいは増大する方向へ付勢力を作用させる第1 制御油室 21及び第2制御油室22と、ピボットピンと第1制御油室の間に凹溝40を介して設けられた低圧室41と、を備え、この低圧室にポンプ室からリークしたオイルとコンタミを捕集して、連通孔42を介してオイルパン43に排出するようになっている。
- 公開日:2017/03/16
- 出典:可変容量形ポンプ
- 出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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吐出圧が所定圧以下のときは当該吐出圧をバイパス状の連通油路55を通じ中継室57を介して給排ポート52より第2 制御油室 32へと導く一方、吐出圧が前記所定圧を超えると当該吐出圧に基づいてスプール弁体43が第1領域から第2領域へと移動することにより第2制御油室32内の作動油を給排ポート52から中継室57を通じ第1ドレンポート53より排出させるように構成したパイロット弁40をもって、第2制御油室32の内圧を連続的に繰り返し変化させることにより、所望とする吐出圧維持を可能にした。
- 公開日:2018/03/08
- 出典:可変容量形ポンプ
- 出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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...と、前記ロータの回転によって容積が減少する前記複数のポンプ室に開口した吐出部と、を有し、セット荷重が付与された状態で設けられ、前記偏心量が増加する方向へ前記カムリングを付勢する付勢機構と、作動油が供給されることによって、前記複数のポンプ室の容積変化量が小さくなる方向の力を前記カムリングに付与する第1 制御油室 と、作動油が供給されることによって、前記複数のポンプ室の容積変化量が大きくなる方向の力を前記カムリングに付与する第2制御油室と、前記第2制御油室に対して作動油を供給する状態と排出する状態に切り換える切換機構と、を備えていることを特徴とするオイルポンプ。
- 公開日:2016/08/08
- 出典:オイルポンプ
- 出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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吐出圧が供給されることによって、複数のポンプ室の容積変化量を減少させる方向への力をカムリンに作用させる第1 制御油室 31と、吐出圧が供給されることによって、複数のポンプ室の容積変化量を増大させる方向への力をカムリングに作用させる第2制御油室32と、を備え、シリンダブロックに設けられた電磁切換弁60を介して単一の制御通路12によりパイロット弁40のスプール弁43に対して制御油圧を導入させて第2制御油室32へ供給される吐出圧を制御するようになっている。
- 公開日:2017/08/31
- 出典:可変容量形ポンプ
- 出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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...数のポンプ室の容積変化量を増減させる可変機構と、予圧が作用した状態で設けられ、前記複数のポンプ室の容積変化量が増大する方向へ前記可動部材を付勢する付勢機構と、前記吐出部から吐出されたオイルを供給することによって、前記可動部材に対する前記複数のポンプ室の容積変化量が減少する方向の付勢力発生に供する第1 制御油室 と、前記吐出部から吐出されたオイルを供給することによって、前記可動部材に対する前記複数のポンプ室の容積変化量が変化する方向の付勢力発生に供する第2制御油室と、前記ポンプ室の容積変化量が最小となる前に作動し、前記吐出圧が大きくなるに従って、前記第2制御油室内のオイルを排出し、又は前記第2制御油...
- 公開日:2016/06/23
- 出典:可変容量形オイルポンプ
- 出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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内燃機関より導かれるメインギャラリ圧としての制御圧に基づきカムリング15に対して複数のポンプ室PRの容積変化量が減少する同心方向の付勢力の発生に供する第1 制御油室 31と、前記制御圧に基づきカムリング15に対して複数のポンプ室PRの容積変化量が増大する偏心方向の付勢力の発生に供する第2制御油室32との間に、それぞれ第1、第2制御油室31,32に対して隔成され、かつ相互に対向して配置され、吐出ポート22aから導かれるポンプ吐出圧に基づき前記同心方向の付勢力の発生に供する第1吐出室36及び該第1吐出室36に対向して設けられ前記偏心方向の付勢力の発生に供する第2吐出室37を設けた。
- 公開日:2016/06/09
- 出典:可変容量形オイルポンプ
- 出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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セット荷重が付与された状態で設けられ、複数のポンプ室20の容積変化量が増大する方向へカムリング17を付勢するスプリング18と、吐出圧が常時供給されることによって、複数のポンプ室の容積変化量を減少させる方向への力をカムリンに作用させる1つの第1 制御油室 31と、吐出圧が供給されることによって、複数のポンプ室の容積変化量を増大させる方向への力をカムリングに作用させる2つの第2、第3制御油室32,33と、第2、第3制御油室へ供給される吐出圧の供給量を、コントロールユニットを介して制御する第1、第2電磁切換弁40、50とパイロット弁60と、を備えている。
- 公開日:2015/09/28
- 出典:可変容量形ポンプ
- 出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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ポンプ室から 制御油室 へのオイルの直接流入を抑制し得る可変容量形オイルポンプを提供する。
- 公開日:2015/09/07
- 出典:可変容量形オイルポンプ
- 出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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- パワーステアリング(P.S)の全体構成
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- 流体ポンプとアクチュエータまでの流体圧回路
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- フラッパ弁
- ロータリスプール弁
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- 方向制御弁とM.Pとを機械的に連結した全油圧式P.S
- 方向制御弁とM.Pとを流体的に連結した全油圧式P.S
- 上記以外の形式の全油圧式P.S
- 流体シリンダなどの動力ユニット
- 動力ユニットと操舵リンクなどとの連結機構
- ラック・ピニオン形P.S
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