スラブ加熱 の意味・用法を知る
スラブ加熱 とは、電磁鋼板の製造 や軟質磁性材料 などの分野において活用されるキーワードであり、JFEスチール株式会社 や新日鐵住金株式会社 などが関連する技術を140件開発しています。
このページでは、 スラブ加熱 を含む技術文献に基づき、その意味・用法のみならず、活用される分野や市場、法人・人物などを網羅的に把握することができます。
スラブ加熱の意味・用法
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連続鋳造スラブ中の析出物を、熱間圧延前の スラブ加熱 の段階で、加熱温度を高くすることなく、短時間且つ低コストで連続鋳造スラブ中に固溶させる。
- 公開日:2017/03/30
- 出典:連続鋳造スラブの加熱方法及び加工性に優れた高張力鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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無方向性電磁鋼板の高級グレードを熱延板焼鈍を省略して製造するにあたり、 スラブ加熱 が高いために熱延板に微細析出物が多く、熱延仕上圧延後の無注水での再結晶、粒成長性が悪く、良好な磁気特性を得られにくいという問題を解決する。
- 公開日:2008/10/30
- 出典:高級無方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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質量比で、C:0.02%以上0.08%以下、Si:2.0%以上4.5%以下およびMn:0.5%以下を含み、Sol.Alを100ppm未満に抑制すると共に、S、SeおよびOを各々50ppm未満並びにNを60ppm未満に抑制し、残部がFeおよび不可避不純物よりなるスラブを、1150℃以上1250℃以下の温度に加熱し、熱間圧延を施した後、1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施し、その後一次再結晶焼鈍次いで二次再結晶焼鈍を施す、一連の工程によって方向性電磁鋼板を製造するに当り、上記 スラブ加熱 における1150℃以上のスラブ滞在時間を80分以下とする。
- 公開日:2005/06/09
- 出典:方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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スラブ加熱 時の窒化を安価かつ容易に抑制し、深絞り性に優れた極低炭素薄鋼板を製造するための技術を提供する。
- 公開日:2001/02/20
- 出典:極低炭素薄鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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さらに、 スラブ加熱 工程におけるスケ−ル厚を0.1mm以上とする。
- 公開日:2001/12/18
- 出典:オーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法
- 出願人:新日鐵住金株式会社
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こうした高温 スラブ加熱 は、インヒビターの機能を十分に発揮させるために必須である反面、次のような弊害を招いていた。
- 公開日:1998/02/03
- 出典:一方向性けい素鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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重量比でSi: 1.5〜5.0 %、Al:0.10〜2.5 %、S:20ppm 以下を含む鋼を鋳造するとき、鋳片温度が1000℃から 900℃の範囲の冷却速度を15℃/分以上とし、かつ スラブ加熱 時のスラブ温度が1000℃から1050℃までを30分以内、1050℃からスラブ抽出温度(1200℃以下)までを20分以内で昇温し、AlN の粗大析出を防ぐ。
- 公開日:1995/07/25
- 出典:磁束密度の高い無方向性電磁鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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スラブ加熱 時におけるふくれ欠陥の発生を効果的に抑止して、磁気特性を初めとする製品品質の向上を図る。
- 公開日:1995/02/21
- 出典:方向性けい素鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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含けい素鋼スラブを加熱した後、熱間圧延を施し、次いで1回または中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を施して最終板厚に仕上げた後、脱炭焼鈍を施し、その後鋼板表面に焼鈍分離剤を塗布してから最終仕上げ焼鈍を施す一連の工程によって一方向性けい素鋼板を製造するに当たり、上記 スラブ加熱 に際し、1350〜1380℃で15〜40分間の加熱処理後、引続き1380℃以上の温度域で加熱する。
- 公開日:1994/11/01
- 出典:磁気特性の優れた方向性けい素鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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スラブ加熱 時に起因するヘゲ、穴およびふくれ等の欠陥が少なく、かつ優れた磁気特性を有する方向性珪素鋼板の製造方法の提案。
- 公開日:1994/06/21
- 出典:鋼板疵の少ない磁気特性の優れた方向性珪素鋼板の製造方法
- 出願人:JFEスチール株式会社
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