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地域の医療格差のない社会を実現する

最終更新日:2018/06/11

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地域の医療格差のない社会が実現すれば、全世界で年間3,000万人の命を救うことが出来ます。

現在、世界の死亡者の半数以上は予防法・治療法を確立されている疾患で亡くなっていますが、その95%は開発途上国で起こっていると推定されています。
その格差を解決しようと、ジェネリック医薬品などの安価な治療薬の開発が進められており、多くの人に医薬品が届けられる世界にようになろうとしています。

一方で、感染症のリスクに備えるため、衛生環境・医療の提供環境の改善も求められています。
現在、IT技術の活用によって、世界中どこでもかかりつけ医と同様の診察が受けられる電子カルテネットワークなどのサービスの開発が進められています。
こういったサービスの実現によって地域格差のない高レベルな医療を実現できれば、より多くの人が助かる世界を実現するかもしれません。

地域の医療格差のない社会を実現する

未来への変化の兆し

  • 空飛ぶ救急箱「Zipline」

    Ziplineはルワンダでドローンによる輸血液の輸送を行っている会社です。

    医療品の運搬に特化したドローンを0から設計し、ルワンダ国内へ輸送。また、届けられた輸血液が円滑に利用されるよう、病院内でのシステム設計も行っています。

    血液以外の医療品の運搬も次の目標としており、ルワンダ国内のどこにいても、必要な医療品を15分で手に入れることができるようになることを目指しています。

    既存インフラに左右されない医療の配送が可能になることで、地域格差はもちろんのこと、緊急時の医療の提供にも多きく貢献すると期待されています。 空飛ぶ救急箱「Zipline」
  • スマホが診察室になる「Curon」

    MICIN,Incは、スマホで診察・処方を受けられる遠隔診療アプリ「Curon」を提供しています。

    患者はアプリで診察を予約し、病院に病状や検査データを送ります。それらを元に医師の診断を受け処方箋を出してもらい、必要に応じて、ビデオ通話による受診を行います。薬がなくなりそうな患者には問診票が自動で送付されるため、継続的な治療につながります。

    問診の回答やビデオ通話などオンラインによる効率的な診察・処方が可能になると、医師の対面診療の時間が増え、慢性疾患を中心に多くの患者に医療費の削減がもたらされ、さらに地域格差の解消に繋がると期待されています。 スマホが診察室になる「Curon」
  • トイレでかんたん健康チェック「サイマックス」

    サイマックスは、トイレの排泄物で健康状態をチェックできるサービスを開発する、日本のベンチャー企業です。

    独自のバイオセンシング技術を使い、時系列のヘルスケアデータを解析できます。普段の生活のなかで自然に健康状態を計測し、計測時も非侵襲でかんたんに取得できる点が特徴です。

    日本では約60%の人が生活習慣病で亡くなっていると言われていますが、早期発見をすることで命を救うだけでなく、治癒率を向上させ、治療費負担も大幅に改善することができます。しかし自覚症状が無い状態での健康チェックは人間ドックなど定期検診に依存しているため、気づいた時には病状が進行するケースも珍しくなく、近隣に医療機関がない地域ではこうした定期検診すら満足に行われないケースも存在します。

    サイマックスのサービスは、まずは多く人が集まる公共機関や企業の施設などで導入を展開しており、既に福岡市での実証実験も開始されています。

    (関連記事)
    健康不安のない未来は“トイレ”から。自分の健康状態を可視化する生活 ―― サイマックス株式会社

    https://astavision.com/contents/interview/4483 トイレでかんたん健康チェック「サイマックス」
  • 医療施設や電源のない場所でも健康チェックを「ライトタッチテクノロジー」

    ライトタッチテクノロジー社は、光を使って血糖値を測定する、採血不要の技術を開発する日本のベンチャー企業です。

    血中グルコースの微弱な情報を高輝度中赤外光レーザーによって高精度検出する技術を開発しており、注射の必要が無いため医療廃棄物も発生せず、感染症の懸念もありません。光に手をかざし、5秒程度で血糖値を手軽に測定できます。

    また、この装置は現在ラップトップサイズ・モバイルサイズと小型化に向けた技術開発が行われており、これが実現することで十分な医療施設のない、もしくは遠方にあり電源もない場所の、健康診断が受けられない途上国でも利用できるため、感染症の予防などにも貢献すると考えられています。

    現在は糖を検出し、生活習慣病や糖尿病などの測定に活用されていますが、ターゲットとなる物質を変えていく事で、様々な健康状態の測定が可能になると考えられています。

    (参考記事)
    病気のない社会を、採血不要の最先端レーザー技術で実現する。――Light Touch Technology
    https://astavision.com/contents/interview/5139 医療施設や電源のない場所でも健康チェックを「ライトタッチテクノロジー」
  • インドで質の高い医療を提供「BAIRO」

    http://bairohealth.com/hp-index.phpBAIROは安価で質の高い保険医療サービスを提供する、インドのベンチャー企業です。

    彼らのサービスは年間保険料を支払うことで、インド国内において最大60%の節約になる処方箋サービスや、歯や目の検査と治療、医師の診察を最大30%引きで受けられるサービスを、個人・法人向けに提供しています。
    サービスの利用は24時間365日オンライン上で可能であり、いまいる場所から近い医療施設を探すこともできます。

    日本国内程保険制度・医療制度が整備されていない国や地域では、日々の健康管理や病気治療を行う際に膨大な時間や費用がかかるケースも珍しくなく、生活水準の高くない人は満足できるサービスを受けられない事情を抱えています。

    2015年の創業後、資金調達を経て現在はサービス拡大に向けて事業を推進している段階です。 インドで質の高い医療を提供「BAIRO」

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