電子マネー・決済

fintech(フィンテック)・新しい金融

最終更新日:2017/07/04

推定市場規模
7兆円

 もはや硬貨や紙幣の通貨とは「金銭価値」を受け渡すための媒体にすぎず目に見えるものではなくなってきた。
 クレジットというカードの受け渡しで"数字"が動き、インターネットでは電子マネーによって財布すら手に取らず「スマホ決済」と呼ばれる個人や小規模店舗でもクレジット決済可能になる手頃なシステムが注目を浴びる時代となり、「クラウドファンディング」はベンチャー企業における資金調達手法に留まらず、防災や市民ジャーナリズムなど幅広い分野への出資に活用されている。
 その資金流動化の一端である電子マネー国内市場は、既に7兆円規模と数年前と比べ177%成長の状況にあると富士キメラ総研によって発表されている。

 今後の社会はfintech(フィンテック)と呼ばれる金融×IT領域への投資が進むなど、抱える問題を解決するだけでなく更に新たな資金の電子化・流動化が進むことによって、より経済を回し社会を発展させるだろう。

未来への変化の兆し

  • 経済を流動化するスマホ決済

     電子マネーという概念がインターネット上では多用され決済方法は従来よりも多様化したが、それにより個人情報入力の手間やアカウント乗っ取り等のセキュリティ面での問題が発生するようになった。

     スマートフォンを利用したクレジットカード決済が2012年9月ペイパル日本法人により「ペイパル・ヒア」として導入が開始し、12月には楽天、翌年4月にはコイニ―が続き、スクエアもが日本市場のスマホ決済に乗り込んだ。
    後発のスクエアとコイニ―はスマホに装着するカードリーダーをユーザに郵送し、申し込みはウェブ上で身分証明書をアップロードするか金融機関などの情報を入力するだけで簡易に利用開始可能なサービスを導入し、これによりスマホを所持しているだけでクレジット決済が可能になる。
    またセキュリティは厳重でカードリーダーで読み取った瞬間に情報を暗号化し使用時はデータセンターに常時接続されるため不審な利用は即座に検知され、従来のカード決済のように一時的であれ店員にカードの主導権を渡すことはなくなる。

     カード決済が容易になり安心して買い物ができるようになるだけでなく、事業主側は大仰な手続きを踏むことなくクレジット決済機能が導入可能となるため、クレジット決済ができないことで客足が遠ざかることはなくなり経済の流れはより流動化されるだろう。 経済を流動化するスマホ決済
  • 顔パス決済

     近年スマートフォンを誰もが持ち歩ける時代となり、多くのサービスがスマートフォンを介して提供されるようになった。一方、決済方法に至っては現金での支払いが主流だったものがクレジットカード決済・電子マネーが流行するようになり多様な支払い方法が提供されるものの手間やセキュリティといった問題が懸念されていた。
    そこで現金を用いない新たな決済方法として「顔パス」という手間と不正を打開する手段が試みられている。

     インターネットでの決済サービスを提供するPayPal社が、リアル店舗での位置情報を利用したチェックインをアプリ上で行うことで財布を所持せず支払うサービスを2013年日本でも導入を開始した。
    このサービスは対応店舗にチェックインするとあらかじめ登録したクレジットカード情報からリアル店舗でのオンライン決済が「顔パス」風に行え、財布を持ち歩くことなくスマートフォン一つで支払いを解決する。

     多種多様な商品の購入やサービスの提供が行われるようになった時代に併せ、決済方法も新たな試みが増えたことで利用者はより便利で安全な生活が送れるようになり、今後は財布を持ち歩くことなくスマートな仕組みがますます定着していくことだろう。
    顔パス決済

現在集まっている公募課題

  • あなたもastamuseに課題を掲載してみませんか?
    astamuseには月間150万人の技術者がサイトを訪れています。

    astamuseに課題掲載しませんか? あなたの技術的な課題に応えられる技術者がastamuseにはいるかもしれません。 技術分野問わず、未来につながる技術課題をastamuseに掲載してみませんか?

    課題掲載について問い合わせる

本ページに掲載されている公募案件については時点での内容を掲載しております。
各公募内容における報酬や条件、詳細につきましては各リンク先に記載されている内容を
ご確認頂けますようよろしくお願いいたします。

この課題を解決するために共有する

この課題に関連する成長市場

関連する成長市場はありません

「fintech(フィンテック)・新しい金融」に関連する未来の課題